2026年11月のサッカー日本代表メンバーが、11月4日に森保一監督から発表された。今回の招集は、シンガポールで開催されるブラジル代表戦(11月14日)とパラグアイ代表戦(11月17日)に向けた28人。最大の注目は、ドイツのカールスルーエで活躍する福田師王の初招集、そして長期離脱を乗り越えた南野拓実と町田浩樹の代表復帰だ。加えて、坂元達裕も約5年5か月ぶりに代表へ戻ってきた。
今回の選考には、2026年のワールドカップを経たチームの再構築という意味合いもある。主力の継続招集、新戦力の発掘、負傷から復帰した選手の再評価が同時に進んでいる。選外となった上田綺世、冨安健洋、三笘薫らの状況や、アジアカップ延期による森保ジャパンの今後も含め、最新情報を整理する。
- 招集人数: 2026年11月4日に発表された日本代表28人。GK3人、DF8人、MF/FW17人。
- 最大の注目: 福田師王が初招集。南野拓実、町田浩樹、坂元達裕ら5人が代表活動に復帰。
- 対戦日程: 11月14日にブラジル、11月17日にパラグアイとシンガポールで対戦。
- 主な選外: 負傷中の上田綺世、冨安健洋、三笘薫ら。
- 今後の焦点: アジアカップ延期に伴う代表強化計画と森保監督の今後。
【2026年11月最新】日本代表メンバー28人とブラジル・パラグアイ戦の日程

今回の日本代表招集メンバーは、森保一監督が11月4日に発表した28人。大会名は「MIZUHO BLUE CHALLENGE THE KALLANG FOOTBALL SERIES SINGAPORE」で、開催地はシンガポール・ナショナル・スタジアムとなる。
日本はブラジル、パラグアイという南米の強豪と対戦する。両国との試合は、2026年ワールドカップ後の日本代表の現在地を測る重要な機会だ。
ブラジル戦・パラグアイ戦の試合日程| 項目 | ブラジル戦 | パラグアイ戦 |
|---|---|---|
| 試合日 | 11月14日(土) | 11月17日(火) |
| 開催地 | シンガポール | シンガポール |
| 会場 | シンガポール・ナショナル・スタジアム | 同左 |
| 現地時間 | 18時15分 | 21時10分 |
| 日本時間 | 19時15分 | 22時10分 |
| 大会 | 国際親善大会 | 国際親善大会 |
JFA公式発表によると、ブラジル戦は日本時間19時15分、パラグアイ戦は22時10分にキックオフする予定だ。
今回の対戦相手と日本代表の実力差対戦相手の実力を考えるうえでは、FIFAランキングと過去の対戦成績も参考になる。
| 国 | FIFAランキング | 日本との通算対戦成績 |
|---|---|---|
| 日本 | 17位 | ― |
| ブラジル | 6位 | 1勝2分け12敗 |
| パラグアイ | 33位 | 5勝5分け2敗 |
※ランキングはJFAが今回の発表資料で示した順位。
ブラジルとは2026年夏のワールドカップ・ラウンド32で対戦し、日本は1-2で敗れた。一方、2025年10月の親善試合では日本がブラジルに3-2で逆転勝利している。
パラグアイとは2025年10月に2-2で引き分けており、今回も拮抗した試合が予想される。
今回の2試合は単なる親善試合ではない。強豪国に対して攻撃的なサッカーをどこまで実践できるか、守備ラインを高く保ちながらボールを奪えるかが大きな見どころになる。
【全28人一覧】日本代表GK・DF・MF/FWの招集メンバーと所属クラブ
ここでは、2026年11月の日本代表メンバー28人をポジション別に紹介する。
JFA公式の分類はGK、DF、MF/FWの3区分。MFとFWを合わせた登録区分になっているため、以下も公式の表記に合わせている。
GK(ゴールキーパー)3人| 選手名 | 所属クラブ |
|---|---|
| 早川友基 | 鹿島アントラーズ |
| 小久保玲央ブライアン | シントトロイデンVV(ベルギー) |
| 鈴木彩艶 | アストン・ビラ(イングランド) |
GKは3人体制。鈴木彩艶を中心に、早川友基、小久保玲央ブライアンが選出された。
鈴木は欧州で経験を積む日本代表の重要な守護神候補。早川と小久保にとっても、強豪国との試合で存在感を示す機会となる。
DF(ディフェンダー)8人| 選手名 | 所属クラブ |
|---|---|
| 板倉滉 | ボルシア・メンヘングラートバッハ(ドイツ) |
| 渡辺剛 | フェイエノールト(オランダ) |
| 町田浩樹 | TSGホッフェンハイム(ドイツ) |
| 伊藤洋輝 | バイエルン・ミュンヘン(ドイツ) |
| 瀬古歩夢 | ル・アーヴルAC(フランス) |
| 中野就斗 | サンフレッチェ広島 |
| 菅原由勢 | カリャリ・カルチョ(イタリア) |
| 鈴木淳之介 | FCコペンハーゲン(デンマーク) |
DF陣では町田浩樹の復帰が大きなニュースだ。
板倉滉、渡辺剛、伊藤洋輝といった欧州で実績を重ねる選手に加え、前回活動で代表デビューした中野就斗、鈴木淳之介も引き続き選出されている。
菅原由勢も今回の復帰組。サイドの攻撃参加と守備のバランスをどう取るかが注目される。
MF/FW(ミッドフィルダー・フォワード)17人| 選手名 | 所属クラブ |
|---|---|
| 伊東純也 | KRCゲンク(ベルギー) |
| 南野拓実 | ASモナコ(フランス) |
| 鎌田大地 | クリスタル・パレス(イングランド) |
| 坂元達裕 | コベントリー・シティ(イングランド) |
| 相馬勇紀 | FC町田ゼルビア |
| 小川航基 | FC町田ゼルビア |
| 前田大然 | イプスウィッチ・タウン(イングランド) |
| 堂安律 | アイントラハト・フランクフルト(ドイツ) |
| 田中碧 | リーズ・ユナイテッド(イングランド) |
| 中村敬斗 | オリンピック・リヨン(フランス) |
| 佐野海舟 | マインツ05(ドイツ) |
| 久保建英 | レアル・ソシエダ(スペイン) |
| 鈴木唯人 | SCフライブルク(ドイツ) |
| 松木玖生 | サウサンプトンFC(イングランド) |
| 佐野航大 | PSVアイントホーフェン(オランダ) |
| 福田師王 | カールスルーエSC(ドイツ) |
| 後藤啓介 | SCフライブルク(ドイツ) |
攻撃陣では久保建英、伊東純也、堂安律、中村敬斗らが引き続き選出された。
一方、南野拓実と坂元達裕が復帰し、福田師王が新たに加わったことで、攻撃の選択肢にも変化が生まれている。
特に注目したいのは、欧州クラブでプレーする若手選手と経験豊富な代表選手が同じメンバーに入っている点だ。今回の編成には、現在の戦力を維持しながら次の代表を担う選手を見極める意図もうかがえる。
【今回の目玉】福田師王が初招集!南野拓実・町田浩樹・坂元達裕らが代表復帰
2026年11月の招集で特に注目されるのは、新戦力の福田師王と、長期間代表から離れていた選手たちの復帰だ。
JFAの発表によると、今回の28人には5人の代表復帰組が含まれている。
福田師王:ドイツで結果を残してA代表初招集
22歳・カールスルーエSC(ドイツ)
2026年11月、日本代表に初めて招集された若手FW。今季の所属クラブで8試合3ゴール2アシストを記録。
今回の新顔として大きな注目を集めているのが福田師王だ。
福田は高校卒業後、Jリーグのクラブを経由せず、ドイツでプロとしてのキャリアを積んできた選手。現在はドイツのカールスルーエSCに所属している。
JFAが公表した今季の成績は、8試合3ゴール2アシスト。22歳という年齢に加え、所属クラブで結果を残していることが初招集につながった。
森保監督は福田について、次のように期待を示した。
「非常に力をつけている。フル代表に来てもらって基準を上げてもらいたい」
単に若手を経験させるための招集ではなく、現在の実力をA代表の環境で確かめる意味合いもある。
特に上田綺世が負傷で不在となる今回、福田や小川航基がどのような役割を果たすかは要点になる。
南野拓実:左膝の大けがを乗り越えて約1年ぶりに復帰
ASモナコ(フランス)
前回の代表招集は2025年11月。左膝前十字靭帯損傷から復帰し、2026年10月15日に公式戦へ戻った。
南野拓実の復帰は、今回の招集で最も象徴的なニュースの一つだ。
左膝前十字靭帯損傷という大きなけがによって、2026年夏のワールドカップは選外となった。
ただし、南野は大会期間中も選手たちの相談相手となるメンターとしてチームに帯同し、ピッチ外から代表を支えていた。
そして10月15日に公式戦へ復帰。約1年ぶりとなる代表活動への復帰が実現した。
森保監督は、南野について、ブラジルやパラグアイに勝つために限定的な出場であってもチームのためになるという考えを示している。
完全復活を急がせるのではなく、コンディションを考慮しながらチームに組み込む姿勢が見える。
町田浩樹:守備の重要戦力が約1年5か月ぶりに帰還
TSGホッフェンハイム(ドイツ)
2025年6月以来の代表復帰。2026年9月12日に公式戦へ復帰。
町田も南野と同じく左膝前十字靭帯損傷から復帰した選手だ。
長期離脱によって2026年ワールドカップのメンバーには入れなかったが、所属クラブで戦列に戻り、今回の代表選出につながった。
森保監督は町田のコンディションが確実に上がってきていると評価している。
高さと対人能力を備える町田が戻ることで、板倉滉や渡辺剛らとのセンターバックの組み合わせにも選択肢が増える。
坂元達裕:5年5か月ぶりの代表復帰
コベントリー・シティ(イングランド)
前回の代表活動は2021年6月。攻守両面で積極的なプレーを見せる30歳のレフティー。
坂元達裕の復帰も見逃せない。
2021年6月以来、実に5年5か月ぶりの日本代表招集となった。
森保監督は、坂元について攻撃と守備の両方でアグレッシブにプレーできる点を評価している。
久保建英や堂安律とは異なる特徴を持つ選手が加わることで、サイドの攻撃パターンに変化を与えられる可能性がある。
そのほかの復帰組は菅原由勢と小川航基今回の復帰組は以下の5人だ。
| 選手 | 復帰のポイント |
|---|---|
| 南野拓実 | 2025年11月以来。長期離脱から復帰 |
| 町田浩樹 | 2025年6月以来。長期離脱から復帰 |
| 坂元達裕 | 2021年6月以来 |
| 菅原由勢 | 2026年夏のワールドカップ以来 |
| 小川航基 | 2026年夏のワールドカップ以来 |
菅原はイタリアのカリャリ・カルチョでプレーし、小川はFC町田ゼルビアに所属する。
この5人の復帰は、単なる顔ぶれの変更ではない。けがから戻った実力者、欧州で成長を続ける選手、攻撃の新しい選択肢を組み合わせた編成になっている。
【森保一監督の選考理由】2026年11月の日本代表は何を基準に選ばれた?
今回の選考を理解するには、森保一監督が会見で説明した編成の考え方が重要になる。
今回の28人は、9月末から10月上旬に行われた4連戦のメンバーを中心に構成されている。
つまり、すべてを入れ替えるのではなく、継続性を維持しながら新しい戦力を加える形だ。
選考基準1:所属クラブでの現在のパフォーマンス福田師王の初招集は、所属クラブでの結果が評価された具体例といえる。
今季8試合3ゴール2アシストという数字は、FWとして一定の成果を残していることを示す。
また、坂元達裕についても、森保監督は所属クラブでの活躍と攻守の積極性に言及した。
代表歴や知名度だけでなく、現在どのようなプレーをしているかが選考材料になっている。
選考基準2:けがからの復帰と実戦コンディション南野と町田の復帰は、コンディションが選考に大きく関係していることを示す。
両選手は長期離脱を経験したが、所属クラブで公式戦に復帰している。
特に町田はフル出場が定着しつつあり、南野も実戦復帰を果たした。
ただし、代表に戻ったからといって、すぐに以前と同じ出場時間を与えられるわけではない。負荷を調整しながら、試合でどの程度のパフォーマンスを発揮できるかが見極めの対象になる。
選考基準3:A代表とU-21代表の一体的な強化今回の会見で注目したいのが、森保監督が説明した「1チーム・2カテゴリー」という考え方だ。
同じ時期にU-21日本代表は大岩剛監督のもとで活動している。
森保監督は、SAMURAI BLUEと大岩ジャパンの双方で選手の経験値を高めることを考慮し、どちらのカテゴリーでプレーすることが成長につながるかを考えて招集・編成したと説明した。
これは、単にA代表に選手を集めるだけではなく、日本代表全体の将来を見据えた選考だ。
選考基準4:次のワールドカップを見据えた世代構成森保監督は今回のメンバーについて、初招集選手や長期離脱から復帰した選手を含めた「今のベスト」と説明している。
一方で、若手だけに偏った構成でもない。
鈴木彩艶、久保建英、堂安律、鎌田大地といった実績ある選手を残しながら、福田師王、松木玖生、佐野航大、後藤啓介ら次世代の選手も組み込んでいる。
この構成は、短期的な勝利と中長期的なチーム強化を両立させる狙いとして読み取れる。
【日本代表の選外選手】上田綺世・三笘薫・冨安健洋らが招集されなかった理由
今回の28人を語るうえで、招集されなかった選手の状況も重要だ。
特に注目されているのは、攻撃の中心を担ってきた上田綺世と三笘薫、守備の重要戦力である冨安健洋だ。
主な負傷離脱・選外選手| 選手名 | 所属クラブ | 今回の状況 |
|---|---|---|
| 上田綺世 | リール | 負傷により選外 |
| 三笘薫 | ブライトン | 負傷離脱中 |
| 冨安健洋 | クリスタル・パレス | 負傷離脱中 |
| 守田英正 | ハル・シティ | 今回は招集外 |
| 谷口彰悟 | シントトロイデン | 今回は招集外 |
| 高井幸大 | シントトロイデン | 今回は招集外 |
| 町野修斗 | ボルシアMG | 今回は招集外 |
| 藤田譲瑠チマ | ザンクトパウリ | 今回は招集外 |
※選外選手は主な注目選手。負傷の記載は報道で伝えられた状況に基づく。招集外という事実だけで、監督による戦力評価や今後の代表資格を断定することはできない。
前回の9~10月活動から外れた選手前回の代表活動に招集され、今回のメンバーから外れた選手には次の名前もある。
- DF:安藤智哉、荒木隼人、望月ヘンリー海輝
- MF/FW:熊坂光希、齋藤俊輔、佐藤龍之介、田中聡、谷村海那、塩貝健人
上田綺世については、JFA公式発表でも負傷による選外と説明されている。
また、報道では塩貝健人や佐藤龍之介らの出場機会、所属クラブでの状況も取り上げられた。
選外は代表からの永久離脱を意味しないここで注意したいのは、今回の選外をそのまま序列の固定と受け取らないことだ。
代表招集は、その時点でのコンディション、所属クラブでの活動状況、戦術的な役割、チーム全体のバランスによって変化する。
特に負傷者の場合、復帰時期と実戦での状態が選考に影響する。
南野と町田が今回戻ってきたこと自体、代表の選考が一度の招集で完結するものではないことを示している。
三笘や上田、冨安らについても、今後のコンディションと所属クラブでの活動が次の招集を左右するポイントになる。
【日本代表の歴代メンバーと2026年の転換点】森保ジャパンはどこへ向かう?
日本代表の歴代メンバーを振り返ると、チームの強化方針は時代とともに変わってきた。
1998年フランス大会でワールドカップ初出場を果たして以来、日本代表は世界の強豪と戦う経験を積み重ねてきた。
JFAのワールドカップ歴史資料でも、各大会における世代交代と海外移籍の進展が紹介されている。
歴代日本代表の主な転換点| 時代・大会 | 日本代表の特徴 | 強化のポイント |
|---|---|---|
| 1998年フランス大会 | ワールドカップ初出場 | 世界との実力差を経験 |
| 2002年日韓大会 | 黄金世代が中心 | 国内開催と国際経験の拡大 |
| 2006年ドイツ大会 | 欧州でプレーする選手が増加 | 海外移籍と競争力の向上 |
| 2010年南アフリカ大会 | 世代交代とチーム再編 | 組織的な守備と戦術の成熟 |
| 2014年ブラジル大会 | 欧州で活躍する選手が増加 | 個人能力とチーム戦術の融合 |
| 2018年ロシア大会 | 新旧世代の融合 | 世界トップレベルへの挑戦 |
| 2022年カタール大会 | 強豪国を破る力を証明 | 戦術的柔軟性と選手層の充実 |
| 2026年北中米大会 | 世界一を目標にした新世代 | 選手層の拡大と次世代への継承 |
1998年から2002年にかけては、ワールドカップ出場そのものが大きな目標だった。
2006年以降は欧州クラブでプレーする選手が増え、海外の強豪との対戦が日常的になっていく。
2022年大会ではドイツやスペインを破るなど、日本代表は世界の強豪に対抗できる力を示した。
そして2026年は、これまでの経験を次の世代につなぐ段階に入っている。
福田師王や後藤啓介、松木玖生らの選出は、こうした世代交代の流れを考えるうえでも興味深い。
2027年アジアカップ延期が代表強化に与える影響もう一つ、2026年11月の日本代表を考えるうえで外せないニュースがある。
AFCは11月3日、サウジアラビアで開催予定だったAFCアジアカップ2027の延期を発表した。
当初は2027年1月7日から2月5日までの開催予定だったが、新日程は2027年12月23日から2028年1月21日となった。
延期の理由として、開催地域の情勢に伴う物流面の複雑化や渡航上の問題が説明されている。
この変更は森保監督の今後にも関係する。
もともと森保監督はアジアカップまで指揮を執り、その後はU-21日本代表を率いる大岩剛監督に引き継ぐ方向で説明されていた。
今回の延期によって、当初想定されていた代表活動の時間軸にも影響が生じる可能性がある。
ただし、森保監督自身は会見で、アジアカップの延期によって自身の方針が変わったわけではないと説明した。
一方、JFAの山本昌邦技術委員長は、監督との契約に関する今後について明言を避けている。
したがって、11月のブラジル戦とパラグアイ戦が森保ジャパンの最後の試合になると断定することはできない。
今後の注目点は、監督の去就だけではない。大岩ジャパンとの連携、若手選手の育成、次のワールドカップに向けたチーム構築も重要になる。
【プロの結論】2026年11月の日本代表メンバーから読み取れる3つのポイント
今回の招集を分析すると、日本代表の強化方針には3つの特徴がある。
第一に、実績ある選手を復帰させながら新戦力を試していること。
南野と町田の復帰は、長期離脱した選手でもクラブで実戦復帰し、コンディションが整えば代表に戻れることを示している。福田師王の初招集は、代表経験よりも現在の成長やパフォーマンスに注目した選考の具体例だ。
第二に、攻撃と守備の両面で選手層を広げていること。
坂元の復帰は攻守に積極的なサイドの選択肢を増やす。町田の復帰はセンターバックの組み合わせに幅を持たせる。選手個人の能力だけでなく、異なる特徴を持つ選手をどう組み合わせるかが重要になる。
第三に、A代表だけでなく次世代の育成を同時に進めていること。
森保監督が説明した「1チーム・2カテゴリー」は、日本代表全体を長期的に強化する考え方だ。A代表に招集されることだけが成長の基準ではなく、U-21代表で試合経験を積むことも将来の代表強化につながる。
今回の28人は、完成された固定メンバーというより、経験と新しい可能性を組み合わせた編成として見るべきだろう。
【日本代表メンバー2026年11月】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月の日本代表メンバーは何人ですか?
A1:森保一監督が11月4日に発表した28人です。GK3人、DF8人、MF/FW17人で構成されています。
Q2:日本代表のブラジル戦はいつですか?
A2:2026年11月14日(土)です。シンガポール・ナショナル・スタジアムで開催され、日本時間19時15分キックオフ予定です。
Q3:福田師王は日本代表に初招集されたのですか?
A3:はい。2026年11月のブラジル戦・パラグアイ戦に向けて、A代表に初招集されました。ドイツのカールスルーエSCに所属し、今季は8試合3ゴール2アシストを記録しています。
Q4:南野拓実と町田浩樹はなぜ代表に復帰したのですか?
A4:両選手とも左膝前十字靭帯損傷による長期離脱から所属クラブで公式戦に復帰し、コンディションを上げてきたためです。南野は約1年ぶり、町田は約1年5か月ぶりの代表復帰となりました。
Q5:坂元達裕は何年ぶりの代表復帰ですか?
A5:2021年6月以来、約5年5か月ぶりの代表復帰です。所属するコベントリー・シティでの活躍が評価されました。
Q6:上田綺世や三笘薫、冨安健洋が選外なのはなぜですか?
A6:上田綺世、三笘薫、冨安健洋は負傷離脱が報じられており、今回のメンバーには選ばれていません。今後の代表復帰については、けがの回復や所属クラブでの実戦復帰がポイントになります。
Q7:2026年11月の日本代表メンバーはいつ発表されましたか?
A7:2026年11月4日(水)に日本サッカー協会から発表されました。JFA公式サイトでは翌5日に関連記事が掲載されています。
2026年11月の日本代表メンバーは、ブラジル戦とパラグアイ戦に向けた28人。福田師王の初招集、南野拓実と町田浩樹の復帰、坂元達裕の約5年5か月ぶりの代表復帰が大きな注目を集めている。
一方、上田綺世、三笘薫、冨安健洋らの不在は、選手層の厚さと負傷者への対応という課題も浮き彫りにした。
今後の日本代表を追ううえで注目したいのは、次の3点だ。
- 福田師王ら新戦力がA代表でどこまで実力を発揮するか。
- 南野拓実や町田浩樹が復帰後、どの程度のパフォーマンスを見せるか。
- アジアカップ延期後の代表強化計画と森保監督の指揮体制がどう整理されるか。
ブラジルとパラグアイという強豪との連戦は、日本代表が世界一を目指すうえで現在地を確認する機会となる。
歴代の日本代表が積み重ねてきた経験を引き継ぎながら、新しい世代がどこまで成長できるのか。今回の28人は、その未来を占う重要なメンバーとなりそうだ。
主な情報源:日本サッカー協会(JFA)2026年11月4日招集発表・公式メンバー一覧、国際サッカー連盟(FIFA)、アジアサッカー連盟(AFC)、日刊スポーツ。