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キングオブコント2020優勝はジャルジャル!941点の内訳と13回目の悲願を徹底解説

柊 菜々子 柊 菜々子 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
目次

2020年9月26日に開催された「キングオブコント2020」で優勝したのは、お笑いコンビのジャルジャル(後藤淳平・福徳秀介)です。ファーストステージ477点、ファイナルステージ464点、合計941点を獲得し、決勝に進出した10組の頂点に立ちました。2位のニューヨークとの差は17点。第1回大会から13回連続で挑戦してきたジャルジャルが、ついに第13代キングの称号と優勝賞金1000万円を手にした大会です。

2026年現在、キングオブコントは第19回大会まで開催され、歴代王者には空気階段、ビスケットブラザーズ、サルゴリラ、ロングコートダディ、ジェラードンらが名を連ねています。そのなかでも、ジャルジャルの2020年大会は、長年の挑戦が実を結んだ象徴的な優勝として記憶されています。



- 優勝者: ジャルジャル。2020年9月26日の決勝で第13代キングに輝いた。
- 最終得点: 477点+464点=941点。ニューヨークに17点差をつけた。
- ネタ: 1本目は「野次ワクチン」、2本目は「空き巣するのにタンバリン持ってきた奴」。
- 挑戦の歴史: 第1回から13大会連続出場、4度目の決勝進出で悲願の初優勝。
- 優勝賞金: 1000万円。

【結論】キングオブコント2020の優勝者はジャルジャル!第13代王者に決定

キングオブコント2020優勝

キングオブコント2020の優勝者は、吉本興業所属のお笑いコンビ、ジャルジャルです。

メンバーは後藤淳平と福徳秀介。2003年に結成されたコンビで、関西大学第一高等学校で出会った2人が、長年にわたって独自のコントスタイルを磨いてきました。

2020年9月26日、TBS系列で生放送された決勝には10組が出場。ファーストステージでジャルジャルが477点を獲得してトップに立ち、ファイナルステージでも464点を記録しました。

2本のネタの合計は941点。ニューヨークの924点、空気階段の921点を上回り、見事に優勝を決めています。

大会の基本情報は次のとおりです。

- 大会名:キングオブコント2020
- 開催日:2020年9月26日
- 放送局:TBS系列
- エントリー数:1707組
- 決勝進出:10組
- 優勝:ジャルジャル
- 最終得点:941点
- 優勝賞金:1000万円
- 第13代キング:ジャルジャル

特に注目したいのは、今回の優勝が単なる一度の好成績ではなかったことです。

ジャルジャルは2008年の第1回大会から毎年出場し続けていました。何度も決勝を目指しながら敗退を経験し、2020年にようやく頂点へ到達したのです。

【決勝順位を完全整理】ジャルジャル941点の内訳とニューヨークとの差

優勝・941点

キングオブコント2020の結果を理解するうえで欠かせないのが、ファーストステージとファイナルステージの得点差です。

当時の審査方式は、審査員5人がそれぞれ100点満点で採点する仕組みでした。各ステージの満点は500点で、2ステージの合計1000点を基準に最終順位が決まります。

キングオブコント2020の最終順位
1st順位 コンビ名 1st得点 Final得点 最終結果
1位 ジャルジャル 477点 464点 優勝・941点
2位 ニューヨーク 461点 463点 2位・924点
3位 空気階段 458点 463点 3位・921点
4位 ザ・ギース 457点 ― 4位
5位 ニッポンの社長 454点 ― 5位
5位 ジャングルポケット 454点 ― 5位
7位 ロングコートダディ 446点 ― 7位
8位 滝音 445点 ― 8位
8位 GAG 445点 ― 8位
10位 うるとらブギーズ 440点 ― 10位

出典:日刊スポーツ、マイナビニュースの大会結果報道をもとに整理。

ジャルジャルの1stステージ477点の内訳

ジャルジャルが最初に披露したのは「野次ワクチン」です。

5人の審査員による採点は次のとおりでした。

審査員 所属 得点
松本人志 ダウンタウン 95点
大竹一樹 さまぁ~ず 94点
三村マサカズ さまぁ~ず 96点
日村勇紀 バナナマン 97点
設楽統 バナナマン 95点
合計 477点

最も高い得点を付けたのは日村勇紀の97点。最低点も大竹一樹の94点で、審査員全員が非常に高く評価していたことが分かります。

500点満点に対して477点という数字は、ファーストステージでの圧倒的な評価を示しています。

ファイナルステージ464点の内訳

2本目の「空き巣タンバリン」では、次の得点を獲得しました。

審査員 得点
松本人志 95点
大竹一樹 92点
三村マサカズ 90点
日村勇紀 94点
設楽統 93点
合計 464点

1本目より13点低い464点でしたが、ファイナルステージでもトップの得点を獲得しました。

ニューヨークとの得点差は17点

今回の決勝で興味深いのは、ファイナルステージだけを見ると、ジャルジャルとニューヨークの差はわずか1点だったことです。

- ジャルジャル:477点+464点=941点
- ニューヨーク:461点+463点=924点
- 空気階段:458点+463点=921点

つまり、ファイナルステージではニューヨークと空気階段がともに463点を獲得し、ジャルジャルとの差はそれぞれ1点でした。

しかし、ファーストステージでジャルジャルがニューヨークに16点差、空気階段に19点差をつけていたため、最終的には17点差で優勝しています。

ジャルジャルの勝利を決定づけたのは、1本目の477点という高得点でした。

2本目だけで勝負が決まったのではなく、最初のネタで築いた貯金をファイナルステージで守り切った結果です。

【2本のネタを解説】野次ワクチンと空き巣タンバリンの秘密

ジャルジャルが優勝した大きな理由の一つは、決勝に持ち込んだ2本のネタの選び方にありました。

実は、1本目と2本目ではネタが生まれた背景が大きく異なっています。

1本目「野次ワクチン」は観客の反応を重視

ファーストステージで披露したのは、新人歌手が野次に耐える練習をするという設定のコントです。

舞台はボートレース場。新人歌手が観客からの厳しい野次に対応するという、独特の状況から笑いを生み出していきます。

このネタは2019年末の単独ライブで生まれたものでした。

2020年9月27日公開のWEBザテレビジョンのインタビューで、福徳秀介はネタ選びについて、マニアックになりすぎず、多くの観客に届く感覚があったと説明しています。

後藤淳平も、自分たち自身がネタを演じながら笑ってしまうことを、良いネタを見極める一つの基準として挙げていました。

なお、ネタ名には表記の違いがあります。検索キーワードでは「野沢ワクチン」とされることもありますが、WEBザテレビジョンやQJWebのインタビュー記事では「野次ワクチン」と記載されています。内容も野次に耐える設定であることから、こちらの表記が広く使われています。

2本目「空き巣タンバリン」は約10年前のボツネタだった

ファイナルステージで披露したのは、空き巣に入る男がタンバリンを持ち込むという奇抜なコントです。

正式なネタの紹介では「空き巣するのにタンバリン持ってきた奴」とされています。

普通なら、空き巣は音を立てずに行動するものです。しかし、タンバリンを持って侵入するという矛盾した設定そのものが、コントの笑いにつながっています。

さらに興味深いのは、このネタが約10年前に考案されたものだったことです。

QJWebの優勝会見レポートによると、福徳はこのネタを単独ライブでも披露せず、長い間ボツネタとして扱っていました。

ところが、ジャルジャルのYouTube企画「ネタのタネ」で撮影したところ、スタッフや視聴者から良い反応が得られました。

その反応を受け、キングオブコントの決勝に持ち込むことを決めたのです。

YouTubeでの試行錯誤が優勝ネタにつながった

ジャルジャルは当時、YouTubeに毎日ネタを投稿する活動を続けていました。

QJWebの記事では、投稿を始めて約2年半が経過し、800本以上の動画を公開していたことが紹介されています。

膨大なネタを作り続けるなかで、劇場向けに完成していないアイデアも動画として試す。その反応を見ながら、舞台で披露する可能性を探っていくという制作スタイルです。

後藤は、このネタがYouTubeでの「ネタのタネ」から花開いたことを喜んでいました。

ここにジャルジャルの強みがあります。

- 劇場で観客の反応を確認したネタを選ぶ。
- 長年温めていたアイデアも捨てずに残す。
- YouTubeの視聴者の反応をネタ選びに生かす。
- 異なるタイプのコントを2本用意する。

1本目は劇場で磨いたネタ、2本目は長く眠っていたアイデアを動画投稿から発掘したネタでした。

この2本の組み合わせは、長年にわたってネタを作り続けてきたジャルジャルだからこそ実現したものだったのです。

【13回目の挑戦】ジャルジャルが悲願の優勝をつかむまで

ジャルジャルの優勝を語るうえで、13回目の挑戦という背景は欠かせません。

キングオブコントは2008年に始まった大会です。

ジャルジャルは第1回から2020年の第13回まで、すべての大会に出場してきました。2020年は13回目の参加であり、決勝進出は4回目でした。

13年間の挑戦で直面した葛藤

ジャルジャルは、すでにテレビや劇場で活躍していた実力派コンビでした。

2013年にはABCお笑いグランプリでも優勝するなど、賞レースでの実績も持っていました。

それでもキングオブコントでは、長い間優勝に届きませんでした。

2020年の優勝会見で福徳は、同世代の芸人が大会を辞退していくなか、自分たちが若手の輝くべき大会に出続けてよいのかという葛藤があったことを明かしています。

一方で、チャンピオンになりたいという気持ちは変わらず、挑戦を続けてきました。

QJWebの会見レポートでは、福徳が長年の挑戦を振り返り、諦めずに続けてよかったという趣旨の言葉を語っています。

2020年の決勝でついに結果を出した

2020年大会では、決勝進出10組のうちジャルジャルは5番目に登場しました。

1本目の「野次ワクチン」で477点を獲得し、ファーストステージ1位通過。

続くファイナルステージでは3番目に登場し、「空き巣タンバリン」で464点を獲得しました。

合計941点で優勝が決まると、後藤はガッツポーズ。福徳は涙を見せました。

日刊スポーツの優勝後の報道では、後藤が13回挑戦してようやく優勝できた喜びを語ったことも伝えられています。

この瞬間は、単に賞金1000万円を獲得したという結果以上の意味を持っていました。

13年間続けた挑戦が実を結び、長年の努力に一つの答えが出た瞬間だったのです。

ジャルジャルの優勝までの歩み
項目 内容 意味
2003年 コンビ結成 後藤・福徳のコンビ活動が始まる
2008年 第1回KOCに出場 13年間の挑戦がスタート
2013年 ABCお笑いグランプリ優勝 賞レースで実績を残す
2019年 KOC決勝進出 2020年につながる挑戦
2020年 13回目の出場 4度目の決勝進出
2020年9月26日 KOC優勝 合計941点で第13代キングに

【審査員と大会ルール】ジャルジャルを評価した5人の審査員

キングオブコント2020の審査員は、お笑い界を代表する5人でした。

2020年大会の審査員一覧
審査員 所属グループ
松本人志 ダウンタウン
大竹一樹 さまぁ~ず
三村マサカズ さまぁ~ず
設楽統 バナナマン
日村勇紀 バナナマン

司会はダウンタウンの浜田雅功とTBSアナウンサーの日比麻音子が担当しました。

松本人志がジャルジャルに送った評価

優勝後の報道で印象的だったのが、松本人志によるジャルジャルへの評価です。

松本は、ジャルジャルについて、以前から優勝してもおかしくない実力を持っていたという趣旨のコメントを残しています。

1本目のネタについても、分かりやすく面白いという評価をしていました。

これは、ジャルジャルが2020年だけ突然実力を発揮したわけではなく、以前から高い評価を受けるだけの実力を備えていたことを示すコメントです。

2020年大会の採点方式

当時の基本ルールは次のとおりです。

- ファーストステージ:10組がネタを披露。
- 審査員5人が各100点満点で採点。
- 上位3組がファイナルステージへ進出。
- ファイナルステージでも各審査員が100点満点で採点。
- 2ステージの合計点で優勝者を決定。

このルールでは、ファーストステージでの高得点が最終順位に大きく影響します。

ジャルジャルは1本目で477点という高得点を確保し、ファイナルステージでもトップを維持しました。

ただし、2020年の941点をほかの年度の合計点と単純に比較するのは適切ではありません。大会によって審査員の人数や採点方式が異なるためです。実際、2026年大会では審査員が7名体制に増員されています。

【キングオブコント歴代優勝者】2008年から2026年までの王者一覧

キングオブコントは2008年にスタートし、2026年には第19回大会を迎えました。

ジャルジャルはその歴史のなかで、第13代目の王者に輝いています。

歴代優勝者一覧
開催年 優勝コンビ
2008年 バッファロー吾郎
2009年 東京03
2010年 キングオブコメディ
2011年 ロバート
2012年 バイきんぐ
2013年 かもめんたる
2014年 シソンヌ
2015年 コロコロチキチキペッパーズ
2016年 ライス
2017年 かまいたち
2018年 ハナコ
2019年 どぶろっく
2020年 ジャルジャル
2021年 空気階段
2022年 ビスケットブラザーズ
2023年 サルゴリラ
2024年 ラブレターズ
2025年 ロングコートダディ
2026年 ジェラードン

2020年以降も新しい王者が誕生

2021年には空気階段が優勝しました。

空気階段は2020年大会でもファイナルステージに進出し、ジャルジャル、ニューヨークに続く3位でした。翌年にはその悔しさを乗り越え、見事に優勝しています。

2022年はビスケットブラザーズ、2023年はサルゴリラ、2024年はラブレターズ、2025年はロングコートダディが王者となりました。

そして2026年10月17日には、公式大会発表でジェラードンが第19代キングに決定しています。

こうして歴代王者を振り返ると、ジャルジャルの優勝は大会の歴史における一つの重要な転換点として位置づけられます。

【キングオブコント2020の優勝】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:キングオブコント2020で優勝したのは誰ですか?

ジャルジャルです。後藤淳平と福徳秀介のコンビが、2020年9月26日の決勝で合計941点を獲得し、第13代キングに輝きました。

Q2:ジャルジャルの得点は何点でしたか?

ファーストステージ477点、ファイナルステージ464点で、合計941点です。2位のニューヨークは924点だったため、17点差での優勝でした。

Q3:ジャルジャルが披露したネタの名前は何ですか?

1本目は「野次ワクチン」、2本目は「空き巣するのにタンバリン持ってきた奴」です。前者は野次に耐える新人歌手の設定、後者はタンバリンを持って空き巣に入るという設定のコントでした。

Q4:キングオブコント2020の2位と3位は誰ですか?

2位はニューヨークで924点、3位は空気階段で921点でした。両組ともファイナルステージでは463点を獲得しています。

Q5:ジャルジャルは何回目の挑戦で優勝しましたか?

13回目です。第1回大会から13大会連続で挑戦し、4度目の決勝進出で初優勝を果たしました。

Q6:キングオブコント2020の優勝賞金はいくらですか?

1000万円です。ジャルジャルは第13代キングの称号とともに賞金1000万円を獲得しました。

キングオブコント2020の優勝者はジャルジャルでした。

2020年9月26日の決勝で獲得した得点は、ファーストステージ477点、ファイナルステージ464点、合計941点です。

2位のニューヨークに17点差をつけた勝利でしたが、その差を生み出した最大の要因は、1本目の圧倒的な高得点にありました。

また、優勝を支えたのはネタの面白さだけではありません。

2019年末の単独ライブで磨いた「野次ワクチン」と、約10年前のボツネタをYouTubeで発掘し直した「空き巣タンバリン」。異なる経緯で生まれた2本を決勝に持ち込んだことも、ジャルジャルらしい戦略でした。

そして何より大きかったのは、13回連続で大会に挑み続けたことです。

一度や二度の敗北で諦めず、4度目の決勝進出でついに優勝を実現しました。

キングオブコント2020は、ジャルジャルが長年積み重ねてきたコントへの情熱と、ネタを作り続ける姿勢が結実した大会です。

2026年の現在、歴代王者の顔ぶれが増えても、13回目の挑戦で941点を獲得したジャルジャルの優勝は、キングオブコントの歴史を振り返るうえで外せない名勝負となっています。

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柊 菜々子

スポーツ報道6年。連盟の公式記録、試合結果、会見の書き起こしで数値と経歴を確認しています。

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