渡良瀬橋(わたらせばし)は、栃木県足利市の中心部を流れる渡良瀬川に架かる橋です。歌手・森高千里さんの名曲「渡良瀬橋」の舞台として知られ、夕日を背景にしたトラス橋のシルエットが美しい観光スポットとして親しまれています。
場所は栃木県足利市通4丁目から田中町にかけての渡良瀬川沿いです。また、森高千里さんの「渡良瀬橋」の歌碑は橋そのものではなく、北側のたもとにある足利市通3丁目2-1付近に設置されています。JR足利駅から徒歩約20分、東武足利市駅から徒歩約15分で訪れることができます。
【所在地を特定】渡良瀬橋はどこにある?住所と地図を確認

渡良瀬橋があるのは、栃木県南西部に位置する足利市です。足利市の市街地を南北に分けるように流れる渡良瀬川に架かっており、地域の交通を支える実用的な道路橋でもあります。
足利市観光協会や栃木県の観光情報サイトによると、渡良瀬橋の所在地は栃木県足利市通4丁目〜田中町です。県道5号足利太田線の一部として利用されており、足利市中心部からアクセスしやすい場所にあります。
渡良瀬橋の基本情報- 名称:渡良瀬橋
- 読み方:わたらせばし
- 所在地:栃木県足利市通4丁目〜田中町
- 河川:渡良瀬川
- 完成:1934年(昭和9年)
- 橋長:約243.27メートル
- 幅員:約5.5メートル
- 構造:下路平行弦ワーレントラス橋など
- 管理者:栃木県
地図アプリで場所を調べる場合は、「渡良瀬橋」と入力すると橋そのものを目的地にできます。森高千里さんの歌碑を訪れたい場合は「渡良瀬橋の歌碑」と入力するのがおすすめです。
この2つは近接していますが、所在地が異なるため、目的地を間違えないようにしましょう。
【間違えやすいポイント】渡良瀬橋と森高千里の歌碑は別の場所?
渡良瀬橋を訪れる際に注意したいのが、橋本体と森高千里さんの歌碑の位置関係です。
どちらも渡良瀬川の北側付近にありますが、歌碑は橋の上ではありません。橋の北側のたもとにある児童公園南側の歩道上に設置されています。
歌碑の正確な所在地は足利市通3丁目2-1付近足利市公式ホームページの「学び舎のまち足利めぐりコース」では、渡良瀬橋と歌碑の所在地について、足利市通3丁目2-1(渡良瀬橋北東付近)と案内しています。
一方、橋そのものは通4丁目から田中町にかけて位置します。つまり、通3丁目2-1という住所は歌碑の場所を探す際に役立つ情報であり、橋全体の所在地と混同しないことが大切です。
橋・歌・歌碑の関係を整理| 対象 | 所在地・時期 | 関係・特徴 |
|---|---|---|
| 渡良瀬橋 | 足利市通4丁目〜田中町 | 渡良瀬川に架かる実際の道路橋 |
| 渡良瀬川 | 栃木県足利市 | 渡良瀬橋が架かる河川 |
| 森高千里 | 1993年に楽曲を発表 | 「渡良瀬橋」の作詞・歌唱を担当 |
| 渡良瀬橋の歌碑 | 足利市通3丁目2-1付近 | 橋の北側に設置された記念碑 |
| 歌碑の除幕式 | 2007年4月28日 | 足利市に歌碑が設置された記念日 |
足利市の公式観光情報と市の紹介資料を照らし合わせると、橋は地域の交通インフラ、歌碑は楽曲と足利市のつながりを伝える観光スポットという違いが分かります。
初めて訪れる人は、まず歌碑を見学し、その後に橋と渡良瀬川の景色を楽しむ順番にすると、両方の位置関係を把握しやすくなります。
【駅から徒歩で行ける】渡良瀬橋へのアクセス方法と最寄り駅
渡良瀬橋へのアクセスは、電車と徒歩の組み合わせが便利です。最寄り駅として利用できるのは、JR両毛線の足利駅と東武伊勢崎線の足利市駅です。
JR足利駅から徒歩約20分JR両毛線を利用する場合は、足利駅が最寄り駅の一つです。
- 利用路線:JR両毛線
- 最寄り駅:足利駅
- 利用出口:北口
- 徒歩時間:約20分
駅の北口から足利市街地を抜け、渡良瀬川方面へ向かいます。橋の北側に到着したら、歌碑を見学してから橋の景色を楽しむこともできます。
東武足利市駅から徒歩約15分東武鉄道を利用する場合は、東武伊勢崎線の足利市駅が便利です。
- 利用路線:東武伊勢崎線
- 最寄り駅:足利市駅
- 利用出口:北口
- 徒歩時間:約15分
足利市駅からも市街地を通って渡良瀬川方面へ歩けます。JR足利駅と比較すると徒歩時間が約5分短く、徒歩移動をできるだけ少なくしたい人には東武足利市駅が便利です。
駅からのアクセス比較| 駅名 | 路線 | 徒歩時間 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|
| JR足利駅 | JR両毛線 | 約20分 | JRで足利市を訪れる場合に便利 |
| 東武足利市駅 | 東武伊勢崎線 | 約15分 | 徒歩時間を短くしたい場合に便利 |
これらの所要時間は足利市観光協会と栃木県観光情報サイトの案内に基づく目安です。歩く速度や信号待ち、訪問する目的地が橋か歌碑かによって多少変わります。
また、橋周辺には歩行者用の通行スペースがあります。車両の通行にも注意しながら、安全な歩道を利用してください。
【車で訪れる人向け】渡良瀬橋の駐車場と周辺の駐車スポット
車で渡良瀬橋を訪れる場合、最初に知っておきたいのが橋と歌碑には専用駐車場がないという点です。
足利市観光協会の公式案内でも、渡良瀬橋の駐車場は「無」とされています。そのため、車で訪れる場合は市内の観光駐車場などを利用し、徒歩で現地へ向かう必要があります。
周辺で利用を検討できる観光駐車場- 織姫観光駐車場:足利市通4丁目。無料、普通車13台。
- 通2丁目観光駐車場:足利市通2丁目2631-8。無料、普通車39台。1回3時間まで。
- 南多目的広場駐車場:足利市田中町地内。1回200円、普通車126台。
- 美術館通り駐車場:足利市通2丁目13-2。無料、普通車21台。
いずれも足利市観光協会が掲載している市内観光駐車場です。渡良瀬橋専用の駐車場ではないため、目的地までの徒歩距離や利用時間を事前に確認してください。
特に通2丁目観光駐車場など、一部の観光駐車場には3時間までという利用制限があります。複数の観光スポットを巡る場合は、長時間利用が可能な駐車場を選ぶことも大切です。
車でのアクセス時間- 北関東自動車道・足利ICから約15分
- 北関東自動車道・太田桐生ICから約20分
- 東北自動車道・佐野藤岡ICから約35分
夕日を見る目的で訪れる場合は、日没前後に駐車場が混雑する可能性も考慮し、時間に余裕を持って行動しましょう。駐車場の利用条件や空き状況は現地の案内を優先してください。
【1934年完成の歴史】渡良瀬橋の読み方と橋の特徴を解説
渡良瀬橋は、森高千里さんの楽曲によって広く知られるようになりましたが、橋自体にも長い歴史があります。
現在の橋は1934年9月に完成栃木県の観光情報によると、渡良瀬川に最初の渡良瀬橋が架けられたのは1902年(明治35年)です。当初は木造橋で、その後1917年(大正6年)に上部構造が木造トラスへと架け替えられました。
現在の橋は1934年(昭和9年)に完成したものです。同年2月に工事が始まり、9月に完成しました。陸軍特別大演習に伴う軍隊の通行などを背景に、鋼製のワーレントラス橋へと整備された歴史があります。
その後、1964年には歩行者や自転車の安全な通行を確保するため、上流側に側道橋が設置されました。現在の渡良瀬橋は、歴史的な構造を残しながら地域の交通を支えている橋です。
橋長243メートルを超えるトラス橋一般財団法人橋梁調査会の資料では、渡良瀬橋の橋長は約243.3メートル、幅員は5.5メートルとされています。
特徴的なのは、鋼材を三角形状に組み合わせたワーレントラス構造です。規則的に並ぶ鉄骨の形状が橋のシルエットを特徴づけ、夕暮れには渡良瀬川の風景と一体になった印象的な景観を生み出します。
渡良瀬橋の読み方は「わたらせばし」渡良瀬橋の一般的な読み方は「わたらせばし」です。
ただし、少し興味深い点があります。栃木県の道路管理者による読み方は「わたらせばし」ですが、実際の橋名板には「わたらせはし」と濁らない表記が見られます。
栃木県の観光情報では、川が清く流れることへの願いや、濁音が洪水を連想させることを避ける先人の思いが背景にあると説明されています。
このような表記の違いも、渡良瀬橋を訪れた際に注目したい歴史的な特徴です。
【森高千里の名曲の舞台】歌碑の見どころと渡良瀬川の夕日
渡良瀬橋を全国的に有名にした大きなきっかけが、歌手・森高千里さんの楽曲「渡良瀬橋」です。
この曲は1993年に発表されました。足利市公式ホームページでは、森高さんが足利市をイメージし、実際に街を歩いて作詞した作品として紹介されています。
歌碑は2007年4月28日に除幕楽曲と足利市のつながりを伝えるため、2007年4月28日に渡良瀬橋の歌碑が設置されました。
場所は渡良瀬橋の北側のたもとにある歩道上です。橋を渡るだけでは見落とす可能性があるため、歌碑も見学したい場合は、北東側の児童公園南の歩道を確認してください。
歌碑には楽曲を楽しめる仕掛けもあります。JR東日本が2026年に公開した足利観光情報では、歌碑のボタンを押すと森高千里さんの「渡良瀬橋」が流れることが紹介されています。
曲を知っている人にとっては、実際の舞台となった場所で楽曲を聴けることが大きな魅力です。
夕日とトラス橋のシルエットが絶景渡良瀬橋周辺で特におすすめしたいのが、夕暮れ時の景色です。
足利市観光協会も、沈む夕日を背景にした渡良瀬川とトラス橋のシルエットを、この場所の代表的な見どころとして紹介しています。
日中の渡良瀬橋は、鉄骨の構造や周囲の街並みを確認できる落ち着いた景観ですが、夕方になると空の色が変わり、橋の輪郭がより印象的に見えてきます。
森高千里さんの楽曲に描かれた風景を重ねながら眺めると、単なる橋の見学とは違った楽しみ方ができます。
夕日を見るなら何時に行けばいい?夕景を楽しみたい場合は、日没直前だけでなく、日没より少し前に現地へ到着するのがおすすめです。
季節によって日没時刻は変わるため、訪問当日の天気予報や日没時刻を確認しておくと安心です。晴天で視界が開けている日は、夕日と橋のシルエットを楽しみやすくなります。
撮影する際は、車道に出たり、交通の妨げになったりしないよう注意しましょう。橋の上だけにこだわらず、安全な歩道や河川敷周辺から景色を眺めるのもおすすめです。
渡良瀬橋観光はこんな人におすすめ- 森高千里さんの「渡良瀬橋」が好きで、実際の舞台を訪れてみたい人
- 1934年完成の歴史あるトラス橋に興味がある人
- 渡良瀬川と夕日の写真を撮影したい人
- 足利市の歴史や街並みを散策したい人
- 駅から歩いて気軽に観光できる場所を探している人
一方、車で橋のすぐそばまで行きたい人や、専用駐車場のある観光施設を探している人は注意が必要です。渡良瀬橋には専用駐車場がないため、周辺の観光駐車場から歩く計画を立てておきましょう。
【渡良瀬橋どこ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:渡良瀬橋は何県のどこにありますか?
A1:栃木県足利市にあります。渡良瀬川に架かる橋で、通4丁目から田中町にかけて位置しています。
Q2:渡良瀬橋の歌碑はどこにありますか?
A2:橋の北側のたもとにある児童公園南側の歩道上です。足利市通3丁目2-1付近が所在地として案内されています。橋本体とは別の場所なので注意してください。
Q3:渡良瀬橋の最寄り駅はどこですか?
A3:JR両毛線の足利駅と東武伊勢崎線の足利市駅です。JR足利駅から徒歩約20分、東武足利市駅から徒歩約15分が目安です。
Q4:渡良瀬橋に駐車場はありますか?
A4:橋や歌碑専用の駐車場はありません。足利市内の観光駐車場などを利用して徒歩で向かう必要があります。織姫観光駐車場や通2丁目観光駐車場などが候補です。
Q5:渡良瀬橋の読み方は何ですか?
A5:一般的には「わたらせばし」と読みます。橋名板には「わたらせはし」という表記もあります。
渡良瀬橋は、栃木県足利市の渡良瀬川に架かる1934年完成の歴史ある橋です。森高千里さんの名曲「渡良瀬橋」の舞台として知られ、夕暮れ時にはトラス橋と沈む夕日が織りなす美しい景色を楽しめます。
訪問前に押さえておきたい要点は3つあります。
- 橋を見たい人:栃木県足利市通4丁目〜田中町にある渡良瀬橋を目的地に設定する。
- 森高千里さんの歌碑を見たい人:足利市通3丁目2-1付近、児童公園南側の歩道を目指す。
- 夕日を楽しみたい人:日没前に到着し、安全な歩道や河川敷周辺から橋のシルエットを眺める。
アクセスはJR足利駅から徒歩約20分、東武足利市駅から徒歩約15分です。専用駐車場がない点だけ注意すれば、電車でも車でも計画を立てやすい観光スポットです。
橋そのものの歴史を知り、歌碑で森高千里さんの楽曲に触れ、最後に渡良瀬川の夕日を眺める。こうした順番で巡れば、渡良瀬橋が長く足利市民や音楽ファンに親しまれている理由を、現地の風景とともに感じられるはずです。