2026年11月5日時点で、村井智建さんの活動は大きく3つに整理できます。
1. マール株式会社の経営とYURINANの運営
2. YouTube・SNSを通じた個人クリエイター活動
3. 米国株・宇宙産業・量子コンピューター関連の情報発信
かつてはゲーム実況者としての印象が強かった村井さんですが、現在は飲食事業を経営する実業家としての顔が目立っています。
マール株式会社の代表取締役として活動は、2025年3月6日に設立された会社です。
公式会社概要によると、代表取締役は村井智建さん。主な事業は、どら焼き専門店「YURINAN -ゆうりんあん-」の運営と、IP(知的財産・キャラクターなど)と和スイーツを組み合わせたコラボレーション事業です。
加えて、企業やコンテンツホルダー向けのOEM製造にも対応しています。
つまり、単に原宿で飲食店を経営しているわけではありません。キャラクターや作品のファンが店舗を訪れ、商品を購入する仕組みまで含めて事業化しているのです。
個人としてのYouTube・SNS活動村井さんはAppBank退社後も、マックスむらいの名前で個人活動を継続しています。
ただし、2026年にはYouTubeを取り巻く事業体制にも変化がありました。この点は、現在の活動を理解するうえで重要です。
米国株・宇宙株への挑戦2026年から本格化したのが、米国株投資と宇宙・量子関連企業の研究、情報発信です。
ゲーム攻略で培った情報収集やライブ配信の経験を、今度は投資という別の分野に生かそうとしています。
この3つが、現在の村井さんを理解するための基本的な柱です。
【AppBank退社の理由】CEO退任から独立までの経緯

マックスむらいの現在を語るうえで欠かせないのが、長年経営に携わってきたAppBankとの関係です。
村井さんは2008年にAppBankの事業に参画し、2012年にはAppBank株式会社を設立して代表取締役CEOに就任しました。
その後、社長退任と再就任を経験し、2024年には再び経営トップを離れます。そして2025年3月、最終的に同社を退社しました。
AppBank歴代CEOと村井智建の経歴AppBankの歩みと村井さんの役職を時系列で整理すると、次のようになります。
出典:村井智建さんの公式自己紹介、AppBank公式沿革、同社IR資料、2026年の事業譲渡情報をもとに整理。
なぜAppBankを退社したのか?ここで注目したいのは、2024年のCEO退任と2025年の退社は、同じ出来事ではないという点です。
2024年3月、村井さんは代表取締役と取締役を退任しました。しかし、AppBankとの関係がそこで終わったわけではありません。
本人は2025年4月の自己紹介記事で、2024年の役職変更について、約18年ぶりに会社経営から離れ、一社員として事業部の仕事に専念する形になったと説明しています。
また、同じ記事では、過去数年間の事業展開について、思うように成長しなかった事業や大きな損失を出した事業があり、会社として十分に胸を張れる経営状況には至っていなかったと振り返っています。
加えて、2025年12月公開の4Gamerのインタビューでは、退社に至る経緯を本人が詳しく説明しています。
本人の説明によると、社員として約1年間働いた後、AppBankの今後の計画と自身が担当する事業の進捗を考えた結果、事業を引き継ぐ形で独立する判断に至ったとのことです。
事業進捗が間に合わない。
これは、当時の経営状況と本人の判断を理解するうえで重要な説明です。
したがって、退社を単純な解任やトラブルによる離脱として捉えるのは正確ではありません。本人が担当していた事業を引き継ぎ、新しい経営基盤を築く方向へ進んだという経緯があります。
AppBankの現在の経営体制は?村井さんの退任後、AppBankの代表取締役社長には白石充三氏が就任しました。
2026年11月時点の公式役員紹介では、代表取締役会長が町田央衡氏、代表取締役社長が白石充三氏となっています。
村井さんは現在、AppBankの経営執行から離れていますが、2025年時点のコーポレートガバナンス資料では主要株主としても記載されていました。つまり、会社を退社したことと、株主としての関係は別の話です。
【YURINANの現在】原宿のどら焼き店が独立後の主力事業に
2026年のマックスむらいを語るうえで、特に重要なのが「YURINAN -ゆうりんあん-」です。
ゲーム実況者としてのイメージが強い人にとって、原宿のどら焼き専門店を経営しているという現在の姿は、意外に感じられる可能性があります。
しかし、YURINANは村井さんの独立後の事業を支える重要な存在です。
YURINANはどんな店?YURINANは、東京都渋谷区神宮前にあるどら焼き専門店です。
原宿竹下通り・どら焼き専門店
- 住所:東京都渋谷区神宮前1-7-5
- 営業時間:11時〜19時
- 主な商品:どら焼き、和スイーツ、コラボ商品
公式店舗案内掲載情報。
特徴は、一般的などら焼き専門店とは異なり、人気キャラクターや作品とのコラボレーションに積極的なことです。
公式サイトでは、サンリオキャラクターズや初音ミクなどを含む関連商品が展開されています。
IPを活用することで、単に甘いものを食べたい人だけでなく、好きな作品やキャラクターを応援するファンも店舗を訪れる仕組みになっています。
AppBankからマール株式会社へ事業譲渡YURINANはもともとAppBankが運営していた事業です。
2025年4月1日、マール株式会社へ事業が譲渡されました。
AppBankの2025年5月14日付決算説明資料によると、譲渡価額は3,300万円です。譲渡先については、元代表取締役の村井智建氏が設立した新会社と説明されています。
この事業譲渡には、AppBank側の経営方針も関係しています。
同社の資料では、YURINANと原宿friendを含む実店舗事業について、2024年12月期の売上高が約1億9,000万円、営業損失が約1億1,000万円だったと説明されています。
この数字はYURINAN単独ではなく、対象となる実店舗事業全体の数字です。
AppBankは赤字事業から撤退し、IPコラボレーションなど強みを生かせる領域に経営資源を集中する方針を示していました。
一方、村井さんは、その事業の一つを引き継ぎ、自分の会社で運営する道を選んだわけです。
YURINANの今後はコラボレーション事業が鍵マール株式会社の事業内容を見ると、今後の方向性は店舗運営だけに限定されていません。
- オリジナルどら焼きの企画・販売
- 人気IPとのコラボレーション
- 和スイーツの商品開発
- 企業向けOEM製造
- 店舗とオンライン販売の展開
これらを組み合わせることで、店舗に来店できないファンにも商品を届けられる仕組みを持っています。
特にIPコラボレーションは、作品やキャラクターの人気を実際の購買につなげるビジネスです。
ゲーム実況でファンとの接点を築いてきた村井さんにとって、エンターテインメントと物販を組み合わせる考え方は、過去の経験ともつながっています。
【YouTube活動の現在】宇宙株LIVEとPostPrimeで新展開
「マックスむらいはYouTubeを辞めたのか」という疑問を持つ人もいますが、答えはNOです。
2026年も動画・ライブ配信活動は続いています。ただし、以前と同じ形で活動しているわけではありません。
2026年8月にメインチャンネル関連事業が譲渡2026年7月27日、AppBankは動画サービス事業の一部について譲渡契約を締結したと発表しました。
譲渡先は、金融・経済情報を扱うSNS「PostPrime」を運営するPostPrime株式会社です。
2026年8月1日付で事業が譲渡され、対象にはYouTubeの「マックスむらい」チャンネルに関係する事業などが含まれます。
取得価額は450万円と報じられています。
また、村井さん自身もPostPrimeのクリエイターとして参加することになりました。
この動きは、単純にYouTubeから撤退したという意味ではありません。
むしろ、金融・経済分野のコンテンツを新しいプラットフォームでも発信するという方向転換です。
「マックスむらいの宇宙株LIVE」とは?2026年5月10日に開設されたのが、YouTubeチャンネル「マックスむらいの宇宙株LIVE」です。
このチャンネルでは、宇宙産業や量子コンピューティングに関係する米国企業を中心に取り上げています。
主な対象銘柄は次のとおりです。
- Rocket Lab(RKLB):ロケット打ち上げや宇宙システム関連
- AST SpaceMobile(ASTS):衛星を利用した通信サービス関連
- IonQ(IONQ):量子コンピューティング関連
- SpaceX関連の動向:宇宙産業全体の成長や市場環境
チャンネルの説明では、企業ニュースや決算、打ち上げスケジュール、投資ポートフォリオ、視聴者とのQ&Aなどを配信内容として掲げています。
2026年11月初旬にもライブ配信が確認でき、活動が継続していることが分かります。
ユーチュラの11月4日取得データでは、チャンネル登録者数は約2万8,300人、動画数は292本となっています。
米国株投資を始めたきっかけ2026年8月公開のみんかぶマガジンのインタビューでは、村井さん自身が投資を始めた経緯を説明しています。
本格的に米国株投資を始めたのは2026年1月。AppBankを退社した後、それまで会社経営に集中していた時間を使って、個人として株式投資に取り組むようになったといいます。
興味を持ったきっかけの一つは、イーロン・マスク氏が進める宇宙事業でした。
特に、ロシア・ウクライナ情勢における衛星通信サービス「Starlink」の活用を知り、宇宙産業が社会や地政学にも影響を与えることに関心を持ったと語っています。
加えて、量子コンピューターの可能性にも魅力を感じ、長期的な成長を期待する銘柄を中心に研究を始めました。
投資スタイルはかなり積極的同インタビューでは、本人が投資を始めてから約半年という時点での経験も紹介されています。
また、2026年5月時点のチャンネル説明では、Rocket Lab、AST SpaceMobile、IonQの3銘柄で投資ポートフォリオ全体の95%を占めると説明していました。
これは、一般的な分散投資とは大きく異なる集中型の運用です。
本人も宇宙株・量子株の値動きの大きさを認識しており、チャンネルでは元本の50%以上を失う可能性についても注意喚起しています。
したがって、宇宙株LIVEは銘柄選びや投資への考え方を知るコンテンツとして見るのが適切です。
配信者の投資実績やポートフォリオが、そのまま視聴者にとって最適な投資方法になるわけではありません。
【パズドラ全盛期から何が変わった?】マックスむらいの評判と現在
マックスむらいの名前が広く知られるようになったのは、2013年の『パズル&ドラゴンズ』のゲーム実況がきっかけでした。
現在の事業を理解するには、当時どのような存在だったのかを振り返る必要があります。
パズドラ全盛期のマックスむらい2013年1月、ニコニコ生放送の「パズル&ドラゴンズ 女神降臨!を究極攻略」でマックスむらいとしての活動を開始しました。
同年10月にはYouTubeチャンネルを開設。
当時のゲーム実況では、難易度の高いダンジョンへの挑戦や、ゲームに一喜一憂するリアクションが人気を集めました。
単に攻略情報を紹介するだけではなく、視聴者と一緒に挑戦するような配信スタイルが特徴でした。
2014年10月にはYouTubeのテレビCM「好きなことで、生きていく」にも出演しています。
スマートフォンゲームが急速に広がった時期に、AppBankのメディア運営と動画配信を結びつけた存在だったのです。
人気のピークから現在までその後、村井さんはAppBankの経営者としても活動を続けました。
2015年10月にはAppBankが東証マザーズに上場しています。
一方で、2015年以降の騒動や批判を経験し、本人も人気のピークからの転落について振り返っています。
2025年の4Gamerインタビューでは、当時の炎上や周囲との関係の変化、動画を配信し続けた理由などについて率直に語りました。
本人は、過去の炎上がなければマックスむらいとしての活動をすでに辞めていたかもしれないとも振り返っています。
こうした経験は、現在の活動にもつながっています。
以前はゲーム実況そのものが活動の中心でしたが、現在は実店舗経営、商品開発、投資情報の発信など、複数の領域で活動しています。
マックスむらいの現在の評判は?現在の評判を考える際には、昔のゲーム実況者としての評価と、現在の経営者・配信者としての評価を分ける必要があります。
特に注目すべき変化は次の3点です。
1. ゲーム実況者から実業家へ
パズドラの攻略動画で知名度を獲得した人物が、原宿の飲食店を経営するようになりました。視聴者に楽しさを提供する仕事から、実際の商品やサービスを提供する仕事へ活動領域が広がっています。
2. エンタメから金融・投資へ
現在の宇宙株LIVEでは、ゲームの攻略ではなく企業分析や投資テーマが中心です。視聴者に求められる知識も、ゲームの腕前から経済・企業・技術への理解へと変化しています。
3. AppBankの看板から個人ブランドへ
長年の活動を支えたAppBankから独立し、自分の会社を設立したことで、マックスむらいという名前と事業をより直接的に結びつける形になりました。
一方、過去の炎上や経営上の苦労を知る人と、現在の活動から知った人では、印象が異なる可能性があります。
現在の評価を一律に「完全復活」や「人気低迷」と分類するよりも、活動の中身が大きく変化した人物として捉えるのが実態に近いでしょう。
【プロの結論】マックスむらいの今後はYURINANと新しい発信力が鍵
2026年の村井智建さんを分析すると、最大の変化は、YouTubeの再生回数だけに依存しない事業構造を作ろうとしている点です。
かつてのマックスむらいは、AppBankという企業とパズドラ実況というコンテンツが密接に結びついていました。
現在は、マール株式会社という独立した事業基盤を持ち、YURINANの店舗経営とIPコラボレーションを中心に活動しています。
加えて、PostPrimeとの連携や宇宙株LIVEによって、金融・経済という新しいジャンルにも進出しました。
今後注目したい3つのポイント① YURINANの事業拡大
店舗への集客だけでなく、IPコラボレーションやOEM事業がどこまで成長するかが重要です。飲食店としての魅力と、作品・キャラクターのファンを呼び込む企画力の両方が問われます。
② YouTubeとPostPrimeの展開
ゲーム実況時代に築いた知名度を、金融・経済コンテンツにどこまで転換できるかが注目点です。視聴者層の変化に対応できれば、新しい収益機会につながる可能性があります。
③ 宇宙株・量子株への取り組み
宇宙産業や量子コンピューターは長期的な成長期待を集める分野ですが、企業の業績や技術開発、市場環境によって株価が大きく変動します。情報発信者として、リスクも含めてどれだけ分かりやすく伝えられるかが重要です。
村井さんの強みは、単なる知名度ではありません。コンテンツを企画し、視聴者を集め、商品やサービスへつなげる経験を長年積み重ねてきたことです。
その経験が、飲食・IP・金融という異なる分野でどこまで生かされるかが、今後の評価を左右するでしょう。
【マックスむらいの現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:マックスむらいは2026年現在、何をしている?
A1:マール株式会社の代表取締役として、原宿のどら焼き専門店YURINANを運営しています。また、YouTubeやPostPrimeでの情報発信、米国株・宇宙株・量子関連企業の研究や配信活動も行っています。
Q2:マックスむらいがAppBankを辞めた理由は?
A2:2024年3月にCEOと取締役を退任して社員として勤務した後、2025年3月に退社しました。本人はインタビューで、AppBankの今後の事業計画と自身が担当していた事業の進捗を踏まえ、事業を引き継いで独立する経緯を説明しています。
Q3:マックスむらいの現在の会社はどこ?
A3:2025年3月に設立したマール株式会社です。村井智建さんが代表取締役を務め、YURINANの運営やIPと和スイーツのコラボレーション、OEM製造などを手がけています。
Q4:マックスむらいは現在もYouTubeを続けている?
A4:はい。2026年5月に「マックスむらいの宇宙株LIVE」を開設し、宇宙産業や量子コンピューター関連の米国株について配信しています。また、メインチャンネル関連の動画サービス事業は2026年8月にPostPrimeへ譲渡されました。
Q5:YURINANは現在も営業している?
A5:はい。公式店舗案内では、原宿本店の所在地は東京都渋谷区神宮前1-7-5、営業時間は11時から19時と案内されています。最新のメニューや営業情報は公式店舗案内で確認できます。
Q6:マックスむらいは投資家としても活動している?
A6:はい。2026年1月から本格的に米国株投資を始めたと本人がインタビューで説明しています。宇宙・量子関連銘柄を中心に情報発信していますが、本人の投資スタイルは集中型でリスクも大きいため、配信内容をそのまま投資判断に使うことには注意が必要です。
2026年11月現在、マックスむらいこと村井智建さんは、AppBankの元CEOという経歴を持ちながら、マール株式会社の代表取締役として新しい事業に取り組んでいます。
現在の中心は、原宿のどら焼き専門店YURINANの運営です。加えて、IPコラボレーションやOEM事業、YouTubeでの宇宙株・量子株の情報発信など、活動の幅を広げています。
2025年のAppBank退社は、長年続けてきた企業経営から独立した事業運営へ移る大きな転換点でした。そして2026年にはPostPrimeとの連携も始まり、動画活動にも新しい形が生まれています。
パズドラ全盛期のマックスむらいを知る人にとって、現在の姿は大きく変わったように映る可能性があります。しかし、コンテンツを通じて人を集め、楽しませ、事業につなげるという根本的な方向性には共通点があります。
今後はYURINANの事業成長、動画配信の新展開、そして宇宙・量子分野への挑戦が注目されます。ゲーム実況者としての過去だけでは語れない、実業家・村井智建の次の展開に期待が集まります。