2026年の山田雅人さんの活動を追うと、中心にあるのはテレビのレギュラー出演よりも、舞台、講演、ラジオ、イベント出演です。なかでも「かたりの世界」は、単発の企画ではなく、長年にわたって取り組んできた本人のライフワークになっています。
山田さんの公式サイトには、2026年に入ってからも複数の活動情報が掲載されています。1月にはNHKラジオ深夜便、6月には笑福亭鶴瓶さんとのトークライブ、10月にはABCラジオまつりへの出演告知がありました。
2026年に確認できる主な活動- 1月10日:NHKラジオ深夜便に出演。深夜1時台の出演が公式サイトで告知された。
- 6月18日:東京・AZABUballoonで開催された笑福亭鶴瓶さんのトークライブにゲスト出演。
- 6月19日:前日のトークライブの模様がニッポン放送PODCAST STATIONで配信された。
- 10月1日:11月8日開催の2026 ABCラジオまつりへの出演を公式サイトで発表。
- 11月21日:大阪市中央公会堂で「かたりの世界」を開催予定。
特に注目したいのが、6月の笑福亭鶴瓶さんとの共演です。ニッポン放送の発表によると、2人がトークライブで共演するのは42年ぶり。約100人の観客を前に、テレビや収録現場にまつわるエピソードなどを披露しました。
山田さんは自身の「かたり」も披露し、父親の物語や具志堅用高さんの物語を語っています。長年培ってきた話芸が、トークライブという別の舞台でも生かされていることが分かる出来事です。
また、11月8日のABCラジオまつりへの出演も本人公式サイトで告知されています。会場は大阪府吹田市の万博記念公園で、開催時間は9時30分から16時までの予定です。
このように、2026年の山田さんは舞台だけに活動を限定しているわけではありません。ラジオ番組への出演やイベント参加を通じて、声とトークを届ける仕事を継続しています。
【山田雅人のプロフィールと芸能活動の経歴】渡る世間は鬼ばかりにも出演

山田雅人(やまだ・まさと)
俳優・タレント・お笑い芸人
- 生年月日:1961年1月22日
- 年齢:65歳(2026年11月現在)
- 出身地:大阪府大阪市大正区
- 血液型:O型
- 趣味:映画・舞台鑑賞、スポーツ観戦
- 特技:ギター弾き語り、剣道
山田雅人さんは大阪府出身。1983年にタレントオーディションを経て芸能界に入り、1984年には関西テレビの『鶴瓶と花の女子大生』に出演しています。
1980年代後半には関西のテレビ番組で知名度を高めました。読売テレビの『ざまぁKANKAN!』などで活躍し、持ち前のテンポのよいトークで関西の視聴者に親しまれました。
その後は俳優としての仕事も増え、ドラマや映画に出演。1990年代から2000年代にかけては、TBSのドラマ『渡る世間は鬼ばかり』にも出演しました。
年代別に見る山田雅人のキャリア| 時期 | 出来事・出演 | 活動上の意味 |
|---|---|---|
| 1983~1984年 | タレントオーディション、関西テレビ『鶴瓶と花の女子大生』 | 芸能界での活動をスタート |
| 1986年 | NHK新人演芸コンクール大阪大会優勝 | 演芸の実力を評価される |
| 1987~1989年 | 『ざまぁKANKAN!』『おはよう朝日です』など | 関西のテレビで知名度を高める |
| 1989年 | 上方お笑い大賞・話題賞 | 関西のお笑い界で実績を残す |
| 1994~1996年 | TBS『ぽっかぽか』シリーズ | 俳優としての活動を広げる |
| 1998~2006年 | TBS『渡る世間は鬼ばかり』 | 板前役として出演 |
| 2009年 | 一人舞台「かたりの世界」を本格始動 | 独自の話芸を確立 |
| 2011~2015年 | NHKラジオ第一の番組に出演 | スポーツや人物の物語を声で伝える |
| 2024~2025年 | 日本テレビ系『笑点』で人物を題材にした「かたり」を披露 | テレビでも独自の話芸を発信 |
| 2026年 | 舞台、ラジオ、トークライブなどに出演 | 「かたり」を軸に活動を継続 |
プロフィールや出演歴は、山田さんの公式サイトに掲載されている情報を中心に整理しました。
『渡る世間は鬼ばかり』では板前役を担当山田さんの過去の出演作として、特に検索されることが多いのが『渡る世間は鬼ばかり』です。
同作では板前役を担当。2026年9月のチケットぴあのインタビューでは、本人が約10年間にわたって、あまり多くを話さない板前役を演じていたと振り返っています。
興味深いのは、このドラマでの経験が現在の芸にもつながっていることです。山田さんによると、撮影の待ち時間に、岡倉大吉役の藤岡琢也さんを楽しませようと話を始めたことが「かたり」の原点の一つになりました。
テレビドラマで演じる俳優としての顔と、マイク一本で長い物語を伝える芸人としての顔。その両方を持っている点が、山田さんのキャリアの特徴です。
【かたりの世界とは?】2009年から続く山田雅人独自の一人舞台
山田雅人さんの現在を語るうえで欠かせないのが、2009年から続く「かたりの世界」です。
この舞台は、一般的な一人芝居や朗読劇とは少し違います。山田さん自身が取材した人物や出来事を、独特の語り口で観客に届けるパフォーマンスです。
公式サイトでは、取材を重ね、現地を訪ね、そこから見えてきた事実に迫る芸として紹介されています。演者がすべてを映像で見せるのではなく、聞き手の想像力によって物語を完成させるところに特徴があります。
「かたり」が始まったのは2009年3月2026年9月29日に掲載されたチケットぴあのインタビューでは、山田さん自身が誕生の経緯を詳しく語っています。
本格的な公演が始まったのは2009年3月17日、18日。放送作家の高田文夫さんが山田さんの新しい芸を評価し、落語家の春風亭昇太さんに披露する場を設けてほしいと依頼したことがきっかけでした。
春風亭昇太さんのプロデュースによって、東京・下北沢で2日間の公演が実現。これが「かたりの世界」の出発点になりました。
当初の題材は、プロ野球の稲尾和久さんと長嶋茂雄さんの対決でした。競馬実況の再現を持ちネタにしていた山田さんが、その話術を人物の人生や歴史的な試合の物語へと発展させていったのです。
朗読でも落語でもない独特のスタイル「かたり」の大きな特徴は、舞台上の演出を必要最小限に抑えていることです。
二十四の瞳映画村が紹介する舞台の特徴は、暗い空間にスポットライトを一つ、マイクを一本というシンプルな構成です。大掛かりな映像や舞台装置に頼らず、声の抑揚や間、言葉の選び方によって、聞き手の頭の中に映像を浮かび上がらせます。
一般的な舞台演劇では、役者の動作やセット、照明によって場面を視覚的に表現します。一方、「かたり」では観客がそれぞれの記憶や想像を使い、物語の情景を組み立てます。
同じ話を聞いても、野球を長年見てきた人と、野球に詳しくない人では思い浮かべる情景が異なります。こうした受け手側の想像力も含めて舞台を成立させるのが、この芸の面白さです。
代表的な演目にはどんなものがある?山田さんがこれまで取り上げてきた題材は、スポーツだけにとどまりません。公式に紹介されている演目には、次のようなものがあります。
- 長嶋茂雄物語:1959年の天覧試合など、プロ野球史に残る出来事。
- テンポイント物語:競馬ファンに知られる名馬の生涯。
- 津田恒美物語:直球に人生を懸けた元プロ野球選手の物語。
- 高橋尚子物語:マラソン選手の歩みを題材にした作品。
- オグリキャップ伝説:競馬史に残る名馬の物語。
- 関ヶ原:歴史上の大きな転換点を題材にした演目。
- 折り鶴に込められた願い:貞子ちゃんの物語を通して命や平和を考える作品。
二十四の瞳映画村が紹介する演目は100を超えるジャンルに広がっています。人物伝、スポーツ、歴史、文化など、幅広い題材を扱っていることが特徴です。
【競馬実況漫談も健在】山田雅人の話芸を支える取材力と表現力
山田雅人さんの芸を理解するうえで、もう一つ外せないのが競馬実況漫談です。
山田さんは競馬への造詣が深く、競走馬やレースの展開を、実際の実況中継のようなテンポで再現する芸を持っています。公式サイトでも「競馬の架空実況中継」が本人の代表的な芸の一つとして紹介されています。
レースの展開を言葉だけで描き出すには、馬の位置取り、騎手の動き、勝負どころなどを瞬時にイメージさせる話術が必要です。山田さんの明瞭な発声と途切れない語りは、この競馬実況の経験によって磨かれてきました。
競馬実況から人物の人生を伝える芸へ競馬実況漫談と「かたり」は、一見すると別々の芸に思えます。しかし、両者には共通点があります。
それは、目の前に映像がなくても、言葉だけで聞き手に情景を伝えることです。
競馬実況では、ゴール前の激しい競り合いを言葉で再現します。一方、「かたり」では、選手が人生を懸けた試合や、歴史上の人物が決断した瞬間を言葉で再現します。
山田さんの表現が競馬の枠を超えて広がった背景には、この共通する技術があったと考えられます。
取材を重ねて物語の裏側まで掘り下げるもう一つ重要なのが、題材に対する取材姿勢です。
2026年のインタビューで山田さんは、スポーツ選手や文化人を題材にする際には必ず取材を行うと説明しています。過去の名勝負を扱う場合も、関係者から話を聞き、当時の状況や選手同士の関係を掘り下げていくそうです。
例えば、長嶋茂雄さんと対戦相手の物語を語る場合、単に試合結果を紹介するのではありません。対戦相手が何を考え、どのような準備をし、どんな思いで勝負に臨んだのかという背景にも目を向けます。
この方法によって、すでに結果を知っている名勝負でも、別の角度から楽しめるようになります。記録を知るだけでは見えてこない人間関係や葛藤を、話芸によって伝えることが「かたり」の強みです。
【2026年11月21日大阪公演】大阪市中央公会堂で川藤幸三・掛布雅之と共演
2026年の山田雅人さんの活動で、特に注目されるのが11月21日の大阪公演です。
会場は大阪を代表する歴史的建築物の一つ、大阪市中央公会堂の大集会室。今回の公演には、阪神タイガースにゆかりの深い川藤幸三さんと掛布雅之さんがスペシャルゲストとして参加する予定です。
11月21日の公演概要山田雅人 かたりの世界
開催情報
- 日程:2026年11月21日(土)
- 開場:16時15分
- 開演:17時00分
- 会場:大阪市中央公会堂 大集会室
- 出演:山田雅人
- スペシャルゲスト:川藤幸三、掛布雅之
- 料金:5,000円
出演者・日時・会場は山田雅人公式サイトおよびチケット販売情報による。
チケットは公式サイトで完売と案内されています。
今回の公演の大きな見どころは、阪神タイガースの歴史を知る2人がゲストとして参加することです。
川藤幸三さんは第7代阪神タイガースOB会長、掛布雅之さんは第8代の現OB会長として公演情報に紹介されています。山田さんの話芸と、球団の歴史を実際に経験してきた2人の存在が重なることで、野球ファンにとっても関心の高い舞台になっています。
今回の出演者構成は、山田さんがこれまで手掛けてきた野球関連の「かたり」とも相性がよいものです。選手の記録を並べるだけでなく、当事者の言葉や経験が加わることで、球史の出来事をより立体的に味わえる機会になりそうです。
チケットは完売?現在の販売状況2026年11月5日時点で、山田さんの公式サイトは11月21日の大阪公演について「チケットは完売しました」と案内しています。イープラスでも一般発売は予定枚数終了と表示されています。
一方、チケットぴあの公演情報には一般発売の受付期間が11月18日までと表示されているため、プレイガイドによって掲載情報に差があります。追加販売やキャンセル分の取り扱いを含め、最新の受付状況は各販売元で確認する必要があります。
11月21日以外にも公演予定がある山田さんの公式スケジュールには、11月21日以降の公演も掲載されています。大阪公演を逃した人にとっては、こちらも注目したい予定です。
| 日程 | 会場・内容 |
|---|---|
| 2026年11月23日 | 広島県福山市・倉神社 新嘗祭奉納公演 |
| 2026年12月7日 | 大阪市・大正区民ホール「認知症の母 8年間の介護物語」 |
| 2026年12月12日 | 兵庫県南あわじ市地区公民館「かたりの世界」 |
12月7日の公演は、認知症の母親を8年間介護した経験を題材にした講演形式の催しです。大正区社会福祉協議会が案内するイベントで、参加無料・定員400人、事前申し込み制となっています。
12月12日の南あわじ市公演は、開場17時、開演17時30分。チケット料金は一般2,500円、18歳以下1,000円と公式サイトに掲載されています。
【山田雅人の現在の評判】テレビ出演が減っても支持される理由
山田雅人さんの現在の評判を考える際には、テレビへの露出だけで活動を評価しないことが大切です。
テレビで頻繁に見かけるタレントと、劇場やイベントで観客と直接向き合う芸人では、活動の評価基準が異なります。山田さんの場合は、舞台を継続して開催し、ラジオやトークライブにも出演していることが、現在の活動を示す具体的な材料です。
2024年・2025年には『笑点』でも「かたり」を披露テレビ出演については、2026年9月のチケットぴあのインタビューが参考になります。
同記事によると、山田さんは2024年に日本テレビ系の演芸番組『笑点』で、1959年の天覧試合を題材にした「長嶋茂雄物語」を披露。さらに2025年には、アンパンマン誕生を題材にした「やなせたかし物語」を披露しています。
つまり、テレビでの活動が完全になくなったわけではありません。従来のバラエティー番組への出演とは異なり、自分の専門的な話芸を披露する形でテレビと接点を持っています。
NHKラジオで培った「言葉で伝える」仕事山田さんはNHKラジオでも複数の番組に出演してきました。
- 2011年:『言葉で伝える名勝負 ナイスゲーム』
- 2012年:『言葉で伝える名勝負 ナイスゲーム』
- 2013年:『語りの劇場 グッとライフ』
- 2014年:『語りの劇場 グッとライフ』
- 2015年:『語りの劇場 グッとライフ』
公式プロフィールには、2012年にNHK総局長賞を受賞したことも記載されています。
さらに2026年1月10日にはNHKラジオ深夜便への出演が告知されました。ラジオという音声中心の媒体は、山田さんの「かたり」と親和性の高い仕事の場です。
現在の評判を判断する3つのポイント山田さんの芸を評価する際には、次の3点に注目すると実態が見えやすくなります。
1.話芸としての独自性
俳優、タレント、競馬実況漫談という経験を土台に、独自の「かたり」を確立しています。既存の落語や朗読の枠に収まらない表現を持っていることが特徴です。
2.取材に基づく物語の深さ
人物の人生やスポーツの名勝負を扱う際に、関係者への取材を重ねる点が特徴です。本人の説明からも、単なる懐古的なエピソード紹介ではなく、出来事の背景を伝えることを重視していると分かります。
3.舞台活動の継続性
2009年に始まった「かたりの世界」が2026年も続いており、11月21日の大阪公演は公式サイトで完売と告知されています。これは少なくとも、現在も公演を成立させる観客の需要があることを示しています。ただし、完売だけで観客全体の評価や満足度まで判断することはできません。
こうした点から、山田さんはテレビでの知名度だけに頼らず、自分の芸を中心に活動を続けるタイプの芸能人として捉えるのが適切です。
【山田雅人の現在に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:山田雅人は2026年現在、何歳ですか?
A1:1961年1月22日生まれで、2026年11月現在65歳です。大阪府大阪市大正区出身です。
Q2:山田雅人は現在も俳優として活動していますか?
A2:はい。俳優・タレントとしての経歴を持ち、現在も芸能活動を続けています。2026年は「かたりの世界」を中心に、ラジオ出演やトークイベントなどにも参加しています。
Q3:「かたりの世界」はいつから始まったのですか?
A3:2009年3月17日、18日の公演が本格的なスタートです。春風亭昇太さんのプロデュースによる舞台で披露されたことが始まりでした。
Q4:山田雅人は『渡る世間は鬼ばかり』に出演していましたか?
A4:出演していました。板前役を約10年間務めたと、本人が2026年のインタビューで振り返っています。
Q5:2026年11月21日の大阪公演はどこで開催されますか?
A5:大阪市中央公会堂の大集会室です。16時15分開場、17時開演で、川藤幸三さんと掛布雅之さんがスペシャルゲストとして出演予定です。
Q6:山田雅人はNHKラジオにも出演していますか?
A6:はい。過去には『言葉で伝える名勝負 ナイスゲーム』『語りの劇場 グッとライフ』などに出演し、2026年1月10日にはNHKラジオ深夜便への出演も告知されました。
2026年11月現在、山田雅人さんは65歳。『渡る世間は鬼ばかり』などのテレビドラマで俳優として知られた時代を経て、現在は独自の話芸「かたりの世界」をライフワークとして活動しています。
2009年に始まった一人舞台は、スポーツ選手や競走馬、歴史上の人物、文化人など幅広い題材を扱い、取材を重ねながら進化を続けています。
2026年にはNHKラジオ深夜便、笑福亭鶴瓶さんとのトークライブなどにも出演。11月8日のABCラジオまつり、11月21日の大阪市中央公会堂公演など、関西を中心とした活動も続いています。
特に11月21日の大阪公演は、川藤幸三さんと掛布雅之さんをゲストに迎える注目の舞台です。公式サイトでは完売が告知されていますが、12月にも南あわじ市などで公演が予定されています。
山田雅人さんの現在を理解するうえで大切なのは、テレビ出演の本数だけで芸能活動を判断しないことです。競馬実況漫談で磨いた話術、俳優として培った表現力、そして長年の取材によって生まれた「かたり」。これらを一つの芸として育て続けていることこそ、65歳を迎えた山田さんの現在を象徴しています。
テレビで見かける機会が少なくなったと感じている人も、舞台やラジオに目を向ければ、今も精力的に活動する山田雅人さんの姿を知ることができます。