東京都一部リーグとは、東京都社会人サッカーリーグ1部の通称であり、東京都内の社会人クラブや大学系チームが競い合う地域サッカーの主要カテゴリーだ。2026年はリーグ創設60周年に当たる第60回大会。18チームによる1回戦総当たりで行われ、通常のリーグ優勝争いに加え、関東社会人サッカー大会への出場、さらに2027年から始まる新リーグへの編入順位が大きな焦点となっている。
2026年11月5日時点の最新順位表では、シュワーボ東京が勝ち点38で首位。11月1日の三菱養和SC戦を6-0で制し、最終節を残して優勝を決めた。2位は早稲田大学ア式蹴球部FC、3位はTOKYO2020 FC、4位はしながわシティFC。関東社会人サッカー大会に出場する東京都代表4チームも確定している。一方、2027年のトップリーグ(仮称)に入るための10位以内を巡る争いは、最終節まで目が離せない。
【2026年大会の基本情報】東京都一部リーグは18チームの1回戦総当たり

2026年の東京都社会人サッカーリーグ1部は、第60回大会として開催されている。東京都社会人サッカー連盟が運営する都リーグの最上位カテゴリーであり、関東サッカーリーグを目指すクラブにとって重要な競争の舞台だ。
2026年度は18チームが1ブロックに所属し、1回戦総当たりで順位を決める。試合時間は90分。各チームは17試合を戦い、年間を通じて獲得した勝ち点によって順位が決定する。
2026年シーズンの大会方式- 大会名:第60回東京都社会人サッカーリーグ1部
- 主催・運営:東京都社会人サッカー連盟
- 参加チーム:18チーム
- リーグ構成:1ブロック
- 対戦方式:1回戦総当たり
- 各チームの試合数:17試合
- 試合時間:90分
- 勝利:勝ち点3
- 引き分け:勝ち点1
- 敗戦:勝ち点0
- シーズン:2026年4月開幕、11月終了予定
東京都社会人サッカー連盟の2026年4月1日付運営要項では、1部の試合時間を90分と定めている。また、順位は勝ち点の多い順に決定する仕組みだ。
勝ち点が同じ場合はどうなる?順位を判断するうえで重要なのが、勝ち点が並んだ場合の順位決定方法だ。東京都社会人サッカーリーグでは、単純に得失点差だけで決めるわけではない。
2026年度の運営要項による順位決定の優先順位は次のとおり。
- 全試合の得失点差が多いチーム
- 全試合の総得点が多いチーム
- 当該チーム同士の対戦成績
- 懲罰点数が少ないチーム
- なお同順位で昇格・降格などの決定が必要な場合は抽選
つまり、勝ち点が同じなら、まず得失点差が順位を左右する。さらに得点数、直接対決、警告や退場などに関係する懲罰点数まで判断材料になる。
この仕組みは、2027年のリーグ再編を控えた2026年において、特に大きな意味を持つ。わずか1点の失点や、終盤に奪った追加点が、翌年に所属するリーグカテゴリーを変える可能性があるからだ。
【11月5日時点の最新】東京都一部リーグ2026年順位表・全18チーム一覧
東京都社会人サッカー連盟が公表している第60回東京都社会人サッカーリーグ1部の順位表を基に、18チームの成績を整理した。
以下は2026年11月5日時点で確認できる最新の掲載成績。11月8日の最終節を残しているチームがあるため、最終順位ではなくシーズン終盤の状況として確認してほしい。
| 順位 | チーム名 | 勝点 | 試合 | 得失点差 | 2027年の基本編入先 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | シュワーボ東京 | 38 | 16 | +25 | トップリーグ |
| 2位 | 早稲田大学ア式蹴球部FC | 37 | 17 | +32 | トップリーグ |
| 3位 | TOKYO2020 FC | 36 | 17 | +19 | トップリーグ |
| 4位 | しながわシティFC | 32 | 17 | +6 | トップリーグ |
| 5位 | 駒澤大学GIOCO世田谷 | 30 | 17 | +5 | トップリーグ |
| 6位 | アストラ倶楽部 | 27 | 17 | +10 | トップリーグ |
| 7位 | R.F.C Tokyo | 26 | 16 | +8 | トップリーグ |
| 8位 | 明治学院スカーレット | 25 | 17 | -5 | トップリーグ |
| 9位 | Intel Biloba Tokyo | 24 | 17 | +1 | トップリーグ |
| 10位 | アローレ八王子 | 23 | 17 | 0 | トップリーグ |
| 11位 | クリアソン新宿プロクリアル | 23 | 17 | -5 | 新1部リーグ |
| 12位 | 東京海上FC | 22 | 16 | -4 | 新1部リーグ |
| 13位 | 東京蹴球団 | 20 | 16 | -2 | 新1部リーグ |
| 14位 | 三菱養和SC | 20 | 17 | -16 | 新1部リーグ |
| 15位 | CERVEZA FC 東京 | 19 | 17 | -13 | 新1部リーグ |
| 16位 | FC PHOENIX | 10 | 17 | -14 | 新1部リーグ |
| 17位 | 八王子FC | 7 | 17 | -23 | 新1部リーグ |
| 18位 | FC KOREA | 6 | 17 | -24 | 新1部リーグ |
順位表の見方:勝点は試合数によって異なるため、消化試合数も併せて確認する必要がある。得失点差は得点から失点を引いた数字だ。2027年の編入先は現時点の順位を基にした基本区分であり、最終節や関東リーグとの昇降格に伴う調整を反映した確定名簿ではない。
上位4チームの争いは決着済み優勝争いはシュワーボ東京が勝ち点38で制した。2位の早稲田大学ア式蹴球部FCは37、3位のTOKYO2020 FCは36。わずか2ポイント差の中に3チームが並ぶ、非常に競争力の高い上位争いだった。
4位のしながわシティFCは勝ち点32。5位の駒澤大学GIOCO世田谷は30で、上位4チームと5位以下の差は2ポイントある。
11月1日の試合をもって、関東社会人サッカー大会に出場する東京都代表4チームも決定している。なお、2026年は東京都が大会開催地となるため、通常の上位3チームに加えて開催地枠の4位チームも出場する特別な構成だ。
10位と11位の差が2027年の運命を分ける順位表で特に注目したいのが、10位アローレ八王子と11位クリアソン新宿プロクリアルだ。両チームは勝ち点23で並ぶものの、得失点差はアローレ八王子が0、クリアソン新宿プロクリアルが-5。現在はアローレが上位に位置している。
さらに12位の東京海上FCは勝ち点22ながら、消化試合が16試合で1試合を残している。11月8日の試合で勝てば勝ち点25となり、トップリーグ編入圏内に浮上する可能性がある。
つまり、2026年の東京都一部リーグは優勝が決まった後も、2027年のカテゴリーを左右する10位前後の争いが残っている。
【優勝の背景を分析】シュワーボ東京・早稲田・TOKYO2020の強さ
2026年の東京都一部リーグを象徴する存在が、昇格1年目で優勝を果たしたシュワーボ東京だ。一方、早稲田大学ア式蹴球部FCは得点力、TOKYO2020 FCは安定した勝ち点獲得で上位に食い込んだ。それぞれ異なる特徴を持つ3チームの戦いを振り返る。
シュワーボ東京:4部から4季連続優勝という異例の成長シュワーボ東京は2026年に東京都社会人サッカーリーグ1部へ初参戦。昇格直後のシーズンで、いきなりリーグ優勝を成し遂げた。
TOKYO FOOTBALLの2026年11月1日付報道によると、シュワーボは11月1日の三菱養和SC戦で6-0と快勝。FW栗原イブラヒムジュニアの2得点などで勝ち点を38に伸ばし、最終戦を待たずに優勝を確定させた。
注目すべきなのは、その昇格過程だ。シュワーボは2023年に4部で優勝して以降、3部、2部、1部と4シーズン連続で各カテゴリーの優勝を達成。3部から1部までは、いずれも昇格1年目で優勝している。
2026年の成績を見ると、16試合で35得点、失点はわずか10。得失点差は+25で、失点の少なさが際立つ。大量得点だけに頼らず、守備面でも安定して勝ち点を積み上げたことが首位獲得につながった。
11月1日の試合では、栗原に加え、途中加入の鍬田一雅も直接FKやアシストで活躍。報道では鍬田が1得点3アシストを記録したと伝えられている。
「相手どうこうというより自分たち次第」
関東社会人サッカー大会に向けた栗原のコメントとして報じられた言葉だ。昇格を重ねてきたチームが、次のカテゴリーへの挑戦を前に、自分たちのプレーを貫く姿勢を示している。
早稲田大学ア式蹴球部FC:リーグ屈指の攻撃力2位の早稲田大学ア式蹴球部FCは、17試合で48得点を記録。上位チームの中でも特に高い攻撃力を持つ。
得失点差は+32で、リーグ全体でもトップ。勝ち点37と首位シュワーボ東京に1ポイント届かなかったものの、得点力という面では存在感を示した。
10月4日のCERVEZA FC東京戦では10-0の大勝を記録。10月25日にはTOKYO2020 FCとの上位対決を3-2で制するなど、重要な試合でも結果を残している。
一方、しながわシティFCには0-1で敗れ、シュワーボ東京にも0-2で敗戦。上位チームとの直接対決で取りこぼしがあったことが、優勝を逃した要因の一つになった。
TOKYO2020 FC:勝ち点36で3位を確保TOKYO2020 FCは17試合で11勝3分3敗、勝ち点36。得点33、失点14で、得失点差は+19だった。
早稲田大学ア式蹴球部FCとの対戦では2-3で敗れたが、10月18日の駒澤大学GIOCO世田谷戦では2-0で勝利。上位直接対決で勝ち点を積み上げ、3位を確保した。
関東社会人サッカー大会では東京都3位として出場する。関東リーグへの昇格を目指すうえで、初戦から強豪との対戦が待っている。
しながわシティFC:4位で関東大会への切符を獲得4位のしながわシティFCは勝ち点32。17試合で10勝を挙げ、得失点差は+6だった。
10月18日の明治学院スカーレット戦では3-0で勝利し、10月25日の三菱養和SC戦も4-2で制した。上位争いの終盤に結果を残し、関東大会出場を確定させた。
2026年は東京都開催地枠の関係で4位にも出場枠が与えられた。しながわシティFCにとって、通常の順位争いに加えて得られたこの機会は、関東リーグ昇格を狙う重要な舞台となる。
【関東リーグ昇格条件】関東社会人サッカー大会は上位4チームが挑戦
東京都一部リーグの上位争いを理解するうえで欠かせないのが、関東社会人サッカー大会の存在だ。東京都リーグで上位に入ることと、関東リーグへ昇格することは、同じ意味ではない。
東京都1部の順位は関東大会への出場資格に関係するが、実際に関東リーグへ昇格するためには、別途開催される関東社会人サッカー大会で決勝まで勝ち進む必要がある。
2026年の東京都代表4チームと対戦相手2026年の第60回関東社会人サッカー大会は、関東1都7県の代表15チームと開催地代表1チームを合わせた16チームによるノックアウト方式で実施される。
東京都からは次の4チームが参加する。
- 東京都1位:シュワーボ東京
- 東京都2位:早稲田大学ア式蹴球部FC
- 東京都3位:TOKYO2020 FC
- 東京都4位:しながわシティFC
2026年10月20日に発表された組み合わせでは、東京都代表の1回戦の相手は次のとおりとなった。
- シュワーボ東京:SAITAMA KNØS UNITED(埼玉県代表2位)
- 早稲田大学ア式蹴球部FC:tonan前橋サテライト(群馬県代表1位)
- TOKYO2020 FC:山梨学院大学PEGASUS(山梨県代表1位)
- しながわシティFC:東急SレイエスFC(神奈川県代表1位)
東京都の4チームがそれぞれ異なる地域の代表と対戦する構図だ。特に大学系チームと地域クラブが交わる大会であり、都リーグとは異なる対戦相手との力関係が問われる。
関東リーグ2部へ昇格するための条件第60回関東社会人サッカー大会の最大の要点は、優勝チームだけでなく準優勝チームにも昇格権が与えられることだ。
- 優勝チーム:翌年度の関東リーグ2部へ自動昇格
- 準優勝チーム:翌年度の関東リーグ2部へ自動昇格
- 準決勝敗退チーム:昇格対象外
- 1回戦・準々決勝敗退チーム:昇格対象外
大会は16チームによるトーナメント方式。試合時間は90分で、規定時間内に勝敗が決まらない場合はPK方式で次戦進出チームを決める。準決勝と決勝では10分ハーフの延長戦が設けられ、それでも決着しない場合はPK戦となる。
つまり、東京都1部で優勝しても、関東リーグへの昇格が自動的に決まるわけではない。関東社会人サッカー大会で最低でも決勝進出を果たすことが必要だ。
2026年関東社会人サッカー大会の日程- 11月20日:開会式
- 11月21日:1回戦
- 11月22日:2回戦・準々決勝
- 12月5日:準決勝
- 12月6日:決勝
開催地は東京都と栃木県。東京都内では駒沢オリンピック公園総合運動場の第二球技場、補助競技場などが使用される。
11月から12月にかけて短期間で試合を重ねるトーナメントであるため、リーグ戦とは異なるコンディション管理や選手層の厚さも問われる。東京都代表4チームがどこまで勝ち進めるかは、2026年シーズン後半の大きな見どころだ。
【2027年リーグ再編】東京都一部リーグの順位はどう影響する?
2026年の東京都一部リーグが例年以上に重要な理由は、2027年から東京都社会人サッカーリーグのカテゴリー構成が変更されるためだ。
東京都社会人サッカー連盟は2026年度をリーグ再編に向けた移行年度と位置づけ、4月1日付の運営要項で各カテゴリーの編入条件を定めている。
その中でも1部リーグのチームにとって最も重要なのが、2026年の最終順位によって2027年の所属カテゴリーが分かれるという点だ。
1部の1~10位はトップリーグ(仮称)へ連盟の運営要項第14条では、2026年度の1部リーグについて次のように規定している。
- 1位~10位:トップリーグ(仮称)に編入
- 11位~18位:1部リーグに編入
つまり、現在の東京都社会人サッカーリーグ1部は、2027年に向けて実質的に上位カテゴリーと新1部カテゴリーへ分かれることになる。
現在の1位から10位に入ることが、2027年のトップリーグ編入条件だ。優勝だけでなく、10位以内を確保することにも大きな意味がある。
2部以下の再編条件も大きく変わる2027年の再編は1部だけではない。2部、3部、4部にも新しい編入基準が設定されている。
2部リーグ
- 3ブロック、合計42チームを基本構成とする。
- 各ブロック1位・2位のチームは新1部リーグへ。
- 各ブロック3位のうち成績上位2チームも新1部リーグへ。
- 各ブロック3位の残り1チームと4~14位は2部リーグへ。
3部リーグ
- 6ブロック、合計67チームを基本構成とする。
- 各ブロック1~3位は2部リーグへ。
- 各ブロック4位のうち成績上位4チームも2部リーグへ。
- 残る4位チームなどは3部リーグへ。
4部リーグ
- 5ブロック、合計54チームを基本構成とする。
- 2026年の4部所属チームは、2027年に3部リーグへ編入される。
なお、カテゴリーごとの編入チーム数は、関東リーグへの昇格・降格によって増減する場合がある。したがって、基本となる順位条件と最終的な編入チーム数は分けて考える必要がある。
10位以内と関東リーグ昇格は別の条件ここで混同しやすいのが、2027年のトップリーグ編入と関東リーグへの昇格だ。
両者は別々の制度であり、東京都1部で10位以内に入ればトップリーグへの編入条件を満たす一方、関東リーグへの昇格には関東社会人サッカー大会で決勝に進む必要がある。
例えば、東京都1部で優勝しても関東大会で準決勝敗退となれば、関東リーグへの昇格はできない。一方、リーグ10位以内を確保していれば、基本的には2027年のトップリーグ編入対象となる。
この違いを理解することが、2026年の順位表を正しく読むための要点だ。
東京海上FCの最終節がトップリーグ編入争いを左右する11月5日時点で特に注目したいのが、12位の東京海上FCだ。現在の勝ち点は22だが、残り1試合を消化していない。
11月8日のR.F.C Tokyo戦に勝てば勝ち点25となるため、現在10位のアローレ八王子を上回り、トップリーグ圏内へ入る可能性がある。
一方、アローレ八王子とクリアソン新宿プロクリアルは、ともに勝ち点23で全17試合を消化済み。現在は得失点差によってアローレが10位を確保している。
2027年のカテゴリーを左右する最後の争いは、優勝争いとは異なる意味で重要だ。最終節の結果次第で、同じ東京都1部に所属していたチームの翌年度の競技環境が変わることになる。
【2026年試合日程・結果速報】最終節は11月8日に2試合
2026年の東京都社会人サッカーリーグ1部は、4月5日に開幕した。11月5日時点でリーグの大部分の日程が終了しており、残すところ11月8日の2試合となっている。
11月1日の主な試合結果- 東京海上FC 1-1 駒澤大学GIOCO世田谷
- 明治学院スカーレット 4-1 FC KOREA
- シュワーボ東京 6-0 三菱養和SC
この日の最大のニュースは、シュワーボ東京の優勝決定だ。三菱養和SCを6-0で下し、勝ち点38に到達。2位の早稲田大学ア式蹴球部FCが勝ち点37だったため、最終節を待たずに優勝が確定した。
東京海上FCと駒澤大学GIOCO世田谷の試合は1-1の引き分け。東京海上FCは勝ち点を22に伸ばしたものの、トップリーグ編入を目指すには最終節での勝利が必要な状況となった。
11月8日の最終節対戦カード- 12:00 東京海上FC vs R.F.C Tokyo
- 16:50 シュワーボ東京 vs 東京蹴球団
この2試合は、2026年のリーグ順位を確定させる最後の公式戦となる。
東京海上FC対R.F.C Tokyo戦は、2027年のトップリーグ編入圏に関わる試合だ。東京海上FCが勝利すれば勝ち点25となり、上位10チームに入る可能性が生まれる。
一方、シュワーボ東京はすでに優勝を決めている。東京蹴球団との最終戦では、優勝チームとしてどのような試合を見せるかに注目したい。
試合結果速報を確認する方法東京都一部リーグの試合結果を追う場合は、東京都社会人サッカー連盟の公式大会情報・結果ページが基本となる。
特に確認したい情報は次の3つだ。
- 公式順位表:勝ち点、消化試合数、得失点差、残り試合数
- 公式日程表:試合日時、対戦カード、会場、試合結果
- TOKYO FOOTBALL:試合の詳細な報道、チームの動向、関東大会情報
順位表と日程表の更新タイミングが必ずしも同じとは限らないため、最新の試合結果を確認するときは、公式順位表と試合報道を併せてチェックするのが確実だ。
【プロの結論】東京都一部リーグ2026で注目すべき3つの判断基準
2026年の東京都一部リーグは、単純な優勝争いだけで評価できるシーズンではない。関東リーグへの昇格と2027年のカテゴリー再編という、異なる2つの目標が同時に存在している。
順位表を読み解く際には、次の3つを区別する必要がある。
1. 優勝チームと関東リーグ昇格チームは必ずしも同じではないシュワーボ東京は2026年の東京都1部を制した。しかし、関東リーグ2部への昇格を実現するには、11月から12月に開催される関東社会人サッカー大会で決勝進出を果たさなければならない。
リーグ戦の優勝はシーズンを通じた安定性の証明であり、関東大会の勝ち抜きは短期決戦への対応力の証明だ。評価すべき能力が異なる。
2. 得失点差は10位以内を争うチームにとって重要勝ち点が並んだ場合、得失点差が順位決定の最初の基準になる。2026年の10位アローレ八王子と11位クリアソン新宿プロクリアルは、ともに23ポイントだが、得失点差の差によって順位が分かれている。
加えて、東京海上FCには逆転の可能性が残っている。1試合の勝敗が翌年度のカテゴリーを変えるため、最終節での得点と失点の両方が重要だ。
3. 2027年再編を見据えるなら10位と11位の違いを最優先する2027年の新体制では、2026年の1部1~10位がトップリーグ、11~18位が新1部リーグに編入される。
そのため、今シーズンの評価では優勝や関東大会出場だけでなく、10位以内を確保できたかどうかが極めて重要になる。
なお、関東リーグとの昇降格によってカテゴリー別の編入人数が調整される可能性もある。最終的な編入先を確認する際には、東京都社会人サッカー連盟の正式な発表が基準となる。
東京都一部リーグを追う読者にとっては、勝ち点だけでなく、消化試合数、得失点差、関東大会の出場条件、翌年度の編入条件をセットで見ることが、最も正確な情報の読み方となる。
東京都一部リーグ2026に関するよくある質問(FAQ)
Q1:東京都一部リーグ2026の優勝チームはどこですか?
A1:シュワーボ東京です。2026年11月1日の三菱養和SC戦に6-0で勝利し、勝ち点38に到達。最終節を残して優勝を決めました。
Q2:東京都社会人サッカーリーグ1部は何チームで開催されますか?
A2:2026年は18チームが1ブロックに所属し、1回戦総当たりで行われます。各チームは17試合を戦い、試合時間は90分です。
Q3:東京都1部から関東リーグに昇格するには何位になればよいですか?
A3:東京都1部で上位に入り、関東社会人サッカー大会への出場資格を獲得する必要があります。2026年は東京都開催地枠を含む4チームが出場します。ただし、関東リーグ2部への自動昇格条件は大会の決勝進出です。優勝と準優勝の2チームが昇格対象となります。
Q4:2027年のトップリーグに編入される条件は何ですか?
A4:東京都社会人サッカー連盟の2026年度運営要項では、2026年の東京都1部リーグ1~10位がトップリーグ(仮称)に編入されると定められています。11~18位は新1部リーグへの編入が基本です。
Q5:2026年の東京都一部リーグの最終試合はいつですか?
A5:予定されている最終節は2026年11月8日です。東京海上FC対R.F.C Tokyo戦と、シュワーボ東京対東京蹴球団戦の2試合が行われます。
Q6:勝ち点が同じチームは何で順位が決まりますか?
A6:最初に全試合の得失点差を比較し、それでも同じ場合は総得点、当該チーム同士の対戦成績、懲罰点数の順に判断します。昇格・降格などの順位決定が必要で、なお同じ場合は抽選となります。
2026年の東京都社会人サッカーリーグ1部は、シュワーボ東京が昇格1年目で優勝するという印象的なシーズンとなった。2023年の4部優勝から4季連続でカテゴリー優勝を果たした成長は、今大会を象徴する出来事だ。
早稲田大学ア式蹴球部FC、TOKYO2020 FC、しながわシティFCも関東社会人サッカー大会への出場を決め、東京都代表として関東リーグ昇格を目指す。
一方、2027年のリーグ再編は、2026年の順位表に別の意味を与えている。1~10位はトップリーグ(仮称)、11~18位は新1部リーグという編入条件によって、優勝争いが終わった後も10位前後のチームには大きな緊張感が残る。
今後の注目は11月8日の最終節、そして11月21日から始まる関東社会人サッカー大会だ。東京都1部の頂点に立ったシュワーボ東京をはじめ、4つの代表チームがどこまで勝ち進むのか。2026年の成績が2027年の新しい東京都社会人サッカーリーグにどうつながるのかも含め、シーズン最後まで見届けたい。
主な参考資料:東京都社会人サッカー連盟「東京都社会人サッカーリーグ運営要項(2026年4月1日)」「第60回東京都社会人サッカーリーグ1部順位表・日程表」「リーグ再編にあたって」、TOKYO FOOTBALL「東京1部はシュワーボが昇格1年目で優勝 関東大会出場4チーム決定」(2026年11月1日)、「関東社会人サッカー大会 組み合わせ発表」(2026年10月20日)。