「騎士竜戦隊リュウソウジャー」は、恐竜と騎士をモチーフにしたスーパー戦隊シリーズ第43作。2019年3月17日から2020年3月1日までテレビ朝日系列で放送され、古代から続くリュウソウ族と、地球征服を狙うドルイドン族との戦いを描いた作品だ。
一ノ瀬颯演じるリュウソウレッド/コウを中心に、綱啓永、尾碕真花、兵頭功海らが出演。恐竜の力を宿した騎士竜、変身アイテムのリュウソウチェンジャー、個性豊かな巨大ロボットなど、子どもから特撮ファンまで楽しめる要素が詰まっている。2026年現在も、放送期間やキャスト、最終回の結末、劇場版の内容を振り返りたい人にとって押さえておきたい作品だ。
【作品の基本情報】騎士竜戦隊リュウソウジャーの放送期間とあらすじ

「騎士竜戦隊リュウソウジャー」は、恐竜の力と騎士の精神を融合させたスーパー戦隊作品だ。東映とテレビ朝日が制作し、シリーズ第43作として2019年3月にスタートした。
2019年から2020年まで全48話を放送放送期間は2019年3月17日から2020年3月1日まで。テレビ朝日系列で毎週日曜日の午前9時30分から放送された。
作品のキャッチコピーは「正義に仕える5本の剣」。恐竜戦隊というシリーズの人気モチーフに、西洋の騎士を思わせるデザインや世界観を組み合わせている。
東映の公式作品情報でも、第43作として紹介されており、2019年3月17日の放送開始から2020年3月1日の最終話まで、1年間にわたって物語が展開された。
6500万年前から続くリュウソウ族とドルイドンの因縁物語の中心となるのは、古代から騎士竜を守り続けてきたリュウソウ族だ。
6500万年前、地球に巨大隕石が迫った際、戦闘民族ドルイドンは宇宙へと脱出した。その後、長い年月を経て独自の進化を遂げたドルイドンが、地球を再び支配するために帰還する。
その脅威に立ち向かうのが、リュウソウ族の若者であるコウ、メルト、アスナ、トワ、バンバの5人。彼らは先代のマスターたちから騎士の使命を受け継ぎ、封印されていた騎士竜の力を呼び覚ます。
物語の序盤では、コウ、メルト、アスナの3人が中心となって戦いを開始。やがて別行動をしていたトワとバンバが加わり、さらに第14話から海のリュウソウ族であるカナロが登場する。
テレビ朝日の第1話公式あらすじでは、リュウソウ族の祖先がドルイドンに対抗するために騎士竜を作り出したことも説明されている。単なる恐竜と怪人の戦いではなく、古代から続く種族の歴史が物語の土台になっている点が特徴だ。
【キャスト・登場人物一覧】リュウソウレッドからゴールドまで主要6人を紹介
本作の中心となるのは、陸のリュウソウ族の5人と、後から仲間に加わる海のリュウソウ族のカナロだ。
それぞれ異なる騎士としての資質を持ち、性格や戦闘スタイルにも違いがある。俳優陣にとっても、本作はキャリアの重要な出演作となった。
主要キャスト・キャラクター対照表| キャラクター | 変身後の名称 | 出演俳優 | キャラクターの特徴 |
|---|---|---|---|
| コウ | リュウソウレッド | 一ノ瀬颯 | 勇猛の騎士。明るく勇敢で、仲間を引っ張る中心人物。 |
| メルト | リュウソウブルー | 綱啓永 | 叡智の騎士。冷静な判断力と豊富な知識を持つ。 |
| アスナ | リュウソウピンク | 尾碕真花 | 剛健の騎士。明るく食いしん坊で、並外れた怪力の持ち主。 |
| トワ | リュウソウグリーン | 小原唯和 | 疾風の騎士。素早い判断とスピードを武器にする。 |
| バンバ | リュウソウブラック | 岸田タツヤ | 威風の騎士。経験豊富で実力が高く、トワの兄でもある。 |
| カナロ | リュウソウゴールド | 兵頭功海 | 栄光の騎士。海のリュウソウ族で、モサレックスを相棒にする。 |
※人物設定と配役は、テレビ朝日の公式キャラクター紹介および東映のキャスト発表に基づく。
一ノ瀬颯が演じるリュウソウレッド/コウ主人公のコウは、天性の才能を持つ快活な青年。好奇心旺盛で、困難に直面しても恐れず突き進む勇敢さがある。
相棒は、ティラノサウルスを強化した騎士竜ティラミーゴ。リュウソウレッドとして戦うだけでなく、ティラミーゴとの掛け合いも作品の大きな魅力になっている。
演じる一ノ瀬颯は1997年4月8日生まれ、東京都出身。2018年に芸能界入りし、翌2019年に本作の主演に抜擢された。俳優としての初期キャリアを代表する作品の一つだ。
綱啓永が演じるリュウソウブルー/メルトメルトは知識と判断力に優れた理論派。コウとは幼なじみであり、無鉄砲に見えるコウの行動を支える存在でもある。
慎重な性格で、状況を分析してから動くタイプだが、仲間との経験を通して精神的にも成長していく。
演じる綱啓永は1998年12月24日生まれ、千葉県出身。2017年の第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを獲得。本作は全国放送のテレビドラマへの出演という意味でも大きな転機となった。
尾碕真花が演じるリュウソウピンク/アスナアスナは、明るく愛嬌のある剛健の騎士。食べることが大好きで、普段は親しみやすい雰囲気だが、戦闘では圧倒的な怪力を発揮する。
演じる尾碕真花は2000年12月2日生まれ、高知県出身。2012年の第13回全日本国民的美少女コンテストで審査員特別賞を受賞した経歴を持つ。本作ではヒロインとしてアスナを演じ、作品を彩った。
小原唯和・岸田タツヤ・兵頭功海が演じる3人の騎士トワ役の小原唯和は、スピードに秀でたリュウソウグリーンを演じる。トワはバンバの弟で、負けず嫌いな性格と高い身体能力が特徴だ。
岸田タツヤが演じるバンバは、寡黙で使命感が強いリュウソウブラック。弟のトワを大切に思いながらも、厳しい判断を下すことがある複雑な人物として描かれる。
兵頭功海が演じるカナロは、第14話から登場するリュウソウゴールド。海のリュウソウ族の末裔で、一族の再興を考えている。婚活に励むというユニークな設定もあり、ほかのメンバーとは違ったコミカルな魅力を持つ。
物語を支えるサブキャストと声優陣変身する6人以外にも、物語を支える人物が登場する。
- 龍井うい:金城茉奈。動画チャンネルを配信する龍井家の娘。
- オト:田牧そら。カナロの妹。
- 龍井尚久:吹越満。騎士竜やリュウソウ族に関わる重要人物。
- ティラミーゴの声:てらそままさき。
- クレオンの声:白石涼子。
- ワイズルーの声:緑川光。
- ディメボルケーノの声:高木渉。
特に、吹越満演じる龍井尚久や金城茉奈演じるういは、騎士たちの日常と戦いをつなぐ存在として重要な役割を果たしている。
【変身アイテム・騎士竜・ロボ一覧】リュウソウルとキシリュウオーの魅力
本作の大きな特徴は、変身アイテムと騎士竜、巨大ロボットが一つの世界観で結びついていることだ。
リュウソウチェンジャーとリュウソウルとは?基本となる5人の変身アイテムがリュウソウチェンジャーだ。騎士竜の魂を宿したアイテム「リュウソウル」を装填することで、それぞれの戦士に変身する。
リュウソウルは変身だけでなく、戦闘能力を高める強竜装などにも使われる。種類によって異なる属性や特殊能力を発揮できるため、戦況に応じて使い分けることが重要になる。
コウの場合はレッドリュウソウルを使用する。さらにマックスリュウソウチェンジャーとマックスリュウソウルによる強化形態も登場する。
一方、カナロはほかの5人とは異なる専用アイテムを使用。ゴールドリュウソウルをモサチェンジャーに装填し、リュウソウゴールドに変身する。
騎士竜ティラミーゴをはじめとする恐竜たち騎士竜とは、ドルイドンに対抗するためにリュウソウ族の祖先が強化して作り出した、鎧を装備した恐竜たちのこと。
単なる巨大な恐竜ではなく、リュウソウジャーと心を通わせながら戦う仲間として描かれている。
代表的な騎士竜は以下のとおりだ。
- ティラミーゴ:ティラノサウルスをモチーフにしたコウの相棒。
- トリケーン:メルトの相棒となるトリケラトプス型の騎士竜。
- アンキローゼ:アスナの相棒となるアンキロサウルス型の騎士竜。
- タイガランス:トワの相棒。
- ミルニードル:バンバの相棒。
- モサレックス:カナロの相棒となる海の騎士竜。
- ディメボルケーノ:炎の力を持つ騎士竜。
- プテラードン:空を飛ぶ能力を持つ騎士竜。
このほかにも、アンモナックルズ、スピノサンダー、シャドーラプター、シャインラプター、コスモラプター、パキガルー、チビガルーなど、さまざまな騎士竜が登場する。
キシリュウオーを中心としたロボ一覧騎士竜は戦闘時に合体し、巨大ロボットとして活躍する。最初に注目したいのが、ティラミーゴを中心に構成されるキシリュウオーだ。
テレビ朝日の公式騎士竜紹介では、以下のようなロボットが掲載されている。
- キシリュウオー:ティラミーゴを中心とした基本形態。
- キシリュウオースリーナイツ:複数の騎士竜が合体した初期の代表的形態。
- キシリュウオータイガランス:タイガランスの力を取り入れた形態。
- キシリュウオーミルニードル:ミルニードルの能力を組み合わせた形態。
- キシリュウオーファイブナイツ:5体の騎士竜の連携による強力な合体形態。
- キシリュウネプチューン:海の騎士竜を中心としたロボット。
- ギガントキシリュウオー:複数の騎士竜の力を集結させた大型形態。
- ヨクリュウオー:プテラードンを中心とするロボット。
- キシリュウオージェット:空中戦にも対応する形態。
- キングキシリュウオー:複数の騎士竜の力を結集した強力な形態。
このほか、キシリュウオーディメボルケーノ、キシリュウオーコスモラプター、キシリュウオーパキガルーなども存在する。
注目したいのは、ロボットが単純に強くなるだけではなく、騎士竜の組み合わせによって戦い方そのものが変化する点だ。恐竜の個性を生かした合体システムが、作品のメカニック面を支えている。
【敵組織とマイナソー】ドルイドンが地球を狙う理由と作品の深いテーマ
リュウソウジャーの敵として登場するのが、宇宙から帰還した戦闘民族ドルイドンだ。
序盤は地球征服を狙う敵との戦いが中心となるが、物語が進むにつれてドルイドンとリュウソウ族の歴史が明らかになり、単純な善悪の対立では説明できない展開へと変化していく。
ドルイドンとクレオン、ワイズルーの存在ドルイドンは、6500万年前に地球を離れた戦闘民族。長い年月を宇宙で過ごした後、再び地球に侵攻する。
クレオンはドルイドン側で活動する存在で、ワイズルーやガチレウスなど、個性の異なる敵キャラクターとともにリュウソウジャーを苦しめる。
敵側にもそれぞれの性格や行動原理があり、戦闘だけでなくコミカルな場面も用意されている。特にクレオンとワイズルーの掛け合いは、作品の雰囲気を特徴づける要素の一つだ。
マイナソーは人間のマイナス感情から生まれる怪物本作を語るうえで欠かせないのが、マイナソーの存在だ。
マイナソーは、人間のマイナス感情から生み出される怪物。悩みや恐怖、強い願望などが物語上の発生要因となり、誕生した個体によって異なる能力を持つ。
そのため、リュウソウジャーは目の前の敵を倒すだけでは問題を解決できない。怪物を生み出した人間の事情や感情にも向き合う必要がある。
この設定によって、毎回の戦闘に人間ドラマが組み込まれている。例えば、親子関係や将来への不安、周囲からの期待など、身近な悩みがマイナソーの誕生につながるエピソードもある。
終盤で明らかになるエラスの正体物語後半で大きな意味を持つのが、ドルイドンの母なる存在として登場するエラスだ。
エラスの存在によって、リュウソウ族とドルイドン族の対立は新たな局面を迎える。両者の誕生に関わる秘密が明らかになり、地球そのものの未来を左右する戦いへと発展していく。
ここで作品が描くのは、争いを避けることだけが正解なのかという問いだ。失敗や苦しみがあっても、他者と関わりながら未来を選び取ることに意味があるというテーマが、最終決戦へとつながっていく。
恐竜ヒーローという親しみやすい題材を入り口にしながら、命の継承や他者との共存といったテーマまで描いている点が、本作の物語上の見どころだ。
【主題歌・劇場版】ケボーン!リュウソウジャーと恐竜時代の冒険
主題歌はオープニングとエンディングで担当が異なる作品を印象づける音楽も、リュウソウジャーの魅力の一つだ。
テレビ朝日の公式主題歌情報によると、オープニングテーマは幡野智宏が歌う「騎士竜戦隊リュウソウジャー」。エンディングテーマはSister MAYOが歌う「ケボーン!リュウソウジャー」となっている。
特にエンディング曲は、明るく親しみやすいメロディーと振り付けが特徴。番組ではケボーンダンスも展開され、子どもたちが歌や踊りを通して作品に参加できる構成になっていた。
なお、「ケボーン!リュウソウジャー」はオープニングではなくエンディングテーマだ。この2曲を区別して覚えておくと、主題歌情報を調べる際にも混同しにくい。
劇場版「タイムスリップ!恐竜パニック!」の内容2019年7月26日には、劇場版「騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!」が公開された。
テレビシリーズの恐竜と騎士という世界観をさらに広げた作品で、コウたちはマイナソーの能力によって6500万年前の地球へタイムスリップする。
そこで待ち受けていたのは、本物の恐竜たちと、リュウソウ族の祖先が暮らす世界だった。巨大隕石が地球へ迫るなか、コウたちは祖先ヴァルマやその娘ユノと出会い、リュウソウジャー誕生にまつわる秘密へと迫っていく。
加えて、謎の戦士ガイソーグや巨大マイナソー、キシリュウジンなども登場。テレビシリーズとは異なるスケールの冒険が展開される。
本作は、テレビシリーズの最終回を描く作品ではなく、6500万年前という太古の時代を舞台にした劇場版ならではの物語だ。恐竜時代の世界観やリュウソウ族の起源に興味がある人には特におすすめできる。
【最終回ネタバレ】第48話「地球の意思」で描かれた結末とは?
「騎士竜戦隊リュウソウジャー」の最終回は、2020年3月1日放送の第48話「地球の意思」。物語の最後を飾るのは、リュウソウジャーとエラスとの決戦だ。
ここから先は最終回の展開に触れるため、未視聴の人は注意してほしい。
人々のエネルギーを奪い、地球を作り直そうとするエラスエラスは人々を眠らせ、その生命エネルギーを吸収しながら地球を作り直そうとする。
リュウソウジャーは騎士竜たちとともに最後の戦いに挑む。コウは騎士竜たちの力と想いを込めたリュウソウカリバーを使い、エラスに立ち向かう。
しかし、エラスを倒し切る前にリュウソウカリバーが折れてしまう。騎士竜たちの力を失ったリュウソウジャーは変身できなくなり、コウもエラスに生命エネルギーを取り込まれてしまう。
コウとエラスの対話が決着を導く残されたメルト、アスナ、トワ、バンバ、カナロの5人は、怒りと悲しみを抱えながらも立ち上がる。わずかに残った騎士竜の力を使い、最後のリュウソウチェンジを果たしてエラスに挑む。
一方、エラスに取り込まれたコウは、ずっと一人で生きてきたエラスと対話する。
コウが伝えるのは、永遠に生きられないからこそ、失敗しても立ち上がり、最後には笑顔になれる未来を目指すという考え方だ。
エラスのように永遠に存在できなくても、仲間とともに歩み、次の命へ未来をつないでいくことに価値がある。作品の根幹にあるテーマが、ここで明確になる。
エラスを倒し、コウたちは再び集結するコウとメルトたちはソウルを一つにし、ついにエラスを倒す。エラスが消えた場所には、メルトが内部に落としたリュウソウルが残されていた。
メルトたち5人はそのリュウソウルに手を伸ばし、エラスに吸収されていたコウを連れ戻すことに成功する。
戦いの後、コウたちは騎士竜が眠る場所にリュウソウケンとモサチェンジャーを奉納。それぞれが自分のやりたかったことに向かって歩き始める。
そして後日、ういの帰国を祝うために6人が再び集まる。戦いを終えた仲間たちの周囲には、彼らが守ってきた笑顔があふれていた。
単に敵を倒して終わるのではなく、仲間との絆や未来への希望を描いて締めくくった最終回だった。
最終話の公式あらすじでは、コウがエラスと対話する場面から、5人が力を合わせてコウを取り戻す展開、そして6人の再会までが確認できる。
【騎士竜戦隊リュウソウジャー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:騎士竜戦隊リュウソウジャーの放送期間はいつからいつまで?
A1:2019年3月17日から2020年3月1日まで。テレビ朝日系列で毎週日曜日午前9時30分から放送されたスーパー戦隊シリーズ第43作で、全48話となっている。
Q2:リュウソウレッドのコウを演じた俳優は誰?
A2:一ノ瀬颯。1997年4月8日生まれで、2019年放送の本作で主人公コウ/リュウソウレッドを演じた。俳優としての初主演作としても知られている。
Q3:リュウソウブルーとリュウソウピンクのキャストは誰?
A3:リュウソウブルー/メルト役は綱啓永、リュウソウピンク/アスナ役は尾碕真花。コウとは幼なじみで、物語序盤からともに戦う主要メンバーだ。
Q4:リュウソウゴールドのカナロは何話から登場する?
A4:第14話から登場する。演じるのは兵頭功海で、海のリュウソウ族の末裔。専用のモサチェンジャーとゴールドリュウソウルを使って変身する。
Q5:ケボーン!リュウソウジャーはオープニングテーマ?
A5:エンディングテーマだ。Sister MAYOが歌っており、オープニングテーマは幡野智宏が歌う「騎士竜戦隊リュウソウジャー」となっている。
Q6:騎士竜戦隊リュウソウジャーの最終回はどうなる?
A6:第48話「地球の意思」で、リュウソウジャーはエラスとの最終決戦に勝利する。エラスに取り込まれたコウも仲間たちによって救い出され、最後は6人が再会する結末となる。
Q7:劇場版タイムスリップ!恐竜パニック!はどんな映画?
A7:2019年7月26日公開の劇場版。マイナソーの能力で6500万年前にタイムスリップしたコウたちが、リュウソウ族の祖先と出会い、恐竜時代の危機に立ち向かう物語だ。
「騎士竜戦隊リュウソウジャー」は、恐竜と騎士という人気モチーフを組み合わせながら、仲間との絆、命の継承、未来への希望を描いたスーパー戦隊シリーズ第43作だ。
2019年3月17日から2020年3月1日まで放送された全48話には、個性豊かな6人の騎士、ティラミーゴをはじめとする騎士竜、リュウソウルによる変身や強化、キシリュウオーを中心とした多彩なロボットが登場する。
作品を楽しむ際の要点は、次の3つに整理できる。
- キャラクターを重視する人:コウとメルトの幼なじみとしての関係、アスナの豪快な性格、トワとバンバの兄弟関係、カナロの個性的な人物像に注目したい。
- 特撮やロボットが好きな人:リュウソウルによる多彩な変身、騎士竜同士の連携、キシリュウオーやキングキシリュウオーなどの合体形態が見どころになる。
- ストーリーを重視する人:マイナソーを通じた人間ドラマから、ドルイドンとリュウソウ族の歴史、エラスとの最終決戦まで追うことで、作品のテーマをより深く理解できる。
一方、複雑な敵組織の歴史や終盤のシリアスな展開よりも、単純明快な恐竜アクションを期待する人は、物語後半の作風の変化を知っておくとよい。
初めて視聴するなら、まずテレビシリーズ第1話から順番に見るのがおすすめだ。途中で劇場版「タイムスリップ!恐竜パニック!」を楽しみ、最後に第48話「地球の意思」まで見届けることで、騎士竜たちと6人の騎士が歩んだ物語を一通り味わえる。
2026年に改めて振り返っても、恐竜の迫力あるアクションと、仲間と未来をつないでいく温かなメッセージが共存する作品として、特撮ファンにおすすめしたい一作だ。
主な事実確認資料: テレビ朝日公式番組アーカイブ、東映公式作品情報・キャスト発表、テレビ朝日公式最終話あらすじ・主題歌情報・劇場版紹介。