秋場所の結果を調べる際に、混同しやすいのが「相星決戦」と「優勝決定戦」という言葉だ。
どちらも優勝者を決める重要な取組だが、今回の幕内と十両では決着の仕組みが異なっていた。
幕内の相星決戦は本割で決着相星決戦とは、同じ勝ち星・負け星の力士同士が直接対戦すること。
今回の幕内では、大の里と安青錦が11勝3敗で並んで千秋楽を迎えた。結びの一番で大の里が勝利したため、12勝3敗となって単独優勝が決まった。
つまり、別途優勝決定戦を行う必要はなかった。
十両は本割終了後に優勝決定戦一方、十両では北の若、輝、嘉陽の3人が11勝4敗で並んだ。
本割の成績だけでは優勝者を決められなかったため、3人によるともえ戦が実施された。
| 比較項目 | 幕内 | 十両 |
|---|---|---|
| 優勝争い | 大の里・安青錦 | 北の若・輝・嘉陽 |
| 本割終了時 | 11勝3敗で並ぶ | 11勝4敗で並ぶ |
| 決着方法 | 千秋楽の直接対決 | 3人によるともえ戦 |
| 優勝者 | 大の里 | 北の若 |
| 優勝決定戦 | なし | あり |
大相撲秋場所の全取組結果は、幕内だけでなく、十両、幕下、三段目、序二段、序ノ口まで確認できる。
日本相撲協会の公式サイトには、次の情報が掲載されている。
- 星取表: 力士ごとの15日間または7日間の勝敗。
- 取組結果: 日ごとの対戦相手、勝敗、決まり手。
- 優勝力士・三賞力士: 各段の優勝者と三賞受賞者。
- 過去の成績: 歴代の優勝記録や力士別の戦歴。
星取表の基本記号は、○が勝ち、●が負け、□が不戦勝、■が不戦敗、やが休み・取組なしを表す。
今回の場所は9月27日に全日程を終了しており、千秋楽までの記録が確定している。
【プロの結論】2026年秋場所は大の里の復活と次世代力士の躍進が焦点

今回の秋場所を評価するうえで、注目すべき点は3つある。
第一に、大の里が横綱として復活優勝を果たしたこと。
6場所ぶり6度目という優勝記録だけでなく、13日目と14日目の連敗を乗り越え、千秋楽の安青錦戦で勝ち切ったことが大きい。横綱としての責任を果たした場所だった。
第二に、安青錦と藤ノ川の存在感。
安青錦は最後まで優勝を争い、藤ノ川は新関脇で11勝4敗を記録した。優勝者以外にも、今後の大相撲を担う力士の成長が見えた。
第三に、十両以下でも全勝優勝が相次いだこと。
幕下の伊波、三段目の小林、序二段の天、序ノ口の城勝雄が7戦全勝。下位の段でも次の番付につながる結果が生まれた。
大相撲は幕内優勝だけを見ていると、場所全体の変化を見落としやすい。十両の優勝決定戦や各段の全勝優勝まで追うことで、力士の成長や番付の動きをより立体的に理解できる。
次の九州場所は2026年11月8日から福岡国際センターで開催予定。秋場所で結果を残した力士たちが、どのような番付と成績で次の場所を迎えるかも注目される。
【大相撲秋場所結果2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年秋場所の幕内優勝力士は誰ですか?
A1:横綱・大の里です。12勝3敗で6場所ぶり6度目の幕内優勝を果たしました。秋場所は3年連続の優勝です。
Q2:大の里と安青錦の千秋楽の取組結果は?
A2:大の里が安青錦を突き出しで下しました。両者は11勝3敗で並んでいましたが、大の里が勝って12勝3敗、安青錦は11勝4敗となりました。
Q3:2026年秋場所の三賞受賞者は誰ですか?
A3:敢闘賞が藤ノ川(11勝4敗)と美ノ海(10勝5敗)です。殊勲賞と技能賞は該当者なしでした。
Q4:十両優勝は誰ですか?
A4:北の若です。11勝4敗で輝、嘉陽と並びましたが、優勝決定ともえ戦で2連勝して優勝しました。
Q5:幕下以下の優勝力士は誰ですか?
A5:幕下は伊波、三段目は小林、序二段は天、序ノ口は城勝雄です。4人とも7勝0敗の全勝優勝でした。
Q6:大の里は秋場所で何連覇しましたか?
A6:2024年、2025年、2026年と九月場所を3年連続で制しました。2026年の優勝で幕内優勝は通算6回となりました。
Q7:2026年秋場所の優勝決定戦はありましたか?
A7:幕内では行われていません。大の里と安青錦の千秋楽の直接対決で優勝が決まりました。一方、十両では北の若、輝、嘉陽による優勝決定ともえ戦が行われました。
2026年9月場所は、大の里が12勝3敗で6度目の幕内優勝を果たした。
安青錦との相星決戦、藤ノ川と美ノ海の敢闘賞、北の若の十両優勝、そして幕下以下4人の全勝優勝と、見どころの多い15日間だった。
今回の結果を振り返る際は、次の記録を押さえておきたい。
- 幕内優勝:大の里(12勝3敗)
- 千秋楽の相手:安青錦(11勝4敗)
- 敢闘賞:藤ノ川・美ノ海
- 十両優勝:北の若(11勝4敗)
- 幕下優勝:伊波(7勝0敗)
- 三段目優勝:小林(7勝0敗)
- 序二段優勝:天(7勝0敗)
- 序ノ口優勝:城勝雄(7勝0敗)
優勝回数という数字だけでなく、故障からの復活、若手力士の躍進、十両の決定戦まで含めて見ることで、秋場所の本当の面白さが伝わってくる。
11月の九州場所では、秋場所の活躍が次の番付と優勝争いにどう結びつくのか。大の里と安青錦の再戦を含め、引き続き注目したい。