(もり・しゅんた)
2026年シーズン終了時点
- 背番号:31
- ポジション:内野手
- 投打:右投左打
- 生年月日:2006年12月25日
- 出身地:神奈川県
- 身長・体重:188cm・93kg
- 出身校:桐光学園高校
- ドラフト:2024年3位
森駿太選手は、恵まれた体格を生かした長打力が持ち味の左打ち内野手だ。188cmという身長に加え、強いスイングから打球を遠くへ飛ばす能力を備えている。
2026年11月現在は19歳。中日ドラゴンズの選手名鑑でも、内野手として登録され、背番号31を着用している。
特に注目したいのは、単なる長距離打者候補ではなく、内野手としての経験を積みながら打撃面の成長を目指している点だ。
【森駿太の経歴】桐光学園高校から2024年ドラフト3位で中日へ

森選手は神奈川県出身。週刊ベースボールONLINEの選手紹介によると、小学1年生から桜台ジュニアで野球を始め、遊撃手としてプレーした。
中学校はみたけ台中学校に進学し、横浜緑ボーイズに所属。関東大会準優勝や東日本選抜の経験を積んでいる。
早い段階から内野手として実戦経験を重ねてきたことが、プロ入り後の土台になっている。
桐光学園高校で高校通算48本塁打高校は神奈川県の強豪、に進学した。
高校時代の最大の武器は長打力だった。
2024年10月24日のドラフト会議を報じた中日スポーツによると、森選手は高校通算48本塁打を記録。新基準バットへの移行後も長打力を発揮し、187cm、91kgの大型内野手として評価されていた。
甲子園出場経験はなかったものの、スカウトから評価されたのは、恵まれた体格だけではない。力強いスイングと将来的な成長の可能性だった。
2024年ドラフト3位で中日ドラゴンズが指名2024年10月24日、森選手は中日ドラゴンズから3位指名を受けた。
NPBのドラフト指名選手一覧でも、桐光学園高校出身の内野手として3位指名されたことが記録されている。
中日は高校生内野手としての将来性と、長打を生み出す打撃能力に期待を寄せた。プロ入り後は背番号31を背負い、2025年から一軍を目指す競争に加わった。
森駿太の経歴・主な転換点一覧【2026年最新成績】一軍でプロ初ホームラン!森駿太に何が起きたのか
2026年の森選手を語るうえで欠かせないのが、9月26日の東京ヤクルトスワローズ戦だ。
この試合で今季初めて一軍に昇格し、いきなりスタメンに抜擢された。そして2打席目に、プロ初本塁打となる先制3ランを放った。
9月26日、昇格即スタメンでプロ初本塁打2026年9月26日、神宮球場で行われたヤクルト戦。
中日はチームの選手入れ替えを行い、森選手を一軍に昇格させた。与えられたポジションは7番・三塁だった。
第1打席では得点圏のチャンスを生かせなかったが、第2打席で結果を残す。
相手投手はヤクルトの高梨裕稔。低めのフォークを投じられ、体勢を崩されながらもバットの先ですくい上げた打球は右翼席最前列へ飛び込んだ。
これがプロ初本塁打となる先制3ランだった。
日刊スポーツの報道によると、10代の中日選手がプロ初本塁打を記録したのは、2013年9月5日の高橋周平選手以来、13年ぶりのことだった。
森選手は配球への対応について、直球とフォークのどちらにも対応できるようにポイントを前に置いた趣旨を説明している。
単に力任せに振ったのではなく、相手の球種を意識した打撃だったことも注目したい。
2026年一軍打撃成績NPB公式の2026年シーズン終了時点の年度別成績は以下のとおり。
2026年一軍公式戦.143
打率1本
本塁打3打点
打点3試合
出場試合数
7打数1安打、2三振、長打率.571、出塁率.143。NPB公式記録。
| 指標 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|
| 試合数 | 6 | 3 |
| 打席 | 22 | 7 |
| 打数 | 20 | 7 |
| 安打 | 4 | 1 |
| 本塁打 | 0 | 1 |
| 打点 | 0 | 3 |
| 打率 | .200 | .143 |
| 出塁率 | .273 | .143 |
| 長打率 | .300 | .571 |
ここで重要なのは、2026年の打率.143だけで森選手の能力を判断しないことだ。
一軍出場はわずか3試合、打数も7にとどまる。打率はまだ評価材料として十分なサンプルではない。一方、本塁打1本、3打点という結果は、限られた出場機会で長打力を発揮したことを示している。
2025年のプロ初出場・初安打からの進歩森選手は2025年9月23日のヤクルト戦で一軍初出場を果たし、同じ試合でプロ初安打も記録した。
そして2026年9月26日、再び神宮球場でプロ初本塁打を放った。
前年はプロの投手との対戦経験を積む段階だったが、2年目には一軍で試合を決める可能性を感じさせる長打を記録した。
この成長の流れは、今後の起用を考えるうえでも大きな意味を持つ。
【ファーム月間MVP】2026年9月に打率.317、15打点を記録した理由
2026年10月6日、中日ドラゴンズは森選手が9月度の「SMBC信託銀行 ファーム月間MVP賞」を受賞したと発表した。
これは単なる将来性への期待ではなく、ファームでの実際の成績が評価された結果だ。
9月度の受賞成績
2026年9月度ファーム月間MVP10試合
出場試合.317
打率13本
安打2本
本塁打15打点
打点41打数
打数
中日ドラゴンズ公式発表・NPBの表彰記録による。
特に評価したいのは15打点という数字だ。
NPBの受賞選手紹介では、森選手は中地区で最多となる15打点を記録。9月5日の巨人戦では先制の2点タイムリーを放ち、9月19日以降には複数安打を記録する試合も続いた。
本塁打だけでなく、走者を返す打撃でチームに貢献したことが受賞につながった。
シーズン前半の不振からどう立て直したのか今回の受賞で見逃せないのは、本人がシーズン前半の苦しさを明かしていることだ。
中日球団の公式発表に掲載されたコメントでは、春先から長い間、思うような打撃ができなかったと振り返っている。
その状況から、コーチ陣と一つずつ課題に取り組み、シーズン終盤に良い形ができてきたという。
このコメントから読み取れるのは、単に調子が上向いたというだけではない。課題を整理し、修正を積み重ねた結果が9月の成績につながったということだ。
また、本人はチャンスで打つことを自身の目標として挙げている。15打点という数字は、その目標に対する一つの成果といえる。
受賞後には、フェニックス・リーグやオフの練習を通じて、この流れを翌シーズンにつなげたいという意欲も示した。
2026年ファームの年間成績にも注目9月の月間成績だけでなく、シーズン全体の数字を見ることも大切だ。
2026年のファームでは88試合に出場し、打率.192、9本塁打、36打点を記録した。
| 指標 | 2026年ファーム |
|---|---|
| 試合 | 88 |
| 打席 | 323 |
| 安打 | 56 |
| 打率 | .192 |
| 本塁打 | 9 |
| 打点 | 36 |
| 三振 | 113 |
年間打率は.192と苦しい数字だった一方、本塁打は9本を記録している。
つまり、森選手の2026年は、シーズン全体を通じて安定して打てた年ではない。しかし、終盤に明確な上昇の兆しを見せ、一軍での結果にもつなげたシーズンだった。
【森駿太の打撃評価】長打力は本物?将来性と課題を分析
森選手の評価を考える際、まず押さえたいのは、プロ入り前から長打力を高く評価されていたことだ。
高校通算48本塁打という実績は、打球を遠くへ運ぶ能力を裏付ける材料になっている。
一方で、プロの世界では高校時代の本塁打数だけでは通用しない。変化球への対応、速球への反応、コンタクト率など、複数の要素が求められる。
強み1:188cmの体格を生かした長打力森選手の最大の魅力は、力強いスイングから生まれる長打だ。
高校時代に48本塁打を記録し、プロ入り後も2025年と2026年のファームでそれぞれ9本塁打を記録している。
2026年9月の一軍初本塁打も、低めのフォークに対応して右翼席へ運んだものだった。
体格に恵まれた打者は多いが、森選手の場合は実際に試合で本塁打を生み出している点が評価材料になる。
強み2:左打者としての打撃ポテンシャル右投左打という点も特徴の一つだ。
左打者として長打を狙えることに加え、内野手として出場機会を争える可能性がある。
特に2026年9月のプロ初本塁打では、フォークを意識しながら直球にも対応できるように打撃ポイントを調整した。
この対応力を継続できれば、単純なパワーだけではない打者として成長する余地がある。
課題1:三振を減らしてコンタクト率を高める一方、改善が必要なのが三振の多さだ。
2026年のファームでは113三振を記録している。打率も.192にとどまり、安定して安打を積み重ねる段階にはまだ到達していない。
長打力のある若手打者は、強い打球を求めるあまり空振りが増えることもある。
森選手に必要なのは、長打を狙う姿勢を失わず、状況に応じて安打を狙える打撃を身につけることだ。
課題2:一軍投手への対応力ファームで本塁打を打てることと、一軍で継続して結果を残すことは別問題だ。
一軍の投手は球速や変化球の精度、配球の組み立てが異なる。プロ初本塁打を記録したことは大きな自信になるが、今後は同じような対応を繰り返せるかが問われる。
特に、追い込まれた後の対応や、変化球を見極める能力は要点だ。
プロの視点で見る森駿太の評価基準| 評価項目 | 現状 | 今後の注目点 |
|---|---|---|
| 長打力 | 高校通算48本塁打、プロ初本塁打を記録 | 一軍での本塁打増加 |
| 勝負強さ | 9月ファーム15打点 | 得点圏での継続的な結果 |
| ミート力 | 2026年ファーム打率.192 | 打率の改善 |
| 選球・対応力 | 三振113 | 空振りと三振の減少 |
| 一軍適応 | 3試合で1本塁打 | 継続的な出場機会の獲得 |
森選手は、現段階では完成された打者というより、長打力を軸に成長を目指す素材型の内野手と評価するのが妥当だ。
2026年9月の月間MVPは、その潜在能力が結果として表れた出来事だった。
ただし、今後の評価を決めるのは一発の本塁打ではなく、打率や出塁率を改善しながら長打力を維持できるかどうかだ。
【森駿太の現在】一軍昇格の経緯と浦安D-Rocksの同姓同名選手との違い
2026年の一軍昇格はなぜ9月だったのか森選手は2026年シーズンの開幕から一軍に定着したわけではない。
春先から打撃に苦しみ、ファームで課題の修正を続けていた。その後、9月に入って打率.317、2本塁打、15打点という成績を残した。
この終盤の活躍が、一軍昇格につながる重要なアピールとなった。
9月26日のヤクルト戦では、今季初昇格と同時にスタメンに起用され、プロ初本塁打を記録している。
つまり、ファームで結果を残して一軍に呼ばれ、昇格当日に結果を出したという流れだ。
一軍昇格のタイミングは遅かったものの、少ない機会を生かしたことは高く評価できる。
浦安D-Rocksにも森駿太という選手がいる?検索時に注意したいのが、ラグビーチームの浦安D-Rocksに所属する同姓同名の選手だ。
ジャパンラグビーリーグワンの公式選手情報には、浦安D-Rocksの選手として「森駿太」という名前が掲載されている。
ただし、中日ドラゴンズの森駿太選手とは別人だ。
森駿太(野球)
- 2006年12月25日生まれ
- 身長188cm・体重93kg
- 内野手
- 右投左打
- 背番号31
森駿太(ラグビー)
- 2001年9月25日生まれ
- 身長172cm・体重85kg
- SO(スタンドオフ)
- ラグビー選手
ジャパンラグビーリーグワンの公式登録情報と中日ドラゴンズの選手名鑑を照合すると、生年月日、体格、競技、ポジションが異なることが分かる。
両者は同姓同名の別人であり、野球選手の経歴や成績を調べる場合は、中日ドラゴンズ所属の背番号31であることを確認したい。
【森駿太に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:森駿太は何歳ですか?
A1:2006年12月25日生まれで、2026年11月現在は19歳です。
Q2:森駿太の背番号は何番ですか?
A2:中日ドラゴンズでの背番号は31番です。ポジションは内野手で、右投左打です。
Q3:森駿太は2026年にプロ初ホームランを打ちましたか?
A3:はい。2026年9月26日のヤクルト戦で、プロ初本塁打となる先制3ランを放ちました。今季初昇格直後のスタメン出場で記録した一発です。
Q4:森駿太の2026年一軍成績は?
A4:2026年シーズン終了時点で3試合に出場し、7打数1安打、打率.143、1本塁打、3打点でした。
Q5:森駿太が受賞したファーム月間MVPの成績は?
A5:2026年9月に10試合出場、打率.317、13安打、2本塁打、15打点を記録し、SMBC信託銀行ファーム月間MVP賞を受賞しました。
Q6:森駿太の出身高校はどこですか?
A6:神奈川県の桐光学園高校です。高校通算48本塁打を記録し、2024年ドラフト3位で中日に指名されました。
Q7:浦安D-Rocksの森駿太と同一人物ですか?
A7:別人です。浦安D-Rocksの森駿太選手はラグビーのスタンドオフで、中日ドラゴンズの森駿太選手はプロ野球の内野手です。
森駿太選手の2026年は、苦しみと飛躍の両方があったシーズンだった。
春先から思うような打撃ができず、ファームでの調整が続いた。しかし、シーズン終盤には打撃の状態を上げ、9月度のファーム月間MVPを獲得。さらに一軍昇格直後のヤクルト戦ではプロ初本塁打となる先制3ランを放った。
特に注目したい実績は次の3つだ。
- 高校通算48本塁打を記録した長打力。
- 2026年9月のファーム月間MVPと15打点。
- 一軍昇格直後に放ったプロ初本塁打。
一方、ファームでの年間打率.192や113三振という数字は、今後取り組むべき課題を示している。
森選手が中日ドラゴンズの一軍で存在感を高めるには、長打力を維持しながら、コンタクト能力と選球眼を磨くことが欠かせない。
19歳という年齢を考えれば、これからの成長に期待できる時間は十分にある。
2026年のプロ初本塁打とファーム月間MVPは、森駿太という若手内野手が次の段階へ進むための重要な足掛かりになった。 2027年シーズン、一軍でどれだけ出場機会を増やし、長打力を継続的な結果につなげられるか。中日ドラゴンズの将来を担う若手野手の一人として、引き続き注目したい。
主な参考資料・情報源
- 中日ドラゴンズ公式サイト「選手名鑑」「ファーム月間MVP賞受賞発表」
- 日本野球機構(NPB)「個人年度別成績」「2024年ドラフト指名選手一覧」「2026年ファーム月間MVP賞」
- 日刊スポーツ「森駿太のプロ初本塁打」「9月度ファーム月間MVP受賞」
- 中日スポーツ「2024年ドラフト3位指名」
- 週刊ベースボールONLINE「森駿太プロフィール」
- ジャパンラグビーリーグワン「浦安D-Rocks選手一覧」