第75回NHK紅白歌合戦・2024年12月31日
2018年の初出場から6年後、米津玄師は2024年12月20日に第75回紅白歌合戦への出演が発表されました。
歌唱曲は、NHK連続テレビ小説『虎に翼』の主題歌「さよーならまたいつか!」。今回は通常の白組出場歌手という形ではなく、特別企画としての出演でした。
出演を決めた理由について、本人は公式サイトを通じて次のように説明しています。
「その一助になるのであれば」
これは、ドラマ『虎に翼』が紅白という晴れの舞台にふさわしい作品であり、自分の出演が番組を盛り上げる助けになればという思いを示した言葉です。
また、2025年にNHKが放送開始100年を迎えることと、「さよーならまたいつか!」が100年の月日を想う楽曲であることにも触れています。
この出演で興味深いのは、米津玄師自身の楽曲を披露するだけでなく、ドラマが持つメッセージやNHKの節目に寄り添う形で出演していることです。
2018年の「Lemon」が個人的な記憶と故郷に結びついたステージだったのに対し、2024年は作品と放送文化の節目を意識したステージでした。
2025年「IRIS OUT」|『チェンソーマン レゼ篇』とHANAの参加第76回NHK紅白歌合戦・2025年12月31日
2025年12月23日、米津玄師の第76回紅白歌合戦への出演が発表されました。
披露曲は、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌「IRIS OUT」です。
2018年、2024年に続く3回目の紅白出演となり、本人も公式サイトで喜びを伝えています。
「今年で3回目になりますが、音楽を始めた当初は紅白に3回も出演させて頂けるようになるとは思ってもみませんでした。」
このコメントからも、紅白への出演が本人にとって特別な経験であることが伝わります。
加えて、2025年のステージで話題になったのが、女性グループHANAの参加です。
HANAとのコラボは何が特別だった?2025年の米津玄師の「IRIS OUT」には、HANAがスペシャルゲストとして参加しました。
ここで押さえておきたいのは、HANAが「IRIS OUT」の正式な共同歌唱名義として発表されたわけではないことです。米津玄師の公式YouTubeチャンネルでも、HANAについてはスペシャルゲストとして参加したと説明されています。
HANAは、ちゃんみながプロデュースするガールズグループです。2025年の紅白では、HANA自身も「ROSE」を披露しています。
つまり、同じ番組にそれぞれの出演者として登場しただけでなく、米津玄師のステージにもHANAが参加したという点に、2025年ならではの見どころがありました。
『チェンソーマン レゼ篇』との関係「IRIS OUT」は、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌として制作された楽曲です。
作品では、主人公デンジと、彼の前に現れる少女レゼを中心に物語が展開します。
米津玄師は映画の主題歌「IRIS OUT」に加えて、宇多田ヒカルを迎えたエンディングテーマ「JANE DOE」も手掛けました。
映画作品と音楽の両面で注目を集めたことが、2025年の紅白出演を語るうえで重要な背景になっています。
【出演経緯を検証】米津玄師が紅白に出場する理由とは?

米津玄師の紅白出演には、毎回異なる背景があります。
3回の出演を比較すると、NHK側の番組企画との相性だけでなく、本人がその年の作品や楽曲にどのような意味を見いだしているかが重要な要素になっていることが分かります。
2018年は祖父への思いとテレビ初歌唱米津玄師は、もともとテレビ出演に積極的だったわけではありません。
2024年の『日曜日の初耳学』では、テレビ出演について「向いていないという気持ちが強かった」と振り返っています。
それでも紅白への出演を決めた背景には、次の3つがありました。
- 「Lemon」が想像以上に大きな作品になったこと。
- 子どもの頃から見ていた紅白に出演する機会を得たこと。
- 祖父への思いが込められた楽曲を、故郷の徳島で歌う意味があったこと。
特に祖父への思いは、本人の言葉で「親孝行のような感覚」と表現されています。
2024年は『虎に翼』の作品性とNHK放送100年への思い2024年は、NHK連続テレビ小説『虎に翼』の主題歌を担当していたことが大きな接点になりました。
米津玄師は、ドラマ作品そのものを紅白の晴れ舞台にふさわしいものと評価し、自分の出演がその魅力を伝える助けになることを望んでいました。
また、NHKの放送100年という節目と楽曲のテーマが重なったことも、出演の理由として本人が挙げています。
2025年は映画主題歌の話題性と3回目の出演2025年は、『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌「IRIS OUT」が中心でした。
本人の公式発表では、紅白出演は3回目。過去2回の出演とは違い、アニメ映画との連動やHANAのスペシャルゲスト参加など、音楽と映像作品の広がりを感じさせる演出となりました。
このように整理すると、米津玄師の出演は単純な年間ヒット曲ランキングだけで説明できません。
楽曲のヒット、作品との結びつき、本人が出演する意味を感じられる企画。 この3つが重なったとき、紅白という舞台に登場してきたと考えられます。
【2026年の出場予想】米津玄師は第77回紅白に出演する可能性が高い?
2026年の米津玄師には、紅白出演を予想するうえで注目したい材料があります。
その一つが、2026年のNHKとの音楽的なつながりです。
2026 NHKサッカーテーマ「烏」が大きな注目材料2026年4月28日、米津玄師の新曲「烏(からす)」が2026 NHKサッカーテーマに決定したと公式サイトで発表されました。
同曲は6月15日に配信リリースされ、FIFAワールドカップ2026をはじめとするNHKのサッカー番組で使用されました。
紅白とNHKサッカーテーマは別の番組企画ですが、同じ年にNHKの大型スポーツ中継を音楽で支えた実績は、2026年の活動を考えるうえで注目すべき接点です。
加えて、2026年は「夜鷹」が映画『キングダム 魂の決戦』の主題歌として発表されるなど、映画・テレビとのタイアップも続いています。
2026年の活動とスケジュールから見る出演可能性米津玄師の公式サイトで公表されている2026年の活動を整理します。
| 項目 | 2026年の情報 | 紅白との関係 |
|---|---|---|
| NHK関連 | 「烏」 | NHKとの接点 |
| 映画主題歌 | 「夜鷹」 | 映画との連動 |
| 国内ツアー | 11月6日~12月17日 | 年末前に終了予定 |
| 海外ツアー | 12月26日から | 年末の海外活動に注目 |
| 紅白出演 | 未発表 | 決定情報なし |
特に注目したいのがツアー日程です。
国内ツアー「米津玄師 2026 TOUR / GHOST」は、11月6日の長野公演から始まり、12月17日の神奈川公演まで予定されています。
その後、12月26日・27日には台北でワールドツアー公演が予定されています。公式日程上、12月31日の公演は掲載されていません。
もちろん、12月31日に公演予定がないことだけで紅白出演が決まるわけではありません。しかし、日程上の明確な公演重複が確認できない点は、出演を予想する際の一材料になります。
2026年の出場予想を左右する3つの判断基準2026年の出場可能性を考えるなら、次の3点に注目すると整理しやすくなります。
1. 2026年を代表する楽曲があるか
「烏」はNHKサッカーテーマという明確な接点を持っています。年末に向けて楽曲がどの程度広く浸透するかは、選考を考える材料になります。
2. 特別企画として出演する意味があるか
2018年は徳島からの生中継、2024年は『虎に翼』との関係、2025年は『チェンソーマン レゼ篇』との関係がありました。
通常の出場枠だけでなく、特別企画としてどのような演出が可能なのかも注目点です。
3. 本人の出演意向とスケジュールが合うか
過去の出演では、本人自身が出演する意味を感じたことが大きな要素になっていました。2026年も同様に、本人の意向と番組側の企画が合致するかが焦点です。
現時点の見立ては、出場を予想する根拠は複数あるものの、正式発表までは有力候補の域を出ないというものです。
【よくある質問】米津玄師の紅白に関するFAQ
Q1:米津玄師は2026年の紅白に出場しますか?
A1:2026年11月5日時点では正式発表されていません。第77回NHK紅白歌合戦への出演は未確定です。NHKからの出場歌手発表や追加企画の発表が判断材料になります。
Q2:米津玄師の紅白出場回数は何回ですか?
A2:2025年までに計3回です。2018年の「Lemon」、2024年の「さよーならまたいつか!」、2025年の「IRIS OUT」を披露しています。2026年の出演が決まれば4回目になります。
Q3:米津玄師が紅白で歌った歴代の曲は何ですか?
A3:次の3曲です。
- 2018年:「Lemon」
- 2024年:「さよーならまたいつか!」
- 2025年:「IRIS OUT」
Q4:2025年の紅白でHANAと共演しましたか?
A4:はい。HANAは米津玄師の「IRIS OUT」のステージにスペシャルゲストとして参加しました。HANA自身も同じ紅白で「ROSE」を披露しています。
Q5:米津玄師の紅白出演時間は何時ですか?
A5:2026年の出演自体が未確定のため、出演時間も発表されていません。参考までに2025年は、米津玄師の「IRIS OUT」は番組終盤の23時ごろの枠で披露されました。2026年も同じ時間帯になるとは限りません。
Q6:2018年に米津玄師が紅白出演を決めた理由は何ですか?
A6:本人は、子どもの頃から見ていた紅白への出演が特別な経験になると感じたことや、祖父への思いが込められた「Lemon」を故郷で歌う意味を語っています。
米津玄師の紅白出演は、2018年の「Lemon」、2024年の「さよーならまたいつか!」、2025年の「IRIS OUT」と、これまで3回の実績があります。
それぞれの出演には、祖父への思い、NHK連続テレビ小説『虎に翼』とのつながり、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』との連動という異なる背景がありました。
2026年はNHKサッカーテーマ「烏」を担当し、映画主題歌や国内外のツアーなど音楽活動も活発です。紅白出演を予想するうえで注目できる材料はそろっています。
ただし、11月5日現在、第77回NHK紅白歌合戦への出場は正式決定していません。
今後、特に注目したいのは次の3点です。
- NHKによる出場歌手の正式発表
- 米津玄師の特別企画・追加出演の発表
- 歌唱曲と出演時間を含む公式タイムテーブル
過去の出演経緯を振り返ると、米津玄師にとって紅白は、単にヒット曲を披露するだけの場所ではありません。楽曲や作品に込めた思いを、一年の最後に届ける舞台でもあります。
2026年に4回目の出演が実現するのか。「烏」を披露するのか、それとも新たな映画・ドラマとの企画が用意されるのか。第77回の正式発表が、今後の最大の注目ポイントです。