2026年のFIFAワールドカップで、フランス代表はグループIを3連勝で突破し、準々決勝ではモロッコを下してベスト4に進出した。しかし、準決勝でスペインに0対2で敗れ、さらに3位決定戦でもイングランドに4対6で敗退。最終順位は48か国中4位となった。大会を通じてチームは20得点を記録し、キリアン・エムバペは10得点で大会得点王に輝いている。
一方、2012年からフランス代表を率いてきたディディエ・デシャン監督にとって、2026年大会は代表監督としての最後のワールドカップだった。1998年フランス大会、2018年ロシア大会の優勝から、2022年カタール大会の準優勝、そして2026年の4位まで、フランス代表はどのような道を歩んできたのか。全8試合の結果、エムバペの得点記録、戦術変更、監督交代の節目を振り返る。
【2026年W杯】フランス代表は4位!大会全体の成績と結末

2026年6月11日から7月19日まで、カナダ、アメリカ、メキシコの3か国で開催されたFIFAワールドカップ。48か国が参加する新方式の大会で、フランス代表はグループステージから安定した攻撃力を発揮した。
最終的な成績は8試合6勝2敗、20得点10失点、最終順位4位。グループステージでは全勝を記録し、ラウンド32、ラウンド16、準々決勝も勝ち進んだが、最後の2試合で連敗した。
2026年フランス代表の大会成績- 最終順位:4位
- 試合数:8試合
- 勝利:6試合
- 引き分け:0試合
- 敗戦:2試合
- 総得点:20点
- 総失点:10点
- 得失点差:+10
- 大会得点王:キリアン・エムバペ(10得点)
特に注目すべきなのは、フランスが大会全体で20得点を挙げたことだ。これはイングランドと並ぶ大会最多得点だった。攻撃力だけを見れば優勝国スペインにも引けを取らない数字を残している。
しかし、得点力の高さと最終順位は必ずしも一致しなかった。準決勝ではスペインの守備と攻撃の切り替えに苦しみ、3位決定戦ではイングランドとの打ち合いに敗れた。攻撃面の成功と、試合終盤の守備対応という異なる評価軸が、2026年フランス代表の特徴を表している。
2026年大会の最終順位FIFAの大会最終順位によると、優勝はスペイン、準優勝はアルゼンチン、3位はイングランド、4位はフランスだった。フランスは表彰台まであと一歩に迫りながら、最後の試合で4位に終わった。
2022年大会の決勝でアルゼンチンに敗れたフランスにとって、2026年は再び優勝を狙う大会だった。結果として連続決勝進出はならなかったものの、得点力と若手選手の成長を示した大会でもあった。
フランス代表が最初に戦ったのはグループI。対戦相手はセネガル、イラク、ノルウェーの3か国だった。
グループリーグでは初戦から攻撃陣が機能し、3試合で合計10得点。失点はわずか2点に抑え、勝ち点9を獲得して首位通過を決めた。
グループIの最終順位- 1位:フランス(勝ち点9、3勝0分0敗、10得点2失点)
- 2位:ノルウェー(勝ち点6、2勝0分1敗、8得点7失点)
- 3位:セネガル(勝ち点3、1勝0分2敗、8得点6失点)
- 4位:イラク(勝ち点0、0勝0分3敗、1得点12失点)
第1戦:2026年6月16日 フランス3-1セネガル
フランスはセネガルとの初戦を3対1で制した。エムバペが66分と後半アディショナルタイムに2得点を記録し、ブラッドリー・バルコラも82分にゴール。エムバペの活躍によって、フランスは好スタートを切った。
第2戦:2026年6月22日 フランス3-0イラク
第2戦ではイラクを相手に3対0で快勝。エムバペが14分と54分にゴールを決め、ウスマン・デンベレも66分に追加点を挙げた。守備面でも相手を無得点に抑え、グループ突破に大きく近づいた。
第3戦:2026年6月26日 ノルウェー1-4フランス
グループ最大の注目カードとなったノルウェー戦でも、フランスは4対1で勝利した。ウスマン・デンベレが7分、20分、32分に3得点を記録し、ハットトリックを達成。試合終盤にはデジレ・ドゥエも得点した。
ノルウェーにはアーリング・ハーランドら強力な攻撃陣がいたが、フランスは自らの攻撃力を存分に発揮。3連勝でグループIの首位を確定させた。
この段階でフランスは10得点2失点。攻撃力だけでなく、失点を抑える守備の安定感も示していた。
【全8試合の結果】スペイン戦とイングランド戦で何が起きた?
グループIを突破したフランスは、決勝トーナメントでも3連勝を記録した。スウェーデン、パラグアイ、モロッコを破り、準決勝へ進出。しかし、スペイン戦で初めて敗れると、3位決定戦でもイングランドに敗れた。
フランス代表の2026年ワールドカップ全試合結果一覧| 段階・日付 | 対戦相手 | 試合結果 | 主なフランスの得点者 |
|---|---|---|---|
| グループI・6月16日 | セネガル | 3-1 ○ | エムバペ2、バルコラ |
| グループI・6月22日 | イラク | 3-0 ○ | エムバペ2、デンベレ |
| グループI・6月26日 | ノルウェー | 4-1 ○ | デンベレ3、ドゥエ |
| ラウンド32・6月30日 | スウェーデン | 3-0 ○ | エムバペ2、バルコラ |
| ラウンド16・7月4日 | パラグアイ | 1-0 ○ | エムバペ(PK) |
| 準々決勝・7月9日 | モロッコ | 2-0 ○ | エムバペ、デンベレ |
| 準決勝・7月14日 | スペイン | 0-2 ● | 得点なし |
| 3位決定戦・7月18日 | イングランド | 4-6 ● | エムバペ2、バルコラ、デンベレ |
6月30日のスウェーデン戦では、エムバペが2得点、バルコラが1得点を挙げた。3対0というスコアで勝利し、決勝トーナメント初戦を危なげなく突破した。
エムバペはこの試合でW杯通算15勝目を記録し、フランス代表選手としての大会最多勝利記録を更新した。個人記録の面でも歴史的な大会となっていた。
ラウンド16・パラグアイ戦はPKで決着7月4日のパラグアイ戦は、グループリーグのような大量得点とはならなかった。パラグアイの粘り強い守備に対してフランスは苦戦したが、エムバペが後半にPKを決め、1対0で勝利した。
攻撃力の高いフランスでも、相手が守備を固めると得点機会は限られる。こうした試合を勝ち切れたことは、優勝を狙うチームとしての強さを示していた。
準々決勝・モロッコ戦は2対0で突破7月9日の準々決勝ではモロッコと対戦。エムバペが60分、デンベレが66分に得点し、2対0で勝利した。
FIFAのテクニカル分析では、この試合のフランスは以前の対戦で見せたカウンター中心の戦い方とは異なり、前線から積極的に攻める戦術を採用していたと分析されている。
特にウィリアム・サリバとダヨ・ウパメカノのセンターバック2人が、相手のカウンターを封じる役割を担った。攻撃に人数をかけながら、後方に残る選手の配置でリスクを抑える仕組みが機能していた。
準決勝・フランス対スペインは0対2で敗退7月14日の準決勝は、フランスにとって大会最大の壁となった。
相手はスペイン。攻撃時のポジション交換や中盤でのボール保持に優れたチームで、フランスは思うように主導権を握れなかった。
スペインは22分にミケル・オヤルサバルがPKを決め、58分にはペドロ・ポロが追加点。フランスは最後までゴールを奪えず、0対2で敗れた。
グループリーグから続いていた連勝は6で止まり、決勝進出の夢も消えた。フランスの攻撃陣には個人能力の高い選手がそろっていたが、スペインの組織的な試合運びを崩せなかったことが敗因の一つとなった。
3位決定戦・フランス対イングランドは4対6の激闘7月18日の3位決定戦は、両チーム合わせて10得点が生まれる激しい試合となった。
イングランドは前半から攻勢を強め、デクラン・ライス、エズリ・コンサ、ブカヨ・サカのゴールでリードを広げた。サカはこの試合でハットトリックを達成し、イングランドの勝利に大きく貢献した。
フランスも後半に反撃。エムバペが48分と66分に得点し、バルコラが54分、デンベレが後半アディショナルタイムに追加点を決めた。
一時は追い上げを見せたものの、イングランドの攻撃を止められず、最終スコアはフランス4-6イングランド。フランスは4位、イングランドは3位となった。
攻撃面では最後まで得点を重ねた一方、6失点という結果は守備面の課題を浮き彫りにした。大会20得点という数字の裏側には、試合の展開によって守備が不安定になるという問題も存在していた。
【エムバペ10得点】得点王の記録とフランス代表の2026年フォーメーション
2026年フランス代表の象徴的な存在となったのが、キャプテンのキリアン・エムバペだ。大会を通じて10得点を挙げ、2大会連続でFIFAワールドカップの得点王に輝いた。
エムバペの2026年大会得点記録エムバペはグループリーグから決勝トーナメントまで、重要な場面で得点を重ねた。
- セネガル戦:2得点
- イラク戦:2得点
- スウェーデン戦:2得点
- パラグアイ戦:1得点(PK)
- モロッコ戦:1得点
- イングランド戦:2得点
合計10得点、4アシスト。FIFAの公式選手統計で大会得点ランキング1位となり、adidasゴールデンブーツを獲得した。
特筆すべきは、エムバペが2018年ロシア大会で4得点、2022年カタール大会で8得点、2026年大会で10得点を記録したことだ。
これによりW杯通算22得点となり、リオネル・メッシを上回る男子ワールドカップ史上最多得点記録を打ち立てた。2026年大会は、チームの4位という結果とは別に、エムバペ個人の歴史的な大会としても記憶される。
2026年フランス代表のフォーメーションと戦術変更デシャン監督が2026年大会で採用した大きな変化は、主要大会で初めて4人の攻撃陣を同時に起用する攻撃的な布陣だった。
エムバペ、ウスマン・デンベレ、ブラッドリー・バルコラ、マイケル・オリーズらの攻撃力を生かし、相手守備陣に複数の脅威を与える構成だ。
中盤も従来の3人構成から2人を軸とする形に変更。オーレリアン・チュアメニとアドリアン・ラビオのコンビが中盤を支え、攻撃陣へのボール供給と試合のコントロールを担った。
この戦術変更によって、フランスはグループリーグでドイツ、オランダと並ぶ大会最多タイの10得点を記録。大会全体でも20得点を挙げ、イングランドと並ぶ最多得点チームとなった。
攻撃力の向上と守備のリスクは表裏一体4人の攻撃陣を前線に置くメリットは、相手守備陣に対して常に複数の選択肢を提示できることだ。エムバペのスピード、デンベレの突破力、バルコラの推進力、オリーズの創造性が組み合わさり、得点機会を生み出した。
一方で、攻撃に人数をかけるほど、ボールを失った直後の守備対応が難しくなる。センターバックが広いスペースをカバーしなければならず、選手間の連携や戻りの速さが不可欠になる。
準々決勝のモロッコ戦では、この守備の仕組みが機能していた。しかし、スペイン戦では相手の中盤での組み立てに苦しみ、イングランド戦では大量失点を許した。
2026年のフランス代表は、攻撃力を最大化するために戦術を変えたチームだった。その成功が20得点という数字につながった一方、優勝に必要な試合全体の安定性を最後まで確保できなかった点が、今大会の評価を分けるポイントとなる。
【デシャン監督退任】2018年優勝監督の最後のワールドカップ
2026年大会は、ディディエ・デシャンにとってフランス代表監督として最後のワールドカップとなった。
デシャンは2012年に代表監督へ就任。2018年ロシア大会でフランスを優勝に導き、2022年カタール大会では決勝進出を果たした。長期間にわたって代表チームを率い、フランスサッカーの一時代を築いた指導者である。
デシャン監督の退任はいつ決まった?退任の意向が明らかになったのは2025年1月8日。ロイター通信によると、デシャンは2026年ワールドカップ終了後にフランス代表監督を退くことを表明した。
契約更新を求めない方針もフランスサッカー連盟から示され、2026年大会が指揮官としての最終任期になることが明確になった。
退任は2026年大会での敗退を受けて突然決まったものではない。大会前から予定されていた節目であり、スペイン戦やイングランド戦の結果とは区別して理解する必要がある。
デシャン体制の主な実績- 2012年:フランス代表監督に就任。
- 2016年:自国開催の欧州選手権で準優勝。
- 2018年:ロシアW杯で優勝。
- 2021年:UEFAネーションズリーグ優勝。
- 2022年:カタールW杯で準優勝。
- 2026年:W杯4位で代表監督としての最終大会を終える。
デシャンの功績を語るうえで欠かせないのは、選手としても監督としてもワールドカップを制したことだ。FIFAが紹介する歴史的な記録でも、選手と監督の両方で世界王者となった人物は限られている。
1998年フランス大会ではキャプテンとして優勝を経験し、20年後の2018年ロシア大会では監督として再び頂点に立った。
2026年大会では4人の攻撃陣を活用する新しい戦術にも挑戦した。最後の大会で優勝という結果は得られなかったが、20得点という攻撃面の成果と、若手選手の経験値を残して次の世代へ引き継ぐことになった。
後任監督とフランス代表の次の課題デシャン退任後のフランス代表は、新しい指導体制のもとでチームを再構築する段階に入る。
後任候補としてジネディーヌ・ジダンの名前が報道で取り上げられてきた。ジダンは1998年大会の優勝メンバーであり、レアル・マドリード監督としてUEFAチャンピオンズリーグ3連覇を達成した実績を持つ。
ただし、デシャン退任の発表時点で、フランスサッカー連盟のフィリップ・ディアロ会長は後任人事を決める段階ではないとの立場を示していた。候補者としての報道と正式な監督就任は別の事実である。
今後のフランス代表に求められるのは、攻撃力を維持しながら守備の安定性を高めること。そして、エムバペを中心とする主力と、2026年大会で経験を積んだ若手選手をどのように組み合わせるかという点だ。
【フランス代表のW杯歴代成績】1998年・2018年の優勝から2026年4位まで
フランス代表はワールドカップの歴史において、長年にわたって強豪国として存在感を示してきた。2026年大会は通算17回目の出場で、これまでに2度の優勝を経験している。
1998年フランスワールドカップ優勝フランス代表にとって最初のワールドカップ優勝は、1998年の自国開催大会だった。
ジネディーヌ・ジダンを中心とするチームは決勝でブラジルと対戦。ジダンが2得点を挙げ、3対0で勝利した。
この優勝はフランスサッカーの歴史における大きな転換点となった。多様なルーツを持つ選手たちが代表チームで結束し、世界一を獲得したことも強く印象づけられた。
当時のキャプテンがデシャンだったことも重要だ。後に代表監督となる人物が、選手として世界の頂点を経験していたのである。
2018年ロシアワールドカップ優勝2度目の優勝は2018年ロシア大会。監督を務めたデシャンのもと、エムバペ、アントワーヌ・グリーズマン、ポール・ポグバらを擁するチームが躍動した。
決勝ではクロアチアと対戦し、4対2で勝利。フランスは20年ぶりに世界王者へ返り咲いた。
この大会でエムバペは4得点を記録。若くして世界的なスター選手としての地位を確立し、2022年、2026年と続くワールドカップでの活躍につながった。
2006年・2022年の準優勝と2026年の4位フランスは1998年と2018年の優勝だけでなく、2006年ドイツ大会と2022年カタール大会でも決勝に進出している。
2006年はジダンが大会の中心選手となったが、決勝でイタリアに敗れた。2022年はアルゼンチンとの決勝で延長戦を含め3対3となり、PK戦の末に準優勝となった。エムバペは決勝でハットトリックを達成している。
そして2026年は準決勝でスペインに敗れ、3位決定戦でもイングランドに敗退して4位となった。
この結果を並べると、フランスが1990年代後半から現在まで、世界のトップレベルを維持してきたことが分かる。優勝、準優勝、4位という異なる結果のなかにも、世代交代と戦術の変化が表れている。
フランス代表のワールドカップ出場回数は17回。優勝は1998年と2018年の2回であり、2026年の4位も歴代成績に加わった。
【プロの結論】2026年フランス代表の本当の評価は?
2026年のフランス代表を評価する際、最終順位の4位だけで判断するのは十分ではない。攻撃面の記録、決勝トーナメントでの戦い方、守備の課題、そして監督交代という複数の観点から見る必要がある。
第一の評価要点は、攻撃力の高さだ。大会20得点はイングランドと並ぶ最多記録であり、エムバペは10得点で得点王を獲得した。加えて、デンベレやバルコラといった選手も得点に絡み、攻撃の選択肢が一人に依存していなかった。
第二の要点は、守備の安定性だ。グループリーグでは3試合で2失点に抑えたが、最終的には10失点。特にイングランド戦で6失点したことは、攻撃的な戦術を採用する際のリスクを示している。
第三の要点は、世代交代の準備だ。デシャンの退任によって、フランス代表は長期間続いた指導体制から新しい段階に進む。エムバペを中心とした攻撃陣を生かしつつ、中盤と守備の連携をどう整えるかが次の監督の課題になる。
2026年のフランス代表は、優勝を逃したものの、大会最多タイの20得点とエムバペの得点王という明確な成果を残した。4位という順位と、世界最高水準の攻撃力。この2つを同時に評価することが、今大会を理解するうえで重要だ。
【サッカーワールドカップのフランス代表】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:フランス代表は2026年ワールドカップで何位でしたか?
A1:フランス代表は4位でした。準決勝でスペインに0対2、3位決定戦でイングランドに4対6で敗れています。8試合で6勝2敗、20得点10失点という成績でした。
Q2:フランス代表のグループIの対戦相手はどこでしたか?
A2:セネガル、イラク、ノルウェーの3か国です。フランスはセネガルに3対1、イラクに3対0、ノルウェーに4対1で勝利し、勝ち点9の首位で通過しました。
Q3:エムバペは2026年ワールドカップで何得点しましたか?
A3:10得点です。大会得点王となり、2018年の4得点、2022年の8得点と合わせてW杯通算22得点を記録しました。
Q4:フランス対スペインの準決勝は何対何でしたか?
A4:2026年7月14日に行われた準決勝で、フランスはスペインに0対2で敗れました。スペインはミケル・オヤルサバルとペドロ・ポロが得点しました。
Q5:フランス対イングランドの3位決定戦の結果は?
A5:2026年7月18日の試合はフランス4対6イングランドでした。フランスはエムバペが2得点を挙げましたが、イングランドのブカヨ・サカがハットトリックを達成し、イングランドが3位となりました。
Q6:フランス代表はワールドカップで何回優勝していますか?
A6:2026年大会終了時点で2回です。1998年のフランス大会と2018年のロシア大会で優勝しています。2006年と2022年には準優勝しました。
Q7:デシャン監督はなぜ2026年に退任したのですか?
A7:デシャンは2025年1月に、契約満了となる2026年ワールドカップ終了後にフランス代表監督を退く意向を表明していました。2026年大会が予定されていた最後の指揮となりました。
2026年のサッカーワールドカップで、フランス代表はグループIを3連勝で突破し、準々決勝まで勝ち進んだ。準決勝ではスペインに敗れ、3位決定戦でもイングランドに4対6で敗れたが、最終的に4位という成績を残した。
エムバペは10得点で大会得点王となり、W杯通算22得点という歴史的な記録を樹立。チームも20得点を挙げ、攻撃力では大会屈指の存在感を示した。
一方、デシャン監督の退任はフランス代表にとって大きな転換点となる。1998年、2018年の2度の優勝を経験したチームは、2026年大会を通じて攻撃面の可能性と守備面の課題を同時に示した。
今後のフランス代表を見極めるうえでは、エムバペの得点記録だけでなく、新監督の戦術、中盤の構成、守備の安定性、若手選手の成長にも注目したい。2026年の4位は、フランスサッカーの終着点ではなく、新しい時代へ向かう節目となった。