2026年の読売ジャイアンツで開幕投手を務めたのは、2025年ドラフト1位で入団した左腕・竹丸和幸です。3月27日の阪神戦(東京ドーム)でプロ初登板を飾り、6回3安打1失点、5奪三振の好投でチームを3対1の勝利に導きました。巨人の新人が開幕投手を務めるのは、1962年の城之内邦雄以来、実に64年ぶりの出来事です。
当初、開幕投手の筆頭候補だった山﨑伊織が右肩のコンディション不良で離脱したことが、阿部慎之助監督の決断を後押ししました。しかし、竹丸の抜てきは単なる緊急措置ではありません。春季キャンプからの若手重視の方針や、オープン戦での安定した投球、阪神との相性を踏まえた戦略も関係しています。2026年シーズンの最終成績、戸郷翔征ら歴代開幕投手との比較まで、11月5日時点の情報を整理します。
【2026年の巨人開幕投手は竹丸和幸!64年ぶりの新人起用が実現】

2026年3月27日、東京ドームで行われた巨人対阪神の開幕戦。巨人の先発マウンドに立ったのは、背番号21の竹丸和幸でした。
竹丸は2002年2月26日生まれ、広島県出身の左投左打。崇徳高校、城西大学を経て社会人野球の鷺宮製作所でプレーし、2025年ドラフト1位で巨人に入団しました。
社会人野球を経てプロ入りした即戦力候補とはいえ、開幕戦がプロ初登板という状況です。しかも相手は前年のセ・リーグ王者・阪神。新人にとっては極めて大きな重圧がかかる舞台でした。
それでも竹丸は落ち着いた投球を披露します。巨人は初回にトレイ・キャベッジの先頭打者本塁打などで2点を先制。4回にはボビー・ダルベックの本塁打で追加点を挙げ、投手を援護しました。
竹丸は6回を投げ、3安打、1失点、5奪三振。79球で22人の打者と対戦し、最速150キロを記録しました。4回には無死一、三塁のピンチを招きましたが、4番の佐藤輝明をチェンジアップで空振り三振に仕留めています。
阪神の反撃を最少失点に抑えた竹丸は、プロ初登板・初先発で初勝利。試合は巨人が3対1で制しました。
NPBの公式記録でも、この登板は球団新人史上初となる開幕戦勝利として紹介されています。新人が開幕投手を務めること自体が64年ぶりであるうえ、その試合で勝利投手になるという二重の快挙でした。
この記録の前例となったのが、1962年の城之内邦雄です。竹丸は城之内以来となる新人開幕投手として、巨人の歴史に名前を刻みました。
【山﨑伊織の離脱理由は右肩の不調!開幕投手候補から外れた経緯】
竹丸の開幕投手起用を理解するには、当初の最有力候補だった山﨑伊織の状況を確認する必要があります。
3年連続2桁勝利を記録していた先発の柱山﨑伊織は2025年シーズンに11勝4敗、防御率2.07を記録した巨人の主力先発投手です。2023年から3年連続で2桁勝利を達成し、2025年はチームの勝ち頭としてローテーションを支えました。
阿部慎之助監督も山﨑に対する期待は大きく、オフには開幕戦での登板を希望していたと報じられています。2026年の開幕マウンドは、実績と安定感の両面から山﨑が有力視されていました。
春季オープン戦でも、開幕に照準を合わせた調整を進めていました。開幕と同じ金曜日に登板日を合わせ、実戦3試合で計9イニングを投げて失点は1。3月6日のオリックス戦では4回2安打無失点、無四球と好投しています。
3月15日に右肩のコンディション不良を公表状況が変わったのは3月15日です。球団は山﨑が右肩のコンディション不良により、この日から3軍の故障班に合流すると発表しました。
開幕まで2週間を切った時期の離脱であり、先発ローテーションの組み立てにも影響する事態でした。
ここで注意したいのは、当時公表された離脱理由が右肩のコンディション不良であり、特定の損傷名や詳細な医学的診断が発表されたわけではないという点です。肩の状態が開幕に間に合う水準ではなかったことが、起用変更の直接的な理由でした。
その後も復帰と再離脱を経験山﨑の調整は長期化しました。約4カ月のリハビリを経て7月に1軍復帰を果たしましたが、8月には再び右肩のコンディション不良で登録を抹消されています。
9月にはファームで実戦復帰し、9月28日に1軍練習へ合流。10月2日のヤクルト戦で再び登板しました。
NPB公式の2026年シーズン終了時の成績は、6試合登板、1勝1敗、防御率4.59、投球回33回1/3です。前年の11勝という実績を考えると、故障による稼働率の低下がチームにとって大きな痛手だったことが分かります。
つまり、竹丸の開幕投手起用は山﨑の実力不足による交代ではありません。前年の実績から本命視されていた投手が、開幕直前のコンディション問題によって登板できなくなったための変更でした。
【阿部慎之助監督はなぜ竹丸を選んだ?開幕投手決定までの経緯】
山﨑の離脱後、巨人には開幕投手の再選定が必要になりました。そこで阿部監督が指名したのが、プロ1年目の竹丸でした。
開幕投手決定までの時系列報道された選考経緯を整理すると、次のようになります。
- 2025年オフ:阿部監督が山﨑伊織に開幕戦での登板を期待。
- 2026年3月6日:山﨑がオリックスとのオープン戦で4回無失点と好投。
- 3月14日:竹丸が内海哲也投手コーチを通じて監督室に呼ばれ、開幕投手を伝えられる。
- 3月15日:山﨑の右肩コンディション不良と3軍故障班への合流が公表される。
- 3月16日:竹丸の開幕投手起用が決定。
- 3月17日:報道各社が竹丸の開幕投手決定を報道。
- 3月27日:阪神戦でプロ初登板。6回1失点で勝利投手となる。
竹丸は指名を受けた際、内海投手コーチを通じて監督室に呼ばれ、阿部監督から次の言葉を伝えられたと報じられています。
「開幕いくぞ。思い切ってやってくれ」
阿部監督は3月16日に起用を決め、翌日の報道で「開幕は竹丸でいきます」と明言しました。
抜てきの背景にあった3つの判断材料1つ目は、春季実戦での安定感です。
竹丸は今春の実戦5試合で登板し、計13イニング連続無失点を記録しました。開幕投手という大役を任せるにあたり、実戦で結果を残していたことは大きな判断材料です。
2つ目は、2026年のチームづくりです。
阿部監督は春季キャンプ前から、2026年は新しいジャイアンツをつくるという方向性を示していました。実績のある選手だけに頼らず、若手にも積極的にチャンスを与える姿勢です。
竹丸の起用は、故障による穴埋めにとどまらず、若手をチームの中心に育てる方針とも一致していました。
3つ目は、阪神に対する戦略的な意味です。
巨人は2025年の阪神戦で8勝17敗と大きく負け越していました。前年のリーグ王者に対し、まだ対戦経験の少ない新人左腕を先発させることには、相手打線に新しい対応を迫る意味もあります。
社会人野球出身の即戦力左腕でありながら、プロの打者には未知の部分が多い竹丸。その新鮮さと実戦での安定感を組み合わせた選考だったと考えられます。
山﨑の離脱という緊急事態を受けながらも、春季キャンプからの若手重視というチーム方針を具体化した決断だったのです。
【竹丸和幸の阪神戦投球成績を分析!開幕戦で見せた実力】
2026年3月27日の巨人対阪神は、単に新人が開幕投手を務めた試合ではありません。竹丸がプロの1軍打線にどこまで通用するかを測る、最初の本格的な試金石でもありました。
開幕戦の投球成績- 対戦相手:阪神タイガース
- 試合日:2026年3月27日
- 球場:東京ドーム
- 投球回:6回
- 投球数:79球
- 被安打:3
- 失点:1
- 奪三振:5
- 与四球:2
- 最速球速:150キロ
- 試合結果:巨人3-1阪神
- 勝敗:勝利投手
特に注目したいのは、阪神の中軸打者に対する投球です。
佐藤輝明との対決で示した度胸初回、竹丸は2死から森下翔太に左前打を許しました。続く打者は4番の佐藤輝明。前年に本塁打と打点の2冠を獲得した強打者です。
竹丸は臆することなく直球を中心に勝負し、佐藤を左飛に打ち取りました。初回に投じた12球のうち11球が直球だったという点も、強気の投球を象徴しています。
さらに4回、無死一、三塁のピンチでも佐藤と対戦。最後は外角低めのチェンジアップで空振り三振を奪いました。
この場面では続く大山悠輔に犠牲フライを許して1点を失いましたが、後続を抑えて大量失点を防いでいます。
直球だけに頼らない投球への切り替え竹丸の投球で評価できるのは、試合の進行に応じて配球を変えたことです。
序盤は直球で押し、2回以降はスライダーやチェンジアップを組み合わせました。直球で打者の反応を見ながら変化球を使うことで、阪神打線に的を絞らせませんでした。
NPBの公式コラムでも、竹丸のマウンド度胸と野球に対する考え方が取り上げられています。単純に球速だけで押すのではなく、打者との駆け引きを意識した投球が特徴として紹介されました。
試合後、竹丸は次のように振り返っています。
「バッターと勝負することができたのは良かったが、4回の先頭打者への四球は反省点。次の登板に向けてしっかり準備したいと思います。」
勝利を手にしながらも、4回の先頭打者への四球を課題として挙げた点に、プロとして成長しようとする姿勢が表れています。
【巨人の歴代開幕投手一覧と成績比較!城之内邦雄・戸郷翔征・菅野智之】
巨人の開幕投手には、球団を代表するエースが数多く名を連ねています。2026年の竹丸を評価するには、過去の開幕投手がどのような実績を残したのかを知ることが欠かせません。
2026年と歴代の代表的な開幕投手を比較| 年度・投手 | 開幕投手としての実績 | 当該シーズンの主な成績 | 歴史的な意味 |
|---|---|---|---|
| 2026年・竹丸和幸 | 阪神戦6回3安打1失点、5奪三振で勝利 | 11勝9敗、防御率3.27、142奪三振 | 城之内邦雄以来64年ぶりの新人開幕投手 |
| 1962年・城之内邦雄 | 新人で開幕投手を担当 | 24勝12敗、防御率2.21、新人王 | 竹丸の64年前の先例 |
| 2024年・戸郷翔征 | 阪神戦6回4安打無失点で勝利 | 12勝8敗、防御率1.95、180投球回 | エースとしての実力を証明 |
| 2025年・戸郷翔征 | ヤクルト戦5回4安打4失点(自責2)、勝敗つかず | 8勝9敗、防御率4.14 | 2年連続で開幕投手を担当 |
| 2014~2022年・菅野智之 | 2017年を除き8度担当 | 2014年から2022年にかけて巨人の先発陣を牽引 | 球団の歴代最多開幕投手記録 |
| 2000~2006年・上原浩治 | 7年連続で担当 | 新人時代から投手タイトルを獲得 | 球団歴代2位の開幕投手回数 |
※シーズン成績は各年度の公式戦成績。開幕戦の投球内容とシーズン全体の成績は区別している。
新人開幕投手の先例となった城之内邦雄1962年4月7日の阪神戦で開幕投手を務めたのが、城之内邦雄です。「エースのジョー」の愛称で知られ、巨人の歴史に名を残した投手でした。
城之内は新人だった1962年に24勝12敗、防御率2.21という素晴らしい成績を記録し、新人王を獲得しています。
新人ながら開幕投手に抜てきされ、その年に24勝を挙げたという経歴は、竹丸にとっても大きな目標になります。
ただし、両者を単純に比較するのは適切ではありません。1962年と2026年では、プロ野球の投手起用、年間試合数、打者の技術、投手の調整方法などが異なります。共通しているのは、プロ1年目から球団のシーズン最初のマウンドを任されたという点です。
巨人の歴代開幕投手を年代別に整理セ・パ2リーグ制が始まった1950年から2026年までの巨人の開幕投手を振り返ると、時代ごとにエースの名前が変わってきたことが分かります。
1950~1969年:藤本英雄、別所毅彦、大友工、藤田元司、伊藤芳明、中村稔、城之内邦雄、高橋明、金田正一らが担当しました。特に別所、伊藤、金田は複数回の開幕投手を務めています。
1970~1989年:高橋一三、渡辺秀武、堀内恒夫、新浦寿夫、江川卓、西本聖、桑田真澄らが登板しました。なかでも堀内は1972年から1978年にかけて6度の開幕投手を務め、V9時代以降の巨人を支えました。
1990~2009年:斎藤雅樹、槙原寛己、桑田真澄、B.ガルベス、上原浩治、高橋尚成、S.グライシンガー、内海哲也らが名を連ねます。斎藤は1990年代の先発陣を代表する存在でした。
2010~2026年:内海哲也、東野峻、宮國椋丞、菅野智之、M.マイコラス、T.ビーディ、戸郷翔征、竹丸和幸へと受け継がれています。
歴代最多は菅野智之の8回巨人で開幕投手を最も多く務めた投手は菅野智之です。2014年から2016年まで3年連続、2018年から2022年まで5年連続で、合計8度開幕マウンドを任されました。
2位は上原浩治の7度。2000年から2006年まで7年連続で開幕投手を務めています。
続いて堀内恒夫と斎藤雅樹がそれぞれ6度。江川卓は4度です。
この記録から分かるのは、開幕投手という役割が単に前年の勝利数だけで決まるものではないということです。複数年にわたる安定感、チーム内での信頼、シーズンを通した先発ローテーションの中心としての実績が重視されてきました。
戸郷翔征の2024年・2025年の開幕投手成績竹丸の直前に2年連続で開幕投手を務めたのが戸郷翔征です。
2024年3月29日の阪神戦では6回4安打無失点、5奪三振の好投で勝利投手となりました。その年はシーズン全体でも12勝8敗、防御率1.95、180投球回と抜群の安定感を示しています。
一方、2025年3月28日のヤクルト戦では、4回まで完全投球を続けたものの、5回に4点を失って5回4失点(自責2)で降板しました。試合は巨人が延長10回にサヨナラ勝ちしましたが、戸郷自身に勝敗はつきませんでした。
2025年のシーズン成績は8勝9敗、防御率4.14。前年と比べて苦しいシーズンになりました。
この比較からも、開幕投手に選ばれたことと、その後のシーズン成績が必ずしも一致するわけではないことが分かります。開幕戦の1試合だけで投手の実力やシーズン全体の成功を判断することはできません。
【2026年シーズン終了時の竹丸和幸の評価!新人エースへの課題】
2026年11月5日時点では、竹丸のプロ1年目はレギュラーシーズンだけでなく、クライマックスシリーズも終了しています。開幕戦の快投を起点に、その後どのような成長を見せたのでしょうか。
2026年の最終成績は11勝9敗、防御率3.27NPB公式の個人年度別成績によると、竹丸の2026年レギュラーシーズン成績は次のとおりです。
- 登板:22試合
- 先発:22試合
- 勝利:11勝
- 敗戦:9敗
- 投球回:126回2/3
- 奪三振:142
- 被安打:121
- 被本塁打:14
- 与四球:40
- 完投:1
- 防御率:3.27
- 勝率:.550
特筆すべきは、ルーキーイヤーに11勝を記録し、チーム最多勝となった点です。22試合すべてに先発し、126回2/3を投げたことからも、シーズンを通して先発ローテーションを支える役割を担ったことが分かります。
また、142奪三振という数字も評価材料です。プロ1年目から三振を奪える能力を示し、開幕戦だけの一時的な活躍ではなかったことを裏付けています。
評価できる点は先発としての継続性と奪三振能力竹丸の最大の収穫は、開幕投手という大役を経験した後も、先発として年間を通じて登板機会を確保したことです。
新人投手は、プロの打者への対応、年間を通した疲労管理、登板間隔の調整など、アマチュア時代とは異なる課題に直面します。
竹丸は22試合に先発し、11勝をマークしました。特に142奪三振は、直球と変化球を組み合わせて打者を仕留める能力が一定水準に達していることを示しています。
一方で、被本塁打14、与四球40という数字には改善の余地があります。防御率3.27も新人として十分評価できる成績ですが、リーグを代表する絶対的エースと呼ぶには、さらに安定した投球が必要です。
今後の最大の課題は右打者への対応シーズン終了後の報道で注目されたのが、右打者への攻め方です。
竹丸は2026年のレギュラーシーズンで許した本塁打がすべて右打者によるもので、右打者に対する被打率は.275。左打者より5分7厘高い数字だったと報じられています。
つまり、今後の成長に向けては、右打者の内角をどう攻めるか、外角への直球や変化球をどのように組み立てるかが重要になります。
1962年の城之内邦雄が竹丸に向けて語った助言にも、プロでは内角を攻めることが大切であり、自分で考えて成長してほしいという趣旨がありました。新人時代に開幕投手を務めた先輩の経験は、竹丸にとっても参考になるはずです。
初のクライマックスシリーズでは悔しい結果に2026年の巨人はレギュラーシーズンを76勝64敗3分、セ・リーグ2位で終了しました。しかし、クライマックスシリーズのファーストステージではDeNAに連敗し、ファイナルステージ進出を逃しています。
竹丸は10月11日の第2戦に先発しましたが、初回に度会隆輝の先頭打者本塁打を浴び、2死から佐野恵太にも適時打を許しました。結果は2回3安打2失点、29球での降板。チームも1対4で敗れました。
プロ初のクライマックスシリーズで、負ければシーズン終了という重要な試合を任されたこと自体、首脳陣からの信頼を示す材料です。ただし、短期決戦の厳しさも経験する結果となりました。
竹丸は試合後、今季最終登板について悔しさをにじませながら、1年間を通して投げられたことを収穫として挙げています。右打者への対応を来季の課題として認識しており、次のシーズンに向けた成長が期待されます。
【プロの結論】巨人の2026年開幕投手選考から分かること
2026年の巨人開幕投手をめぐる出来事は、山﨑伊織の離脱によって急きょ新人に大役が回ったというだけではありません。
阿部監督は、山﨑のコンディションを優先しながら、春季実戦で結果を残していた竹丸を選びました。そこには若手を積極的に起用する方針と、前年に大きく負け越した阪神への対策という複数の判断が重なっていました。
今回の選考から読み取れる要点は3つあります。
第一に、開幕投手の選考は前年の実績だけで決まらないこと。山﨑は前年11勝を挙げた実績十分の投手でしたが、開幕時点でのコンディションが優先されました。年間を戦うチームにとって、選手の健康状態は勝利数と同じくらい重要な判断材料です。
第二に、若手の実戦結果がチーム内の序列を変えること。竹丸は春季実戦で13イニング連続無失点という結果を残しました。ドラフト1位という期待だけではなく、実際の投球内容が大役につながっています。
第三に、開幕投手の肩書きとシーズン全体の評価は分けて考えるべきこと。竹丸は開幕戦で勝利し、シーズンでも11勝を挙げましたが、CSでは悔しい登板も経験しました。評価すべきなのは一度の快投だけではなく、年間の登板数、投球回、奪三振、失点、相手打者への対応を総合した結果です。
2026年の竹丸は、歴史的な抜てきを結果につなげた新人投手です。今後、菅野智之や戸郷翔征のように複数年にわたって開幕投手を任される存在へ成長できるか。その鍵は右打者対策と、シーズンを通して安定した投球を続ける能力にあります。
【巨人開幕投手に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:巨人の2026年の開幕投手は誰ですか?
A1:2026年3月27日の阪神戦で先発した竹丸和幸です。2025年ドラフト1位の新人左腕で、6回3安打1失点、5奪三振の好投を見せ、3対1の勝利でプロ初勝利を挙げました。
Q2:山﨑伊織が2026年の開幕投手を務められなかった理由は何ですか?
A2:右肩のコンディション不良です。2026年3月15日に球団から3軍故障班への合流が発表され、開幕投手候補から外れました。その後、7月に1軍復帰しましたが、8月にも同じ右肩の不調で登録抹消されています。
Q3:巨人の新人開幕投手が64年ぶりというのは本当ですか?
A3:本当です。前回は1962年の城之内邦雄で、2026年の竹丸和幸は2リーグ制以降、球団3人目の新人開幕投手となりました。城之内はその年に24勝12敗、防御率2.21で新人王を獲得しています。
2026年の巨人開幕投手は、ドラフト1位の竹丸和幸でした。当初の候補だった山﨑伊織が右肩のコンディション不良で離脱し、阿部慎之助監督が春季実戦で結果を残していた竹丸を指名。1962年の城之内邦雄以来、64年ぶりとなる新人開幕投手が誕生しました。
竹丸は3月27日の阪神戦で6回1失点の好投を見せ、プロ初登板で初勝利。その後も22試合に先発し、11勝9敗、防御率3.27、142奪三振という新人として立派な成績を残しました。
一方、右打者への被本塁打や、短期決戦での投球には改善の余地があります。歴代の巨人開幕投手である城之内、上原、菅野、戸郷らと肩を並べる存在になるには、今後も継続的な成長が必要です。
64年ぶりの新人開幕投手という歴史的な記録は、竹丸のキャリアの出発点にすぎません。2027年以降、再び開幕マウンドを任される投手へ成長できるのか。右打者対策と先発としての安定感が、次世代の巨人エースを占う要点になります。