四元志桜里の読み方は、「よつもと・しおり」。2007年4月13日生まれで、2026年11月現在19歳だ。
ボクシングモバイルの選手名鑑と選手紹介資料から確認できる基本プロフィールは次のとおり。
- 名前: 四元志桜里(よつもと・しおり)
- 生年月日: 2007年4月13日
- 年齢: 19歳(2026年11月現在)
- 出身地: 鹿児島県
- 出身高校: 宮崎県・日章学園高等学校
- 身長: 154cm
- 血液型: AB型
- 構え: オーソドックス
- 所属ジム: 真正ボクシングジム
- 階級: アトム級
- プロデビュー: 2025年5月6日
- 獲得タイトル: WBO女子アジア太平洋アトム級王座
四元の出身高校は、宮崎県宮崎市にある日章学園高等学校だ。
鹿児島県出身の四元は、ボクシングに専念するため、中学生時代に地元を離れて宮崎県の日章学園へ進学した。
同校の中学校・高校のボクシング環境で経験を積み、全国大会で優勝する選手へと成長。2026年3月には高校を卒業し、競技者として次のステージへ進んだ。
卒業後は父親とともに兵庫県神戸市へ拠点を移し、真正ボクシングジムで本格的なプロ活動を続けている。2026年5月31日放送のフジテレビ系『ミラモンGOLD』でも、卒業後の生活と練習環境の変化が紹介された。
真正ボクシングジムとはどんな関係?真正ボクシングジムは、四元がプロとして所属するジムだ。
高校在学中にプロライセンスを取得してデビューした四元は、卒業後、神戸を拠点に練習環境を整えた。
注目したいのは、父親がトレーナーとして競技生活を支えている点だ。父親は小学生時代から指導に携わっており、長年積み重ねてきた空手・ボクシングの経験を共有する存在でもある。
一方、真正ジムというプロの環境に身を置いたことで、アマチュア競技とは異なる試合運びやスタミナ管理、プロ特有の戦術にも取り組むようになった。
【経歴】空手で全国5連覇!日章学園で磨いたボクシングの実力

四元の競技人生を理解するうえで欠かせないのが、ボクシング以前に取り組んでいた空手だ。
単にボクシングを始めた若手選手ではない。幼少期から格闘技に取り組み、異なる競技で全国レベルの実績を築いてきた。
小学1年生で空手を開始、世界大会でも優勝2026年5月31日放送の『ミラモンGOLD』では、四元の格闘技の原点が紹介された。
小学1年生で空手を始め、当初は自宅の庭にある車庫を改装した道場で練習していたという。
番組で紹介された実績は、次のとおりだ。
- 全日本選手権5連覇
- 世界大会優勝
幼少期から全国大会で勝ち続けた経験は、現在のボクシングにもつながっている。
空手で身につけた瞬発力や距離感、相手の動きを読む能力は、ボクシングのカウンターや踏み込みにも生かせる要素だ。
中学1年生でボクシングへ転向四元は中学1年生の頃にボクシングへ転向した。
その後、中学2年生で宮崎県の日章学園へ移り、ボクシングに本格的に取り組む環境を選択した。
2022年8月には、日章学園中学校のボクシング部員として第9回全日本アンダージュニアボクシング王座決定戦に出場。
女子54kg級で優勝を果たしている。
この大会では、日章学園中学校から出場した男子選手も別階級で優勝し、学校として2階級制覇を達成した。
学校法人日章学園が大会結果を公式に発表しており、四元の中学生時代の実績を裏付ける記録となっている。
高校時代はインターハイ優勝・アジア大会銅メダル日章学園高校へ進学した四元は、アマチュアボクシングでも実績を積み重ねた。
主な成績は以下のとおり。
- 2023年度ASBCアジアユース・ジュニア選手権3位
- 2023年度全国高校選抜大会優勝
- 2024年度全国高校選抜大会女子バンタム級優勝
- 2024年度インターハイ女子バンタム級優勝
- 2024年度高校選抜大会最優秀選手賞
日本ボクシング連盟の大会資料にも、日章学園高校所属選手として四元の名前が記録されている。
特に2024年は、全国高校選抜大会とインターハイの双方で優勝。高校女子ボクシング界でトップクラスの実力を持つ選手として評価される時期だった。
また、2024年にはU19世界選手権の日本代表にも選出されている。国際舞台での経験も積んでおり、国内大会だけにとどまらない競技歴を持つ。
【経歴・戦績一覧】プロデビューからWBOアジア王者までの軌跡
四元がプロに転向したのは高校在学中の2025年だ。
2025年1月にプロテストに合格し、同年5月にデビュー。アマチュアで培った技術をプロのリングでも発揮し、短期間でタイトル獲得までたどり着いた。
プロボクシング戦績は4戦4勝3KOこれまでのプロ戦績は4戦4勝(3KO)。
デビューから一度も敗れていない。
プロの試合結果を時系列で整理すると、次のようになる。
2025年5月6日、神戸市立中央体育館で行われたプロデビュー戦。
対戦相手はタイのクンテラダー・クラサノウだった。
日本ボクシングコミッションの試合報告書によると、四元は1回1分59秒TKO勝ち。
プロ初戦で早々に勝利を収め、アマチュア時代から培ってきた攻撃力を見せた。
同年7月20日のプロ2戦目では、中国のフィジャオ・チェンと対戦。こちらは6回戦で、判定3対0の勝利だった。
KOだけでなく、ラウンドを重ねて判定で勝ち切る経験も積んだことは、後のタイトル戦に向けた重要なステップとなった。
2026年4月7日、鎌田真央を破りアジア王者に大きな転機となったのが、2026年4月7日の後楽園ホールで開催されたWBO女子アジア太平洋アトム級王座決定戦だ。
相手は升田ジム所属の鎌田真央。
プロ3戦目にして初のタイトル挑戦となった四元は、序盤から積極的に攻め、ワンツーやアッパーなどを織り交ぜながら試合を優位に進めた。
そして7回、連打で鎌田を追い込み、7回21秒TKO勝ち。
これにより、WBO女子アジア太平洋アトム級王座を獲得した。
日章学園高校も2026年4月15日に卒業生の戴冠を公式発表。高校時代に育てた選手がプロのアジア王者になったことを報告している。
この戴冠によって、四元は国内の若手有望株から、アジアのタイトルを持つ王者へと立場を変えた。
【2026年9月最新】四元志桜里対樋口藍の初防衛戦を解説
2026年9月28日、後楽園ホールで開催された「2026 あしたのジョーメモリアル」。
メインイベント級の注目を集めたカードの一つが、WBO女子アジア太平洋アトム級タイトルマッチだった。
王者・四元志桜里に挑んだのは、一力ボクシングジム所属の樋口藍だ。
樋口藍とはどんな選手?樋口藍は2002年5月8日生まれの女子プロボクサー。四元との対戦時は24歳だった。
四元より年上で、プロとしての試合経験も豊富。2025年11月にはOPBF東洋太平洋女子アトム級王座に挑戦し、狩野ほのかと引き分けている。
2026年9月の四元戦は、樋口にとって2度目の地域タイトル挑戦だった。
また、樋口はサウスポー。オーソドックスの四元とは構えが異なるため、初防衛戦では左右の構えの違いを踏まえた攻防が注目された。
試合結果は四元の4回1分30秒TKO勝ち結果は、四元志桜里が4回1分30秒TKO勝ち。
JBCの2026年9月28日付試合報告書にも、正式な試合結果が記録されている。
この試合で特に注目したいのは、四元が単にパンチの強さだけで勝ったわけではないという点だ。
元A級プロボクサーによる試合分析を掲載したRING LIVERARYでは、四元の重心の低さ、ガードを固めた踏み込み、サウスポーの樋口に対する前足の位置取りが勝因として挙げられている。
具体的には、樋口の前足の外側に自分の前足を置き、右パンチを通しやすい角度を作ってから接近する動きだ。
相手の長い左パンチを正面から受けにくくし、自分の得意な距離へ移行する技術が見られた。
JBCの試合報告書では、樋口は3回に1度、4回に2度ダウンした記録が残っている。最後はレフェリーストップとなった。
樋口戦で見えた四元の成長この防衛戦で評価できるのは、プロ3戦目の鎌田戦とは違ったタイプの相手に対応したことだ。
鎌田は正面からの打ち合いで粘り強さを見せた選手。一方、樋口はサウスポーで、身長差やリーチを生かした戦い方が想定される相手だった。
四元は相手の構えに合わせて距離を詰め、近距離で攻撃をまとめることに成功した。
初防衛戦は、王者として異なるタイプの相手を攻略する能力を示す機会となった。
【現在と世界への展望】四元志桜里は世界チャンピオンになれるのか?
2026年11月現在、四元はWBO女子アジア太平洋アトム級王者であり、初防衛にも成功している。
今後の注目点は、地域タイトルの防衛を重ねるのか、それとも世界タイトル挑戦へ進むのかという点だ。
JBCの2026年10月度資料でも王者として掲載日本ボクシングコミッションが公表した2026年10月度の女子育成ランキングでは、WBO女子アジア太平洋アトム級王者として四元の名前が掲載されている。
同資料には次の内容が記録されている。
- 所属:真正
- 団体:WBOアジアパシフィック
- 階級:アトム級
- 王座獲得・防衛:2026年9月28日・防衛1回
- 指名期限:2027年1月28日
ここで注意したいのは、指名期限が記載されていることと、次の試合日程が決まっていることは別だという点だ。
2026年11月5日時点で、具体的な次戦の対戦相手や開催日は確定情報として扱えない。
WBO・IBFの世界ランキングにも名前がある世界への可能性を考えるうえで、もう一つ注目したい資料がある。
2026年9月28日の初防衛戦に関するJBC公式試合報告書には、四元のランキングとして次の記載がある。
- WBO女子世界アトム級:6位
- IBF女子世界アトム級:6位
- OPBF女子東洋太平洋アトム級:2位
つまり、アジア太平洋王者という肩書きだけでなく、世界ランキングでも上位に位置する選手として紹介されていた。
ただし、世界ランキング入りと世界王座獲得は別の段階だ。
世界タイトルマッチを実現するには、各団体の挑戦資格や対戦交渉、ランキングの変動なども関係する。
目標は4団体統一と世界5階級制覇四元が掲げる目標は非常に大きい。
ボクシングモバイルの選手プロフィールには、4団体統一チャンピオン、世界5階級制覇という目標が掲載されている。
また、2026年5月31日放送の『ミラモンGOLD』でも、世界チャンピオンになったうえで5階級制覇と4団体統一を目指す意向が紹介された。
この2つは別々の目標だ。
- 4団体統一:同じ階級で主要4団体の世界王座を獲得すること
- 5階級制覇:異なる5つの階級で世界王座を獲得すること
どちらも長期的なキャリアを必要とする大きな挑戦であり、現時点では将来の目標である。
世界王者への道で重要になる3つの課題四元の将来性を評価するなら、次の3点に注目したい。
1. 世界レベルの相手との経験
現在のプロ戦績は4戦4勝3KO。非常に優秀なスタートだが、世界タイトルを争う選手との対戦経験は、これから積み上げる必要がある。
2. 異なるスタイルへの対応力
樋口戦ではサウスポーへの対応を見せた。今後はさらに多様な構えや距離感、ディフェンス能力を持つ選手との対戦が課題になる。
3. 長期的なコンディション管理
アトム級は46.26kgがリミットの階級だ。将来的に複数階級を制覇するなら、減量だけでなく、階級を上げた際のフィジカル強化やスタミナの維持も重要になる。
若さと攻撃力は大きな武器だが、世界王座を長く保持するには、試合数を重ねながら技術と経験を成熟させる必要がある。
【プロの結論】四元志桜里の本当の強みと今後の評価ポイント
四元志桜里の魅力は、単に若くしてタイトルを獲得したことだけではない。
空手で全国・世界レベルの経験を積み、中学からボクシングへ転向。日章学園でアマチュア実績を積み、真正ジムでプロとしてのキャリアを築いてきた。
異なる格闘技を経験したことが、現在の攻撃的なスタイルの土台になっている。
特に注目したいのは、次の3つだ。
- 攻撃力: プロ4戦で3KOという決定力。
- 競技経験: 空手、国内アマチュア、国際大会、プロという幅広い経験。
- 対応力: 鎌田戦と樋口戦で異なるタイプの相手に勝利したこと。
一方、世界王者としての実力を判断するには、世界上位選手との実戦が必要になる。
アジア王座の獲得と初防衛は大きな成果だが、ここをゴールにしてはいけない。次の段階では、強豪との対戦で勝ち続けられるかが評価の分かれ目となる。
四元のキャリアは、まだ19歳で始まったばかりだ。これからの試合内容こそ、世界的な評価を左右する。
【四元志桜里に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:四元志桜里の読み方は?
A1:四元志桜里は「よつもと・しおり」と読みます。
Q2:四元志桜里は何歳ですか?
A2:2007年4月13日生まれで、2026年11月現在19歳です。
Q3:四元志桜里の出身高校はどこですか?
A3:宮崎県の日章学園高等学校です。2026年3月に卒業しています。
Q4:四元志桜里の空手の実績は?
A4:小学1年生から空手を始め、全日本選手権5連覇と世界大会優勝の実績が紹介されています。
Q5:四元志桜里のプロボクシング戦績は?
A5:2026年11月現在、4戦4勝3KOの無敗です。
Q6:四元志桜里は世界チャンピオンですか?
A6:2026年11月現在はWBO女子アジア太平洋アトム級王者です。地域王座の獲得と世界王座の獲得は異なり、世界チャンピオンにはまだなっていません。
Q7:樋口藍との初防衛戦の結果は?
A7:2026年9月28日、後楽園ホールで対戦し、四元が4回1分30秒TKO勝ちで初防衛に成功しました。
Q8:四元志桜里の将来の目標は?
A8:4団体統一チャンピオンと世界5階級制覇です。まずはアトム級で世界王座を獲得できるかが注目されます。
四元志桜里は、空手で培った格闘技経験を土台に、日章学園でアマチュアボクシングの実績を築き、真正ボクシングジムでプロとして成長してきた選手だ。
2025年5月のプロデビューから無敗を維持し、2026年4月7日には鎌田真央をTKOで破ってWBO女子アジア太平洋アトム級王座を獲得。さらに9月28日の樋口藍との初防衛戦でも4回TKO勝ちを収めた。
2026年11月現在の戦績は4戦4勝3KO。19歳にして地域王者となり、世界ランキングでも上位に名前が掲載されている。
今後は世界上位選手との対戦、さらなるタイトル防衛、そして世界王座への挑戦が焦点となる。
アジア王者から世界王者へ。 四元志桜里が掲げる4団体統一と5階級制覇という目標が、今後どこまで現実に近づくのか。女子ボクシング界の次世代を担う選手として、引き続き注目したい。
主な参照資料:日本ボクシングコミッション(JBC)の公式試合報告書・2026年10月度女子育成ランキング、日本ボクシング連盟の大会資料、日章学園高等学校・学校法人日章学園の公式発表、ボクシングモバイルの選手名鑑・インタビュー、鹿児島建設新聞、フジテレビ系『ミラモンGOLD』放送内容、RING LIVERARYの試合分析。