東京でクラフトビールを楽しむなら、どのブルワリーやタップルームを選べばよいのか。2026年の東京には、品川駅近くに誕生した大型ブルワリーレストランから、1997年から醸造を続ける天王洲の老舗、武蔵境の小規模醸造所、高尾山の自然に囲まれたタップルームまで、個性の異なるビールスポットがそろっている。
なかでも注目したいのが、2026年3月30日に開業した「YONA YONA TOKYO BREWERY」、芝浦の景色をビールで表現する「SHIBAURA BREWING」、音楽と醸造を融合させた「CRAFTROCK BREWING」だ。単に珍しいビールを飲むだけでなく、醸造設備を眺めたり、複数のスタイルを飲み比べたり、料理とのペアリングを楽しんだりと、訪問する目的によって選択肢が変わる。
この記事では、東京のクラフトビールをエリア別に整理し、おすすめのブルワリー、タップルーム、ビールの種類、アクセス、価格帯、醸造所見学の方法まで解説する。初めて訪れる人にも、次の一軒を探しているビール愛好家にも役立つ2026年版ガイドだ。
【2026年最新】東京のクラフトビール市場で注目したいブルワリーと新しい動き

東京のクラフトビールスポットは、大きく3つに分けられる。
1つ目は、ブルワリー併設型のレストラン。
店内や隣接施設に醸造設備を持ち、醸造したビールをその場で提供するスタイルだ。YONA YONA TOKYO BREWERYやT.Y.HARBORが代表例となる。
製造場所と飲食スペースが近いため、ビールが生まれる環境そのものを楽しめる点が特徴だ。
2つ目は、醸造所併設型のタップルーム。
タップルームとは、樽から注いだビールを楽しむ専門スペースのこと。小規模なブルワリーでは、醸造設備と飲食スペースが同じ建物にある場合も多い。
大型レストランに比べて、造り手やビールの背景を身近に感じられるのが魅力だ。
3つ目は、複数のブルワリーのビールを扱うクラフトビールバー。
自社醸造に限定せず、国内外のブルワリーから選んだビールを提供する。さまざまな地域や醸造家の味を比較したい人に向いている。
この3タイプを理解しておくと、店選びで失敗しにくい。
2026年の大きな話題は品川のYONA YONA TOKYO BREWERY2026年の東京のクラフトビールシーンを語るうえで外せないのが、ヤッホーブルーイングとワンダーテーブルが関わる「YONA YONA TOKYO BREWERY」だ。
2026年3月30日、品川インターシティS&R棟地下1階にグランドオープンした。
注目すべきは、駅からのアクセスと施設規模、そして店内醸造という3つの特徴だ。
- 所在地:東京都港区港南2-15-2 品川インターシティS&R棟B1F
- アクセス:JR品川駅から徒歩約6分
- 席数:197席
- カウンター:33席
- 営業形態:醸造所併設型レストラン
2026年3月25日のヤッホーブルーイングの発表では、店内に醸造設備を設置し、360度のアイランドバーやDJブースなども備える施設として紹介された。
特に注目したいのが、品川限定のビールだ。
フラッグシップの「Gate One」は、アルコール度数5.5%のWest Coast Pilsner。軽やかな飲み心地とホップの香りを組み合わせたスタイルで、クラフトビール初心者にも試しやすい。
加えて、日本らしい素材を生かす「JAPAN EDGE」、親しみやすい味わいを目指す「TOKYO POP」など、複数のシリーズを展開している。
駅から近く、醸造設備を見ながら食事もできるため、仕事帰りの一杯から休日のビール体験まで幅広く使える施設だ。
芝浦では地域の風景をビールに落とし込むもう一つの注目株が、BLUE FRONT SHIBAURAの2階にある「SHIBAURA BREWING」だ。
「空を飲む。海を飲む」をコンセプトに、芝浦の水辺や空の情景をビールで表現している。
2025年の施設開業を経て、2025年12月20日に自家醸造ビールの販売を開始。2026年6月8日には定番4種類の瓶ビールも発売した。
加えて、公式サイトではInternational Beer Cup 2026において「MOON STOUT」が金賞とカテゴリーチャンピオンを受賞したことを発表している。
都市型の新しい醸造拠点でありながら、地域性と醸造技術の両方を打ち出している点が興味深い。
【エリア別】東京のおすすめブルワリー・タップルーム6選を徹底比較
東京でクラフトビールを楽しむ際は、店の知名度だけでなく、訪問目的と立地を組み合わせて選びたい。
1. 品川・天王洲エリア:醸造所と食事を一緒に楽しむYONA YONA TOKYO BREWERY
品川駅周辺でクラフトビールを楽しむなら、最初に候補にしたい施設だ。
特徴は、醸造所とレストランが一体化していること。店内で醸造される限定ビールを楽しめるうえ、料理も充実している。
主な楽しみ方は次のとおり。
- Gate Oneなどの限定ビールを試す
- 複数のビールを飲み比べる
- 自家製クラフトソーセージやローストチキンを合わせる
- 醸造所見学イベントに参加する
特に、普段クラフトビールをあまり飲まない人を連れて行く場合にも候補にしやすい。
一方、静かな小規模バーというより、197席の大型レストランである。落ち着いた隠れ家的な雰囲気を求める人は、時間帯も考慮したい。
T.Y.HARBOR(天王洲)
東京のクラフトビールの歴史を感じたいなら、T.Y.HARBORも有力候補だ。
1997年から東京・天王洲でクラフトビールを醸造している老舗ブルワリーで、運河沿いの倉庫を活用した開放的なレストランが特徴となっている。
代表的なビールには次のようなものがある。
- ペールエール
- ウィートエール
- アンバーエール
- IPA
- インペリアルスタウト
ペールエールはカスケードホップの香りと麦芽の風味が特徴。ウィートエールは小麦由来の柔らかな口当たりで、苦味を抑えたビールを探している人にも向いている。
水辺の景色を眺めながら食事を楽しめることから、デートや友人との食事、東京観光の休憩にも適している。
なお、醸造所に隣接するレストランであることと、一般向けの工場見学ツアーが常時開催されていることは別の話だ。見学目的の場合は事前に問い合わせたい。
2. 芝浦エリア:新しい地域密着型ブルワリーSHIBAURA BREWING
芝浦のホームタウンビールをテーマにする醸造所。
定番4種類は、空の情景を名前に取り入れている。
- SKY PALE ALE:青空
- NIMBUS WEIZEN:入道雲
- THUNDER IPA:雷
- MOON STOUT:月
ビールのスタイルも、ペールエール、ヴァイツェン、IPA、スタウトと幅広い。
初心者なら苦味が比較的穏やかなNIMBUS WEIZEN、ホップの個性を楽しみたいならTHUNDER IPA、焙煎麦芽の香りを楽しみたいならMOON STOUTが候補になる。
注意したいのは、醸造所と飲食スペースの関係だ。
醸造所の公式案内によると、醸造所での瓶販売・タップ提供は席のない形式で、同じフロアの「DRINK STAND 1-1-1」でもビールを提供している。
一般的な着席型タップルームを想像して訪問すると、利用スタイルに違いを感じる可能性がある。
3. 日本橋エリア:音楽とクラフトビールの融合CRAFTROCK BREWPUB&LIVE
日本橋でクラフトビールを楽しむなら、CRAFTROCK BREWPUB&LIVEは見逃せない。
COREDO室町テラス1階にあり、三越前駅に直結している。
CRAFTROCK BREWINGは、ビールと音楽をテーマにしたブルワリー。自社醸造ビールだけでなく、国内外のゲストビールも提供する。
公式店舗案内では、140席の店内に着席エリア、スタンディングエリア、テラス席を用意。専用ページでは自社醸造約7種類とゲストビール8種類、合計15タップの構成が紹介されている。
料理も特徴的だ。
- BBQバックリブ
- ローディッドフライ
- ビールに合うビストロ料理
- ステーキなどの食事メニュー
週末を中心に音楽ライブも開催される。
ビールだけを静かに味わうというより、食事や音楽と一緒にクラフトビールを楽しみたい人に向いている。
4. 武蔵境エリア:小さな醸造所の個性を楽しむ26K Brewery(ニーロクケー ブルワリー)
大規模なブルワリーレストランとは異なる魅力を持つのが、武蔵境の26K Breweryだ。
中央線の高架下にある約3坪の小規模醸造所で、武蔵野の水を使用したビールを製造している。
公式サイトに掲載されている銘柄には、次のようなものがある。
- はつはなL.P.A:ライトペールエール
- Mr.SAKAI:スパイスエール
- はつはなコーヒー:コーヒーエール
- スーラちゃん:ホワイトエール
特にMr.SAKAIは、武蔵境産のトウガラシを使用したユニークなビールだ。
併設タップルームはクラフトフードモール「Ond(オンド)」内にあり、公式案内では常時5種類の26Kビールを提供している。
小規模醸造所のため、製造量には限りがある。飲みたい銘柄がある場合は、訪問前に在庫を問い合わせておくとよい。
5. 高尾エリア:自然の中で味わうローカルビール高尾ビール タップルーム
都心から少し離れて、自然と一緒にクラフトビールを楽しみたいなら高尾ビールがおすすめだ。
2017年から高尾山の麓でビールづくりを続ける地域密着型のメーカーである。
公式サイトによると、KO52 TAKAO内にブルワリー&タップルームを設けている。
- 所在地:東京都八王子市初沢町1231-35
- 最寄り:JR中央線・京王線の高尾駅
- アクセス:高尾駅南口から徒歩約2分
- 定休日:月・火・水曜日
高尾ビールの魅力は、地域の自然や素材を意識したビールづくりにある。
麦芽やホップだけでなく、フルーツやスパイスなど周辺地域とのつながりを意識した原材料も取り入れている。
ハイキングの前後に立ち寄る場合は、飲酒後の登山や運転を避け、公共交通機関を利用したい。
なお、高尾には別ブランドの「CRAFTROCK TAPROOM」もある。こちらは京王線の高尾山口駅から徒歩約3分で、CRAFTROCK BREWINGのビールを楽しめる施設だ。
両者は同じ高尾エリアにあるが、別のブルワリーであり、最寄り駅も異なる。訪問時には間違えないようにしたい。
【ブルワリー比較表】東京の注目6拠点の特徴・アクセス・選び方
ここまで紹介した施設の関係性を整理すると、次のようになる。
| ブルワリー・施設 | エリア | 主な特徴 | おすすめの利用目的 |
|---|---|---|---|
| YONA YONA TOKYO BREWERY | 品川 | 大型醸造所併設レストラン・限定ビール | 初心者・飲み比べ・見学 |
| T.Y.HARBOR | 天王洲 | 1997年から続く老舗・水辺の景観 | デート・食事・定番ビール |
| SHIBAURA BREWING | 芝浦 | 地域性のある4種類のビール | 新しい醸造所の開拓 |
| CRAFTROCK BREWPUB&LIVE | 日本橋 | 自家醸造・ゲストビール・音楽 | 仲間との食事・多種類の試飲 |
| 26K Brewery | 武蔵境 | 高架下3坪の小規模醸造所 | 個性的なローカルビール |
| 高尾ビール | 高尾 | 2017年から続く地域密着型ブルワリー | ハイキング・自然・地域文化 |
この比較で重要なのは、同じ「クラフトビールが飲める店」でも、提供する体験が異なることだ。
例えば、YONA YONA TOKYO BREWERYは醸造設備を備えた大型レストランであり、料理やイベントまで楽しめる。一方、26K Breweryは小規模な醸造所ならではの個性があり、製造量の少ない銘柄との出会いが魅力になる。
また、T.Y.HARBORは長い醸造の歴史と水辺のレストラン体験、CRAFTROCKは音楽とビールの組み合わせが特徴だ。
単純に店舗の規模やタップ数だけで比較するのではなく、何を楽しみたいかで選ぶことが満足度につながる。
ほかにもチェックしたい東京のブルワリー一覧上記6拠点以外にも、東京には個性的な醸造所が存在する。
- Y.Y.G. Brewery & Beer Kitchen(代々木): 都心の醸造設備とレストランを組み合わせたブルワリー。
- Sakamichi Brewing(立川): 立川駅南口エリアにある、醸造所併設型のブルワリー。
- RIKRI BREWING(学芸大学): 2026年1月に自家醸造を開始した新しいブルワリー。
- RACINES MICRO BREWERY(表参道): レストランに併設された醸造所。
- PHERMENT BREWING(蔵前): 蔵前エリアでクラフトビールを楽しめるブルワリー系スポット。
特にRIKRI BREWINGは、2026年の東京の新しい動きを知るうえで注目したい存在だ。学芸大学エリアで自家醸造を始め、サワーやヘイジーIPAなど、幅広いスタイルに取り組んでいる。
東京のブルワリーを探す場合は、醸造所そのものが一般公開されているか、ビールを飲める店舗が併設されているか、別の飲食店で提供されているかを区別すると、訪問計画を立てやすい。
【初心者向け】クラフトビールの飲み比べと失敗しない選び方
クラフトビールを初めて飲む人が戸惑いやすいのは、種類の多さだ。
同じビールでも、使用する麦芽、ホップ、酵母、製法によって香りや苦味、口当たりが大きく異なる。
最初に知っておきたい代表的な5種類ペールエール
ホップの香りと麦芽の風味がバランスよく感じられるスタイル。柑橘系の香りを楽しめる銘柄も多く、最初の一杯として選びやすい。
IPA(インディア・ペールエール)
ホップの香りや苦味を強調したスタイル。柑橘、トロピカルフルーツ、松のような香りなど、銘柄によって個性が大きく変わる。
苦味が強いものもあるため、ビール初心者は小さめのサイズから試したい。
ヴァイツェン
小麦麦芽を多く使用するドイツ発祥のビール。バナナやクローブを思わせる香りと、柔らかな口当たりが特徴だ。
苦味が比較的少なく、普段のビールの苦味が苦手な人にもおすすめできる。
スタウト
焙煎した麦芽を使う黒ビール。コーヒーやチョコレートのような香ばしさがあり、濃厚な味わいを楽しめる。
ピルスナー
すっきりした飲み口と爽快感が特徴。普段から一般的なラガービールを飲んでいる人にも親しみやすい。
飲み比べでおすすめの順番初めて複数種類を飲むなら、次の順番を意識すると味の違いを感じやすい。
1. ピルスナー:軽やかな飲み口からスタート
2. ヴァイツェン:小麦由来の香りを確認
3. ペールエール:ホップと麦芽のバランスを楽しむ
4. IPA:ホップの香りと苦味を比較
5. スタウト:焙煎麦芽の深い風味を味わう
これはあくまで試飲の一例であり、アルコール度数の高いビールを無理に飲む必要はない。少量ずつ試すことが大切だ。
飲み比べで確認したい3つのポイント最初に確認したいのは、香り。
グラスを口に運ぶ前に香りを感じることで、柑橘系なのか、フルーティーなのか、麦芽の香ばしさが中心なのかを把握しやすい。
続いて、苦味と甘味のバランスを見る。
同じIPAでも苦味の強さや後味は異なる。IBUという数値はビールの苦味を示す指標だが、数値だけで飲みやすさが決まるわけではない。
最後に、飲み終わった後の余韻を確認する。
口の中にホップの香りが残るのか、麦芽の甘味が残るのか、すっきり消えるのか。こうした違いが、自分の好みを見つける手掛かりになる。
初心者におすすめの飲み比べスポット初めての飲み比べなら、YONA YONA TOKYO BREWERYが候補になる。
公式メニュー資料では、醸造所限定ビールを3種類、それぞれ180mlで楽しめるビアフライトが2,200円で案内されている。
また、T.Y.HARBORでは、ペールエール、ウィートエール、アンバーエールなど、異なる個性の定番ビールを比較できる。
日本橋のCRAFTROCK BREWPUB&LIVEでは、自社醸造とゲストビールを組み合わせて楽しめるため、普段出会わない銘柄を探したい人にも向いている。
【価格・予算】東京のクラフトビールは1杯いくら?費用の目安を比較
クラフトビールを楽しむうえで気になるのが価格だ。
一般的な缶ビールと比較すると、醸造所併設レストランや専門タップルームでは、銘柄や提供サイズによって価格差が大きい。
2026年に確認できるメニューを基準にすると、次のような違いがある。
主要施設のビール価格YONA YONA TOKYO BREWERY
2026年3月の開業時に発表されたGate Oneの価格は次のとおり。
- 250ml:900円
- 400ml:1,250円
- 550ml:1,500円
Sakura Knotなどの限定ビールは、サイズによって950~1,650円の価格設定となっている。
飲み比べセットを利用する場合は、単品注文とは別に予算を考えておきたい。
T.Y.HARBOR
2026年1月の公式ドリンクメニューでは、定番ビールの価格は以下のとおり。
- Sサイズ250ml:680円
- Mサイズ420ml:980円
- Lサイズ650ml:1,480円
- ピッチャー1,800ml:3,980円
IPAやインペリアルスタウトなど、一部のビールは異なる価格設定となる。
SHIBAURA BREWING
2026年6月発売の定番瓶ビールは、次の価格で発表された。
- SKY PALE ALE:876円
- NIMBUS WEIZEN:920円
- THUNDER IPA:1,188円
- MOON STOUT:920円
いずれも税込価格。醸造所での販売方法や在庫は訪問前に確認したい。
予算別の楽しみ方| 予算 | 楽しみ方 | おすすめ |
|---|---|---|
| 1,000~2,000円 | ビール1杯と軽い試飲 | タップルーム |
| 2,000~3,000円 | 飲み比べセットや2杯程度 | YONA YONAなど |
| 3,000~5,000円 | ビール2杯と料理1品程度 | CRAFTROCKなど |
| 5,000~8,000円以上 | 食事を中心に複数杯を楽しむ | T.Y.HARBORなど |
上記は注文内容を想定した予算の目安であり、各店の確定料金や統一料金ではない。特に料理をしっかり注文する場合は、飲み物以外の費用も考慮したい。
価格だけで選ぶと失敗する理由クラフトビールは、原材料や醸造方法、製造量によって価格が変わる。
例えば、26K Breweryのような小規模醸造所では、製造量が限られているため、目当てのビールが常に提供されているとは限らない。
一方、大型レストランでは、限定ビールに加えて料理、空間、イベントなども楽しめる。
そのため、単純に1杯あたりの価格だけでなく、どのような体験が含まれているかを考えて選びたい。
【醸造所見学】東京でビールが生まれる現場を体験する方法
クラフトビールの楽しみ方は、飲むことだけではない。
麦芽やホップなどの原材料、仕込み、発酵、熟成、樽詰めといった製造工程を知ると、同じスタイルのビールでも味わい方が変わってくる。
YONA YONA TOKYO BREWERYの醸造所見学ツアー2026年に東京で醸造所見学を考えるなら、YONA YONA TOKYO BREWERYの公式イベントを確認したい。
ヤッホーブルーイングは、醸造所の内部に入って製造工程を学べる「大人の醸造所見学ツアー」を開催している。
公式案内では、次のような内容が紹介されている。
- 醸造設備の見学
- 麦芽の試食
- ホップの香りの体験
- ガイドによるビールづくりの解説
- ビールの飲み比べ
所要時間は約1時間、定員は各回15名。参加費は1人3,520円(税込)と案内されている。
2026年11月の開催案内には、11月8日と9日の日程が掲載されている。完全予約制で、開催日ごとに受付状況が変わるため、参加希望者は公式イベント情報を確認したい。
見学とタップルーム利用は別物ここで押さえておきたいのは、醸造設備が見える店舗と、実際に製造エリアへ入れる見学ツアーは違うということだ。
例えば、T.Y.HARBORは醸造所に隣接したレストランで、できたてのビールを楽しめる施設だ。
CRAFTROCKや26K Breweryも醸造設備と飲食施設の関係を楽しめるが、通常営業で一般向けの醸造所見学が実施されているとは限らない。
SHIBAURA BREWINGも、醸造所と同じフロアにビールを楽しめる場所がある一方、通常の飲食スペースとは利用方法が異なる。
見学を目的にする場合は、以下の順番で確認するとよい。
1. 一般向け見学ツアーがあるか
2. 開催日と予約方法
3. 参加料金と所要時間
4. 試飲の有無
5. 参加条件や年齢制限
なお、ビールの試飲を伴うイベントでは、公共交通機関を利用し、飲酒運転を絶対に避けたい。
【失敗しない選び方】目的別に見る東京のクラフトビールおすすめ
ここまで紹介した施設を、利用する人の目的から整理してみよう。
初めてクラフトビールを飲む人
YONA YONA TOKYO BREWERYがおすすめ。ビールの種類が豊富で、飲み比べや料理とのペアリングも楽しめる。
デートや記念日の食事を楽しみたい人
T.Y.HARBORが候補。水辺の景色とクラフトビールを組み合わせた食事が魅力だ。
音楽もビールも好きな人
CRAFTROCK BREWPUB&LIVEが向いている。自家醸造ビールとゲストビール、音楽ライブを楽しめる。
珍しいローカルビールを探したい人
26K Breweryがおすすめ。小規模醸造ならではの個性的なビールに出会える。
自然の中でビールを楽しみたい人
高尾ビールやCRAFTROCK TAPROOMが候補。高尾山周辺の散策と組み合わせやすい。
新しいブルワリーを開拓したい人
SHIBAURA BREWINGやRIKRI BREWINGに注目したい。2026年の東京の醸造シーンを知るうえで面白い選択肢だ。
反対に、できるだけ安く大量に飲みたい人や、静かな空間で長時間過ごしたい人は、訪問先の業態や混雑状況を確認してから選ぶとよい。
【よくある質問】東京のクラフトビールに関するFAQ
Q1:東京でクラフトビール初心者におすすめの店は?
A1:品川のYONA YONA TOKYO BREWERYがおすすめ。複数のビールを飲み比べられ、食事も一緒に楽しめる。苦味が苦手な場合は、ヴァイツェンやフルーツ系のビールから試すとよい。
Q2:東京で醸造所見学ができる場所は?
A2:YONA YONA TOKYO BREWERYでは、一般向けの醸造所見学ツアーが開催されている。開催日や料金、予約状況は公式イベント案内で確認したい。
Q3:東京のクラフトビールは1杯いくら?
A3:今回紹介した施設では、1杯700円前後から1,600円程度が価格比較の目安となる。サイズや限定銘柄によって異なるため、注文前にメニューを確認したい。
Q4:東京でクラフトビールの飲み比べができる場所は?
A4:YONA YONA TOKYO BREWERY、T.Y.HARBOR、CRAFTROCK BREWPUB&LIVEなどが候補。少量の試飲セットや複数のタップから選べる店舗を利用すると、味の違いを比較しやすい。
Q5:高尾ビールとCRAFTROCK TAPROOMは同じ店?
A5:別のブルワリーが運営する別施設だ。高尾ビールのタップルームは高尾駅南口から徒歩約2分のKO52 TAKAO内。CRAFTROCK TAPROOMは高尾山口駅から徒歩約3分の場所にある。
Q6:東京でクラフトビールを安く楽しむ方法は?
A6:小さめのサイズを選ぶ、飲み比べセットを利用する、ランチタイムに訪問するなどの方法がある。複数人で訪れる場合は、提供サイズやシェアできる料理も確認したい。
東京のクラフトビールは、ブルワリーごとに醸造の考え方も、楽しめる空間も異なる。
2026年の注目スポットとしては、品川のYONA YONA TOKYO BREWERY、天王洲のT.Y.HARBOR、日本橋のCRAFTROCK BREWING、芝浦のSHIBAURA BREWINGが挙げられる。
加えて、武蔵境の26K Breweryや高尾ビールのような地域密着型の醸造所にも、それぞれ異なる魅力がある。
選び方の要点は、次の3つだ。
- ビールの種類で選ぶ: 苦味、香り、口当たりから自分の好みを見つける。
- エリアで選ぶ: 品川・天王洲、日本橋、芝浦、高尾など、移動や観光の予定に合わせる。
- 体験で選ぶ: 飲み比べ、食事、醸造所見学、音楽、自然など、訪問する目的を決める。
クラフトビールの面白さは、銘柄の数だけでなく、造り手の考え方や地域の個性に触れられることにある。
最初から詳しい知識を持っている必要はない。まずは気になるブルワリーを一軒選び、小さなグラスから飲み比べてみる。そこから自分だけのお気に入りを見つけることが、東京のクラフトビールを楽しむ一番の近道だ。
主要な情報確認資料- ヤッホーブルーイング公式発表:YONA YONA TOKYO BREWERYの開業・施設概要・ビール情報。
- よなよなエール公式:2026年秋の醸造所見学ツアー・イベント情報。
- T.Y.HARBOR公式:1997年からの醸造実績とビールメニュー。
- SHIBAURA BREWING公式:定番4種類、商品情報、International Beer Cup 2026受賞情報。
- CRAFTROCK BREWING公式:日本橋・高尾山の店舗情報と提供ビール。
- 26K Brewery・高尾ビール公式:醸造所、銘柄、タップルーム情報。