2019年公開の映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』は、リンダ・ハミルトンとアーノルド・シュワルツェネッガーがシリーズの象徴的な役柄に復帰したSFアクション大作です。『ターミネーター2』の正統な続編として制作され、サラ・コナーやT-800に加え、マッケンジー・デイヴィス演じるグレース、ナタリア・レイエス演じるダニー、ガブリエル・ルナ演じるREV-9など、新世代のキャラクターが登場します。
日本語吹き替え版にも玄田哲章、戸田恵子、坂本真綾、高垣彩陽、小松史法、伊東健人ら実力派声優が参加しています。2026年現在、キャストを確認する際に押さえておきたいのは、海外俳優と日本語吹き替え声優の対応、旧シリーズから引き継がれた人物、新キャラクター同士の関係です。20世紀スタジオの公式作品情報と公開時のキャスト発表をもとに、出演者と役柄を整理します。
【主要キャスト一覧】ターミネーター:ニュー・フェイトの出演俳優と役名

『ターミネーター:ニュー・フェイト』の主要キャストは、シリーズの歴史を支えてきたベテラン俳優と、新たな物語を担う俳優の組み合わせです。
20世紀スタジオの日本公式作品ページでは、主要出演者としてアーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ガブリエル・ルナ、ナタリア・レイエス、ディエゴ・ボネータが掲載されています。
リンダ・ハミルトン:サラ・コナーシリーズを代表する女性主人公サラ・コナーを演じるのは、アメリカの俳優リンダ・ハミルトンです。
サラは、かつて人類滅亡の危機を回避するために戦った女性。『ターミネーター』と『ターミネーター2』で描かれた経験を経て、本作ではさらに戦闘経験を積んだ人物として登場します。
本作の見どころは、若き日のサラとは異なる、経験と覚悟を備えた姿です。
単に過去作の人気キャラクターを再登場させるのではなく、新しい主人公ダニーと出会い、次世代の人類の運命に関わっていく役割を担っています。
日本公開は2019年11月8日。シリーズ第1作の日本公開から約34年を経ての復帰となり、往年のファンにとって大きな意味を持つキャスティングでした。
アーノルド・シュワルツェネッガー:T-800/カールT-800を演じるのは、シリーズの顔ともいえるアーノルド・シュワルツェネッガーです。
T-800は、人工知能によって製造された人型ターミネーター。過去作では人類を脅かす存在として登場しましたが、『ターミネーター2』ではジョン・コナーを守る側に立ちました。
本作では「カール」という名前を持つT-800として再登場します。
注目したいのは、従来のターミネーター像とは異なる立ち位置です。人間社会との関わりを持つ存在として描かれ、サラやグレースたちとどのような関係を築くのかが物語の要点になります。
マッケンジー・デイヴィス:グレースグレースを演じるのは、カナダ出身の俳優マッケンジー・デイヴィスです。
グレースは、未来から現在に送り込まれた強化型兵士。一般の人間を超える身体能力を持ち、ダニーを守る使命を担っています。
彼女は単なる護衛役ではありません。激しい戦闘能力を持つ一方で、ダニーを守ろうとする強い意志や人間らしい感情も備えています。
旧シリーズのサラ・コナーと比較すると、グレースは未来の戦争を実際に経験した兵士という点が特徴です。
坂本真綾が日本語吹き替えを担当していることも注目点です。
ナタリア・レイエス:ダニー・ラモス新世代の主人公ダニー・ラモスを演じるのは、コロンビア出身の俳優ナタリア・レイエスです。
ダニーはメキシコシティの自動車工場で働く一般の女性として登場します。しかし、未来から来たREV-9に突然命を狙われ、日常が一変します。
彼女を守るために現れたのがグレースです。
物語が進むにつれて、ダニーが人類の未来に深く関わる存在であることが明らかになります。
かつてのサラ・コナーが人類の未来を左右する存在だったように、ダニーも新しい時代の物語を担う女性主人公です。
ガブリエル・ルナ:REV-9/ガブリエル敵役のREV-9を演じるのは、アメリカの俳優ガブリエル・ルナです。
REV-9は、人類を脅かす高度なターミネーター。従来型とは異なる能力を持ち、液体金属の外装と機械の内骨格を分離して戦うことができます。
一体でありながら二つの身体に分かれて攻撃できるため、グレースやサラにとって極めて厄介な敵です。
ガブリエル・ルナは、敵役であるREV-9の冷静さと不気味さを演じ、作品の緊張感を支えています。
ディエゴ・ボネータ:ディエゴ・ラモスディエゴ・ラモスを演じるのは、メキシコ出身の俳優ディエゴ・ボネータです。
ディエゴはダニーの兄で、同じくメキシコシティで生活するラモス家の一員です。
海外メディアのディエゴ・ボネータ本人へのインタビューでも、役柄はダニーの兄として紹介されています。
彼の存在は、物語の序盤におけるダニーの日常生活や家族との関係を理解するうえで重要です。
新しい主人公の物語を、SF的な設定だけでなく、身近な家族や生活の視点から描く役割も担っています。
【人物相関・キャスト比較表】登場人物と俳優、日本語吹き替え声優の関係
主要人物を理解するには、海外版の俳優名だけでなく、日本語吹き替え版の担当者と物語上の役割を合わせて確認すると便利です。
以下は、20世紀スタジオの公式キャスト情報と、日本語吹き替え版の収録キャスト情報を整理した一覧です。
| 登場人物・役名 | 海外版キャスト | 日本語吹き替え | 物語上の立場 |
|---|---|---|---|
| サラ・コナー | リンダ・ハミルトン | 戸田恵子 | 人類を守るために戦う歴戦の戦士 |
| T-800/カール | アーノルド・シュワルツェネッガー | 玄田哲章 | 人間社会に関わる旧型ターミネーター |
| グレース | マッケンジー・デイヴィス | 坂本真綾 | 未来から来た強化型兵士 |
| ダニー・ラモス | ナタリア・レイエス | 高垣彩陽 | 人類の未来を担う新世代の主人公 |
| REV-9 | ガブリエル・ルナ | 小松史法 | ダニーを狙う最新型ターミネーター |
| ディエゴ・ラモス | ディエゴ・ボネータ | 伊東健人 | ダニーの兄 |
この一覧で特に押さえておきたいのは、サラとT-800が旧シリーズからの継続人物である一方、グレース、ダニー、REV-9が新しい物語の中心を担っていることです。
また、ディエゴは敵側のターミネーターではなく、ダニーの家族です。名前がREV-9の正体であるガブリエルと混同されることもありますが、別の人物として整理しておくと理解しやすくなります。
【日本語吹き替え声優一覧】玄田哲章・戸田恵子・坂本真綾らの担当役
日本語吹き替え版では、過去のシリーズ作品から親しまれてきた声優と、新世代キャラクターを担当する声優が参加しています。
20世紀スタジオの日本公式ページにも、主要な吹き替えキャストとして6人の名前が掲載されています。
玄田哲章:T-800役T-800の日本語吹き替えは玄田哲章です。
アーノルド・シュワルツェネッガーの日本語吹き替えを長年担当してきた声優であり、シリーズファンにはおなじみの存在です。
T-800の力強さや独特の落ち着きを、日本語でも一貫した声で表現しています。
戸田恵子:サラ・コナー役サラ・コナーの吹き替えは戸田恵子です。
女優としても声優としても幅広く活動しており、過去の吹き替え版に続いてサラを担当しています。
年齢を重ねたサラの強さや、戦い続ける女性としての存在感を表現するキャスティングです。
坂本真綾:グレース役グレースの吹き替えは坂本真綾です。
アニメや海外映画の吹き替えなどで幅広く知られる声優で、強い身体能力と使命感を持つグレースを演じています。
感情を抑えながらも、ダニーを守ろうとする人物像が重要な役どころです。
高垣彩陽:ダニー・ラモス役ダニーの吹き替えは高垣彩陽です。
物語の中心人物として、突然の危機に巻き込まれながら成長していくダニーを担当します。
普通の生活を送っていた女性が、人類の未来に関わる存在へと変化していく過程を支える配役です。
小松史法:REV-9役REV-9の吹き替えは小松史法です。
冷静で感情が読み取りにくい敵役を担当しています。
特に、REV-9が二つの身体に分かれて攻撃するという特徴は、本作のアクションに独特の恐怖感を生み出しています。
伊東健人:ディエゴ・ラモス役ディエゴ・ラモスの吹き替えは伊東健人です。
ダニーの兄という家族の役割を持つキャラクターを担当しています。
なお、伊東健人の担当役については、吹き替え版の収録キャスト表ではディエゴとして掲載されています。役名を確認する場合は、声優名だけを並べた紹介と、実際の役名が記載されたキャスト表を区別することが大切です。
【T2の正統な続編】ティム・ミラー監督とジェームズ・キャメロン製作の意味
『ターミネーター:ニュー・フェイト』を理解するうえで、重要なのがシリーズ内での位置づけです。
本作は、20世紀スタジオの日本公式紹介でも『ターミネーター2』の正統な続編として案内されています。
なぜ『ターミネーター2』の続編と呼ばれるのか『ターミネーター2』は1991年に日本公開されたシリーズ屈指の人気作です。
同作では、サラ・コナーとT-800が人類の未来を守るために戦いました。
『ニュー・フェイト』は、その『ターミネーター2』の出来事を物語の出発点として、新しい時代の危機を描いています。
そのため、シリーズのほかの続編をすべて同じ時間軸で追う作品というよりも、T2の後に続く新しい物語として理解するのが適切です。
過去作を知っている人にとっては、サラやT-800のその後を確認できる作品であり、初めてシリーズを見る人にとっては、新しい主人公ダニーを中心に物語を追える構成になっています。
ティム・ミラーは監督、ジェームズ・キャメロンは製作制作陣についても混同されやすい点があります。
- 監督:ティム・ミラー
- 製作:ジェームズ・キャメロン
- 製作:デヴィッド・エリソン
ティム・ミラーは映画『デッドプール』で知られる監督です。
一方、ジェームズ・キャメロンは『ターミネーター』シリーズの初期作品を手がけた映画監督で、本作では製作に参加しています。
つまり、本作をジェームズ・キャメロン監督作品と紹介するのは正確ではありません。
キャメロンがシリーズに製作側として戻り、ミラーが監督として新しい映像表現を担ったという役割分担です。
この組み合わせによって、旧シリーズの世界観を引き継ぎながら、現代的なスピード感を持つアクション作品として構成されています。
【物語の見どころ】サラ・コナーと新世代キャストが担う役割
本作のキャスティングには、単なる人気俳優の再集結にとどまらない意味があります。
中心となるのは、旧世代の象徴であるサラ・コナーと、新しい未来を担うダニーの関係です。
サラとダニーの共通点サラは過去の作品で人類の未来を左右する人物として描かれました。
対してダニーは、物語の序盤では普通の工場労働者です。
しかし、REV-9に追われ、グレースやサラと行動をともにすることで、自分が人類の未来に深く関係していることを知ります。
この構図は、かつてのサラの物語を新しい世代へ受け継ぐものです。
ただし、ダニーはサラの単純な再現ではありません。彼女自身の背景と選択が物語の中心に置かれています。
グレースとREV-9の対立グレースは未来からダニーを守るために送り込まれた兵士です。
一方、REV-9はダニーを抹殺するために送り込まれたターミネーターです。
この二人の対立が、映画のアクション部分を大きく動かします。
特にREV-9の分離能力は、従来のターミネーターとは違う戦闘の緊張感を生み出しています。
単純に強い敵と強い味方が戦うだけでなく、グレースが自らの身体能力をどのように使ってダニーを守るかが見どころです。
T-800とサラの再登場が持つ意味シリーズファンにとって最大の注目点は、やはりサラとT-800の再登場でしょう。
ただし、本作では過去の役割をそのまま繰り返すわけではありません。
サラは経験を積んだ戦士として、新しい世代を導く立場に変化しています。
T-800も、従来のシリーズで描かれた存在とは異なる背景を持っています。
旧キャラクターが新しい物語にどう関わるのか。それが本作のキャスティングを理解するうえで最も要点です。
【2026年版・誤解を整理】キャスト情報で間違えやすいポイント
『ターミネーター:ニュー・フェイト』のキャスト情報には、検索時に混乱しやすいポイントがあります。
1.ジェームズ・キャメロンは監督ではない本作の監督はティム・ミラーです。
ジェームズ・キャメロンは製作として参加しています。
シリーズ初期作品の印象が強いため、キャメロンが監督した映画だと思われることがありますが、スタッフ情報では明確に区別されています。
2.REV-9とT-800は別のターミネーターT-800はアーノルド・シュワルツェネッガー、REV-9はガブリエル・ルナが演じています。
どちらも人型の機械ですが、同一人物ではありません。
REV-9は新世代の脅威として登場し、T-800は旧シリーズから続く存在として物語に関わります。
3.ダニーとディエゴは兄妹ダニー・ラモスとディエゴ・ラモスは家族です。
ナタリア・レイエスとディエゴ・ボネータがそれぞれ演じています。
ディエゴはダニーの兄であり、REV-9やグレースとは異なる立場の人物です。
4.吹き替え声優と海外版俳優は別々に確認する海外版の出演者と日本語吹き替え版の声優は、一覧を分けて確認するのがおすすめです。
例えば、次の組み合わせを覚えておくと、検索結果で混乱しにくくなります。
- リンダ・ハミルトン=戸田恵子
- アーノルド・シュワルツェネッガー=玄田哲章
- マッケンジー・デイヴィス=坂本真綾
- ナタリア・レイエス=高垣彩陽
- ガブリエル・ルナ=小松史法
- ディエゴ・ボネータ=伊東健人
本作は、次のような人におすすめできます。
- 『ターミネーター2』の後のサラ・コナーを見たい人
- アーノルド・シュワルツェネッガーのT-800をもう一度楽しみたい人
- 新しい女性主人公を中心としたSFアクションが好きな人
- REV-9の新しい戦闘能力に興味がある人
- 玄田哲章や戸田恵子など、吹き替え声優の演技を楽しみたい人
一方、シリーズの過去作をすべて同じ時間軸でつなげたい人は、作品ごとの続編としての位置づけを理解してから鑑賞すると、物語を整理しやすくなります。
【ターミネーター:ニュー・フェイトのキャスト】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ターミネーター:ニュー・フェイトの主演キャストは誰ですか?
A1:主要キャストは、リンダ・ハミルトン、アーノルド・シュワルツェネッガー、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ、ディエゴ・ボネータです。それぞれサラ・コナー、T-800、グレース、ダニー・ラモス、REV-9、ディエゴ・ラモスを演じています。
Q2:サラ・コナー役は誰ですか?
A2:海外版はリンダ・ハミルトン、日本語吹き替え版は戸田恵子です。リンダ・ハミルトンはシリーズ初期からサラを演じてきた俳優です。
Q3:T-800役の俳優と吹き替え声優は誰ですか?
A3:T-800役はアーノルド・シュワルツェネッガー、日本語吹き替えは玄田哲章です。本作ではカールという名前でも登場します。
Q4:グレース役は誰が演じていますか?
A4:海外版はマッケンジー・デイヴィス、日本語吹き替え版は坂本真綾です。未来から来た強化型兵士で、ダニーを守る役割を担っています。
Q5:REV-9を演じている俳優は誰ですか?
A5:ガブリエル・ルナです。日本語吹き替えは小松史法が担当しています。REV-9は分離能力を持つ新型ターミネーターです。
Q6:ディエゴ・ラモス役は誰ですか?
A6:海外版はディエゴ・ボネータ、日本語吹き替え版は伊東健人です。ディエゴはダニーの兄として登場します。
Q7:日本語吹き替え版の声優を一覧で教えてください。
A7:主要6人の担当は次のとおりです。
- 玄田哲章:T-800
- 戸田恵子:サラ・コナー
- 坂本真綾:グレース
- 高垣彩陽:ダニー・ラモス
- 小松史法:REV-9
- 伊東健人:ディエゴ・ラモス
Q8:『ターミネーター:ニュー・フェイト』は『ターミネーター2』の続編ですか?
A8:はい。20世紀スタジオの公式作品紹介でも『ターミネーター2』の正統な続編として紹介されています。T2の後の世界を舞台に、新しい人類の危機を描いています。
Q9:監督と製作は誰ですか?
A9:監督はティム・ミラー、製作はジェームズ・キャメロンとデヴィッド・エリソンです。キャメロンは監督ではなく製作として参加しています。
『ターミネーター:ニュー・フェイト』のキャストは、旧シリーズの象徴的な俳優と、新世代の物語を担う俳優によって構成されています。
特に重要なのは、次の3点です。
1. 旧シリーズからの復帰: リンダ・ハミルトンがサラ・コナーを、アーノルド・シュワルツェネッガーがT-800を再び演じている。
2. 新世代の中心人物: マッケンジー・デイヴィスのグレース、ナタリア・レイエスのダニー、ガブリエル・ルナのREV-9が物語を動かす。
3. 日本語吹き替えの充実: 玄田哲章、戸田恵子、坂本真綾、高垣彩陽、小松史法、伊東健人が主要人物の声を担当している。
また、ティム・ミラー監督とジェームズ・キャメロン製作という制作体制も、本作を語るうえで欠かせません。
2026年に改めて作品を振り返るなら、単に出演者の名前を覚えるだけでなく、サラからダニーへと受け継がれる主人公の役割、T-800とREV-9の違い、そして海外版と日本語吹き替え版のキャストの対応を押さえることが、作品をより深く楽しむポイントです。
主要キャストと吹き替え声優を把握しておけば、シリーズファンも初めて鑑賞する人も、それぞれの人物の立場や物語上の役割を理解しやすくなります。
主な情報確認先: 20世紀スタジオ公式作品情報、Paramount Pictures公式作品情報、アニメイトタイムズの2019年10月11日付吹き替えキャスト発表、吹替キングダムの日本語版キャスト資料、ディエゴ・ボネータ本人へのインタビュー。