2026年5月に放送されたフジテレビの『逃走中~シークレットミッション〖真実〗~』で、視聴者を驚かせたのが、逃走者の中に潜む「妨害者」の存在だ。正体が明らかになったのは、見取り図の盛山晋太郎とラランド・ニシダ。とくにニシダは、仲間を欺きながら最後まで逃げ切り、賞金114万円と妨害ボーナス200万円を合わせた総額314万円を獲得した。
そもそも『逃走中』の裏切り者は誰なのか。2007年の『クロノス』時代から、西野亮廣、徳井義実、Netflix版『逃走中 Battle Royal』の津田篤宏・斎藤司まで、裏切り者の仕組みは何度も変化してきた。2026年の妨害者は従来の通報型と何が違うのか。歴代の正体、報酬、ハンターへの通報の仕組み、視聴者の評判まで整理する。
【2026年最新】逃走中の裏切り者の正体は盛山晋太郎とニシダ!

2026年5月2日・9日に2週連続で放送された『逃走中~シークレットミッション〖真実〗~』では、従来の逃走ゲームに新しい仕掛けが加わった。
舞台は埼玉県の西武園ゆうえんち。出演者には、見取り図の盛山晋太郎、ラランドのニシダ、山崎育三郎、JO1の河野純喜、乃木坂46の五百城茉央らが名を連ねた。
フジテレビの公式番組情報でも、高額報酬と引き換えにミッション失敗を狙う「妨害者」の導入が発表されていた。
妨害者の1人目は見取り図・盛山晋太郎見取り図
ペアを結成できなかった盛山は、妨害者への参加を選択。ミッションを妨害することで報酬を積み上げる立場になった。
盛山は賞金アップや復活をめぐるミッションで積極的に行動し、逃走者たちの信用を得ようとする一方、妨害工作を進めていった。
特に巧妙だったのは、他の逃走者に協力しているように見せながら、ミッションの成功を阻止する立ち回りだ。
報道によると、盛山は妨害ボーナスを合計300万円まで積み上げた。しかし、後半戦の残り43分でハンターに確保されてしまう。
その結果、妨害ボーナスは獲得できず、本人も惜しい結末を迎えた。通常賞金と合わせて400万円を狙える状況だっただけに、悔しさが際立った。
妨害者の2人目はラランド・ニシダラランド
誰からもペアに選ばれなかった状況を逆手に取り、妨害者に立候補。最後まで正体を隠すことに成功した。
ニシダの行動が印象的だったのは、盛山とは異なる戦略を選んだことだ。
1人で逃走を続けることになったニシダは、妨害者への参加を決断。複数のミッションで工作を行いながら、周囲の疑いを別の逃走者へ向けることにも成功した。
加えて、盛山が妨害者だと判明して確保された後も、ニシダの正体は明かされなかった。
終盤には山崎育三郎も確保されたが、妨害者として紹介されることはなく、最後に残ったニシダの正体が判明するという展開になった。
そして、ニシダは逃走成功。
獲得した賞金は次のとおりだ。
ラランド・ニシダの獲得賞金314万円
通常の逃走成功賞金
114万円
妨害ボーナス
200万円
合計
314万円
デイリースポーツの2026年5月11日付報道では、ニシダが誰からも選ばれなかったことへの反発を勝因の一つとして語り、最後まで他の逃走者を欺いたことが紹介された。
フジテレビの公式ゲーム結果にも、今回の逃走成功者としてニシダの名前が掲載されている。
【歴代一覧】逃走中の裏切り者は誰?クロノスから2026年までの歴史
『逃走中』の裏切り者は、2026年に突然登場した仕掛けではない。
その原型は、2007年に放送された『クロノス』の「森の公園」編までさかのぼる。
当時から、逃走者同士の信頼関係を崩し、賞金への欲望と心理戦を組み合わせる仕組みが採用されていた。
歴代の代表的な裏切り者を整理すると、次のようになる。
※2007~2022年の裏切り者の詳細は、過去のゲーム記録を整理したクロノス参戦プレイヤーWikiなどを参考にしたもの。2026年の妨害者は従来の裏切り者とは別のルールである。
初代裏切り者はキングコング・西野亮廣2007年『クロノス 森の公園』編
投票によって裏切り者に選ばれた初期の代表例。
ゲーム開始後、逃走者たちは定員オーバーを理由に、脱落させたい相手を投票するよう指示された。
ところが、最多票を集めた西野亮廣は脱落せず、裏切り者という役割を与えられる。
西野は他の逃走者の位置を本部に通報し、ハンターによる確保を狙った。1人確保されるごとに5万円が賞金に加算される仕組みだった。
通報によって他の逃走者を追い詰める一方、最終的には西野自身もハンターに確保された。
この回は、現在まで続く「仲間だと思っていた人物が実は敵だった」という心理戦の原点として知られている。
徳井義実は自ら裏切り者に立候補2008年『ジャンプ!森の公園』編
自ら裏切り者になることを選んだ代表的な出演者。
西野の回とは異なり、徳井の回では裏切り者が立候補制になった。
指定された時間までに本部へ電話をかけ、先着1名が裏切り者になるという仕組みだ。
徳井は締め切り直前に立候補。通報によって確保された逃走者1人につき10万円を獲得できる立場になった。
複数の逃走者を通報し、賞金を増やしたものの、最後は徳井自身も確保されている。
この回で印象的なのは、徳井が裏切り者になる動機として高級ソファーを欲しがっていたことだ。金銭的な欲望を具体的な買い物に結びつけた点も、番組の見どころになった。
津田篤宏・斎藤司はNetflix版で裏切り者にNetflix『逃走中 Battle Royal』
賞金への積極的な姿勢が印象に残った裏切り者。
Netflix『逃走中 Battle Royal』
津田とともに裏切り者として行動した。
2022年11月15日に配信されたNetflixシリーズ『逃走中 Battle Royal』では、従来の地上波版とは異なる大規模なゲームが展開された。
ここでは裏切り者の枠が2人設けられ、津田篤宏と斎藤司がその役割を担った。
1人の確保につき30万円という高額な報酬が設定されており、2人はそれぞれ他の逃走者を通報する立場になった。
ただし、2人とも最後は確保され、裏切り者としての賞金加算を逃走成功につなげることはできなかった。
【ルール解説】裏切り者の通報・ハンターの仕組みと報酬
『逃走中』の裏切り者を理解するうえで大切なのが、従来の「通報型」と2026年の「妨害型」を分けて考えることだ。
名前は似ていても、ゲーム上の役割も報酬の条件も異なっている。
従来の裏切り者は電話で位置情報を通報する従来型の裏切り者は、逃走者でありながら、他の逃走者の位置を本部へ電話で伝えることができる。
基本的な流れは次のとおり。
裏切り者に選ばれる
投票、立候補、専用カードの取得など、放送回ごとに異なる方法で決定。
他の逃走者を発見する
周囲の状況を確認し、通報する相手の位置を把握する。
本部に電話で通報する
逃走者の位置情報がハンター側に伝わる。
ハンターが現場付近へ向かう
通報された位置周辺にハンターが移動し、対象者の確保を狙う。
確保に成功すると報酬が加算される
裏切り者が最後まで逃げ切るなど、所定の条件を満たせば賞金を受け取れる。
重要なのは、電話で通報しただけで確保が成立するわけではない点だ。
通報された逃走者が位置を変えたり、ハンターの接近に気づいて逃げたりすれば、確保を回避できる可能性もある。
つまり裏切り者には、相手を見つける観察力だけでなく、ハンターが来るまでの状況を読む能力も求められる。
裏切り者の報酬は放送回によって違う歴代の報酬を比較すると、ゲームごとに金額が大きく変わっていることがわかる。
- 2007年・西野亮廣:1人確保につき5万円
- 2008年・徳井義実:1人確保につき10万円
- 2022年・津田篤宏、斎藤司:1人確保につき30万円
- 2026年・盛山晋太郎、ニシダ:ミッション妨害成功1回につき100万円
従来の通報型では、裏切り者自身が確保されると、通常の賞金とボーナスが失われる仕組みが基本だった。
一方、2026年の妨害者は、ミッションを失敗させることで報酬を増やす方式である。
加えて、妨害ボーナスは逃走成功が条件となり、自首では受け取れないという違いもある。
この条件が、ニシダの最後まで逃げ切る戦略に大きく関係した。
2026年の妨害者は最大414万円を狙える仕組み2026年のシークレットミッションでは、妨害者はミッション失敗を狙うことで、1回につき100万円のボーナスを積み上げることができた。
妨害の機会は3回あり、すべて成功させて逃走にも成功すれば、次の金額になる。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 通常の逃走成功賞金 | 114万円 |
| 妨害成功1回目 | 100万円 |
| 妨害成功2回目 | 100万円 |
| 妨害成功3回目 | 100万円 |
| 最大獲得額 | 414万円 |
盛山は妨害ボーナス300万円まで積み上げたものの、最後に確保されたため受け取れなかった。
対するニシダは妨害ボーナス200万円を確保した状態で逃走成功し、314万円を手にした。
この差は、妨害工作の成功回数だけではなく、最後まで逃げ切れるかどうかが報酬を左右するルール設計によって生まれた。
【盛山とニシダを比較】314万円を生んだ戦略の違いとは?
2026年の放送で興味深いのは、同じ妨害者でありながら、盛山とニシダの行動が対照的だったことだ。
2人ともペアを組めなかった状況から妨害者になる道を選んだが、最終的な結果は大きく異なった。
盛山晋太郎は積極的な妨害で報酬を積み上げた盛山は妨害者になった後も、表向きは他の逃走者に協力する姿勢を見せていた。
ミッションに参加する姿勢を示し、周囲からの信頼を獲得しようとする動きが目立った。
しかし、ミッションの成功を阻止する行動も同時に進めていた。
結果として、妨害ボーナスは300万円に到達。通常賞金と合わせて400万円を狙える状況だった。
ところが、残り43分でハンターに確保され、報酬を受け取ることはできなかった。
ニシダは疑われないことを優先したニシダの戦略は、盛山のように目立って動くものではなかった。
妨害者として行動しながらも、必要以上にミッションへ関与せず、周囲の疑いが別の人物へ向かう状況を利用した。
特に、盛山が疑われる展開になった後も、自分の正体を隠し続けたことが大きい。
また、終盤の妨害者を見抜くための投票をめぐっても、周囲の疑念を別の逃走者へ向ける立ち回りが功を奏した。
最終的には他の逃走者が次々と確保され、ニシダが唯一の逃走成功者となった。
この結果、通常賞金114万円と妨害ボーナス200万円を合わせた314万円を獲得した。
山崎育三郎は妨害者だったのか?ここも検索されやすいポイントだ。
結論からいえば、山崎育三郎を2026年の妨害者とする報道上の根拠はない。
デイリースポーツの放送内容の報道では、山崎が確保された後も妨害者として紹介されず、最後に残ったニシダの正体が判明した経緯が説明されている。
そのため、山崎の確保と妨害者の正体を結びつけて考えるのは誤りだ。
2026年の妨害者として確認されているのは、盛山晋太郎とニシダの2人である。
【炎上・評判を検証】逃走中の裏切り者は嫌われる?視聴者の反応
『逃走中』の裏切り者や妨害者は、ゲームの面白さを高める一方、視聴者の感情を揺さぶる存在でもある。
通常の逃走者は、ハンターから逃げながらミッションに協力することが期待される。しかし、裏切り者はその期待を意図的に裏切る。
そのため、ゲームの勝者を応援していた視聴者にとっては、納得しにくい展開が生まれることもある。
ニシダの314万円獲得には賛否両論2026年5月11日付のデイリースポーツは、ニシダの逃走成功に対するネット上の反応を紹介している。
反応は一方向ではなかった。
- 妨害者という新しい仕組みが面白いという評価
- 最後まで正体を隠したニシダの立ち回りを称賛する意見
- 他の逃走者を欺いて賞金を得る展開に不快感を示す反応
- 仲間を信じられなくなる心理戦を楽しむ声
同紙は「カッコイイ」と「胸くそ」という対照的な反応を取り上げており、今回のゲームが視聴者の評価を二分したことがうかがえる。
なぜ裏切り者は炎上しやすいのか理由は、単純な勝ち負けではなく、視聴者が逃走者に抱く期待と実際の行動にギャップがあるからだ。
例えば、逃走者がミッションに協力しているように見えた直後、実はその行動が妨害工作だったと判明すれば、視聴者は驚きとともに裏切られた感覚を覚える。
ただし、ここで区別したいのは、番組内の役割と出演者本人の人格である。
盛山やニシダが妨害者として行動したのは、番組が用意したゲームルールに従った結果だ。
現実の人間関係における裏切りとは別の話であり、ゲーム上の悪役としての演技や立ち回りを、本人の人間性と同一視するべきではない。
久保田かずのぶも歴代の裏切り者なのか?とろサーモン
番組内で他の逃走者を危険にさらす行動が話題になったことがある。
久保田は、逃走中で他の出演者をハンターに狙わせるような行動を取り、批判を集めたことがある。
2018年9月の放送では、特殊アイテム「身代わりスイッチ」を使った立ち回りが物議を醸した。
しかし、これは従来の裏切り者として本部に位置情報を通報する制度とは異なる。
また、2023年9月には自首によって60万6500円を獲得したことも報道されている。
こうしたエピソードが混同されることもあるが、久保田を歴代の正式な裏切り者4人に含めるのは正確ではない。
裏切り者システムを楽しめる人・苦手な人この仕組みは、視聴者の好みによって評価が分かれる。
- 楽しめる人: 心理戦、正体予想、伏線回収、意外な勝者が好きな人。
- 苦手な人: 逃走者同士の協力や友情、正攻法でのミッション成功を重視する人。
2026年の放送が話題になった背景には、単なる追いかけっこから、参加者同士の情報戦へとゲームの面白さが広がったこともある。
【よくある質問】逃走中の裏切り者に関するFAQ
Q1:2026年の逃走中の裏切り者は誰ですか?
A1:2026年5月放送の『逃走中~シークレットミッション〖真実〗~』では、盛山晋太郎とラランド・ニシダの2人が妨害者でした。盛山は途中で確保され、ニシダは最後まで逃げ切りました。
Q2:ラランド・ニシダが獲得した賞金314万円の内訳は?
A2:通常の逃走成功賞金114万円と、妨害ボーナス200万円の合計です。妨害者としての報酬を獲得したうえで、逃走成功したことが決め手となりました。
Q3:逃走中の歴代裏切り者は誰ですか?
A3:代表的な歴代裏切り者は、西野亮廣、徳井義実、津田篤宏、斎藤司の4人です。西野は『クロノス』、徳井は『ジャンプ!○○中』、津田と斎藤はNetflix版『逃走中 Battle Royal』で登場しました。
Q4:裏切り者が通報するとハンターはどう動きますか?
A4:従来のルールでは、裏切り者が本部に他の逃走者の位置を電話で伝えると、ハンターがその周辺に向かいます。ただし、通報された時点で確保が確定するわけではありません。
Q5:2026年の妨害者は自首しても報酬をもらえますか?
A5:2026年の妨害ボーナスは逃走成功が条件です。従来の通報型とは異なり、自首では妨害ボーナスを獲得できない仕組みでした。
Q6:2026年の妨害者は最大いくら獲得できましたか?
A6:妨害成功3回で300万円、通常の逃走成功賞金114万円を合わせた最大414万円です。実際にはニシダが314万円を獲得し、盛山は確保によってボーナスを失いました。
『逃走中』の裏切り者の歴史を振り返ると、ゲームの仕組みが時代とともに変化してきたことがわかる。
2007年の『クロノス』では、西野亮廣が投票によって裏切り者に選ばれた。その後、徳井義実の立候補制、Netflix版の津田篤宏・斎藤司による複数人の裏切り者制度へと進化していった。
そして2026年5月の『シークレットミッション〖真実〗』では、従来の通報型からミッション妨害型へと新しい仕掛けが登場した。
今回の最大の見どころは、盛山とニシダの対照的な結末だ。
盛山は300万円の妨害ボーナスを積み上げながら確保され、ニシダは200万円のボーナスを確保したまま逃走成功。結果として、ニシダが314万円を獲得するという歴代でも際立つ結末になった。
プロの視点で注目したいのは、裏切り者という存在が単なる悪役ではないことだ。視聴者に正体を推理させ、出演者同士の信頼関係を揺さぶり、最後の結果が判明するまで緊張感を維持する役割を持っている。
今後の『逃走中』でも、従来の通報型と2026年の妨害型のどちらが採用されるのかは注目点になる。
裏切り者の正体を知るだけでなく、誰がどのルールで、何を犠牲にして賞金を狙ったのか。そこまで理解すると、『逃走中』の心理戦はさらに奥深く楽しめる。