EVILは、1987年1月26日生まれ、静岡県三島市出身の日本人プロレスラーだ。本名は渡辺高章(わたなべ・たかあき)。2026年11月現在はWWEのNXTブランドに所属し、「Naraku(奈落)」という新しいリングネームで活動している。
身長は178cm、体重は106kg。重量級の体格を生かしたパワーファイトに加え、関節技やラフファイトも得意とする。リング上では黒を基調とした衣装、不気味な表情、威圧的な言動を組み合わせ、「キング・オブ・ダークネス」のキャラクターを確立した。
プロレスデビューは2011年5月13日。新日本プロレスの若手選手であるヤングライオンとしてキャリアをスタートさせた。当時は現在のような悪役ではなく、海外遠征を経験する前の若手レスラーだった。
渡辺高章からEVILへの変貌2013年10月には海外武者修行に出発。アメリカを中心に活動し、ROH(リング・オブ・オナー)などの団体で経験を積んだ。この期間は、国内でのキャリアを一度リセットし、海外のプロレス文化を吸収する重要な時期となった。
2015年10月12日、新日本プロレスの両国大会に内藤哲也が連れてきたパレハとして登場。新しいリングネーム「EVIL」を名乗り、内藤の仲間として活動を始めた。
当初のEVILは、内藤哲也やBUSHI、SANADAらとともにロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(L・I・J)の一員として戦っていた。ダークな外見と独特の存在感は、ユニットの世界観ともよく合っていた。
ここで押さえておきたいのは、EVILという名前が単なるリングネーム以上の意味を持っていることだ。渡辺高章としての若手時代から、海外修行を経て、暗黒の王というキャラクターを確立するまでの変化そのものが、彼のキャリアの大きな特徴となっている。
【EVILの経歴・戦績】内藤哲也との出会いから2026年WWE移籍まで

EVILのキャリアは、大きく分けてヤングライオン時代、L・I・J時代、BULLET CLUB時代、HOUSE OF TORTURE時代、そしてWWE時代に整理できる。
特に2020年は、レスラーとしての立場が一変した年だった。NEW JAPAN CUP優勝、内藤哲也への裏切り、IWGP二冠戴冠という出来事が短期間に続き、EVILは新日本プロレスのトップヒールへと変貌した。
EVILの主要キャリア年表| 時期 | 主な出来事 | キャリア上の意味 |
|---|---|---|
| 2011年5月 | 渡辺高章として新日本プロレスデビュー | ヤングライオンとしてキャリアを開始 |
| 2013~2015年 | アメリカへの海外武者修行 | ROHなどで経験を積む |
| 2015年10月 | EVILとして凱旋、内藤哲也と合流 | L・I・Jの一員となる |
| 2017~2018年 | SANADAとのタッグでWORLD TAG LEAGUE連覇 | タッグ戦線で実績を残す |
| 2020年7月11日 | NEW JAPAN CUP 2020優勝、内藤哲也を裏切る | BULLET CLUBに加入 |
| 2020年7月12日 | 内藤哲也を破りIWGP二冠王者に | 初のIWGPヘビー級王座獲得 |
| 2021年9月 | HOUSE OF TORTUREを結成 | 独自のヒールユニットを率いる |
| 2025年10月13日 | NEVER無差別級王座を獲得 | 通算4度目の戴冠 |
| 2026年1月4日 | ウルフアロンに敗れてNEVER王座陥落 | 東京ドームでの重要な節目 |
| 2026年1月末 | 新日本プロレスとの契約満了・退団 | 約15年に及ぶ新日本での活動に区切り |
| 2026年4月28日 | WWE NXTに登場 | アメリカで新たなキャリアを開始 |
| 2026年5月5日 | 新リングネームNarakuを発表 | WWE仕様の新キャラクターへ移行 |
| 2026年10月31日 | Halloween HavocでShiloh Hillと対戦 | 敗戦後もNXTで抗争を展開 |
この年表から分かるのは、EVILが単に海外へ移籍しただけではなく、日本で長期間かけて築いたキャラクターと実績を土台に、新しい市場へ進出したということだ。
【内藤哲也を裏切った真相】EVILのヒール転向はなぜ起きた?
EVILのキャリアを語るうえで外せないのが、2020年7月11日の大阪城ホール大会だ。この日のNEW JAPAN CUP 2020決勝戦でEVILはオカダ・カズチカを破り、初優勝を果たした。
しかし、試合後に起きた出来事は優勝以上の衝撃を与えた。
2020年7月11日、内藤哲也との関係が崩壊試合後、翌日にIWGPヘビー級王座とIWGPインターコンチネンタル王座の防衛戦を控えていた内藤哲也がリングに登場。仲間としてEVILを祝福しようとする展開となった。
ところがEVILは内藤の差し出した拳に応じず、攻撃を仕掛けた。さらにL・I・Jを裏切り、BULLET CLUBへの加入を表明。長く同じユニットで活動してきた内藤との関係を断ち切った。
これは単なる仲間割れではない。内藤のパレハとして登場したEVILが、今度は内藤の最大の敵になるという、ストーリー上の大きな転換だった。
翌日のDOMINIONでIWGP二冠を奪取翌7月12日のDOMINION in OSAKA-JO HALLでは、内藤哲也が保持するIWGPヘビー級王座とIWGPインターコンチネンタル王座に挑戦した。
EVILはディック東郷の介入などを利用したダーティーファイトを展開し、内藤を撃破。IWGPヘビー級王座とIWGPインターコンチネンタル王座を同時に獲得した。
これによってEVILは、NEW JAPAN CUP優勝者から一気に二冠王者へと駆け上がった。
当時の一連の展開には、EVILがL・I・Jの仲間として培ってきた関係性を逆手に取るという演出上の意味もあった。内藤の信頼を裏切ることで、観客に強烈な感情を抱かせることに成功したのである。
なお、このヒール転向はリング上のストーリーとしての出来事だ。実生活で内藤哲也と不仲になったことを意味するものではない。
【HOUSE OF TORTUREとは?】メンバーとEVILが築いた悪の戦術
EVILのヒール像をさらに強固にしたのが、HOUSE OF TORTURE(ハウス・オブ・トーチャー、H.O.T)だ。
2021年9月4日、EVILはディック東郷、高橋裕二郎、SHOらとともにBULLET CLUB内のサブユニットとしてHOUSE OF TORTUREを結成した。
その後、成田蓮や金丸義信、SANADA、DOUKIなども加わり、時期によって構成を変えながら活動してきた。
HOUSE OF TORTUREの主なメンバー- EVIL:創設者で初代リーダー。ユニットの中心として試合を支配した。
- ディック東郷:参謀的存在。反則攻撃や試合介入を支える重要人物。
- 高橋裕二郎:初期からの主要メンバー。EVILとの連携で相手を追い詰める。
- SHO:ジュニアヘビー級戦線でも活躍するメンバー。ラフファイトを得意とする。
- 成田蓮:2023年に加入。EVIL退団後はユニットを引き継ぐ立場となった。
- 金丸義信:試合巧者として反則や介入を含む戦術を担う。
- SANADA:2025年に加入した元L・I・Jのメンバー。
- DOUKI、バッドラック・ファレ、チェーズ・オーエンズなど:時期に応じてユニットに加わった選手たち。
メンバーは固定ではなく、加入や離脱によって変化している。特に2026年1月のEVIL退団後は、成田蓮が新たな中心人物として活動するようになった。
なぜHOUSE OF TORTUREは嫌われるのかH.O.Tの試合スタイルは、正統派の技の応酬とは大きく異なる。
代表的なのは、レフェリーの死角を利用した攻撃、場外からの介入、凶器の使用、急所攻撃、仲間との連携による数的優位などだ。
こうした戦術は、試合の公平性を崩す一方で、観客に強烈な不満や怒りを抱かせる。ヒールユニットとして相手選手や観客の感情を動かすことが、H.O.Tの重要な役割だった。
EVILの巧みさは、こうした反則的な展開を単なる乱闘で終わらせず、試合全体のストーリーに組み込んできた点にある。
2026年2月には新日本プロレス公式の大会情報でも、EVILからH.O.Tを託された成田蓮がNEVER無差別級王座を獲得したことが紹介された。EVILの退団後も、ユニットの存在感は維持されている。
【IWGP・NEVER王座の実績】EVILはどれほど強いレスラーなのか
EVILの実績は、ヒールとしての知名度だけでは説明できない。シングル、タッグ、ユニット戦線のそれぞれでタイトルを獲得している。
主要タイトル獲得歴- IWGPヘビー級王座:1回
- IWGPインターコンチネンタル王座:1回
- IWGPタッグ王座:2回(SANADAとのタッグ)
- NEVER無差別級王座:4回
- NEVER無差別級6人タッグ王座:6回
- NEW JAPAN CUP:2020年優勝
- WORLD TAG LEAGUE:2017年・2018年優勝(SANADAとのタッグ)
特筆すべきは、2020年にIWGPヘビー級王座とIWGPインターコンチネンタル王座を同時保持したことだ。NEVER無差別級6人タッグ王座も同時に保持していた期間があり、新日本プロレス史上初の3冠王者となった。
NEVER無差別級王座は歴代4度の戴冠NEVER無差別級王座は、EVILにとって特に縁の深いタイトルだ。
2022年1月4日の東京ドーム大会で石井智宏を破り初戴冠。その後も王座を獲得し、2024年1月20日にはタマ・トンガを破って第43代王者となった。
さらに2025年10月13日、KING OF PRO-WRESTLING 2025でボルチン・オレッグを破り、第49代王者に輝いた。これが通算4度目のNEVER無差別級王座獲得だった。
この王座は2026年1月4日のウルフアロン戦まで保持していた。つまり、EVILの新日本時代最後の大きなタイトルストーリーを締めくくったのもNEVER無差別級王座だった。
EVILの必殺技・得意技- EVIL:相手の首や上半身を抱え込んで叩きつけるSTO系の技。EVILを代表するフィニッシュホールド。
- ダークネスフォールズ:ファイヤーマンズキャリーから相手を落とすスパインバスター系の技。EVILの代表的な得意技の一つ。
- ダークネススコーピオン:相手の脚を極めるサソリ固め系の関節技。
- バンシーマズル:腕を絡めて相手の首を固定するフェイスロック系の技。
- マジックキラー:SANADAとのタッグ時代に使用した合体技。
特に混同されやすいのがダークネスフォールズとEVILだ。ダークネスフォールズは重要な得意技だが、代表的なフィニッシュホールドとして知られるのはSTO系のEVILである。
EVILの入場テーマ曲EVILの入場曲も、キャラクターの変化と深く結び付いている。
- Go For Broke:ヤングライオン時代のテーマ曲。
- Black Deeds:2015年のEVILとしての凱旋後から2020年7月のヒール転向まで使用。
- EVolve:BULLET CLUB加入後から2026年1月の新日本退団まで使用。
- Mech Invasion:WWEのNXT移籍後、Narakuとして使用するテーマ曲。
Black DeedsからEVolveへの変更は、L・I・J時代からBULLET CLUB時代への移行を象徴していた。さらにWWEではMech Invasionへと変わり、リングネームだけでなく入場時の演出も新しいものになった。
【2026年最新】EVILの新日本退団理由とWWE NXT参戦の全貌
2026年のEVILをめぐる最大のニュースは、新日本プロレスからの退団とWWE移籍だ。
2026年1月末、新日本プロレスとの契約が満了新日本プロレスは2026年1月26日、EVILが1月末をもって契約満了となり、退団すると公式発表した。
「この度、EVIL選手は2026年1月末をもって弊社との契約を満了。本人との話し合いの結果、新日本プロレスを退団することとなりました」
発表では、長年応援してきたファンに対する謝意と、突然の知らせとなったことへのお詫びも伝えられた。
退団の直接的な理由として公表されたのは契約満了と本人との話し合いである。待遇への不満や新日本との確執が公式に明らかにされたわけではない。
一方、退団発表前後から海外プロレスメディアではWWE移籍の可能性が報じられていた。2026年1月27日にはFightfulがWWEとの交渉について報道。4月24日にはFightfulがPWInsiderの情報として、EVILのWWE契約を伝えた。
したがって、退団とWWE移籍は時系列上つながっている。ただし、契約満了の公式説明と、移籍に関するメディア報道は分けて理解する必要がある。
ウルフアロンとの東京ドーム決戦で敗北EVILの新日本プロレス最後の大きなタイトルマッチは、2026年1月4日のWRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドームだった。
対戦相手は東京五輪男子柔道100kg級金メダリストのウルフアロン。プロレスデビュー戦でいきなりNEVER無差別級王座に挑戦するという異例のカードだった。
試合は12分53秒、ウルフアロンが三角絞めを決め、レフェリーストップによって勝利。EVILはNEVER無差別級王座を失った。
この試合はウルフアロンのプロレスデビューという話題性だけでなく、王者EVILが新日本で最後に迎えた大舞台という意味でも印象深いものになった。
2026年4月28日、WWE NXTに登場2026年4月28日、EVILはWWEのNXTに登場した。
番組ではNXT王者トニー・ダンジェロがリング上で話しているところに、フードをかぶった人物が現れた。人物はリングに上がり、フードを脱ぐと、そこにいたのは元新日本プロレスのEVILだった。
日本での実績を持つ元IWGP王者がNXTのリングに現れたことで、海外移籍が実際のものとなった。
新リングネームはNaraku(奈落)2026年5月5日のNXTでは、新しいリングネームが「Naraku」と発表された。
移籍前には「Nox Raijin」という名前になるとの報道もあったが、実際にWWEが使用したのはNarakuだった。
日本語の「奈落」を意味する名称であり、EVIL時代の暗黒的なイメージを引き継ぎながら、WWE独自のキャラクターとして再構築されている。
2026年夏にはNXT王者トニー・ダンジェロとの抗争が展開され、タイトルにも挑戦した。WWEでは日本時代の反則主体のヒール像に加えて、独特のミスト攻撃や不気味な演出も取り入れられている。
2026年10月31日のHalloween Havocで敗北2026年11月5日時点で確認できる直近の大きな試合は、10月31日に開催されたNXT Halloween HavocでのShiloh Hill戦だ。
この試合は通常のリング上の攻防だけでなく、ミストを使った演出や映像的な仕掛けを取り入れた特殊な形式で行われた。
最終的にはShiloh HillがWhisper to the Beastを決めて勝利。Narakuは敗れた。
翌11月4日のNXT公式結果ではNarakuの試合は確認できず、10月31日の敗戦が直近の確認できる試合結果となっている。
新日本で培った知名度を持つNarakuが、WWEでどのようなポジションを築くのかは今後の注目点だ。
【EVILの評判と実力】なぜ評価が分かれるのか?
EVILのプロレスラーとしての評価を考える場合、純粋な技術力とヒールとしての演出力を分けて見る必要がある。
評価されるポイント最初に、試合運びの巧さが挙げられる。
EVILは相手の技を受けるだけでなく、反則や場外介入を使って試合の流れを変え、観客の感情を揺さぶる能力に長けている。
日刊スポーツも2026年1月の退団報道で、大物選手の節目の相手として起用され、対戦相手の良さを最大限に引き出す実力派レスラーとして評価されてきたことを紹介している。
また、SANADAとのタッグではWORLD TAG LEAGUEを2連覇し、IWGPタッグ王座も獲得。シングル戦だけでなく、タッグとしても実績を残している。
批判や賛否が生まれるポイント一方、HOUSE OF TORTURE時代の試合では、反則や介入が多用されるため、正面からの技術的な攻防を好むファンには物足りなく映ることもある。
特に、レフェリーの死角を利用した攻撃や凶器の使用が繰り返される展開は、試合の結果を予測しにくくする反面、展開が似通っていると感じられる場合もある。
ただし、ヒールレスラーの評価は勝敗や技の種類だけで決められない。観客に怒りを抱かせ、対戦相手を応援したくなる状況を作り出すことも重要な仕事だからだ。
EVILは、技術的な正統派レスラーというよりも、キャラクターと試合構成によって観客を引き込むタイプのレスラーとして評価するのが適切だ。
【プロの結論】EVILの本当の強みは日本と海外をつなぐキャラクター力
EVILのキャリアを振り返ると、最も大きな強みは自分の立場に合わせてキャラクターを変化させてきたことにある。
渡辺高章として新日本の若手時代を過ごし、海外修行を経てEVILとして凱旋。内藤哲也のパレハとして人気を獲得した後、2020年には仲間を裏切ることでトップヒールへと転身した。
さらにHOUSE OF TORTUREのリーダーとなり、ユニットを通じて自分の存在感を高めた。2026年には新日本を離れ、WWEでNarakuとして新しい物語を始めている。
この変化は、単に所属団体やリングネームが変わったという話ではない。日本で長期間育てたキャラクターを、海外の観客にも伝わる形へ再構築する挑戦だ。
今後の評価を判断する要点は次の3つに整理できる。
- 試合内容:反則や介入だけでなく、シングルマッチでの攻防や技術的な見せ場を増やせるか。
- キャラクターの定着:EVIL時代の知名度をNarakuという新しい名前に結び付けられるか。
- タイトル戦線への復帰:NXTで継続的に存在感を示し、主要タイトルを争う位置に進めるか。
特に注目したいのは、EVIL時代の実績をWWEがどのように扱っていくかという点だ。IWGP王者という肩書きは大きな経歴だが、WWEでは新しいブランドの中で実力と存在感を改めて証明する必要がある。
日本のファンにとっても、EVILからNarakuへの変化は見逃せないキャリアの転換点だ。
キング・オブ・ダークネスEVILに関するよくある質問(FAQ)
Q1:EVILの本名は何ですか?
A1:本名は渡辺高章(わたなべ・たかあき)です。1987年1月26日生まれ、静岡県三島市出身で、2011年5月13日に新日本プロレスでデビューしました。
Q2:EVILはなぜ新日本プロレスを退団したのですか?
A2:2026年1月末の契約満了と本人との話し合いによる退団です。その後、WWEとの契約が報じられ、4月28日にNXTへ登場しました。契約条件などの詳細な退団理由は公表されていません。
Q3:EVILはウルフアロンに勝ちましたか?
A3:いいえ。2026年1月4日の東京ドーム大会でNEVER無差別級王座を懸けて対戦し、12分53秒、三角絞めによるレフェリーストップでウルフアロンが勝利しました。
Q4:EVILは現在WWEで何という名前ですか?
A4:Naraku(奈落)です。2026年5月5日のNXTで新リングネームが発表され、以降はこの名前で活動しています。
Q5:EVILの必殺技は何ですか?
A5:代表的なフィニッシュホールドはSTO系の「EVIL」です。そのほか、ダークネスフォールズ、ダークネススコーピオン、バンシーマズルなども使用します。
Q6:EVILはIWGPヘビー級王座を獲得したことがありますか?
A6:あります。2020年7月12日、DOMINIONで内藤哲也を破りIWGPヘビー級王座とIWGPインターコンチネンタル王座を同時に獲得しました。
キング・オブ・ダークネスEVILは、本名・渡辺高章として2011年に新日本プロレスでデビューし、海外修行、内藤哲也との共闘、2020年の裏切り、IWGP二冠戴冠、HOUSE OF TORTURE結成と、数多くの転換点を経験してきた。
新日本プロレスで獲得した主な実績は、IWGPヘビー級王座1回、IWGPインターコンチネンタル王座1回、IWGPタッグ王座2回、NEVER無差別級王座4回、NEVER無差別級6人タッグ王座6回。2020年のNEW JAPAN CUP優勝も代表的な功績だ。
2026年1月末の退団、4月のWWE NXT登場、5月のNarakuへの改名によって、キャリアは新たな段階に入った。10月31日のHalloween HavocではShiloh Hillに敗れたものの、NXTでのストーリーは続いている。
日本マットで築いた暗黒の王という存在感を、WWEでどこまで発揮できるのか。渡辺高章からEVILへ、そしてNarakuへ。キング・オブ・ダークネスの次の挑戦に注目したい。
主な確認資料: 新日本プロレス公式の王座履歴・大会結果・退団発表、WWE公式のNXT大会結果、日刊スポーツ、スポニチ、Fightful、F4W/Wrestling Observerの報道。