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ジョジョ歴代主人公9人を第1部から順番に解説!能力・血統・2026年最新連載状況を徹底比較

天川 空 天川 空 • 更新: • 公開: • 読了約 26 分
目次

『ジョジョの奇妙な冒険』には、第1部から第9部まで、それぞれ異なる主人公が登場する。初代ジョナサン・ジョースターから、2026年現在も連載中の第9部『The JOJOLands』の主人公ジョディオ・ジョースターまで、物語は世代や舞台を変えながら続いている。歴代主人公は全部で9人。それぞれの性格、戦闘スタイル、スタンド能力、背負う運命は大きく異なる。

特に混同されやすいのが、第4部の東方仗助と第8部の東方定助だ。同じ「じょうすけ」という読み方でも、漢字も生い立ちも能力も異なる。また、第7部以降は第6部までとは異なる世界設定へ移行しており、ジョースター家の血統を理解するうえでも押さえておきたいポイントがある。ここでは各部のタイトルとあらすじ、主人公の登場順、スタンドの必殺能力、家系のつながり、そして2026年11月時点の最新連載情報を整理する。

【完全一覧】ジョジョ歴代主人公9人を第1部から第9部まで順番に紹介

ジョジョ歴代主人公

まずは歴代主人公9人の名前、登場する部、作品タイトル、能力を一覧で確認しよう。

第1部:ジョナサン・ジョースター|ファントムブラッド

主人公:ジョナサン・ジョースター

主な能力:波紋法

代表的な技:山吹色の波紋疾走(サンライトイエローオーバードライブ)

舞台:19世紀末のイギリス

シリーズ最初の主人公が、イギリスの貴族ジョースター家に生まれたジョナサンだ。紳士としての誇りと正義感を持つ青年であり、宿敵ディオ・ブランドーとの出会いが長きにわたるジョースター家の因縁の始まりとなる。

ディオはジョースター家を乗っ取ろうと画策し、やがて石仮面の力によって人間を超越した存在へと変貌する。ジョナサンは師匠ウィル・A・ツェペリから波紋法を学び、太陽のエネルギーに似た力を使って吸血鬼ディオに立ち向かう。

ジョナサンにはスタンドが存在しない。波紋法による肉体強化と、卓越した身体能力、そして仲間を守る精神力が戦闘の軸となっている。

必殺技の「山吹色の波紋疾走」は、ジョナサンを象徴する代表的な技だ。後のシリーズで主流となるスタンドバトルとは違い、肉体と技術、精神力が直接ぶつかり合う王道の格闘劇が楽しめる。

第2部:ジョセフ・ジョースター|戦闘潮流

主人公:ジョセフ・ジョースター

主な能力:波紋法

代表的な技:クラッカーヴォレイ、波紋攻撃、頭脳戦

舞台:1938年のニューヨークを中心とする世界各地

第2部の主人公は、ジョナサンの孫にあたるジョセフ・ジョースター。祖父とは対照的に、軽快でお調子者、相手の心理を読む駆け引きや奇策を得意とする人物だ。

物語では、石仮面を生み出した存在につながる「柱の男」たちが目覚める。ジョセフはシーザー・A・ツェペリやリサリサらとともに、究極生命体を目指すカーズたちとの戦いに身を投じる。

ジョセフの最大の武器は、波紋だけではない。敵の行動を先読みし、相手の思考を逆手に取る頭脳戦こそ彼の真骨頂である。代表的な技には、クラッカーに波紋を流して攻撃するクラッカーヴォレイなどがある。

なお、ジョセフのスタンド「ハーミットパープル(隠者の紫)」は第2部ではなく、第3部で登場する。後年のジョセフは、波紋とスタンドを併用する歴代でも珍しい戦闘スタイルを見せる。

第3部:空条承太郎|スターダストクルセイダース

主人公:空条承太郎

スタンド:スタープラチナ(星の白金)

代表的な技:オラオララッシュ、スタープラチナ・ザ・ワールド

舞台:1989年の日本からエジプトまで

第3部では、シリーズを代表する主人公の一人、空条承太郎が登場する。冷静沈着で寡黙な高校生だが、仲間や家族を守るためなら危険を顧みない強い正義感を持つ。

物語の発端は、100年の眠りから復活したDIO。DIOの復活によってジョースター家の人々にスタンド能力が発現し、承太郎は母ホリィを救うため、祖父ジョセフや仲間たちとエジプトを目指す。

スタープラチナは、圧倒的なパワー、スピード、精密動作性を備えた近距離パワー型スタンド。拳による連続攻撃「オラオララッシュ」はシリーズ屈指の代名詞となっている。

さらにDIOとの決戦では、時を止める能力にも目覚める。スタンド同士の能力と戦略を組み合わせるバトルシステムが本格化したのも、この第3部からだ。

第4部:東方仗助|ダイヤモンドは砕けない

主人公:東方仗助(ひがしかた・じょうすけ)

スタンド:クレイジー・ダイヤモンド

代表的な技:ドララララッシュ、物体の修復・復元

舞台:1999年の日本・杜王町

第4部の主人公は、杜王町に暮らす高校生の東方仗助。ジョセフ・ジョースターの隠し子であり、空条承太郎から見ると年下の叔父にあたる。

仗助は普段は温厚で仲間思いだが、自慢の髪型を侮辱されると激怒するという強烈な一面を持つ。生まれ育った杜王町を大切にしており、町に潜む危険から人々を守るために戦う。

クレイジー・ダイヤモンドの能力は、触れた物体や生物を元の状態に修復・復元すること。壊れた建物や負傷した仲間を直すなど、戦闘以外にも幅広い応用が可能だ。

ただし、死亡した人間を生き返らせることはできず、仗助自身の傷も治せない。万能の回復能力ではないという制約が、物語の戦術的な面白さにつながっている。

第5部:ジョルノ・ジョバァーナ|黄金の風

主人公:ジョルノ・ジョバァーナ

スタンド:ゴールド・エクスペリエンス(黄金体験)

代表的な能力:生命を生み出す能力、ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム

舞台:2001年のイタリア

第5部の主人公は、15歳の少年ジョルノ・ジョバァーナ。DIOの息子でありながら、DIOがジョナサン・ジョースターの肉体を使っていたため、ジョースター家の血統も受け継いでいるという複雑な出自を持つ。

ジョルノには「ギャングスターになる」という夢がある。イタリアのギャング組織パッショーネに入り、麻薬が蔓延する社会を変えるため、ブローノ・ブチャラティたちと行動をともにする。

ゴールド・エクスペリエンスは、生命エネルギーを与えて無生物から生物を生み出す能力を持つ。生み出した生物を利用して戦闘を有利に進めるなど、発想次第で多彩な戦術を展開できる。

物語終盤では、矢の力によってゴールド・エクスペリエンス・レクイエムへと進化する。相手の行動や結果をゼロに戻すという規格外の能力を獲得し、シリーズでも特に強力なスタンドの一つとなった。

第6部:空条徐倫|ストーンオーシャン

主人公:空条徐倫

スタンド:ストーン・フリー

代表的な能力:身体を糸状に変化させる能力、糸による攻撃

舞台:2011年のアメリカ・グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所

第6部の主人公は、シリーズ初の女性主人公となる空条徐倫。空条承太郎の娘で、恋人に仕組まれた事件によって重警備刑務所に収監されてしまう。

徐倫は当初、父親との関係に複雑な感情を抱いている。しかし、DIOの遺志を受け継ぐプッチ神父の陰謀に巻き込まれたことで、自分自身の意志で戦うことを決意する。

ストーン・フリーは、自身の身体を糸のようにほどいて操る能力を持つ。糸を利用した攻撃や防御、遠くの音を聞くための仕掛けなど、柔軟な応用が可能だ。

徐倫の特徴は、単純な力比べではなく、限られた状況を利用して敵を攻略する発想力にある。父親の承太郎とは異なる戦闘スタイルを確立した主人公だ。

第7部:ジョニィ・ジョースター|STEEL BALL RUN

主人公:ジョニィ・ジョースター

スタンド:タスク(牙)ACT1〜ACT4

代表的な能力:爪弾、黄金の回転、無限の回転

舞台:19世紀末のアメリカ

第7部からは、これまでとは異なる世界設定で物語が展開する。主人公のジョニィ・ジョースターは、かつて天才騎手として活躍していたものの、半身不随となり、人生の希望を失っていた青年だ。

謎のアウトローであるジャイロ・ツェペリとの出会いをきっかけに、ジョニィは鉄球の「回転」に可能性を見いだす。そして、北米大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」に参加する。

ジョニィのスタンドはタスク。自分の爪に回転エネルギーを与えて弾丸のように撃ち出す能力から始まり、ACT1からACT4まで段階的に進化していく。

特にACT4は、黄金の回転を極限まで高めた無限の回転を扱う。ジャイロから学んだ技術と、ジョニィ自身の精神的成長が能力の進化に直結している点が大きな見どころだ。

第8部:東方定助|ジョジョリオン

主人公:東方定助(ひがしかた・じょうすけ)

スタンド:ソフト&ウェット

代表的な能力:シャボン玉による性質の略奪、ゴー・ビヨンド

舞台:震災後の杜王町

第8部の主人公は、東方定助。第4部と同じ読み方の名前を持つが、漢字は「仗助」ではなく「定助」と表記する。

物語は、震災によって出現した地形の隆起「壁の目」の近くで、記憶を失った青年が発見されるところから始まる。広瀬康穂に助けられた青年は東方家に引き取られ、定助という名前を与えられる。

物語が進むにつれ、定助の正体が明らかになる。公式のウルトラジャンプ作品紹介では、定助は死亡した吉良吉影の肉体の一部と融合した空条仗世文であることが紹介されている。

スタンドのソフト&ウェットは、シャボン玉を利用して対象から何かを奪う能力を持つ。摩擦や音、視力、水分など、通常の攻撃では直接操作しにくい性質まで奪える点が特徴だ。

さらに物語終盤では「ソフト&ウェット・ゴー・ビヨンド」という能力が登場する。通常の物理法則では捉えられないシャボン玉によって、厄災の法則を超える攻撃を実現する。

第9部:ジョディオ・ジョースター|The JOJOLands

主人公:ジョディオ・ジョースター

スタンド:11月の雨(ノーヴェンバー・レイン)

代表的な能力:重力を伴う雨を降らせる

舞台:現代のハワイ・オアフ島

第9部『The JOJOLands』の主人公は、オアフ島に暮らす少年ジョディオ・ジョースター。大富豪になるという野望を持ち、この世の仕組みを理解して、その頂点に立つことを目指している。

ジョディオは兄のドラゴナ・ジョースターや仲間たちとともに、危険な仕事に関わっていく。物語の中心には、金銭、組織、人間関係、そして人知を超えた現象が複雑に絡み合う。

スタンド「11月の雨」は、重力を伴う雨を降らせる能力。一般的な雨とは異なり、降り注ぐ雨粒そのものが強い力を持つため、対象への攻撃や行動の制限に利用できる。

ジョディオは、従来の主人公に多かった純粋な正義感や個人的な復讐だけでは説明できない、独自の価値観を持つ人物だ。第9部では「大富豪になる」という明確な目標を通して、社会の仕組みや富の意味が物語の重要なテーマになっている。

【比較表】歴代主人公の血縁関係・スタンド能力・物語の舞台を整理

9人の主人公を比較すると、作品の舞台や能力だけでなく、血縁関係や物語の方向性にも大きな違いがある。特に第1部から第6部までと、第7部から第9部まででは世界設定が異なるため、同じ名前や似た人物が登場しても、必ずしも同一人物ではない。

部・タイトル 主人公 血縁・人物関係 能力・舞台
第1部 ファントムブラッド ジョナサン・ジョースター ジョースター家の初代主人公 波紋法/19世紀末のイギリス
第2部 戦闘潮流 ジョセフ・ジョースター ジョナサンの孫 波紋法/1938年のニューヨークなど
第3部 スターダストクルセイダース 空条承太郎 ジョセフの孫 スタープラチナ/日本・エジプト
第4部 ダイヤモンドは砕けない 東方仗助 ジョセフの息子 クレイジー・ダイヤモンド/杜王町
第5部 黄金の風 ジョルノ・ジョバァーナ DIOの息子。父の肉体はジョナサン由来 ゴールド・エクスペリエンス/イタリア
第6部 ストーンオーシャン 空条徐倫 承太郎の娘 ストーン・フリー/アメリカ
第7部 STEEL BALL RUN ジョニィ・ジョースター 新しい世界設定のジョースター家 タスク/アメリカ大陸横断レース
第8部 ジョジョリオン 東方定助 空条仗世文と吉良吉影の肉体の融合に関係する存在 ソフト&ウェット/杜王町
第9部 The JOJOLands ジョディオ・ジョースター 第7部以降の世界設定に属するジョースター家 11月の雨/ハワイ

この一覧で注目したいのは、第1部と第2部にはスタンドが登場せず、波紋法が戦闘の中心になっていることだ。第3部でスタンドという新しい能力体系が導入され、第4部以降は各主人公の個性や物語のテーマに合わせて能力の幅が広がっていった。

また、第5部のジョルノはDIOの息子でありながら、ジョースター家の血統にもつながる特殊な立場にいる。単純に父親だけで分類できない人物であり、シリーズ全体の因縁を考えるうえでも重要だ。

【家系図を解説】ジョースター家の血統はどう受け継がれた?

『ジョジョ』を理解するうえで欠かせないのが、ジョースター家の血統だ。主人公が部ごとに交代する理由は、単なるシリーズ構成上の変更ではない。世代を超えて受け継がれる因縁と、家族の歴史が物語の中心にある。

第1部から第6部までの血縁関係

第1部から第6部までは、ジョナサンを起点とするジョースター家の歴史が続いている。簡略化すると、次のような関係になる。

ジョナサン・ジョースター → ジョージ2世 → ジョセフ・ジョースター → 空条ホリィ → 空条承太郎 → 空条徐倫

この直系の流れに加えて、ジョセフには東方朋子との間に生まれた東方仗助がいる。仗助は承太郎の叔父にあたり、血縁上は年齢が逆転した親族関係となる。

ジョセフは第2部の主人公であると同時に、第3部では承太郎の祖父、第4部では仗助の父として登場する。複数の部にまたがって活躍する人物であり、シリーズの世代交代を理解するうえで重要な存在だ。

ジョルノはなぜジョースター家の血統なのか

ジョルノの父親はDIOだが、DIOは第1部の終盤でジョナサンの肉体を奪っていた。その肉体から生まれたジョルノには、DIOの息子という立場と、ジョースター家につながる血統という二つの側面がある。

そのため、ジョルノはジョースター家とDIOの因縁を同時に背負う主人公だ。第5部の物語では、DIOの影響を受けながらも、ジョースター家の誇りや正義感を思わせる精神性が描かれている。

第7部以降は別の世界設定

第7部『STEEL BALL RUN』からは、第6部までとは異なる世界設定へ移行する。したがって、第7部のジョニィを第1部のジョナサンの直接の子孫として扱うのは正確ではない。

第8部『ジョジョリオン』では、別の世界設定における杜王町と東方家が登場する。第9部『The JOJOLands』もその流れを受けた作品であり、ジョディオの物語は第7部以降の世界を舞台に展開している。

つまり、歴代主人公を家系図で整理する際には、単純に9人を一本の直系に並べないことが大切だ。第1部から第6部までの系譜と、第7部以降の系譜を分けて考えると、人物関係の混乱を防げる。

【徹底比較】第4部の東方仗助と第8部の東方定助は何が違う?

歴代主人公の中でも、特に検索されやすい疑問が「第4部と第8部の東方じょうすけは同じ人物なのか」という点だ。

結論からいえば、両者は別の世界設定に登場する別人である。名前の読み方は同じだが、漢字、生い立ち、性格、スタンド能力、物語上の役割が異なる。

東方仗助は杜王町を守る高校生

第4部の東方仗助は、ジョセフ・ジョースターと東方朋子の間に生まれた高校生だ。幼い頃から杜王町で暮らしており、町の人々や友人との日常を大切にしている。

彼のスタンドはクレイジー・ダイヤモンド。壊れた物や負傷した人を修復できる能力を持ち、仲間を助けながら戦う場面が多い。

第4部の物語は、日常生活の中に潜む恐怖や、杜王町に潜伏する殺人鬼・吉良吉影との対決が中心となる。仗助の優しさと激しさの両面が、町を守るというテーマにつながっている。

東方定助は自分の正体を探す記憶喪失の青年

一方、第8部の東方定助は、壁の目の近くで発見された記憶喪失の青年だ。発見当初は自分の名前も過去も分からず、広瀬康穂や東方家の人々との関係を通じて、自分が何者なのかを探していく。

スタンドはソフト&ウェット。シャボン玉を使って対象の性質を奪う能力であり、クレイジー・ダイヤモンドのような修復能力とは根本的に異なる。

また、定助の出生には空条仗世文と吉良吉影の肉体の融合が関係している。物語そのものが謎解きの構造を持っており、記憶やアイデンティティー、家族の秘密が重要なテーマとなる。

両者の違いを簡潔に名前の読み方だけで判断せず、漢字と登場する部を確認することが重要となる。

【2026年最新】第9部The JOJOLandsの連載状況とジョディオの現在

2026年11月5日現在、第9部『The JOJOLands』は集英社の月刊誌『ウルトラジャンプ』で連載中だ。2023年2月17日発売の2023年3月号からスタートし、2026年も継続して新しいエピソードが発表されている。

2026年11月号にも最新話が掲載

ジョジョ公式ポータルサイトの2026年10月19日付の発表によると、『ウルトラジャンプ』2026年11月号に『The JOJOLands』の最新話が掲載された。

今回の掲載情報では、敵スタンドに発見された潜水艇が物語の焦点となっている。浮上できない状況に追い込まれたジョディオたちが、どのような手段で危機を切り抜けるのかが注目ポイントだ。

2026年9月17日には単行本第9巻も発売された。公式の紹介によれば、ハウラーとの土地交換作戦から9か月後、ジョディオたちは土地を換金できずにいる。加えて、ウサギの銀行口座から30万ドルが消え、母親と妹が失踪するという新たな問題が発生している。

ジョディオのスタンド「11月の雨」の特徴

ジョディオのスタンドは「11月の雨(ノーヴェンバー・レイン)」。重力を持つ雨を降らせるという、これまでの主人公のスタンドとは異なる性質を持っている。

スタープラチナのような直接的な近距離パワー型とも、ゴールド・エクスペリエンスのような生命操作型とも異なり、雨という自然現象を利用する能力が大きな特徴だ。

また、ジョディオの行動原理は「大富豪になる」という目標に結び付いている。単に敵を倒すだけではなく、社会の仕組みや富を得るためのルールそのものに向き合う物語になっている点も、第9部ならではの魅力だ。

今後の注目点は、ジョディオたちが土地や溶岩を巡る計画をどのように進めるのか、そして新たに発生した仲間や家族を巻き込む問題がどのような結末につながるのかという点にある。

【違いを分析】ジョジョ歴代主人公の性格・戦闘スタイル・魅力を比較

歴代主人公の魅力は、単純な強さのランキングでは比較できない。各部で物語のテーマが異なるため、主人公の性格や能力も、それぞれの舞台に合わせて設計されている。

正統派の英雄から頭脳派、個性的な主人公へ

ジョナサンは紳士的な正統派主人公、ジョセフは機転と奇策を武器にする頭脳派だ。承太郎は圧倒的な戦闘能力と冷静な判断力を持ち、仗助は仲間や地元を守る親しみやすさを備えている。

ジョルノは明確な理想と野心を持つ計画的な人物で、徐倫は逆境の中で自立していく成長型の主人公。ジョニィは弱さや挫折を抱えながら前進し、定助は自分自身の存在を探す。ジョディオは社会の仕組みを見据え、富を得るという野望を掲げている。

波紋からスタンド、回転へと変化する戦闘システム

能力の歴史にも大きな変化がある。第1部と第2部では、呼吸によって生命エネルギーを生み出す波紋法が中心だった。

第3部からはスタンドが登場し、能力の種類が飛躍的に増加する。単純なパワー勝負だけでなく、時間停止、修復、生命創造、糸の操作など、個々の能力の特性を利用した頭脳戦が中心となっていった。

第7部ではジャイロから受け継ぐ回転の技術が物語の重要な要素となり、第8部ではシャボン玉を使った特殊な能力、第9部では重力を伴う雨が描かれている。シリーズを通して見ると、主人公の能力は単純に強くなるのではなく、作品のテーマに合わせて多様化している。

初めて読むならどの部がおすすめ?

初めて『ジョジョ』を読む人は、好きなジャンルから選ぶと作品の魅力をつかみやすい。

  • 王道の冒険と家族の因縁が好き:第1部『ファントムブラッド』
  • 頭脳戦や意外性のある展開が好き:第2部『戦闘潮流』
  • スタンドバトルの原点を知りたい:第3部『スターダストクルセイダース』
  • 日常とサスペンスの組み合わせが好き:第4部『ダイヤモンドは砕けない』
  • 仲間との絆や組織との戦いが好き:第5部『黄金の風』
  • 閉鎖空間の緊張感と成長物語が好き:第6部『ストーンオーシャン』
  • 壮大な冒険やレース、回転の謎が好き:第7部『STEEL BALL RUN』
  • 謎解きや記憶、家族の秘密が好き:第8部『ジョジョリオン』
  • 現代的な犯罪劇や野心的な物語が好き:第9部『The JOJOLands』

物語のつながりを重視するなら、第1部から順番に読む方法がおすすめだ。一方、特定の主人公や舞台に興味がある場合は、その部から読み始めても楽しめる。ただし、第7部以降は世界設定が変わるため、前の部との関係を理解してから読むと、より深く楽しめる。

【よくある質問】ジョジョ歴代主人公に関するFAQ

Q1:ジョジョ歴代主人公は全部で何人?

A1:第1部から第9部まで、主人公は全部で9人。ジョナサン・ジョースター、ジョセフ・ジョースター、空条承太郎、東方仗助、ジョルノ・ジョバァーナ、空条徐倫、ジョニィ・ジョースター、東方定助、ジョディオ・ジョースターの順番だ。

Q2:歴代主人公でスタンドを持っていない人物は誰?

A2:第1部のジョナサンと、第2部の主人公としてのジョセフは波紋法を使う。ジョセフは第3部でハーミットパープルというスタンドを使用するため、最終的にはスタンド使いでもある。

Q3:第4部と第8部の東方仗助・東方定助は同一人物?

A3:別人である。第4部の仗助はジョセフの息子で、クレイジー・ダイヤモンドを使う。第8部の定助は空条仗世文と吉良吉影の肉体の融合に関係する人物で、ソフト&ウェットを使う。漢字も仗助と定助で異なる。

Q4:ジョースター家の血統は第9部まで続いている?

A4:第1部から第6部まではジョナサンを起点とする血統が描かれる。第7部以降は異なる世界設定となり、ジョニィを起点とする別のジョースター家の物語が展開する。第9部のジョディオもジョースター家の名前を受け継ぐ主人公だ。

Q5:第9部The JOJOLandsは2026年現在も連載中?

A5:連載中。2026年11月5日時点で、ウルトラジャンプ2026年11月号にも最新話が掲載されている。単行本第9巻は2026年9月17日に発売された。

Q6:ジョディオ・ジョースターのスタンド能力は?

A6:「11月の雨(ノーヴェンバー・レイン)」。重力を伴う雨を降らせる能力で、一般的な雨とは異なる特殊な攻撃手段として使われる。

『ジョジョの奇妙な冒険』の歴代主人公は、第1部のジョナサンから第9部のジョディオまで、全部で9人。それぞれの主人公が異なる時代や舞台で、自分自身の信念を貫きながら物語を切り開いてきた。

第1部と第2部では波紋法、第3部以降ではスタンドが中心となり、第7部では回転、第8部ではシャボン玉、第9部では重力を伴う雨と、能力の表現も進化を続けている。

また、ジョセフを中心とする血縁関係や、ジョルノの特殊な出生、第7部以降の異なる世界設定を理解すると、各部のつながりがより明確になる。特に東方仗助と東方定助は名前の読み方が同じでも、まったく異なる主人公であることを覚えておきたい。

2026年11月現在も『The JOJOLands』は連載中で、ジョディオたちの物語は新たな局面を迎えている。歴代主人公を振り返ることは、単に強さや能力を比較するだけではなく、荒木飛呂彦が描いてきた人間の誇り、勇気、運命、そして世代を超える物語の変化を読み解くことにもつながる。

これから初めて読む人も、過去の部を読み返すファンも、9人それぞれの異なる生き方と戦い方に注目すれば、『ジョジョ』という長大な物語をさらに深く楽しめるはずだ。

主な事実確認資料: 集英社「ジョジョの奇妙な冒険」公式ポータルサイト、ウルトラジャンプ公式作品紹介・2026年11月号掲載情報、各部の公式あらすじ・キャラクター紹介。

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天川 空
デジタルマーケター 天川 空
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アニメ・漫画の制作発表を担当。制作会社・出版社の公式告知と原作者コメントを確認してから記事化します。

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