「金の国ってどんな芸人?」「渡部おにぎりと桃沢健輔はどんな関係?」「2021年の優勝や2025年の快挙、その後の活動は?」と気になっている人も多いのと考えられます。
お笑いコンビの金の国(きんのくに)は、渡部おにぎりと桃沢健輔による、ワタナベエンターテインメント所属のコント師です。2017年の結成後、2021年にツギクル芸人グランプリとマイナビLaughter Nightで優勝。さらに2025年にはワタナベお笑いNo.1決定戦でも初優勝を果たしました。2026年も賞レースやラジオ、単独ライブなど活動の幅を広げています。
この記事では、2人のプロフィールや意外なコンビ結成秘話、賞レースの実績、コントが評価される理由、そして2026年11月現在の最新活動まで詳しく紹介します。
【金の国とは?】渡部おにぎりと桃沢健輔のプロフィール・メンバーを紹介

金の国は、個性的なキャラクターと繊細な演技力を組み合わせたコントを得意とするお笑いコンビです。
所属事務所はワタナベエンターテインメント。コンビとしての活動だけでなく、メンバーそれぞれの個性を生かした仕事にも取り組んでいます。
渡部おにぎりのプロフィールわたべおにぎり
- 生年月日:1994年8月14日
- 出身地:神奈川県横浜市
- 血液型:B型
- 出身高校:武相高等学校
- 趣味:野球、料理、漫画
- 特技:料理(調理師免許あり)
渡部おにぎりは、金の国の中でも強い存在感を放つメンバーです。
高校時代は野球部に所属し、4番・キャッチャーを務めた経験があります。野球への愛情は現在も続いており、横浜DeNAベイスターズの熱烈なファンとしても知られています。
芸名の「おにぎり」にも表れているように、料理が得意で、調理師免許も取得しています。
芸人としての特徴は、表情の豊かさ、声の大きさ、そして感情を前面に出す演技です。コントでは、独特な見た目と身体的な表現力を生かし、観客の印象に残るキャラクターを演じます。
また、2022年にはピン芸人としてR-1グランプリの決勝に進出し、3位という好成績を残しました。
桃沢健輔のプロフィールももざわけんすけ
- 生年月日:1993年3月25日
- 出身地:新潟県新潟市
- 血液型:O型
- 出身高校:新潟明訓高等学校
- 最終学歴:武蔵野大学文学部卒業
- 趣味:ホラー映画鑑賞、漫画、俳句
- 特技:絵を描くこと
桃沢健輔は、金の国のコントを支える発想力と構成力に優れた芸人です。
武蔵野大学文学部日本文学文化学科を2016年3月に卒業。その後、ワタナベコメディスクールに進み、芸人としての道を歩み始めました。
大学時代には俳句を専攻しており、言葉の選び方や表現への関心がうかがえます。漫画家のアシスタント経験もあり、絵を描くことも得意です。
金の国のコントでは、独特な世界観や繊細な会話の掛け合いを生み出す役割を担っています。
武蔵野大学の卒業生インタビューでも、日常に生じる小さなずれを笑いに変えるコンビの特徴が紹介されています。
【結成秘話】金の国は2017年に誕生!渡部がおとなしい桃沢を誘った理由
金の国の結成は2017年10月です。
2人の出会いは、ワタナベエンターテインメントが運営する養成所、ワタナベコメディスクールでした。
同じ養成所で学んでいた2人ですが、最初から現在のようなコンビになることが決まっていたわけではありません。
渡部おにぎりから桃沢健輔に声をかけた2025年5月に放送されたABCラジオ『こたけ正義感の聞けば無罪』で、2人はコンビ結成当初のエピソードを明かしています。
きっかけとなったのは、養成所の最初の授業で行われた自己紹介でした。
受講生は、自分の人生について1分程度にまとめてスピーチする課題に取り組みました。
そのとき渡部が注目したのが桃沢です。
桃沢は自己紹介であまり話せず、周囲と比べても目立たない存在だったと振り返っています。
一方、渡部は桃沢の少しシリアスな雰囲気や話し方に魅力を感じ、授業後にコンビを組まないかと声をかけました。
この選択には、渡部自身の過去の経験も関係していました。
渡部は以前、明るく自己主張の強いタイプの相方と活動していた経験があり、同じようなキャラクター同士ではぶつかることもあったといいます。
そこで、今度は自分と違うタイプの人間と組もうと考えたのです。
正反対の個性がコンビの武器になった興味深いのは、桃沢自身が結成の理由を少し違った角度から捉えていることです。
桃沢は、自分が養成所で最も話せなかった人間だったことに触れ、渡部が自分を選んだ理由について、渡部が主導権を握りやすい相手を探していたのではないかと冗談交じりに語っています。
このやり取りからも、2人の性格の違いが伝わります。
渡部の強いキャラクターと、桃沢の落ち着いた雰囲気。この対照的な関係は、現在のコントにも生かされています。
単に仲のよい2人が組んだというよりも、互いに異なる個性を持っていたからこそ、独特の掛け合いが生まれたと考えられます。
【賞レース実績・年表】ツギクル芸人グランプリ2021から2025年の優勝まで
金の国のキャリアを語るうえで欠かせないのが、2021年以降の賞レースでの活躍です。
2017年の結成から数年間は経験を積み重ねる時期でしたが、2021年に2つの大きな大会で優勝し、若手コント師として広く知られるようになりました。
金の国の主な受賞歴・活動年表2021年9月18日、フジテレビで放送された『ツギクル芸人グランプリ2021』で金の国が優勝しました。
同大会は、今後の芸能界で活躍が期待される次世代のお笑い芸人を発掘するコンテストです。
金の国は、朝のラッシュ時の駅を舞台に、駅員と都会の朝に戸惑う学生のやり取りを描いたコントで高い評価を獲得しました。
特に注目されたのは、2人の演技力とキャラクターの対比です。
単純に大きな声や派手な動きで笑わせるのではなく、登場人物の感情や状況を丁寧に描きながら、笑いにつなげるスタイルが評価されました。
マイナビLaughter Nightでも年間王者に2021年10月16日には、TBSラジオの若手芸人発掘番組『マイナビLaughter Night』第7回チャンピオンLIVEで優勝しました。
この大会は、月間チャンピオンに選ばれた芸人たちが集まり、観客投票などによって年間王者を決めるものです。
金の国は11組が出場した大会で頂点に立ち、賞金100万円とTBSラジオでの2時間冠特番の権利を獲得しました。
同年のツギクル芸人グランプリに続く優勝であり、金の国の名前が業界内外に広がる大きな転換点となりました。
渡部おにぎりはR-1グランプリ2022で3位金の国の活動と並行して、渡部おにぎりはピン芸人としても実績を残しています。
2022年のR-1グランプリでは決勝に進出し、3位という結果を残しました。
注目したいのは、渡部が披露したネタが桃沢によって書き下ろされたものだったことです。
つまり、コンビで培ってきたネタ作りと演技の力が、ピンでの活動にも生かされていたのです。
渡部の表現力だけでなく、桃沢の構成力も含めたコンビとしての総合力を示す出来事でした。
キングオブコント2024では準決勝進出2024年のキングオブコントでは、金の国は準決勝まで進出しました。
準決勝進出は、決勝進出とは異なります。
この2つは混同されやすいポイントですが、金の国の2024年の実績は準決勝進出です。
強豪コント師が集まる大会で準決勝まで勝ち上がったことは、コンビの実力を示す重要な実績といえます。
2025年ワタナベお笑いNo.1決定戦で初優勝2025年6月15日、金の国は『ABEMA presents ワタナベお笑いNo.1決定戦2025』で初優勝を果たしました。
この大会は、ワタナベエンターテインメント所属芸人の中から最も面白い芸人を決める大会です。
決勝には金の国を含む10組が出場し、金の国は最終決戦に進出。
最後に披露したのは、食育をテーマにしたハートフルでミステリアスなコントでした。
ABEMAの大会発表によると、最終決戦では審査員と視聴者による6票のうち4票を獲得し、見事に優勝しています。
賞金は100万円。渡部は彼女においしいものを食べさせたいと話し、桃沢は貯金すると語りました。
審査員長のふかわりょうからも、金の国の年になるという期待の言葉が寄せられました。
【コントの評判を分析】金の国が面白いと言われる3つの理由
金の国の魅力は、単に2人のキャラクターが面白いという点だけではありません。
コントの構成、会話のテンポ、演技力が組み合わさっていることが、コンビの大きな特徴です。
所属事務所の公式チケット紹介でも、感情の機微に触れるネタと緻密な演技力が持ち味として紹介されています。
1. 日常の小さな違和感を笑いに変える金の国のコントには、日常生活の中にある微妙な違和感を題材にする特徴があります。
誰もが経験したことのあるような場面でも、登場人物の考え方や反応を少し変えるだけで、独特の笑いが生まれます。
桃沢は武蔵野大学の卒業生インタビューで、日常に生じるふとしたずれに着目した笑いについて紹介されています。
この発想は、奇抜な設定に頼るだけではなく、観客が状況を理解しやすいという強みにつながっています。
2. 渡部おにぎりの演技力と表情の豊かさ渡部の魅力は、キャラクターを演じる際の表現力です。
声の強弱、表情、目線、身体の動きなどを使って、登場人物の感情を観客に伝えます。
2021年のツギクル芸人グランプリに向けたインタビューでも、渡部は自分たちのコントについて次のように話しています。
「一応演技派と呼ばれているので、演技を見ていただけたらと思います。」
加えて、観客の感情に訴えるタイプのコントが多いとも説明していました。
この発言からも、渡部が単に見た目のインパクトだけで勝負しているわけではないことが分かります。
3. 桃沢健輔の言葉選びと構成力桃沢の強みは、独特の世界観を作り上げる発想力です。
日常的な会話を題材にしながら、少しずつ状況を変化させ、最後に観客の予想を裏切る構成を生み出します。
また、渡部がR-1グランプリ2022で披露したネタも桃沢が書いたものでした。
このエピソードは、桃沢がコンビのネタ作りにおいて重要な役割を果たしていることを示しています。
渡部の演技力と桃沢の構成力が組み合わさることで、金の国ならではのコントが成立しているのです。
金の国のコントはどんな人におすすめ?金の国のコントは、次のような人に特におすすめです。
- 大げさなリアクションだけでなく、会話の面白さを楽しみたい人
- 登場人物の表情や感情の変化を観察するのが好きな人
- 日常のちょっとした違和感を笑いに変えるネタが好きな人
- 演技力や脚本の完成度を重視する人
一方、短い一発ギャグやテンポの速い言葉遊びを中心に楽しみたい人には、じっくり状況を描くコントが少し違った印象になる可能性があります。
金の国は、ネタの設定だけでなく、演者の感情表現や会話の積み重ねを楽しむタイプのコント師です。
【2026年最新】金の国の現在は?ラジオ・大会・第4回単独ライブ情報
2026年11月現在、金の国はテレビや賞レースだけでなく、ラジオやライブにも活動の場を広げています。
特に注目したいのは、2025年の優勝後も継続して賞レースに挑戦していること、そして第4回単独ライブを控えていることです。
2026年ワタナベお笑いNo.1決定戦では決勝進出2025年の王者となった金の国は、2026年3月14日に開催されたワタナベお笑いNo.1決定戦2026にも出場しました。
今回は8組が決勝に進出し、金の国はファイヤーサンダーとの対戦に臨みました。
しかし、ファイヤーサンダーが勝ち上がり、金の国は優勝を逃しています。
2025年の王者だからといって翌年も必ず優勝できるわけではありません。実力のある所属芸人が集まる大会で、連覇を目指して挑戦したこと自体が注目ポイントです。
2026年大会の優勝者はファイヤーサンダーでした。
TBS Podcast『金の国のたまに壁どん』TBS Podcast
- 毎週金曜日19時配信
- 2人によるトーク番組
- リスナー投稿コーナーも展開
金の国の2人の関係性を知りたい人におすすめなのが、このポッドキャストです。
2024年5月からYouTubeラジオとして配信され、2025年1月24日からはTBS Podcastで毎週金曜日19時の配信に移行しました。
コントでは見えにくい2人の素顔や、芸人としての日常、互いへのツッコミなどを楽しめます。
2025年12月の渡部の改名騒動も、この番組から生まれた話題の一つでした。
ニコニコ公式ラジオ『金の国のオオコガネムシ』2026年9月には、新たにニコニコ生放送の「ニコニコバラエティ公式ラジオ」で『金の国のオオコガネムシ』がスタートしました。
初回放送は2026年9月22日22時。
ワタナベエンターテインメントの公式プロフィールでも、毎週火曜日22時の番組として案内されています。
TBS Podcastとは別の媒体でも2人のトークを楽しめるようになったことは、2026年の活動における新しい展開です。
第4回単独ライブ『どどどど』を開催予定2026年の金の国の活動で、特に注目したいのが第4回単独ライブ『どどどど』です。
ワタナベエンターテインメントの公式発表によると、東京・渋谷区文化総合センター大和田の伝承ホールで2日間開催されます。
金の国 第4回単独ライブ『どどどど』
11月12日・13日
- 会場:渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール
- 開場:19時
- 開演:19時30分
- 前売料金:4,000円(全席指定)
- 主催・所属:ワタナベエンターテインメント
2026年11月5日時点の公式公演情報
単独ライブは、テレビや賞レースとは異なり、コンビ自身がネタの世界観や演出をまとめて届けられる場です。
2025年6月には第3回単独ライブ『ぶー』を開催し、新作コント8本と幕間映像を収録した映像作品も2026年に展開されています。
第4回となる『どどどど』では、2人がどのような新作コントを披露するのかにも期待が集まります。
渡部おにぎりのXENO改名と旧芸名への復帰2026年の活動を振り返るうえで、もう一つ押さえておきたい出来事があります。
渡部おにぎりは2025年12月19日、TBS Podcast『金の国のたまに壁どん』で芸名を「XENO(ゼノ)」に変更すると発表しました。
ところが、2026年1月9日には旧芸名の渡部おにぎりに戻すことを公表しています。
改名期間はわずか21日間でした。
本人は自身のXでも、XENOへの改名について「失敗でした」と説明しています。
このため、2026年11月現在のメンバー名は渡部おにぎりと桃沢健輔です。
一時期の芸名変更を知らない人は、古い情報と新しい情報が混在しているように感じる可能性がありますが、現在は元の芸名に戻っています。
【よくある質問】金の国芸人に関するFAQ
Q1:金の国のメンバーは誰ですか?
金の国は渡部おにぎりと桃沢健輔の2人組です。ワタナベエンターテインメントに所属し、コントを中心に活動しています。
Q2:金の国はいつ結成されましたか?
2017年10月にデビューしました。ワタナベコメディスクールで出会った2人が、渡部から桃沢に声をかけたことが結成のきっかけです。
Q3:金の国はツギクル芸人グランプリで優勝していますか?
はい。2021年9月18日に開催されたツギクル芸人グランプリ2021で優勝しました。同年10月にはマイナビLaughter Night第7回チャンピオンLIVEでも優勝しています。
Q4:渡部おにぎりのR-1グランプリの順位は?
2022年大会で決勝に進出し、3位になりました。披露したネタは相方の桃沢健輔が書いたものです。
Q5:金の国はキングオブコント2024で決勝に進出しましたか?
2024年大会では準決勝に進出しました。決勝進出とは異なるため、実績を調べる際には注意が必要です。
Q6:金の国は2025年のワタナベお笑いNo.1決定戦で優勝しましたか?
はい。2025年6月15日の決勝で初優勝し、賞金100万円を獲得しました。翌2026年大会にも決勝進出しましたが、優勝はファイヤーサンダーでした。
Q7:2026年の金の国の単独ライブはいつですか?
第4回単独ライブ『どどどど』が2026年11月12日・13日に開催予定です。会場は渋谷区文化総合センター大和田の伝承ホールです。
Q8:渡部おにぎりはXENOに改名したのですか?
2025年12月に一度XENOへ改名しましたが、2026年1月9日に渡部おにぎりへ戻すことを発表しています。現在の芸名は渡部おにぎりです。
金の国は、渡部おにぎりと桃沢健輔という異なる個性を持つ2人が、2017年に結成したお笑いコンビです。
2021年のツギクル芸人グランプリとマイナビLaughter Nightでの優勝を皮切りに、渡部のR-1グランプリ3位、キングオブコント2024準決勝進出、そして2025年のワタナベお笑いNo.1決定戦優勝と、着実に実績を積み重ねてきました。
2026年はワタナベお笑いNo.1決定戦で連覇を逃したものの、決勝進出を果たし、ラジオ番組や単独ライブなどでも活動を続けています。
金の国の魅力を理解するうえで重要なのは、渡部の演技力だけでも、桃沢のネタ作りだけでもありません。2人の正反対ともいえる個性が組み合わさることで生まれる、感情の動きまで描くコントにこそ、コンビの強みがあります。
11月12日・13日の第4回単独ライブ『どどどど』も控えており、今後の新作コントや賞レースでの活躍にも期待が高まります。
2025年の優勝を一度きりの快挙で終わらせず、独自のコントスタイルをさらに磨いていけるか。2026年以降の金の国は、若手実力派から長く支持されるコント師へと成長していく過程にあるといえるでしょう。