疲れがたまっているときや、朝から体が重いとき、「何を食べれば元気が出るのだろう」と考える人は少なくありません。食事は、体を動かすエネルギーを補給するだけでなく、筋肉や血液をつくり、日々の活動を支える栄養素を取り入れる大切な機会です。ごはんやバナナなどの炭水化物、豚肉や魚に含まれるビタミンB群、赤身肉や小松菜に含まれる鉄分など、食材によって期待できる役割は異なります。
2026年現在、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」や農林水産省の「食事バランスガイド」を参考にすると、特定の食品だけに頼るのではなく、主食・主菜・副菜を組み合わせることが基本です。疲れたときに食べたいものから、コンビニで買える手軽な食品、食欲がない日にも取り入れやすいメニューまで、栄養面と実践のしやすさを軸に紹介します。
【2026年最新版】元気の出る食べ物ランキング!疲れたときに選びたい食品7選

元気を取り戻したいときに選ぶ食品は、疲れの感じ方や食事の状況によって変わります。すぐにエネルギーを補給したいなら炭水化物、食事の栄養バランスを整えたいなら肉・魚・卵・大豆製品、鉄分が気になるなら赤身肉や魚、緑黄色野菜などが候補です。
ここでは、栄養面、日常生活への取り入れやすさ、食べ合わせの幅を考慮したおすすめ食品を紹介します。なお、順位は医学的な疲労回復効果を比較したものではなく、毎日の食事に取り入れる際の実用性を基準とした編集上のランキングです。
1位:豚肉|ビタミンB1を効率よく補給できる豚肉は、ビタミンB1を多く含む代表的な食品です。ビタミンB1は、糖質をエネルギーとして利用する過程を助ける栄養素で、ごはんやパンなどの主食をよく食べる人にとっても意識したい成分です。
特におすすめなのは、豚ヒレ肉や豚もも肉などの比較的脂質が少ない部位です。
文部科学省の食品成分データベースによると、豚ヒレ肉(大型種・赤肉・生)は可食部100g当たり、ビタミンB1を1.32mg、たんぱく質を22.2g含みます。
しょうが焼き、豚しゃぶ、野菜炒めなど、調理方法を変えやすい点も魅力です。
2位:ごはん|活動に必要なエネルギーを補う主食疲れているときに食事量が減っているなら、まず主食をきちんと食べられているか確認したいところです。
ごはんに含まれる炭水化物は、体を動かすためのエネルギー源になります。特に朝食や昼食で主食を抜いてしまうと、必要なエネルギーを十分に補給できない可能性があります。
白米だけでなく、玄米や雑穀米を取り入れる方法もあります。玄米には白米より多くのビタミンB群や食物繊維が含まれます。
ただし、消化のしやすさや食欲に合わせて選ぶことも大切です。胃腸の調子がよくないときは、おかゆや柔らかく炊いたごはんが適しています。
3位:卵|たんぱく質とビタミンをまとめて補える卵は、たんぱく質を手軽に摂取できる食品です。
筋肉や皮膚、臓器などの材料となるたんぱく質に加え、ビタミンB群なども含んでいます。調理の手間が少なく、朝食にも夕食にも使いやすいことが利点です。
ゆで卵、目玉焼き、卵焼き、温泉卵など、食べ方の選択肢も豊富です。
食事量が少ない人は、ごはんやパンに卵料理を一品加えるだけでも、栄養バランスを整えやすくなります。
4位:魚|たんぱく質やビタミンB12を補える魚は、良質なたんぱく質を摂取できる食品です。
特に鮭、サバ、イワシ、カツオ、マグロなどは、日常の食事に取り入れやすい選択肢です。
魚の種類によって含まれる栄養素は異なりますが、ビタミンB12やビタミンDなどを含む食品もあります。
サバやイワシなどの青魚にはEPAやDHAといった脂肪酸も含まれています。
焼き魚だけでなく、缶詰や刺身、煮魚などを活用すれば、忙しい日でも魚料理を取り入れられます。
5位:納豆・豆腐|植物性たんぱく質を手軽に補給大豆製品は、肉や魚以外からたんぱく質を摂取したい人におすすめです。
納豆にはたんぱく質、ビタミンK、食物繊維などが含まれ、豆腐も消化しやすい料理に仕上げやすい食品です。
納豆ごはん、冷奴、豆腐のみそ汁などは、調理の負担が少なく、普段の献立にもなじみます。
肉料理が続いているときや、食事のボリュームを抑えたいときにも便利です。
6位:バナナ|手軽に糖質を補給できる果物バナナは、皮をむくだけで食べられる手軽な果物です。
炭水化物を含むため、忙しい朝や運動前後など、手早くエネルギーを補いたい場面に向いています。
カリウムやビタミンB6も含まれており、ヨーグルトや牛乳と合わせれば、たんぱく質も一緒に摂取できます。
食事を作る時間がないときや、固形の食事を多く食べられないときにも選びやすい食品です。
7位:小松菜・ブロッコリー・キウイ|ビタミンやミネラルを補う野菜や果物は、主食や主菜だけでは不足しやすいビタミン、ミネラル、食物繊維などを補う役割があります。
小松菜やほうれん草は鉄分を含み、ブロッコリーやキウイはビタミンCを補うのに適しています。
ビタミンCは、植物性食品に含まれる非ヘム鉄の吸収を助ける働きがあります。
肉や魚などの主菜と組み合わせることで、栄養面の相乗的なメリットを期待できます。
【栄養素別に解説】主食・肉・魚・野菜・果物はどう選ぶ?
元気の出る食べ物を考える際は、食品名だけでなく、含まれている栄養素の働きにも注目しましょう。
大切なのは、エネルギーを補う食品と、体をつくり、正常な代謝を支える食品を組み合わせることです。
炭水化物|すぐにエネルギーを補給したいとき炭水化物は、体を動かすための主要なエネルギー源です。
主な食品には次のものがあります。
- 白米・玄米
- 食パン・全粒粉パン
- うどん・そば
- バナナ
- さつまいも
- オートミール
短時間で食べやすいものを選ぶなら、おにぎりやバナナ、ゼリー飲料などが候補になります。
ただし、糖質を含む飲料や菓子だけに頼るのではなく、普段の食事では主食と主菜、副菜を組み合わせることが基本です。
ビタミンB群|糖質やたんぱく質の代謝を助けるビタミンB群は、食事から摂取した栄養素を体内で利用するために必要な栄養素です。
特に意識したいのが、ビタミンB1、B2、B6、B12です。
- ビタミンB1:豚肉、玄米、大豆、カツオなど
- ビタミンB2:卵、乳製品、レバーなど
- ビタミンB6:魚、鶏肉、バナナなど
- ビタミンB12:魚介類、肉類、卵など
厚生労働省の健康情報サイト「e-ヘルスネット」でも、ビタミンB1・B2・ナイアシンはエネルギー代謝を助け、ビタミンB6はたんぱく質の代謝を助けると説明されています。
特定のビタミンだけを大量に摂取するのではなく、複数の食品からバランスよく取り入れることが大切です。
鉄分|酸素を運ぶ働きを支える鉄分は、赤血球に含まれるヘモグロビンなどを構成する重要なミネラルです。
体内の鉄分が不足すると、貧血につながり、疲労感や筋力低下などが現れることがあります。
鉄分を含む主な食品は次のとおりです。
- レバー
- 牛肉の赤身
- カツオ
- マグロ
- アサリ
- 小松菜
- ほうれん草
- 大豆製品
鉄分には、動物性食品に多いヘム鉄と、植物性食品などに含まれる非ヘム鉄があります。
ヘム鉄は比較的吸収されやすく、非ヘム鉄はビタミンCや動物性たんぱく質と一緒に摂ることで吸収率を高められます。
たんぱく質|筋肉や体の組織をつくるたんぱく質は、筋肉、臓器、皮膚、髪などの構成成分となる栄養素です。
主な供給源は、肉、魚、卵、乳製品、大豆製品です。
食事量が少ない人や、朝食を簡単に済ませがちな人は、たんぱく質を含む食品を一品追加することを意識しましょう。
肉だけに偏らず、魚や卵、豆腐なども組み合わせると、食品の種類を増やせます。
主要な食品と栄養素の関係を比較| 食品・食材 | 主な栄養素 | 期待できる役割 | おすすめの食べ方 |
|---|---|---|---|
| ごはん | 炭水化物 | 活動に必要なエネルギーの補給 | おにぎり、定食 |
| 豚肉 | ビタミンB1、たんぱく質 | 糖質代謝や体づくりを支える | しょうが焼き、豚しゃぶ |
| 赤身肉 | 鉄分、たんぱく質 | 鉄分とたんぱく質の補給 | 牛肉の野菜炒め |
| 魚 | たんぱく質、ビタミンB12など | 体づくりや栄養バランスの改善 | 焼き魚、魚の缶詰 |
| 卵 | たんぱく質、ビタミンB群 | 体をつくる栄養素の補給 | ゆで卵、卵焼き |
| 納豆 | たんぱく質、ビタミンK | 植物性たんぱく質の補給 | 納豆ごはん |
| 小松菜 | 鉄分、カルシウムなど | ミネラルの補給 | おひたし、炒め物 |
| ブロッコリー | ビタミンC、葉酸など | ビタミンや食物繊維の補給 | 温野菜、サラダ |
| バナナ | 炭水化物、カリウム、ビタミンB6 | 手軽なエネルギー補給 | そのまま、ヨーグルト添え |
| キウイ | ビタミンC、食物繊維 | ビタミンCの補給 | 生食、ヨーグルト添え |
※食品の栄養成分は品種、部位、調理方法によって変わります。
【食べ合わせがポイント】疲労回復を意識した栄養バランスのよい組み合わせ
元気を支える食事では、一つの食品に期待するより、異なる栄養素を含む食材を組み合わせることが大切です。
ここでは、日常の献立に取り入れやすい食べ合わせを紹介します。
豚肉+ごはん|エネルギー源とビタミンB1を組み合わせる豚肉とごはんは、日常の食事に取り入れやすい組み合わせです。
ごはんから炭水化物を、豚肉からビタミンB1やたんぱく質を摂取できます。
例えば、豚肉のしょうが焼きにごはん、キャベツの千切り、みそ汁を添えれば、主食・主菜・副菜がそろった献立になります。
赤身肉+ブロッコリー|鉄分とビタミンCを組み合わせる鉄分が気になる人におすすめしたいのが、牛肉の赤身とブロッコリーの組み合わせです。
赤身肉からはヘム鉄とたんぱく質を、ブロッコリーからはビタミンCを摂取できます。
小松菜やパプリカ、キウイなどを組み合わせる方法もあります。
鉄分不足が疑われる場合は、食事だけで判断せず、必要に応じて血液検査などで状態を確認することも大切です。
卵+納豆|たんぱく質を補う朝食卵と納豆は、どちらもたんぱく質を含む食品です。
納豆ごはんに温泉卵を添えたり、納豆オムレツにしたりすれば、簡単に一品を用意できます。
調理の負担が少ないため、忙しい朝にも向いています。
魚+野菜+ごはん|日々の栄養バランスを整える魚料理に野菜のおひたしやサラダ、ごはんを組み合わせる方法もおすすめです。
魚からたんぱく質や種類に応じた脂質、野菜からビタミンやミネラル、ごはんから炭水化物を補給できます。
農林水産省の食事バランスガイドでも、食事は主食・副菜・主菜・牛乳や乳製品・果物という5つのグループに分けて考えられています。
一つの栄養素だけを重視するのではなく、料理単位でバランスを整えることが実践的な方法です。
【朝ごはん・コンビニで実践】忙しい日でも元気を支える食事
朝食を抜いたり、昼食を菓子パンだけで済ませたりする日が続くと、必要な栄養素を十分に摂取できない可能性があります。
時間がない日でも、主食とたんぱく質を含む食品を組み合わせることを意識しましょう。
朝ごはんにおすすめの食べ物朝食では、エネルギー源となる炭水化物と、体をつくるたんぱく質を組み合わせるとよいでしょう。
おすすめの組み合わせは次のとおりです。
| 朝食メニュー | 主な栄養面のメリット |
|---|---|
| ごはん+納豆+卵 | 炭水化物とたんぱく質を補える |
| トースト+ゆで卵+牛乳 | 手軽にエネルギーとたんぱく質を摂れる |
| バナナ+ヨーグルト+オートミール | 炭水化物、たんぱく質、食物繊維を補える |
| おにぎり+焼き鮭 | 炭水化物と魚由来のたんぱく質を摂れる |
| 野菜入り雑炊+豆腐 | 炭水化物と植物性たんぱく質を補える |
農林水産省は、朝食を食べて生活リズムを整えることを推奨しています。
朝から食欲がわかない場合は、最初からたくさん食べようとせず、牛乳やヨーグルト、果物などの食べやすいものから始める方法もあります。
コンビニで買える元気の出る食べ物コンビニの商品を選ぶ際も、主食・主菜・副菜の組み合わせを意識すると便利です。
おすすめの組み合わせは次のとおりです。
1. おにぎり+ゆで卵+具だくさんみそ汁
炭水化物、たんぱく質、野菜などを組み合わせられる定番メニューです。鮭やツナなど具材の異なるおにぎりを選ぶのもよいでしょう。
2. サラダチキン+おにぎり+野菜サラダ
サラダチキンからたんぱく質を、おにぎりから炭水化物を補給できます。野菜サラダを追加すれば、副菜も取り入れられます。
3. そば+温泉卵+海藻サラダ
そばを主食に、温泉卵でたんぱく質を補う組み合わせです。海藻サラダを加えることで、食物繊維やミネラルも取り入れやすくなります。
4. バナナ+無糖ヨーグルト+牛乳
食欲がない朝や、軽い間食に向いています。果物の炭水化物と乳製品のたんぱく質を組み合わせられます。
5. 焼き魚弁当+野菜のおかず
一度に複数の食品を食べたい人には、主食・主菜・副菜がそろった弁当がおすすめです。
コンビニ商品は、塩分や脂質、エネルギー量にも違いがあります。毎回同じ商品に偏らず、原材料や栄養成分表示も確認しましょう。
【食欲がないときにも】簡単に作れる疲労回復を意識したレシピ3選
疲れているときは、食事を作ること自体が負担になる場合があります。
そのような日は、手間をかけずに複数の食品を取り入れられる料理が便利です。
レシピ1:豚肉と玉ねぎの簡単しょうが焼き主な栄養素:ビタミンB1、たんぱく質
材料(1人分)
- 豚肉100g
- 玉ねぎ1/4個
- しょうが少々
- しょうゆ大さじ1/2
- みりん大さじ1/2
- サラダ油少量
作り方
1. 玉ねぎを薄切りにする。
2. フライパンに油をひき、豚肉と玉ねぎを炒める。
3. 肉に十分火が通ったら、しょうが、しょうゆ、みりんを加える。
4. 全体に調味料を絡めて完成。
ごはんとキャベツを添えれば、主食・主菜・副菜をそろえやすくなります。
レシピ2:卵と納豆の簡単雑炊主な栄養素:炭水化物、たんぱく質
材料(1人分)
- ごはん100〜150g
- 卵1個
- 納豆1パック
- 水200ml程度
- めんつゆ適量
- 小ねぎ少々
作り方
1. 鍋に水とごはんを入れて温める。
2. めんつゆで味を調える。
3. 溶き卵を回し入れ、十分に加熱する。
4. 器に盛り、納豆と小ねぎを添える。
温かく柔らかい雑炊は、食欲が落ちているときにも比較的食べやすい料理です。納豆の風味が苦手な場合は、豆腐や鶏肉に変更しても構いません。
レシピ3:ブロッコリーとツナの簡単サラダ主な栄養素:ビタミンC、たんぱく質、食物繊維
材料(1人分)
- ブロッコリー80g
- ツナ缶1/2缶
- ミニトマト3個
- オリーブオイル小さじ1
- 塩・こしょう少々
作り方
1. ブロッコリーを小房に分けて、柔らかくなるまで加熱する。
2. ミニトマトを半分に切る。
3. ツナ、ブロッコリー、トマトを混ぜる。
4. オリーブオイルと塩・こしょうで味を調える。
肉料理や魚料理の付け合わせにも使えます。ブロッコリーに含まれるビタミンCを取り入れられるため、鉄分を含む主菜と組み合わせるのもおすすめです。
食欲がないときに食べたいもの食欲がないときは、無理に量を食べようとせず、食べやすさを優先することも必要です。
おすすめの食品には次のようなものがあります。
- おかゆや雑炊
- バナナ
- ヨーグルト
- プリン
- 豆腐
- 温かいスープ
- 柔らかく煮た野菜
- ゼリー飲料
味付けに梅干し、しょうが、大葉などを使うと、食事の風味を変えられます。
農林水産省も、食欲がないときには好きなものを食べたり、香味野菜や酸味、香辛料などを活用したりする工夫を紹介しています。
ただし、食欲不振が長く続く場合は、病気や薬の影響なども考えられます。食事の工夫だけで済ませず、医療機関や専門家に相談してください。
【知っておきたい注意点】元気の出る食べ物だけでは疲れが取れない理由
栄養バランスのよい食事は健康を支える基本ですが、食べ物を変えればすぐに疲れが消えるわけではありません。
疲労感には、睡眠不足、精神的ストレス、運動不足、過度な運動、脱水、栄養不足など、さまざまな要因が関係しています。
エナジードリンクを飲めば疲労が回復する?エナジードリンクは、カフェインや糖質などを含む商品があり、一時的に眠気を感じにくくなることがあります。
しかし、眠気が軽減することと、体の疲労そのものが回復することは別です。
カフェインを過剰に摂取すると、動悸や不眠などにつながる可能性もあります。疲れを感じるたびに飲料で乗り切ろうとせず、休息や睡眠を確保することが大切です。
ビタミンや鉄分は多く摂ればよいわけではないビタミンやミネラルは健康維持に必要ですが、過剰摂取が望ましいわけではありません。
特にサプリメントを複数利用すると、同じ栄養素を重複して摂取する可能性があります。
鉄分についても、月経の有無や年齢などによって必要量が異なります。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、成人の鉄の推奨量は年齢や性別などに応じて設定されています。月経のある女性では、月経のない女性より高い推奨量が設定されています。
貧血が疑われる場合は、自己判断で鉄剤を使うのではなく、医療機関で状態を確認することが適切です。
疲れにくい体を目指すには食事・睡眠・運動を組み合わせる毎日の食事では、主食・主菜・副菜をそろえることを基本にしましょう。
加えて、次の生活習慣も意識したいポイントです。
- 毎日できるだけ規則正しく食事をする。
- 水やお茶などで適切に水分を補給する。
- 睡眠時間と睡眠環境を見直す。
- 無理のない範囲で歩行やストレッチを行う。
- 食事を極端に減らしたり、一つの食品に偏ったりしない。
休んでも疲労感が改善しない、日常生活に支障が出る、急な体重減少や強いだるさがある場合は、医療機関に相談してください。
【元気の出る食べ物に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:一番元気の出る食べ物は何ですか?
A1:一つだけ選ぶなら、目的に応じて考えることが大切です。活動に必要なエネルギーを補うならごはんやバナナ、ビタミンB1を補うなら豚肉、たんぱく質を摂るなら卵や魚、鉄分を補うなら赤身肉や小松菜などがおすすめです。複数の食品を組み合わせて食べましょう。
Q2:疲れたときにすぐ食べられるものは何ですか?
A2:おにぎり、バナナ、ヨーグルト、ゼリー飲料などが手軽です。食事として摂れる場合は、おにぎりとゆで卵、サラダチキンと野菜サラダなど、炭水化物とたんぱく質を組み合わせるとよいでしょう。
Q3:疲労回復には豚肉と鶏肉のどちらがおすすめですか?
A3:ビタミンB1を意識するなら豚肉が有力な選択肢です。一方、鶏肉もたんぱく質を補う食品として優れています。どちらか一方に限定する必要はなく、魚や卵、大豆製品も含めて食べることが大切です。
Q4:朝ごはんにおすすめの元気が出る食べ物は何ですか?
A4:ごはんと納豆、卵、みそ汁の組み合わせがおすすめです。パン派なら、トーストにゆで卵と牛乳、ヨーグルトなどを加える方法もあります。朝から食べられない場合は、バナナやヨーグルトなど少量から始めましょう。
Q5:食欲がないときは何を食べればよいですか?
A5:おかゆ、雑炊、スープ、ヨーグルト、バナナ、豆腐など、食べやすく消化の負担が比較的少ない食品がおすすめです。無理に一度に食べようとせず、体調に合わせて少量ずつ摂取する方法もあります。食欲不振が続く場合は受診を検討してください。
Q6:コンビニだけで栄養バランスのよい食事はできますか?
A6:可能です。おにぎりなどの主食、ゆで卵やサラダチキンなどの主菜、野菜サラダや具だくさんスープなどの副菜を組み合わせましょう。商品を選ぶ際は、塩分や脂質などの栄養成分表示も確認してください。
Q7:疲れにくい体を目指すには毎日何を食べればよいですか?
A7:ごはんやパンなどの主食、肉・魚・卵・大豆製品などの主菜、野菜やきのこなどの副菜を組み合わせることが基本です。さらに乳製品や果物も取り入れ、特定の食品に偏らない食事を続けましょう。
元気の出る食べ物には、ごはん、豚肉、魚、卵、納豆、バナナ、緑黄色野菜など、さまざまな種類があります。
それぞれの食品には異なる栄養的な役割があり、炭水化物は活動のエネルギー源、ビタミンB群はエネルギー代謝、鉄分は酸素を運ぶ働き、たんぱく質は筋肉や体の組織づくりを支えています。
毎日の食事で意識したいのは、次の3つです。
1. エネルギー源を確保する: ごはん、パン、麺類、果物などを適切に取り入れる。
2. 体をつくる栄養素を補う: 肉、魚、卵、大豆製品などを組み合わせる。
3. ビタミンやミネラルを補う: 野菜、果物、海藻、きのこなども食べる。
忙しい日はコンビニ食品を活用し、食欲がない日はおかゆやスープなどから始めても構いません。毎食完璧な献立を用意する必要はなく、できる範囲で食品の種類を増やすことが継続のポイントです。
元気を支える食事の基本は、特別な食品を大量に食べることではなく、必要な栄養素を毎日の食卓で無理なく補うことです。 食事、睡眠、休息をバランスよく整えながら、自分の体調に合った食生活を続けていきましょう。
主な根拠資料記事の栄養情報・基準の確認に使用した公的資料です。
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「ビタミン」「鉄」「たんぱく質」
- 文部科学省「食品成分データベース」「日本食品標準成分表」
- 農林水産省「食事バランスガイド」「朝ごはんを食べていますか」「食欲がないときは」