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【購入方法・販売価格】日本オリンピックユニフォームは一般人も買える?

柊 菜々子 柊 菜々子 • 更新: • 公開: • 読了約 10 分
目次

TEAM JAPANの公式ウェアには、選手が実際に着用するものと、一般のファン向けに販売される公式ライセンス商品がある。

この2つは混同されやすい。特に2026年モデルは、選手着用モデルの一部が高価格帯である一方、応援用Tシャツやタオルなど、比較的手に取りやすい商品も展開された。

アシックスのオーセンティックモデルの価格

2025年10月29日のアシックス公式発表で公表された、選手着用モデルを再現したオーセンティックモデルの価格は以下のとおり。

- ポディウムジャケット(アウトドア):134,200円
- ポディウムパンツ(アウトドア):60,500円
- ポディウムジャケット(インドア):77,000円
- ポディウムパンツ(インドア):55,000円
- TEAM JAPANグローブ:19,800円
- TEAM JAPANビーニー:13,200円

いずれも税込のメーカー希望小売価格だ。JOCモデル6品番、JPCモデル4品番の計10品番が発表された。

最も高額なのはアウトドア用ジャケットで、13万円を超える。これは一般的な応援用ウェアとは異なり、防水・透湿素材や保温構造など、選手が実際に着用することを想定した仕様が反映された価格設定だ。

発売スケジュールと購入できる場所

アシックスの発表では、2025年10月30日から11月12日まで、アシックスオンラインストアとアシックスフラッグシップ原宿で期間限定の先行販売を実施。その後、2026年1月上旬から通常販売を開始する予定とされていた。

現在は2026年11月であり、当初の先行販売・通常販売の開始時期はすでに過ぎている。

そのため、現在購入を検討する場合は、以下の販売経路で商品ごとの在庫を確認する必要がある。

- アシックスオンラインストア
- アシックスフラッグシップ原宿
- TEAM JAPANオフィシャルオンラインショップ
- JOCが案内する公式ライセンス商品取扱店舗

なお、選手着用モデルのアシックス製品と、TEAM JAPANの応援グッズでは販売経路や商品構成が異なる。

一般向けの公式ライセンス商品はいくら?

JOCは2026年2月9日、ミラノ・コルティナ大会の公式ライセンス商品について販売情報を公開した。

主な商品の発表価格は次のとおり。

- TEAM JAPAN応援Tシャツ(半袖・ビッグシルエット):8,800円
- TEAM JAPAN応援Tシャツ(長袖・ビッグシルエット):11,000円
- TEAM JAPAN応援フリースマフラー:5,500円
- TEAM JAPANベースボールシャツRED:6,600円
- TEAM JAPANブランケットRED:4,950円
- TEAM JAPAN TシャツGIAPPONE:2,750円
- TEAM JAPANフェイスタオルGIAPPONE:1,650円

選手着用モデルと比べると、応援グッズは価格を抑えた商品が多い。普段着として使用したい人や、大会の記念品を探している人にも選びやすいラインナップだった。

2026年11月現在の販売状況は?

在庫確認が必要

2026年11月5日時点で確認できるTEAM JAPANオフィシャルオンラインショップの商品ページでは、ミラノ・コルティナ2026の応援Tシャツについて、次の状況が表示されている。

- 半袖ビッグシルエットTシャツ:8,800円(税込)、SOLD OUT表示。
- 長袖ビッグシルエットTシャツ:11,000円(税込)、SOLD OUT表示。

長袖商品ページには再入荷通知の案内もある。つまり、公式ライセンス商品として掲載されていても、実際に注文できるとは限らない。

一方、選手着用モデルのポディウムジャケットについては、2025年の発売発表に記載された価格と販売予定は確認できるものの、2026年11月現在の全サイズの在庫や再販売状況を同じ情報から判断することはできない。

購入時の要点は、公式ライセンス商品という表示だけで判断しないこと。

選手が着用したものと同じ仕様を求めるなら、アシックスのオーセンティックモデルかどうかを確認する。応援グッズでよければ、JOC公認の販売商品かどうかを確認する。この違いを押さえておけば、購入時のミスマッチを防ぎやすい。

【プロの結論】2026年の日本オリンピックユニフォームが示した3つの進化

日本オリンピックユニフォーム

今回のTEAM JAPAN公式ウェアを評価するうえで、注目したいのは次の3点だ。

1. 日本らしさを伝統文様だけに頼らなかった

「RYUSUI」は、流水という自然のモチーフを通じて選手の精神性を表現している。

東京2020の「JAPONISM」、パリ2024の「YAGASURI」と比較すると、伝統的な意匠を直接使う方法から、自然のイメージや開催地の文化との組み合わせへと表現の幅が広がっている。

2. デザインと実用性を分離しなかった

屋外用と屋内用を別々に設計したことは、冬季大会の実際の使用環境に即した判断だ。

防水性、透湿性、保温性、通気性を使い分けることで、赤いジャケットという視覚的な統一感だけでなく、着用者のコンディションにも配慮している。

3. サステナビリティを製品の仕様に落とし込んだ

リサイクルダウン、PFASフリー素材、廃材を活用したパーツ、カーボンフットプリント表示など、具体的な取り組みが複数確認できる。

特に環境負荷の表示は、スポーツ用品の購入者が製品の背景を理解するうえでも意味がある。

ただし、すべての素材がリサイクル由来というわけではない。素材ごとの採用範囲を確認して評価することが大切だ。

どんな人におすすめできる?

- TEAM JAPANのファン: 公式ライセンス商品のTシャツや応援グッズが選択肢になる。
- 本格的なスポーツウェアを求める人: アウトドア用とインドア用の機能差を確認して選ぶ価値がある。
- オリンピック記念品の収集家: 大会名、公式ライセンス表示、品番、販売元を確認するとよい。
- 価格を重視する人: 選手着用モデルは高額なため、応援用商品との比較が欠かせない。

【日本オリンピックユニフォームに関するよくある質問(FAQ)】

Q1:2026年の日本オリンピックユニフォームはどこのメーカーが製作した?

アシックスが製作した。JOCとJPCに提供され、ミラノ・コルティナ2026冬季大会の表彰式や選手村などで使用されたTEAM JAPAN公式スポーツウェアだ。

Q2:RYUSUIグラフィックにはどんな意味がある?

絶えず流れる水をイメージし、選手の芯の強さを表現している。アウトドアジャケットには流水のグラフィック、インドアジャケットには開催地のチロルテープに着想を得たグラフィックテープが採用された。

Q3:日本代表と同じオリンピックジャケットは一般人も購入できる?

アシックスは選手着用モデルのオーセンティック商品を一般向けに販売する計画を発表していた。アウトドアジャケットの希望小売価格は134,200円(税込)、インドアジャケットは77,000円(税込)。ただし、2026年11月現在の在庫は販売店で確認する必要がある。

Q4:TEAM JAPAN REDとサンライズレッドは何が違う?

TEAM JAPAN REDはTEAM JAPANを象徴するカラーで、サンライズレッドは朝日の力強さを連想させる赤色。2026年モデルでは、この2色をグラデーションとして組み合わせている。

Q5:2026年の公式ウェアはオリンピックとパラリンピックで違う?

基本的なデザインコンセプトは共通している。ただし、提供アイテムには違いがあり、例えばソックスとロングスリーブトップスはJOC向け、アームカバーはJPC向けに用意された。

ミラノ・コルティナ2026の日本オリンピックユニフォームは、アシックスによるTEAM JAPANの公式スポーツウェアであり、赤のグラデーションと「RYUSUI」のデザインが大きな特徴となった。

今回の開発では、次の要素が一つの製品群にまとめられている。

- TEAM JAPAN REDとサンライズレッドによる統一感
- 流水とチロルテープを組み合わせた独自のデザイン
- 屋外・屋内それぞれに適した機能設計
- リサイクル素材やPFASフリー素材の採用
- オリンピックとパラリンピックをつなぐ多様性への配慮

そして、2026年版を歴代モデルと比較すると、TEAM JAPANの象徴色を受け継ぎながら、開催地の文化や気候、環境問題に応じてデザインと機能を進化させていることが分かる。

今後の日本代表ウェアを見る際にも、単純な色や見た目だけでなく、どのような競技環境を想定し、どのような素材を選び、選手の個性をどう表現しているかが重要な評価ポイントになる。

日本オリンピックユニフォームは、選手が日本代表として身にまとう象徴であると同時に、日本のスポーツ技術、デザイン、環境への姿勢を世界に伝えるプロダクトでもある。 2026年の「RYUSUI」は、その方向性を示す象徴的な一着となった。

主な参照資料:日本オリンピック委員会(JOC)公式大会資料・公式ライセンス商品案内、株式会社アシックス2025年10月29日付プレスリリース、JOCの東京2020・平昌2018・パリ2024公式スポーツウェア資料、TEAM JAPANオフィシャルオンラインショップ。

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柊 菜々子

スポーツ報道6年。連盟の公式記録、試合結果、会見の書き起こしで数値と経歴を確認しています。

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