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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序はTV版と何が違う?あらすじ・キャスト・ヤシマ作戦を徹底解説

瀬名 宝 瀬名 宝 • 更新: • 公開: • 読了約 21 分
目次

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』は、2007年9月1日に公開された『エヴァンゲリオン』新劇場版4部作の第1作だ。14歳の少年・碇シンジが特務機関NERV(ネルフ)に呼び出され、巨大な人型兵器エヴァンゲリオン初号機に乗って謎の生命体「使徒」と戦う物語を描いている。

本作は1995年放送のTVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』序盤をベースにしているが、単なるリメイクではない。映像の刷新、使徒の番号や演出の変更、物語の再構成など、新しいシリーズにつながる仕掛けが随所に盛り込まれている。2026年にはエヴァンゲリオンの完全新作シリーズ制作も発表され、30周年を迎えた作品世界は新たな展開を見せている。

【作品の基本情報】公開日・上映時間・あらすじを詳しく解説

ヱヴァンゲリヲン新劇場版序

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の総監督・脚本は庵野秀明。監督は摩砂雪と鶴巻和哉が務め、アニメーション制作は株式会社カラーが担当した。

作品の英語タイトルは「EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE.」。タイトルに付けられた「1.0」は新劇場版シリーズの第1作であることを示している。

公開日・上映時間・制作スタッフ

基本情報は次のとおりだ。

  • 正式タイトル:ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
  • 公開日:2007年9月1日
  • 上映時間:98分
  • 製作年:2007年
  • 総監督・脚本:庵野秀明
  • 監督:摩砂雪、鶴巻和哉
  • キャラクターデザイン:貞本義行
  • メカニックデザイン:山下いくと
  • 音楽:鷺巣詩郎
  • 制作:カラー
  • 配給:クロックワークス、カラー
  • 主題歌:宇多田ヒカル「Beautiful World」

公開日と上映時間は、キネマ旬報の映画情報データベースにも記載されている。なお、映像ソフトには後述する1.01や1.11といった異なるバージョンが存在するため、98分という数字は2007年の劇場公開版を基準にした情報だ。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序のあらすじ

物語の舞台は、未曾有の大災害「セカンドインパクト」から14年が経過した世界。地球は大きな被害を受け、人類は復興の途上にある。

14歳の少年・碇シンジは、父親である碇ゲンドウから第3新東京市へ呼び出される。しかし、シンジが到着した街では、正体不明の巨大生命体「使徒」と国連軍の戦闘が始まっていた。

危機に巻き込まれたシンジを救ったのは、葛城ミサトだった。彼女に連れられて特務機関NERVの本部へ向かったシンジは、そこで長年離れて暮らしていた父と再会する。

しかし、父との再会は温かなものではなかった。ゲンドウがシンジに求めたのは、極秘裏に開発された巨大な人型兵器「エヴァンゲリオン初号機」に搭乗し、使徒と戦うことだった。

突然の命令に反発するシンジだったが、重傷を負った少女・綾波レイの姿を目の当たりにする。自分が乗らなければ誰かが傷つくという現実を前に、シンジは初号機への搭乗を決意する。

その後、シンジは使徒との戦闘を重ねながら、NERVで働く大人たちや学校の仲間、そしてレイとの関係を築いていく。物語のクライマックスでは、強力な第6の使徒を撃破するため、ミサトが国家規模の作戦「ヤシマ作戦」を立案する。

単なる巨大ロボットと怪物の戦いではなく、他人との関わり方を知らない少年が、誰かを守るために自分の意思で行動し始める物語でもある。

【声優・キャスト相関】碇シンジや綾波レイを演じるのは誰?

『序』の大きな魅力の一つが、TVシリーズから続投した声優陣だ。主要キャラクターの声を担当するのは、緒方恵美、林原めぐみ、三石琴乃ら、エヴァンゲリオンを象徴する実力派声優たちである。

既存のキャラクターを同じ声優が演じることで、TV版を知る視聴者にも自然なつながりが生まれている。一方、同じ声でありながら、新劇場版では映像や演出が変わり、人物の印象にも新しい表情が加わった。

キャラクター 声優 物語上の役割・関係
碇シンジ 緒方恵美 主人公。初号機のパイロットとなる14歳の少年
綾波レイ 林原めぐみ 零号機のパイロット。感情表現が乏しい謎めいた少女
葛城ミサト 三石琴乃 NERVの作戦担当者。シンジの保護者的な存在
赤木リツコ 山口由里子 NERVの技術部門でエヴァの研究・管理を担う科学者
碇ゲンドウ 立木文彦 シンジの父親でNERV最高司令官
冬月コウゾウ 清川元夢 NERV副司令。ゲンドウを支える人物
渚カヲル 石田彰 終盤に登場する謎の少年
碇シンジと綾波レイの関係

シンジは、父親から必要とされたいという思いと、戦いを強制されることへの恐怖の間で揺れ動く少年だ。自分に自信がなく、他人との関係を築くことにも消極的な性格が描かれている。

対照的に、レイは感情を表に出すことが少なく、他人と距離を置いている。ゲンドウとの関係が深い彼女に対して、シンジは当初、戸惑いと興味を抱く。

2人の関係が変わる重要なきっかけが、レイを救うためにシンジが行動する場面だ。戦闘のためだけにエヴァに乗っていた少年が、初めて自分の意思で誰かを守ろうとする。この変化が、作品の感情的なクライマックスにつながっていく。

葛城ミサトはシンジにとってどんな存在なのか

ミサトはNERVの作戦担当者であり、シンジを自宅に引き取って共同生活を始める人物でもある。

軍事作戦を指揮するときは冷静で責任感が強い一方、私生活では大ざっぱな一面も見せる。この仕事と日常のギャップが、作品に人間味を与えている。

シンジにとってミサトは、父親とは異なる大人との関係を経験するきっかけとなる存在だ。彼女との生活を通じて、シンジは他人と一緒に暮らすことや、相手の気持ちを考えることを少しずつ学んでいく。

【NERV・使徒・セカンドインパクト】エヴァの世界を理解する重要設定

『序』を初めて観る人が戸惑いやすいのが、NERV、使徒、セカンドインパクトといった専門用語の多さだ。これらは作品全体の物語を理解するための重要な設定である。

特務機関NERV(ネルフ)とは

NERVは、使徒の襲来から人類を守るために活動する特務機関だ。第3新東京市の地下に巨大な本部施設を構え、エヴァンゲリオンの運用と使徒への対処を担っている。

最高司令官は碇ゲンドウ、副司令は冬月コウゾウ。作戦立案を担当するミサトや、エヴァの技術研究を担うリツコなど、それぞれ異なる専門分野を持つ職員が組織を支えている。

ただし、NERVの活動目的は単純な防衛だけではない。組織の上層部は人類補完計画という極秘計画にも関わっており、ゲンドウが何を目指しているのかは物語の大きな謎となっている。

使徒の正体と種類

使徒は、人類に敵対する正体不明の巨大な生命体だ。外見や能力は個体によって大きく異なり、通常兵器による攻撃では十分に対処できないほどの防御能力を持つ。

作中では、エヴァンゲリオンが使徒に対抗するための重要な戦力として運用される。使徒は単なる怪獣ではなく、人類やエヴァの存在そのものに関係する謎を秘めた存在でもある。

『序』に登場する代表的な使徒は次の3体だ。

  • 第4の使徒:シンジが初めて初号機で戦う相手。TV版のサキエルに相当する存在。
  • 第5の使徒:TV版のシャムシエルに相当する使徒。エヴァとの戦闘を通じてシンジが経験を重ねる。
  • 第6の使徒:TV版のラミエルに相当する存在。変形する幾何学的な姿と圧倒的な攻撃力が特徴。

特に第6の使徒は、新劇場版で映像表現が大きく刷新された存在だ。攻撃時や防御時に立体形状を変化させる演出は、TV版とは異なる迫力を生み出している。

セカンドインパクトの真相とは

セカンドインパクトは、西暦2000年に発生した世界規模の大災害だ。地球環境は大きく変化し、人類は甚大な被害を受けた。『序』の物語は、この災害から14年後の世界を舞台としている。

TV版では、一般社会に公表された説明と実際の原因が異なるという構造になっている。表向きには巨大隕石の衝突による災害と説明されているが、物語が進むにつれて、南極で行われた第1使徒アダムに関する実験が原因だったことが明らかになる。

つまり、セカンドインパクトは単なる自然災害ではなく、人類側の研究や実験が深く関わった事件だったということだ。

ただし、このTV版の設定をそのまま新劇場版に当てはめることはできない。新劇場版では世界観や設定が再構築されており、後続作品で示されるアダムスなどの要素も含め、別の情報が提示されている。

『序』の段階では、セカンドインパクトの全貌は明かされない。赤く変色した海や荒廃した世界の風景が、過去に起きた出来事の大きさを物語っている。

【ヤシマ作戦の仕組みと目的】日本全国の電力を集める壮大な決戦

『序』の最大の見どころとして挙げられるのが、物語終盤の「ヤシマ作戦」だ。第6の使徒を撃破するため、ミサトが立案した国家規模の作戦であり、新劇場版を代表する名場面となっている。

なぜ日本全国の電力が必要なのか

第6の使徒は、非常に高い攻撃力と防御力を持つ。通常の攻撃では有効なダメージを与えられず、正面から接近するだけでも大きな危険が伴う。

そこでミサトが考えたのが、陽電子砲を使った超長距離射撃だった。通常の兵器では確保できないほどのエネルギーを必要とするため、日本全国の発電施設から電力を集める計画が立案される。

作戦の目的は、初号機に搭載した陽電子砲から強力な一撃を放ち、遠距離から使徒のコアを撃ち抜くことにある。

ヤシマ作戦の流れ
  1. 電力の集約:日本全国の発電所から作戦に必要な電力を集める。
  2. 兵器の準備:初号機に陽電子砲を装備し、射撃地点を確保する。
  3. 零号機の防御:綾波レイが零号機に搭乗し、盾を使って初号機を守る。
  4. 初号機の射撃:シンジが陽電子砲を発射し、第6の使徒のコアを狙う。
  5. 使徒の撃破:シンジとレイの連携によって、人類の脅威となっていた使徒を撃破する。

公式作品紹介に掲載されているTVシリーズ第六話の説明では、この作戦の勝利確率は8.7%とされている。極めて厳しい条件の中で、少年たちが人類の命運を背負う展開になっている。

ヤシマ作戦が名場面として評価される理由

この作戦が印象に残るのは、単に大規模な兵器を使用するからではない。シンジとレイの関係が大きく変化する場面でもあるからだ。

シンジは自分が撃つ一発に多くの人々の期待がかかっていることを理解する。レイもまた、自分の役割を果たすために危険を引き受ける。

それまで他人との関わりを避けてきた2人が、同じ目的のために協力する。作戦の成功は、使徒を倒したという軍事的な成果だけでなく、シンジの成長とレイの心の変化を象徴している。

音楽、照明、静寂、射撃の瞬間に至るまで、緊張感を高める演出も見逃せない。TV版の名場面を知っている人でも、新劇場版ならではの映像表現を楽しめるシーンだ。

【TV版との違いを比較】新世紀エヴァンゲリオンのリメイクではない理由

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』は、TV版『新世紀エヴァンゲリオン』の第壱話から第六話に相当する物語を中心に再構成している。

シンジがNERVに呼び出され、初号機に乗り、使徒と戦い、ヤシマ作戦に挑むという大筋は共通している。しかし、細部を比較すると、両作品には明確な違いがある。

主な変更点を比較
  • 映像表現:TVシリーズの映像をそのまま使用するのではなく、新規作画やCGを活用して映像を再構築。
  • 使徒の番号:TV版の第3使徒サキエルに相当する存在は、新劇場版では第4の使徒として登場する。
  • 第6の使徒:TV版のラミエルに相当する使徒が、複雑な幾何学形状へ変形する演出に変更されている。
  • 物語の構成:TV版の複数話を約98分の映画にまとめるため、エピソードや会話が再構成されている。
  • 世界観:冒頭から赤い海など、新劇場版独自の世界設定を示す描写が登場する。
  • カヲルの登場:渚カヲルが第1作の段階から姿を見せ、続編への伏線が置かれている。
TV版と新劇場版の本質的な違い

最も重要なのは、新劇場版が単なる映像の高画質化を目的とした作品ではないという点だ。

公式のエヴァンゲリオン作品紹介でも、新劇場版は単純なリニューアルやリメイクではなく、新しい物語として位置づけられている。

『序』ではTV版と似た場面を多く残しながら、異なる設定や演出を加えている。そのため、初めて観る人には理解しやすい導入となり、TV版を知るファンには細かな違いを発見する楽しさがある。

そして第2作『破』に進むと、新キャラクターや新しいエヴァが登場し、物語はTV版とは異なる方向へ大きく進み始める。『序』は、その分岐を受け入れるための重要な入口なのである。

1.0・1.01・1.11の違いにも注意

『序』には、作品タイトルに付けられた数字が異なる複数の映像バージョンが存在する。

  • EVANGELION:1.0:2007年9月1日に劇場公開されたオリジナル版。
  • EVANGELION:1.01:2008年4月25日発売のDVD向けに、映像と音声を再調整したバージョン。
  • EVANGELION:1.11:2009年5月27日発売のBlu-ray・DVD向けに、さらに画と音を調整し、新作カットを追加したバージョン。

これは物語の時間軸が違うという意味ではない。映像ソフトの発売に合わせて、作品の画質や音響、一部の映像内容を更新したことを示す数字だ。

したがって、映像商品を選ぶときは「1.0だから旧作」「1.11だから続編」といった誤解をしないことが大切だ。

【新劇場版4部作の順番】『序』から『シン』までの公開年を整理

新劇場版シリーズは、全4作品で構成されている。『序』はその出発点であり、シンジの物語が大きく変化していく過程を理解するためにも、公開順に観るのがおすすめだ。

新劇場版の正しい視聴順
  1. 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(2007年9月1日公開)
  2. 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(2009年6月27日公開)
  3. 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012年11月17日公開)
  4. 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(2021年3月8日公開)
それぞれの作品で描かれる物語

第1作『序』は、シンジが初号機に乗り、使徒と戦うことになるまでの導入編。レイとの関係やNERVの存在を中心に、エヴァの基本的な世界観を描く。

第2作『破』では、式波・アスカ・ラングレーや真希波・マリ・イラストリアスなど、新しい人物が登場する。人間関係が広がるとともに、物語はTV版とは異なる展開へ進んでいく。

第3作『Q』では、シンジが目覚めた世界が大きく変わっている。時間の経過や人々との関係をめぐる謎が提示され、シリーズの雰囲気も大きく変化する。

最終作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は、これまでの物語に決着をつける作品だ。シンジをはじめとする登場人物たちが、それぞれの過去や葛藤と向き合う。

なお、TV版『新世紀エヴァンゲリオン』全26話と旧劇場版は、新劇場版4部作とは別の作品系列として扱う必要がある。新劇場版を観るだけなら、まず『序』から『シン』までの4作品を順番に鑑賞すればよい。

【評判・評価と2026年最新情報】30周年を迎えたエヴァの新展開

『序』の興行成績と受賞歴

『序』は2007年の公開時に大きな反響を呼んだ。エヴァンゲリオン公式の作品紹介によれば、観客動員数は150万人、興行収入は20億円を記録している。

さらに2008年の第31回日本アカデミー賞では、優秀アニメーション作品賞に選出された。TVシリーズの人気を引き継ぎながら、劇場作品として新たな映像表現を実現した点が評価された。

当時のアニメーション作品としても、劇場映画の大規模な再構築という挑戦は注目に値する。単に懐かしい作品を再上映するのではなく、既存ファンと新しい観客の双方を取り込む作品として成功した。

宇多田ヒカル「Beautiful World」が作品に与えた印象

主題歌は宇多田ヒカルの「Beautiful World」。2007年6月29日にエヴァンゲリオンの公式サイトでテーマソング決定が発表され、同年8月29日にシングルとして発売された。

TV版のエンディングテーマとして知られる「Fly Me To The Moon」とは異なり、「Beautiful World」は新劇場版のために用意された楽曲だ。

作品のテーマである孤独、他人との距離、誰かに理解されたいという感情と重なり、シンジの心情を象徴する音楽として印象に残る。

懐かしさを感じさせるTV版の音楽的記憶を引き継ぎながら、新しいエヴァンゲリオンの世界を提示する役割も担っている。

2026年2月、完全新作シリーズの制作が始動

2026年2月23日、エヴァンゲリオン公式サイトは、シリーズ30周年記念イベント「EVANGELION:30+; 30th ANNIVERSARY OF EVANGELION」の最終日に、完全新作シリーズの制作始動を発表した。

発表された制作陣は次のとおりだ。

  • シリーズ構成・脚本:ヨコオタロウ
  • 監督:鶴巻和哉、谷田部透湖
  • 音楽:岡部啓一
  • 制作:スタジオカラー、CloverWorks

ヨコオタロウ氏は『NieR』シリーズなどで知られるクリエイター。鶴巻和哉氏は新劇場版シリーズの監督を務めてきた人物であり、谷田部透湖氏も『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に参加した経歴を持つ。

今回の発表で明らかになったのは、制作スタッフと新シリーズの制作始動という事実だ。公開日や具体的なストーリーなどの詳細は、初報では示されていない。

この新作シリーズは、2021年公開の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で完結した新劇場版4部作とは区別して考える必要がある。新たなエヴァンゲリオン作品がどのような物語を描くのか、2026年以降の展開に注目が集まる。

【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の公開日はいつですか?
A1:2007年9月1日公開です。新劇場版4部作の第1作として公開され、興行収入は20億円、観客動員数は150万人を記録しました。

Q2:『序』の上映時間は何分ですか?
A2:2007年の劇場公開版は98分です。DVDやBlu-ray向けには1.01、1.11という再調整版も存在します。

Q3:TV版を観ていなくても内容を理解できますか?
A3:問題ありません。シンジがNERVに招集され、初号機に搭乗し、使徒と戦うまでの基本的な流れが描かれているため、初めてエヴァンゲリオンに触れる人にも適した作品です。ただし、セカンドインパクトや人類補完計画などの謎は後続作品で深掘りされます。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』は、2007年9月1日に公開された98分のアニメーション映画であり、エヴァンゲリオン新劇場版4部作の出発点となる作品だ。

碇シンジがNERVに呼び出され、エヴァ初号機に乗るまでの葛藤、綾波レイとの出会い、葛城ミサトが指揮するヤシマ作戦など、TVシリーズの魅力を受け継ぎながら、劇場作品として新しい映像と物語を提示している。

特に注目したいのは、TV版と似た場面が多いにもかかわらず、使徒の番号や世界観、物語の伏線に違いがある点だ。『序』を観るときは、単なるリメイクとしてではなく、新しいシリーズの第1章として捉えると、細かな演出の意味が見えてくる。

初めて鑑賞するなら『序』『破』『Q』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の順番がおすすめだ。TV版を知っている人は、同じ場面の再構成や設定の違いを比較しながら観ると、さらに深く楽しめる。

2026年には完全新作シリーズの制作も発表された。『序』から始まった新劇場版の物語を振り返ることは、30周年を迎えたエヴァンゲリオンの歴史と、これからの新しい展開を理解するうえでも意味のある鑑賞体験となる。

主な事実確認資料:エヴァンゲリオン公式作品紹介・公式ニュース、キネマ旬報、日本映画製作者連盟、日本アカデミー賞公式記録。

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瀬名 宝
デジタルマーケター 瀬名 宝
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映画・ドラマの公開情報を担当。配給会社のプレスシートと公式サイト記載を基準に、あらすじと配役をまとめます。

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