「Ultra Music Power」は、Hey! Say! JUMPが2007年にCDデビューを飾った記念すべきシングルです。
所属レーベルのStorm Labelsが公開している公式ディスコグラフィーによると、発売日は2007年11月14日。フジテレビ系「ワールドカップバレー2007」のイメージソングにも起用されました。
楽曲の基本情報| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 曲名 | Ultra Music Power |
| アーティスト | Hey! Say! JUMP |
| 発売日 | 2007年11月14日 |
| 作品区分 | CDデビューシングル |
| 作詞 | MSS |
| 作曲 | 馬飼野康二 |
| 編曲 | CHOKKAKU |
| タイアップ | フジテレビ系「ワールドカップバレー2007」イメージソング |
| レーベル | J Storm(現Storm Labelsの前身となるレーベル) |
制作陣にも注目したいところです。
作曲を担当したのは、数多くの歌謡曲やアイドル楽曲を手がけてきた馬飼野康二。作詞はMSS、編曲はCHOKKAKUが担当しました。
デビュー当時のHey! Say! JUMPは、平成生まれのメンバーを中心に結成された大人数のグループでした。
楽曲には、グループの勢いや未来への期待を感じさせる力強いサウンドが採用されています。スポーツ大会のイメージソングという役割もあり、幅広い世代に向けた応援歌としての性格を持っていました。
初回限定盤と通常盤の違い公式ディスコグラフィーには、複数の仕様が記録されています。
- 初回限定盤:CDとDVDを収録。ミュージックビデオとメイキング映像付き。
- 通常盤・初回プレス仕様:「Star Time」「Too Shy」などを収録。
- 通常盤:「Ultra Music Power」「Star Time」とそれぞれのオリジナル・カラオケを収録。
特に初回限定盤には映像特典が付属しており、デビュー当時のメンバーの姿を確認できる作品としても価値があります。
【封印の真相】2023年10月12日に何があった?山田涼介の発言を検証

「Ultra Music Power」が歌われなくなった直接的なきっかけは、2023年に表面化した旧ジャニーズ事務所をめぐる問題です。
2023年9月には、創業者による性加害問題を受け、事務所の名称変更や所属グループの名称について議論が広がっていました。
Hey! Say! JUMPにも影響が及びます。
2023年10月12日、メンバーはファンクラブ会員向けの動画で、グループ名は変更せずに活動を続ける一方、デビュー曲を今後歌わない方針を明らかにしました。
この動画は10月11日に撮影されたものでした。
最大の問題は歌詞冒頭の「J! Johnny’s」問題になったのは、楽曲の冒頭に登場する「J! Johnny’s」という掛け声です。
「Ultra Music Power」は、曲名の頭文字を使った掛け声が印象的な楽曲です。しかし、その中には旧事務所の名称を直接想起させる言葉が含まれていました。
山田涼介はファンクラブ向け動画で、歌唱を終了する判断について次のように説明しています。
「『J! Johnny’s』というかけ声があることは事実なので、今後一切歌わない方がいいのではないかという判断になりました」
さらに山田は、思い入れの強い楽曲であるため寂しさはあるものの、グループとしての強い意志で決めたことだと説明しました。
ここで重要なのは、メンバーが単に外部からの指示に従ったと説明したわけではない点です。
山田の発言からは、過去の思い出を大切にする気持ちと、当時の社会状況を踏まえて今後の活動を考える姿勢の両方が読み取れます。
なぜ歌詞を変更して歌う方法を選ばなかったのか?ファンの間では、問題となる掛け声の部分だけを変更すれば歌えるのではないか、という疑問も生まれました。
実際、2023年10月12日のスポニチの記事では、歌詞を変更して歌ってほしいという意見や、封印を惜しむ声が紹介されています。
一方、メンバーが示したのは、問題の部分だけを修正する方法ではなく、楽曲全体を歌わないという判断でした。
この選択には、デビュー曲という特別な位置づけも関係していると考えられます。
歌詞の一部分を変えれば、音楽としては披露できる可能性があります。しかし、長年ファンと共有してきたオリジナル作品を変更することには、別の難しさがあります。
また、問題となった言葉が曲の象徴的な冒頭部分にあるため、変更した場合には楽曲そのものの印象も変わってしまいます。
メンバーは、楽曲の一部を修正して残すよりも、歌わないという明確な決断を選んだのです。
グループ名の変更問題とは別の判断だったもう一つ押さえておきたいのが、グループ名の問題です。
2023年10月当時、Hey! Say! JUMPも名称を変更するのかという議論がありました。
薮宏太らは、グループ名を今後も維持できるのか悩んでいたことを明かしています。しかし、最終的にはHey! Say! JUMPという名前で活動を続ける方針を示しました。
つまり、次の2つは別々に判断されたものです。
- グループ名:Hey! Say! JUMPを継続。
- デビュー曲:Ultra Music Powerを今後歌わない。
「デビュー曲を歌わないのだからグループ名も変更するはず」という見方は、実際のメンバーの説明とは異なります。
【年代別の関係性】2007年から2026年までの重要な出来事を一覧で整理
ここまでの経緯を時系列で並べると、楽曲の位置づけが変わった理由が分かりやすくなります。
| 年月 | 出来事 | 関係・意味 |
|---|---|---|
| 2007年11月14日 | Ultra Music Power発売 | Hey! Say! JUMPのデビュー曲 |
| 2007年 | ワールドカップバレー2007のイメージソングに起用 | グループの認知拡大につながる代表的な楽曲 |
| 2023年9月 | 旧事務所をめぐる問題と名称変更の議論 | デビュー曲の歌詞にも注目が集まる |
| 2023年10月12日 | メンバーが歌唱終了方針を公表 | 「J! Johnny’s」の掛け声が判断の理由 |
| 2024年8月19日 | 新曲UMPの発売を発表 | 新たな代表曲を目指す企画 |
| 2024年9月24日 | UMP発売 | 通算34枚目のシングル |
| 2025年8月28日 | 中島裕翔がグループを卒業 | 以降は7人体制で活動 |
| 2026年11月 | 20周年を目前に控えた活動期 | 新たなグループの歴史を築く段階 |
この年表で特に注目したいのは、2023年の歌唱終了と2024年の新曲発売が、単なる楽曲の入れ替えではないことです。
2023年はグループが過去と向き合い、今後の活動方針を決めた時期。そして2024年は、メンバー自身が新たな代表曲を作る方向へ進んだ時期でした。
また、2023年10月の決断を下したのは8人でしたが、2026年現在のグループは7人体制です。この違いも、現在の情報を理解するうえで欠かせません。
【新曲UMPとの違い】2024年9月24日発売の楽曲はデビュー曲の代わりなのか?
2024年9月24日、Hey! Say! JUMPは新シングル「UMP(ユーエムピー)」を発売しました。
タイトルが「Ultra Music Power」と同じくUMPの略称であることから、ファンの間では両曲の関係が注目されています。
しかし、公式の作品紹介を確認すると、新曲は旧デビュー曲の再録や歌詞変更版ではありません。
新しいグループの代表曲を目指して制作された、別個のオリジナル楽曲です。
新曲UMPの基本情報と制作陣2024年9月24日発売「UMP」
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 曲名 | UMP(ユーエムピー) |
| 発売日 | 2024年9月24日 |
| アーティスト | Hey! Say! JUMP |
| シングル | 通算34枚目 |
| 作詞 | 片岡健太(sumika) |
| 作曲 | ナスカ |
| 編曲 | mellow、Naoki Endo |
| 企画意図 | 20周年を見据えた新たな代表曲 |
作詞を担当した片岡健太は、ロックバンドsumikaのボーカル・ギターとして知られる人物です。
作曲にはナスカ、編曲にはmellowとNaoki Endoが参加しました。
旧デビュー曲とは制作陣が異なり、現代のHey! Say! JUMPに向けた新しい音楽表現が採用されています。
Ultra Music Powerと新曲UMPの比較| 比較項目 | Ultra Music Power | UMP |
|---|---|---|
| 発売年 | 2007年 | 2024年 |
| 発売日 | 11月14日 | 9月24日 |
| 作品の位置づけ | CDデビュー曲 | 通算34枚目のシングル |
| 作詞 | MSS | 片岡健太 |
| 作曲 | 馬飼野康二 | ナスカ |
| 編曲 | CHOKKAKU | mellow、Naoki Endo |
| 制作の背景 | デビューとバレーボール大会の応援 | 20周年を見据えた新たな代表曲 |
| 現在の位置づけ | 2023年に歌唱終了を決定 | 新たなグループの代表曲を目指す作品 |
検索されることが多いのが、2曲のメロディーに関する疑問です。
結論からいえば、両曲の間に公式に発表されたメロディー引用やサンプリングの関係は確認できません。
公式ディスコグラフィーに記載された制作クレジットを比較すると、次の違いがあります。
- 旧曲の作曲者は馬飼野康二。
- 新曲の作曲者はナスカ。
- 新曲の作詞は片岡健太。
- どちらもHey! Say! JUMPの歴史と結びついたUMPという呼称を持つ。
したがって、新曲UMPを旧デビュー曲のメロディーを流用した作品や、歌詞を変更した再発売作品と理解するのは正確ではありません。
一方、タイトルの略称が共通している点には意味があります。
2007年のデビュー曲がグループの出発点だったのに対し、2024年のUMPは、これからのグループを象徴する作品として企画されました。
同じ3文字に、異なる時代のグループの姿が表れているのです。
8人が関わった新たな代表曲という意味Storm Labelsの作品紹介では、2024年のUMPについて、グループ結成・CDデビューから17年を迎えたタイミングで、20周年へ向けた新たな代表曲を届けたいという思いから企画されたと説明されています。
また、当時のメンバー8人が選曲から制作まで関わった作品でもあります。
ここには大きな意味があります。
デビュー曲の歌唱を終了した後、単に別の既存曲を代表曲として扱うのではなく、メンバー自身が制作過程に関わり、新しいグループの象徴を作ろうとしたからです。
UMPという名前の共通性は、過去を消し去るのではなく、グループの歴史を受け継いでいく意識の表れとして受け止めることができます。
【2026年最新情報】Hey! Say! JUMPは現在何人体制?デビュー曲は復活する?
2026年のHey! Say! JUMPを語るうえで、もう一つ修正しておきたい情報があります。
それは、現在のメンバー数です。
2023年の歌唱終了発表は8人体制で行われましたが、2025年8月28日、中島裕翔がグループを卒業しました。
STARTO ENTERTAINMENTの公式発表によると、中島は個人として自立し、俳優活動を主軸に活動したいという希望を申し出ていました。メンバー全員がその思いを尊重し、卒業という結論に至ったと説明されています。
2026年現在のHey! Say! JUMPは7人体制現在の公式プロフィールに掲載されているメンバーは次の7人です。
| メンバー | 名前 |
|---|---|
| 山田涼介 | Ryosuke Yamada |
| 知念侑李 | Yuri Chinen |
| 有岡大貴 | Daiki Arioka |
| 髙木雄也 | Yuya Takaki |
| 伊野尾慧 | Kei Inoo |
| 八乙女光 | Hikaru Yaotome |
| 薮宏太 | Kota Yabu |
中島裕翔は2025年8月28日付で卒業しており、Hey! Say! JUMPは7人で活動を継続しています。
したがって、「Hey! Say! JUMPは現在8人体制」という情報は、2026年の現状とは一致しません。
2026年もUltra Music Powerの封印は続いている?気になるのは、2023年に発表された歌唱終了方針が現在も維持されているのかという点です。
2026年11月時点で、公表情報から確認できるのは、2023年10月にメンバーが示した「今後一切歌わない」という判断です。
その方針を撤回して旧デビュー曲を復活させるという公式発表は確認できません。
ただし、これは楽曲そのものが削除されたという意味ではありません。
CDとしての作品は存在し、2007年の発売記録もStorm Labelsの公式ディスコグラフィーに残っています。
つまり、次の3つは区別する必要があります。
- 楽曲の存在: 現在も2007年発売の作品として存在する。
- 楽曲の歌唱: 2023年に今後歌わない方針が示された。
- 楽曲の歴史的価値: Hey! Say! JUMPのデビュー曲としての位置づけは変わらない。
2026年の公式活動情報でも、グループは新しい作品や公演に向けて活動を続けています。公式サイトでは、2026年9月に新アルバム「Juliet」の発売が発表され、11月11日のリリースが案内されています。また、2026~2027年のドームツアーも発表されています。
デビュー曲の歌唱終了は、グループ活動そのものの終了を意味するものではありません。
むしろ、過去の象徴的な楽曲と新しい作品を分けながら、グループとしての歩みを続けていることが分かります。
【よくある質問】ウルトラミュージックパワーに関するFAQ
Q1:Ultra Music Powerの発売日はいつですか?
A1:2007年11月14日です。Hey! Say! JUMPのCDデビュー曲で、フジテレビ系「ワールドカップバレー2007」のイメージソングに起用されました。
Q2:Ultra Music Powerを歌わなくなった理由は何ですか?
A2:歌詞冒頭に「J! Johnny’s」という掛け声が含まれているためです。2023年10月12日、メンバー8人が今後歌わない方針を公表しました。
Q3:山田涼介はデビュー曲の封印について何と発言しましたか?
A3:「J! Johnny’s」という掛け声があることを理由に、今後歌わない方がよいという判断になったと説明しています。また、思い入れの強い曲であるため寂しさもあると語りました。
Q4:新曲UMPはUltra Music Powerのリメイクですか?
A4:いいえ。2024年9月24日発売のUMPは別のオリジナル楽曲です。作詞は片岡健太、作曲はナスカが担当しています。
Q5:Ultra Music Powerと新曲UMPは同じメロディーですか?
A5:公式クレジット上では作曲者が異なり、メロディーの引用やサンプリングが行われたという公式発表もありません。タイトルの略称が同じであることと、楽曲のメロディーが同じであることは別の問題です。
Q6:Hey! Say! JUMPは2026年現在も8人ですか?
A6:いいえ。2025年8月28日に中島裕翔がグループを卒業したため、2026年現在は7人体制です。2023年の歌唱終了発表当時は8人でした。
Q7:Ultra Music Powerは今後復活する可能性がありますか?
A7:将来的な復活について公式な発表はありません。2023年10月にメンバーが示した歌唱終了方針が公表情報上の基本となっています。今後の変更については、所属事務所やレーベルからの公式発表が判断材料になります。
Hey! Say! JUMPの「Ultra Music Power」は、2007年11月14日に発売されたデビュー曲であり、グループの歴史を語るうえで欠かせない作品です。
2023年10月、メンバー8人は歌詞に含まれる「J! Johnny’s」という掛け声を理由に、今後歌わないという決断をしました。
そして2024年9月24日には、新たな代表曲を目指す「UMP」を発売。片岡健太、ナスカら新しい制作陣とともに、グループの未来を象徴する楽曲を生み出しました。
2026年現在、Hey! Say! JUMPは7人体制で活動しています。
今回の経緯から押さえておきたい要点は3つです。
1. Ultra Music Powerは歴史的なデビュー曲として残っている。
2. 歌唱終了は、歌詞の「J! Johnny’s」を理由としたメンバー自身の判断だった。
3. 2024年のUMPは、過去の曲の代替版ではなく、新たな時代の代表曲を目指した独立した作品である。
デビュー曲を歌わなくなったからといって、2007年から積み重ねてきた歴史まで消えるわけではありません。
Ultra Music PowerがHey! Say! JUMPの原点であることは変わらず、2024年のUMPは、その先に進むための新しい象徴です。
過去の楽曲を大切にすることと、新しい未来を選ぶこと。その両方を抱えながら歩んでいく姿こそ、Hey! Say! JUMPの現在を理解する要点です。
主な参照資料:Storm Labels公式ディスコグラフィー、STARTO ENTERTAINMENT公式発表・プロフィール、スポニチアネックス、日刊スポーツ、ENCOUNT、JOYSOUND音楽ニュース。