『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』は、内村光良と南原清隆のお笑いコンビ・ウッチャンナンチャンが司会を務めた、フジテレビの人気バラエティ番組だ。略称は「やるやら」。放送期間は1990年10月13日から1993年6月26日までで、土曜20時台を代表するコント番組として親しまれた。
番組では「ナン魔くん」「マモー・ミモー」「ナンチャンを探せ!」などの人気企画が誕生。映画やドラマのパロディ、大掛かりなセットを使ったコント、ゲーム性のある映像企画など、当時のテレビバラエティならではの大胆な演出が特徴だった。一方、1993年6月24日の収録中には、香港のロックバンドBEYONDのメンバー・黄家駒(ウォン・カークイ)が転落事故に遭い、6月30日に亡くなるという重大な悲劇が起きた。
2026年現在、番組を振り返るうえで欠かせないのが、前身番組『ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!』との関係、事故から放送終了に至る経緯、そして2009年に発売されたDVD傑作選『やるやらフォーエバー』だ。番組の魅力と歴史を整理し、現在の視聴方法まで詳しく紹介する。
【番組の原点】「誰かがやらねば!」から「やるならやらねば!」へ

『やるならやらねば!』の歴史を理解するには、1990年春に始まった前身番組『ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!』を知る必要がある。
前身番組は1990年4月スタート『ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!』は、1990年4月19日から9月20日までフジテレビで放送されたバラエティ番組だ。
放送枠は木曜日の21時台。ウッチャンナンチャンが生放送で進行し、内村光良が放送作家、南原清隆がテレビ局のアシスタントディレクターという設定のアパートを舞台に、訪問者やゲストとトークを展開する構成だった。
番組内では、オリジナルの映像コントを紹介。初回には内村のアクション企画「プロジェクトU」、南原のホラー企画「エルム街の13日の金曜日」、原田知世も出演した刑事もの「トラブルコップ」などが登場している。
放送ライブラリーの公式番組情報にも、1990年4月19日の第1回放送について、出演者や企画内容が記録されている。前身番組が単なるトーク番組ではなく、映像制作を笑いの中心に据えていたことが分かる資料だ。
土曜20時台へ移動してリニューアル前身番組の後を受けてスタートしたのが、『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』である。
1990年10月13日からフジテレビ系列の土曜20時台に移動。内村光良と南原清隆を中心に、前番組の出演者や企画の流れを引き継ぎながら、コントやゲーム企画を充実させた。
番組の大きな変化は、映像コントを軸にしながら、キャラクターをシリーズ化し、視聴者が次回も見たくなる仕掛けを強化したことだ。
ちはる、出川哲朗、勝俣州和、石原良純、小倉久寛らも番組を彩り、ウッチャンナンチャンだけに依存しない出演者同士の掛け合いも魅力になった。
前身番組が映像コントとトークを組み合わせた実験的な構成だったのに対し、「やるやら」は人気キャラクターや大型企画を育てる総合バラエティへと発展したのである。
【名物コーナー】ナン魔くん・マモー&ミモー・ナンチャンを探せ!
「やるやら」が今も懐かしの番組として語られる理由の一つは、番組を見ていない人にも伝わるほど個性的なキャラクターや企画を数多く生み出したことだ。
1.ナン魔くん「ナン魔くん」は、南原清隆が主人公のナン魔くんを演じるコントシリーズだ。
水木しげるの漫画『悪魔くん』をモチーフにしたパロディで、ナン魔くんが使い魔とともに、悪役マモーたちの送り込む妖怪と対決するという設定だった。
主人公のナン魔くんを南原が演じ、内村はマモーやさまざまな妖怪などを担当。ちはるがミモーを演じるなど、出演者が複数のキャラクターを演じ分ける構成も特徴だった。
単純な一発ギャグではなく、登場人物や敵役の設定を積み重ねて物語を展開するスタイルが、シリーズとしての面白さを生み出した。
加えて、映画やアニメを思わせる大掛かりな演出も見どころ。放送作家の清水東氏は2024年のダイヤモンド・オンラインのインタビューで、ウッチャンナンチャンのコント制作への積極性を振り返り、「ナン魔くん」を自身が関わった作品の中でも特に印象深いコントとして挙げている。
2.マモー・ミモー「ナン魔くん」から人気が広がったキャラクターが、内村演じるマモーと、ちはる演じるミモーだ。
マモーは独特の風貌と大げさな言動が特徴の悪役。ミモーとの掛け合いや、独特のポーズ、印象的な決め方が視聴者の記憶に残った。
この2人は番組内だけにとどまらず、キャラクターソングの発売などにも展開。テレビのコントキャラクターが音楽作品にまで広がったことは、当時のメディアミックスの事例としても興味深い。
マモー・ミモーが人気を獲得した背景には、内村の顔芸や演技だけでなく、ちはるとの対照的なキャラクター設定、繰り返し楽しめる決まりごとの存在があった。
3.ナンチャンを探せ!「ナンチャンを探せ!」は、南原清隆が街の風景などに変装して紛れ込み、映像の中から視聴者が本人を見つけるクイズ企画だ。
一見すると普通の街並みや風景。しかし、よく見ると南原が背景に溶け込んでいる。視聴者は画面を注意深く観察しながら、隠れているナンチャンを探すことになる。
この企画の魅力は、特別な知識や複雑なルールがなくても楽しめること。家族で一緒に画面を見ながら参加できるため、世代を超えて親しまれた。
テレビ東京の2020年の番組紹介でも、南原が街中の風景に変装して映像に隠れる企画として紹介され、後年の番組でパロディが制作されるほど認知されていた。
4.映画・ドラマパロディと大型企画「やるやら」のもう一つの特徴は、映画やドラマの世界観を大胆に再現したコントだ。
映画の有名な場面やドラマの定番設定を笑いに変え、衣装、セット、映像演出まで作り込むスタイルを採用。通常のスタジオコントよりも映像作品に近い仕上がりを目指していた。
DVDの商品情報には、「コケる男」「ウッチーチェン」「命影郎」「九州男児」「北神田三郎」「加納さんの屈辱」など、さまざまなシリーズやキャラクターが収録候補として挙げられている。
こうした多彩な企画が一つの番組に共存していたことが、「やるやら」の大きな魅力だった。
【歴史と関係者】1990年から2026年までの重要な出来事
前身番組から事故による終了、そしてDVD化までを時系列で整理すると、「やるやら」がどのように生まれ、現在まで映像資料として残っているのかが分かる。
| 時期 | 関係する人物・作品 | 出来事・関係性 |
|---|---|---|
| 1990年4月19日 | 誰かがやらねば! | フジテレビで放送開始。内村・南原が生放送のコント番組に出演 |
| 1990年9月20日 | 誰かがやらねば! | 前身番組の放送終了 |
| 1990年10月13日 | やるならやらねば! | 土曜20時台で後継番組がスタート |
| 1990年代前半 | 内村光良・南原清隆 | コントや映像パロディを中心に番組を展開 |
| 同時期 | ナン魔くん | 南原が主人公を演じ、マモー・ミモーなどのキャラクターが人気に |
| 同時期 | ナンチャンを探せ! | 南原が風景に紛れ込む映像クイズ企画 |
| 1993年6月24日 | BEYOND・黄家駒 | 番組収録中に転落事故が発生 |
| 1993年6月26日 | やるならやらねば! | 番組の最終放送日として記録されている |
| 1993年6月30日 | 黄家駒 | 事故による負傷のため死去。31歳 |
| 2009年12月23日 | やるやらフォーエバー | フジテレビでDVD発売記念の特別番組を放送 |
| 2009年12月25日 | やるやらフォーエバーDVD | 5枚組の傑作選を発売 |
| 2026年 | DVD・放送ライブラリー | 過去の映像をたどるための関連資料が残る |
前身番組の放送日と内容は放送ライブラリーの公式記録、DVDの発売情報はフジテレビおよび販売元の商品情報、放送終了日はテレビ番組カレンダーなどで確認できる。これらを並べると、前身番組から後継番組への移行と、事故後の突然の終了が明確になる。
【放送終了の真相】1993年6月24日の収録事故とBEYOND黄家駒の死
「やるやら」を語るうえで避けられないのが、1993年6月24日に発生した収録事故だ。
人気番組として定着し、さまざまな企画を展開していた最中に起きた事故は、日本のテレビ業界だけでなく、香港をはじめとするアジアの音楽ファンにも大きな衝撃を与えた。
事故が発生したのは1993年6月24日事故に遭ったのは、香港のロックバンドBEYONDのボーカル兼ギタリスト、黄家駒(ウォン・カークイ)だった。
1993年6月24日、BEYONDのメンバーは日本でテレビ番組の収録に参加。その際、番組収録中にセットから転落する重大事故が発生した。
後年の報道では、転落した高さは約2.7メートルとされている。台湾の聯合報系メディア「報時光」が2024年に掲載した回顧記事では、黄家駒が収録中に転倒し、セットの背景装置が倒れる事故となった経緯を伝えている。
事故後、黄家駒は頭部に重傷を負い、東京の病院に搬送された。頭部の損傷は深刻で、治療が続けられたものの、意識が戻ることはなかった。
6月30日、黄家駒が31歳で死去事故から6日後の1993年6月30日、黄家駒は日本で亡くなった。享年31歳だった。
BEYONDは1983年に結成された香港のロックバンドで、黄家駒はその中心人物。『海闊天空』『光輝歲月』『大地』などの楽曲で知られ、作詞・作曲の両面でバンドを支えた存在だった。
日本での活動を広げようとしていた時期の事故だったことも、悲劇の大きさを際立たせた。中央通信社や聯合報系の報道でも、事故から死亡までの経緯と、香港のファンに与えた影響が振り返られている。
なぜ番組は終了したのか事故の発生によって、番組は大きな転換点を迎えた。
1993年6月26日は、番組の放送終了日として記録されている。事故からわずか2日後にあたる日付だ。その後、番組は打ち切りとなり、レギュラー放送は再開されなかった。
週刊女性PRIMEの2025年2月の報道でも、収録中に香港のバンドメンバーが高所から転落して死亡した事故を受け、番組の打ち切りが正式に発表された経緯が取り上げられている。
また、同記事では当時のテレビ誌関係者だった評論家・宝泉薫氏が、事故前に現場を取材した際の印象を振り返り、制作現場の危機管理について厳しい見方を示している。
ここで重要なのは、番組の終了を単なる人気低下や通常の番組改編として理解しないことだ。出演者の死亡という重大事故を受けた終了であり、テレビ番組制作における安全管理のあり方が問われる出来事だった。
また、事故を内村光良や南原清隆個人の責任だけに結び付けるのも適切ではない。収録現場の安全確保、セットの構造、制作体制といった問題を含めて考える必要がある。
【番組の魅力を分析】内村光良と南原清隆だから成立したコントの世界
「やるやら」が現在も懐かしまれる理由は、単に人気キャラクターが多かったからではない。ウッチャンナンチャンというコンビの個性と、当時のテレビ制作環境がうまく組み合わさっていたことにある。
内村光良の映像感覚とパロディーの発想内村光良の魅力は、映画やドラマの文法を理解したうえで、それを笑いに転換できるところにある。
放送作家の清水東氏は、ダイヤモンド・オンラインの2024年のインタビューで、内村について映画のパロディーを自ら考え、コントのアイデアを持ち込むタイプだったと振り返っている。
この制作姿勢は、「やるやら」の映画・ドラマパロディと相性がよかった。既存作品の雰囲気を再現するだけでなく、視聴者が知っている映像表現を意外な方向へ崩すことが笑いにつながった。
南原清隆のキャラクター演技と反応の速さ一方、南原清隆は、設定されたキャラクターを自分のものにしていく演技力が魅力だった。
「ナン魔くん」のように、単に台本の役を演じるのではなく、キャラクターそのものを成立させることで、シリーズの面白さを支えていた。
清水東氏もインタビューで、南原の反射神経やキャラクターを演じる素質に触れている。
内村の映像的な発想と南原の演技力。この組み合わせがあったからこそ、長尺のパロディーから短いゲーム企画まで、幅広い形式の笑いを成立させることができた。
1990年代のテレビ制作だからこそのスケール当時のバラエティ番組では、セットや小道具、衣装、映像編集などに大きな労力をかけたコントが存在感を持っていた。
「やるやら」もその流れにあり、映画のような舞台を組み立て、出演者がその中で演じることで、スタジオだけでは生み出せない映像を作り上げていた。
現在の短尺動画や配信コンテンツとは異なり、テレビ番組全体を通じて一つの世界観を構築することが重視されていたのである。
一方、大型セットや身体を使う企画には、演出の自由度と同時に安全管理の責任も伴う。1993年の事故は、テレビの面白さを追求することと、出演者・スタッフの安全を守ることが決して切り離せないという教訓を残した。
【2026年最新】やるならやらねばを現在視聴する方法
「昔見ていたナン魔くんをもう一度見たい」「マモー・ミモーのコントを確認したい」という人にとって、気になるのは現在の映像入手方法だ。
2026年時点で、代表的な関連資料として確認できるのは、DVD傑作選と放送ライブラリーのアーカイブである。
1.DVD『やるやらフォーエバー』最もまとまった形で番組の名場面を楽しめるのが、2009年12月25日に発売された『ウッチャンナンチャンのやるやらフォーエバー 誰かがやらねば!やるならやらねば!傑作選』だ。
フジテレビ開局50周年記念DVDとして発売され、販売元はポニーキャニオン。5枚組で、収録時間は678分となっている。
DVDの基本情報
- 商品名:ウッチャンナンチャンのやるやらフォーエバー
- 発売日:2009年12月25日
- 発売元:フジテレビ
- 販売元:ポニーキャニオン
- 商品番号:PCBC-61534
- ディスク数:5枚
- 収録時間:678分
- 映像形式:カラー・4:3
収録内容は以下の5つに分かれている。
- Disc1:『誰かがやらねば!』編
- Disc2:ウッチャンセレクション
- Disc3:ナンチャンセレクション
- Disc4:もう一度みたい!ベストコントセレクション
- Disc5:もう一度みたい!ベストパロディセレクション
「ナンチャンを探せ」「ナン魔くん」「マモー・ミモー」など、番組を代表する企画やキャラクターが収録候補として紹介されている。
フジテレビは発売に合わせて、2009年12月23日に特別番組『やるやらフォーエバー』も放送した。公式番組紹介では、過去の名場面や人気キャラクターを振り返る企画として案内されている。
ただし、このDVDは全放送回をそのまま収めた完全版ではなく、選りすぐりのコントやパロディを収録した傑作選だ。特定の放送回を丸ごと見たい人は、その点を理解しておきたい。
2.中古DVDショップや中古市場で探す発売から年月が経過しているため、新品の通常流通は限られている。販売店の商品情報では製造中止と表示されており、2026年現在は中古品を探す方法が現実的だ。
中古DVD専門店や中古映像ソフトの販売市場では、5枚組の商品が出品されることがある。ただし、価格や在庫は店舗、商品の状態、付属品の有無によって変動する。
購入前に確認したい要点は次のとおり。
- DVDが5枚すべてそろっているか。
- ディスクに傷や再生不良がないか。
- 外箱やスリーブケースが付属しているか。
- 初回限定の「命影郎身代り御守」が付いているか。
- 通常版と初回版のどちらなのか。
特に初回特典は、通常の中古品では欠品している可能性がある。特典を重視するなら、商品説明と写真を確認してから購入するのがよい。
3.放送ライブラリーで前身番組を視聴するもう一つの方法が、公益財団法人放送番組センターが運営する「放送ライブラリー」だ。
公式データベースには、前身番組『ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!〔1〕』が登録されている。
登録情報は以下のとおり。
- 番組名:ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!〔1〕
- 番組ID:009263
- 放送日:1990年4月19日
- 放送時間:21時00分~21時54分
- 放送局:フジテレビ
- 出演者:ウッチャンナンチャン、浅野ゆう子、菅井きん、小倉久寛、ちはる、原田知世ほか
放送ライブラリーの公式情報によれば、視聴ブースで番組IDを入力することで対象番組を探せる。
ただし、ここで視聴できるのは前身番組の登録回であり、『やるならやらねば!』本編の全放送回が見られるという意味ではない。前身番組の雰囲気や初期のコントを知りたい人に適した方法だ。
4.動画配信サービスで探す場合の注意点動画配信サービスでの視聴を希望する場合は、作品名だけでなく「ウッチャンナンチャンのやるやらフォーエバー」「誰かがやらねば!」などの関連タイトルでも検索するとよい。
ただし、過去の番組のDVD化と定額見放題での配信は別の話だ。DVDが発売されているからといって、NetflixやFODなどで現在も配信されているとは限らない。
2026年時点では、確実性を重視するならDVDの流通状況を調べるか、放送ライブラリーの公式番組検索で所蔵状況を確認する方法が現実的だ。
【プロの結論】やるならやらねばが今も語り継がれる理由
『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』は、単なる1990年代の懐かしいバラエティ番組ではない。
内村光良の映画的な発想、南原清隆のキャラクター演技、出演者の個性、そして時間と労力をかけた映像コント。それぞれが組み合わさり、テレビならではのエンターテインメントを作り上げていた。
また、「ナンチャンを探せ!」のように視聴者自身が参加できる企画や、「ナン魔くん」のようにシリーズとして成長するキャラクターを生み出したことも、番組の大きな財産である。
一方、1993年の収録事故は、番組の歴史に消えることのない影を落とした。黄家駒の死を忘れず、テレビ制作の安全管理という問題を考え続けることも、この番組の歴史を振り返るうえで欠かせない。
2026年に改めて番組を楽しみたい人には、次の判断基準が役立つ。
- 人気コントを楽しみたい人:5枚組DVDの内村・南原セレクションやベストコント編がおすすめ。
- 前身番組からの変化を知りたい人:DVDのDisc1や放送ライブラリーの所蔵回が参考になる。
- ナン魔くんやマモー・ミモーが目的の人:DVDの商品説明で収録企画を確認してから購入するのがよい。
- 番組の全放送回を見たい人:傑作選DVDは完全収録版ではないため、収録範囲を事前に確認する必要がある。
笑いの記憶と、忘れてはならない事故の記録。その両方を抱えているからこそ、「やるやら」は1990年代のテレビバラエティを考えるうえで、今も重要な番組なのである。
【やるならやらねば】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:やるならやらねばの放送期間はいつからいつまで?
A1:1990年10月13日から1993年6月26日まで。フジテレビ系列の土曜20時台に放送され、略称は「やるやら」だった。
Q2:やるならやらねばが終了した理由は?
A2:1993年6月24日の収録中に、香港のロックバンドBEYONDの黄家駒が転落事故で重傷を負い、6月30日に亡くなったため。重大事故を受けて番組は打ち切られた。
Q3:やるならやらねばの前身番組は?
A3:1990年4月19日から9月20日まで放送された『ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!』。木曜21時台の生放送番組で、映像コントとトークを組み合わせた構成だった。
Q4:ナン魔くんやマモー・ミモーは誰が演じていた?
A4:ナン魔くんは南原清隆、マモーは内村光良、ミモーはちはるが演じていた。水木しげるの『悪魔くん』をモチーフにしたコントシリーズから生まれた人気キャラクターだ。
Q5:やるならやらねばを現在見る方法は?
A5:代表的な映像資料は2009年発売の5枚組DVD『やるやらフォーエバー』。現在は中古市場で探す方法がある。また、前身番組の登録回は放送ライブラリーの視聴ブースで視聴できる。
『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』は、1990年から1993年までフジテレビで放送された人気バラエティ番組だ。
前身の『誰かがやらねば!』から発展し、「ナン魔くん」「マモー・ミモー」「ナンチャンを探せ!」など、現在でも記憶に残る企画やキャラクターを生み出した。
しかし、1993年6月24日の収録事故でBEYONDの黄家駒が負傷し、同月30日に亡くなったことで番組は終了。笑いに満ちた番組の歴史は、突然の悲劇によって幕を閉じた。
現在は2009年発売のDVD傑作選『やるやらフォーエバー』や、放送ライブラリーの関連アーカイブを通じて、当時の番組文化を振り返ることができる。
内村光良と南原清隆が作り上げた独創的なコントの数々。そして、テレビ制作において決して忘れてはならない安全管理の教訓。「やるやら」は、懐かしさだけでは語り尽くせない、1990年代のテレビ史に残る番組である。
主な参考資料: フジテレビ公式『やるやらフォーエバー』番組情報、放送ライブラリー公式番組データ、ポニーキャニオン商品情報、週刊女性PRIME(2025年2月6日)、ダイヤモンド・オンライン(2024年6月26日)、台湾・聯合報系「報時光」(2024年5月21日)。