2026年11月現在、LINEの送信取り消し機能は、以前の仕様から大きく変わっています。通常ユーザーがメッセージを取り消せるのは送信後1時間以内。一方、対象のLYPプレミアム会員なら送信後7日以内まで取り消せるほか、相手が未読の場合に限り、取り消したことをトーク画面に表示させない機能も利用できます。
ただし、「送信取り消しをすれば相手に絶対バレない」という理解は正確ではありません。既読・未読の状態、相手のLINEアプリのバージョン、スマートフォンのプッシュ通知などによって、相手がメッセージの内容や取り消した事実を知る可能性があります。特に2025年10月下旬からの標準機能の時間短縮と、2025年11月7日から始まったLYPプレミアムの新特典は、現在の利用ルールを理解するうえで欠かせない変更です。
【2026年最新】LINEの送信取り消し期限は通常1時間、LYPプレミアムは7日間

まず押さえておきたいのが、現在のLINEには通常の送信取り消しと、LYPプレミアム会員向けのプレミアム送信取り消しという2つの利用条件があることです。
以前は一般ユーザーでも送信後24時間以内なら取り消せましたが、2025年秋の仕様変更によって標準の利用期限が1時間に短縮されました。
通常ユーザーは送信後1時間以内2026年11月現在、無料の通常機能で送信取り消しができるのは、メッセージを送信してから1時間以内です。
たとえば、午前10時に送ったメッセージなら、基本的には午前11時までが取り消し可能な時間帯になります。
この時間内であれば、相手が既読にしたメッセージでも送信取り消しが可能です。
ただし、通常機能では取り消した事実が相手のトーク画面に表示されます。メッセージの内容を相手の画面から消すことはできますが、送信取り消しを実行した事実まで隠せるわけではありません。
LYPプレミアム会員は7日以内まで対応LYPプレミアムの対象プランに加入している場合、送信取り消しの期限は最大7日間に延長されます。
この特典には、次の2つのメリットがあります。
- 送信後7日以内までメッセージを取り消せる。
- 相手が未読の場合、取り消しの表示を出さずに削除できる。
重要なのは、7日間という期限と通知なし機能は、どちらも対象プランに加入していることが条件になる点です。
また、7日間の期限延長は、相手が既読にしたメッセージにも適用されます。既読後でも内容を相手のトーク画面から取り消せますが、その場合は取り消しの表示が残ります。
2025年から2026年までの仕様変更を時系列で整理今回の変更は突然始まったものではありません。LINEヤフー株式会社の公式発表を追うと、利用者の要望を受けて標準機能の短縮と有料特典の拡充が組み合わされた経緯が分かります。
- 2017年12月: LINEの送信取り消し機能が提供開始。
- 2025年9月: 標準の取り消し可能期間を24時間から1時間へ変更すると告知。
- 2025年10月下旬: 標準機能の1時間への短縮を段階的に開始。
- 2025年11月7日: LYPプレミアム向けに最大7日間の送信取り消しと通知なし機能を提供開始。
- 2026年2月5日: LYPプレミアム with Netflixの提供開始。
- 2026年7月6日: LINE公式の使い方ガイドが送信取り消し機能について更新。
LINEヤフーは2025年11月7日のプレスリリースで、標準機能の期限変更について、ほとんどのユーザーが送信後1時間以内に取り消しを利用していることを背景として説明しています。
一方、24時間から1時間への変更をきっかけに、取り消した証跡を残したくない、数日経過したメッセージも取り消したいという要望が寄せられたことも、プレミアム特典導入の背景にあります。
つまり、2026年のLINEでは、迅速な誤送信対応を基本機能とし、長期間の取り消しや通知なしの取り消しを有料特典として提供する仕組みになっています。
【操作方法】LINEで送信取り消しする手順と相手に表示される仕組み
LINEの送信取り消しは、スマートフォンでもパソコンでも基本的な操作は簡単です。
ただし、「削除」と間違えて選択すると、相手側のメッセージを消せなくなるため、操作前に選択肢を確認しましょう。
iPhone・Androidで送信取り消しする方法基本的な操作手順は次のとおりです。
1. LINEアプリを開き、対象のトークルームに入る。
2. 取り消したい自分のメッセージを長押しする。
3. 表示されたメニューから「送信取消」を選択する。
4. 確認画面が表示されたら、内容を確認する。
5. 再度「送信取消」を選択して完了する。
LYPプレミアムの対象会員で、相手が未読の場合は、通知なしで送信取り消しする選択肢も利用できます。
通常の送信取り消しを選択した場合は、相手側のトーク画面にも取り消したことが表示されます。
パソコン版LINEでも操作できるWindowsやMacのLINEでも、基本的には同様の操作です。
1. 対象のトークルームを開く。
2. 取り消したいメッセージを右クリックする。
3. メニューから「送信取消」を選ぶ。
4. 確認して実行する。
なお、プレミアム送信取り消しは、利用する端末のLINEバージョンなどによって表示や利用条件が異なる場合があります。
送信取り消しできるコンテンツLINE公式の使い方ガイドでは、メッセージ以外にも、次のようなコンテンツが送信取り消しの対象として案内されています。
- テキストメッセージ
- スタンプ
- 画像・動画
- ボイスメッセージ
- LINE MUSIC
- URL
- 連絡先
- 位置情報
- ファイル
送信したものをすべて同じ条件で取り消せるわけではないため、対象のコンテンツと利用するトークルームの種類を確認することも大切です。
【相手にバレる?】LINE送信取り消しは既読・未読と通知の有無で変わる
検索する人が最も気にしているのが、「LINEで送信取り消しをすると相手にバレるのか」という問題でしょう。
答えは、通常機能では取り消した事実が分かりますが、対象のLYPプレミアム会員なら未読メッセージに限って、その表示を出さずに取り消せます。
ただし、通知なし機能にも例外があります。
通常の送信取り消しでは相手の画面に履歴が残る通常の送信取り消しを実行すると、相手側のトーク画面には次のような表示が出ます。
「メッセージの送信を取り消しました」
元のメッセージ本文は表示されなくなりますが、送信取り消しを行ったこと自体は分かります。
そのため、相手がトークルームを開けば、何かしらのメッセージが取り消されたことに気づく可能性があります。
未読なら通知なしで取り消せる?LYPプレミアムのスタンダードプランとLYPプレミアム with Netflixでは、相手が未読のメッセージについて、通知なしで送信取り消しする機能を利用できます。
この機能では、通常の取り消しで表示される「メッセージの送信を取り消しました」という履歴を残さずに処理できます。
ただし、以下の条件に注意してください。
- 相手がまだメッセージを既読にしていないこと。
- 相手のLINEアプリが対象の機能に対応したバージョンであること。
- 送信者側も対応する最新版のLINEを利用していること。
- 対象のLYPプレミアムプランに加入していること。
特に重要なのは、相手が既読にした後では通知なしの取り消しを利用できないという点です。
既読と未読で何が変わる?既読・未読による違いを整理すると、次のようになります。
未読の場合
通常ユーザーは、送信後1時間以内なら送信取り消しができます。ただし、相手のトーク画面には取り消しの表示が残ります。
対象のLYPプレミアム会員なら、送信後7日以内であれば通知なしの取り消しを選択できます。
既読の場合
通常ユーザーでも、送信後1時間以内なら送信取り消しが可能です。
LYPプレミアム会員なら7日以内まで取り消せます。
ただし、既読になったメッセージは通知なしで取り消すことができず、相手の画面に取り消しの表示が残ります。
つまり、既読か未読かは、送信取り消しそのものができるかどうかではなく、取り消しの履歴を残さずに済むかどうかに関係しています。
通知なしでも相手に内容を見られている可能性があるここは誤解しやすいポイントです。
LINEヤフーの公式説明では、送信取り消し前に表示されたOSのプッシュ通知などによって、相手がメッセージの一部を認識している可能性があるとされています。
たとえば、相手のスマートフォンにメッセージの通知が届き、ロック画面や通知センターに本文の一部が表示されていた場合、LINEのトークから消しても、その時点ですでに内容を見られている可能性があります。
通知なし送信取り消しは、相手がメッセージを認識する可能性までなくす機能ではありません。
したがって、相手に絶対知られない方法として考えるのは適切ではありません。
【送信取り消しと削除の違い】相手側の表示はどう変わる?
LINEには「送信取消」と「削除」という似た機能があります。
どちらも自分のトーク画面からメッセージを消せるため、間違えやすい操作です。しかし、相手側への影響はまったく異なります。
送信取り消しは自分と相手の両方から消える送信取り消しは、自分が送ったメッセージを自分と相手のトークルームから削除する機能です。
相手側のトーク画面からも元のメッセージ本文が消えます。
ただし、通常機能では取り消したことを示す表示が残ります。
削除は自分の画面からしか消えない一方、削除は自分のトーク画面から対象のメッセージを消す機能です。
相手側の画面にはメッセージが残ったままになります。
削除には通常の送信取り消しのような1時間の期限がありませんが、相手側のメッセージを消すことはできません。
送信取り消しと削除の比較表| 比較項目 | 送信取り消し | 削除 |
|---|---|---|
| 消える範囲 | 自分と相手 | 自分のみ |
| 相手側の本文 | 消える | 残る |
| 相手への表示 | 通常は取消表示あり | なし |
| 通常の期限 | 1時間以内 | 制限なし |
| LYP対象会員の期限 | 7日以内 | 制限なし |
| 未読時の通知なし | 対象会員のみ可能 | 通知なし |
| 相手の端末への影響 | あり | なし |
| 後から復元 | 不可 | 不可 |
※通知なしの送信取り消しはLYPプレミアム スタンダードプランおよびwith Netflixが対象です。
削除した後に送信取り消しへ変更できる?ここは特に注意が必要です。
LINE公式ヘルプセンターによると、削除したメッセージは復元できず、削除後に送信取り消しを行うこともできません。
つまり、相手側からもメッセージを消したいのであれば、最初から「送信取消」を選択する必要があります。
誤って「削除」を選んでしまうと、自分の端末ではメッセージが見えなくなってしまうため、操作を間違えたことに気づきにくいのです。
送信取り消しと削除は、操作前に目的を確認して使い分けましょう。
【LINE送信取り消しできない原因】期限切れ・削除済み・対象外トークに注意
送信取り消しをしようとしたのに、メニューが表示されない、選択できない、通知なしの項目が見当たらないといったケースもあります。
その場合、次の原因を順番に確認してください。
1. 送信から1時間または7日間が経過している最も基本的な原因は期限切れです。
通常ユーザーの場合、送信から1時間を超えると標準の送信取り消しは利用できません。
LYPプレミアム会員でも、送信から7日を超えると特典の期限外になります。
以前の24時間という仕様を覚えている人は、時間が経過してから取り消そうとして操作できないケースがあります。
2. すでに削除してしまった前述のとおり、自分のトーク画面から削除したメッセージは送信取り消しできません。
LINE公式ガイドでも、すでにトーク上から削除されたメッセージや画像などの情報は送信取り消しできず、復元にも対応していないと案内されています。
3. LINEアプリのバージョンが古いLYPプレミアムの通知なし送信取り消しを利用するには、最新版のLINEが必要です。
また、相手が対象バージョンより古いLINEを使用している場合も、通知なし機能を利用できません。
まずは自分と相手のアプリのバージョンを確認しましょう。
4. 相手がすでに既読にしている既読になったこと自体は、送信取り消しができなくなる理由ではありません。
しかし、通知なしで取り消すことはできなくなります。
この場合は通常の送信取り消しを選択することになります。
5. 対象外のトークルームを利用しているLYPプレミアムの通知なし送信取り消しには、利用できないトークルームがあります。
公式ヘルプセンターでは、次のものが対象外として案内されています。
- 旧「複数人トーク」
- LINE公式アカウント
- オープンチャット
- Bot機能を利用しているトークルーム
特にオープンチャットは注意が必要です。送信取り消しの制限時間は、LYPプレミアム会員であっても送信後24時間以内です。通常の1時間・プレミアムの7日間という個人トークのルールとは異なります。
6. 複数端末で利用しているスマートフォンとパソコンなど、複数の端末からLINEを利用している場合、送信取り消しを実行する端末のアプリバージョンによっては通知が表示されることがあります。
通知なし機能を使いたい場合は、操作する端末のLINEも最新版にしておくと安心です。
送信取り消しができないときの確認順序- 送信から1時間または7日以内か確認する。
- 「削除」ではなく「送信取消」を選んでいるか確認する。
- LINEアプリを最新版に更新する。
- 相手が既読になっていないか確認する。
- 対象外のトークルームではないか確認する。
- 複数端末のLINEバージョンを確認する。
なお、LYPプレミアムを解約すると、プレミアム送信取り消しの特典も利用できなくなります。
【LYPプレミアム】通知なし送信取り消しの対象プランと選び方
7日間の送信取り消しと通知なし機能を利用したい場合、LYPプレミアムのどのプランが対象なのかを確認する必要があります。
LYPプレミアムには複数のプランがありますが、すべてのプランで送信取り消しの特典が使えるわけではありません。
対象はスタンダードプランとwith NetflixLINE、Yahoo! JAPAN、PayPayの各種サービスを便利に利用できる月額制メンバーシップです。
2026年11月現在、LINE公式ヘルプセンターが送信取り消し特典の対象として明記しているのは、以下の2プランです。
LYPプレミアム スタンダードプラン
基本となるLYPプレミアムのプランです。
未読メッセージの通知なし送信取り消しと、7日間の送信取り消しが利用できます。
LYPプレミアム with Netflix
2026年2月5日に提供が始まったNetflixとのセットプランです。
Netflixの視聴に加え、LYPプレミアムの特典も利用できます。送信取り消しに関してもスタンダードプランと同じ対象です。
ライトプランは対象外注意したいのが、LYPプレミアム ライトプラン エンジョイパックです。
このプランは一部のLYPプレミアム特典を利用できますが、通知なし送信取り消しの対象には含まれていません。
LYPプレミアムという名称が付いていても、7日間の送信取り消しが必ず利用できるわけではないため、契約内容を確認してください。
対象プランの違い| プラン | 7日間の送信取り消し | 未読の通知なし取り消し |
|---|---|---|
| スタンダードプラン | ○ | ○ |
| with Netflix | ○ | ○ |
| ライトプラン エンジョイパック | 対象外 | 対象外 |
※LINE公式ヘルプセンターのプラン別特典に基づく比較です。
with Netflixは2026年2月に登場LYPプレミアム with Netflixは、LINEヤフーとNetflixの提携によって登場したセットプランです。
2026年1月14日に提供予定が発表され、同年2月5日に正式提供が開始されました。
公式発表によると、月額料金はNetflixのプランに応じて次の3種類です。
- 広告つきスタンダード:890円(税込)
- スタンダード:1,590円(税込)
- プレミアム:2,290円(税込)
Netflixをすでに利用している人にとっては、動画配信とLINEのプレミアム特典をまとめて利用できる点が特徴です。
ただし、送信取り消しだけが目的なら、Netflixを含むセットプランを選ぶ必要はありません。スタンダードプランでも同じ送信取り消し特典を利用できます。
また、ソフトバンクのスマートログインやワイモバイルの対象サービスを通じてLYPプレミアムを利用している場合、スタンダードプラン相当の特典を利用できるケースがあります。契約状況も確認しておきましょう。
【LINE送信取り消しのよくある質問(FAQ)】
Q1:LINEの送信取り消しは相手にバレますか?
A1:通常の送信取り消しでは、相手側のトーク画面に「メッセージの送信を取り消しました」と表示されるため、取り消した事実は分かります。LYPプレミアム対象会員なら、相手が未読の場合に限り通知なしで取り消せます。ただし、事前のプッシュ通知などで内容を知られている可能性はあります。
Q2:LINEの送信取り消しは何時間までできますか?
A2:通常ユーザーは送信後1時間以内です。LYPプレミアム スタンダードプランまたはwith Netflixの会員は7日以内まで利用できます。
Q3:既読になったLINEメッセージも送信取り消しできますか?
A3:できます。通常ユーザーは1時間以内、対象のLYPプレミアム会員は7日以内なら既読後でも取り消せます。ただし、既読になったメッセージは通知なしで取り消せません。
Q4:送信取り消しをすると相手に通知が届きますか?
A4:通常機能では相手のトーク画面に取り消しの表示が残ります。対象のLYPプレミアム会員が未読メッセージを通知なしで取り消した場合は、その表示を残さずに処理できます。
Q5:送信取り消しと削除はどちらを使えばいいですか?
A5:相手側の画面からもメッセージを消したいなら「送信取消」、自分の画面だけ整理したいなら「削除」です。削除すると、そのメッセージを後から送信取り消しすることはできません。
Q6:LYPプレミアムを解約すると7日間の送信取り消しはどうなりますか?
A6:解約するとプレミアム送信取り消しの特典は利用できなくなります。7日間の期限延長や通知なし機能を継続して利用するには、対象プランの会員資格が必要です。
Q7:オープンチャットでも7日間の送信取り消しができますか?
A7:できません。オープンチャットの送信取り消し期限は、LYPプレミアム会員かどうかに関係なく24時間以内です。また、プレミアムの通知なし送信取り消しも対象外です。
2026年11月現在、LINEの送信取り消しは、通常ユーザーとLYPプレミアム会員で利用条件が異なります。
通常ユーザーは送信後1時間以内、LYPプレミアムのスタンダードプランとwith Netflixの会員は7日以内まで取り消しが可能です。
また、未読メッセージであれば、対象会員は通知なしの送信取り消しを選択できます。ただし、既読になった場合や相手のアプリが対応していない場合などは、通常の取り消し表示が残ることがあります。
特に覚えておきたいのは、次の3点です。
1. 相手の画面からメッセージを消すなら「送信取消」を選ぶ。
2. 通知なしで取り消せるのは、対象プランの会員かつ未読の場合だけ。
3. 送信取り消し前に表示されたプッシュ通知などから、相手が内容を知っている可能性は残る。
LINEの送信取り消しは、誤送信や送り間違いへの対処に役立つ機能ですが、相手がすでに内容を見ている可能性までなくせるものではありません。
大切なのは、取り消しの期限と機能の違いを理解し、送信取消と削除を間違えないことです。2025年秋以降の仕様変更を踏まえ、2026年も最新の公式ルールに沿って使い分けましょう。