はに丸くんの活躍は、1989年の『おーい!はに丸』終了で完全に途切れたわけではありません。
2014年には、NHK総合テレビの教養バラエティー番組『はに丸ジャーナル』で復活。かつての幼児向けキャラクターが、今度は社会の疑問に切り込むジャーナリストとして登場しました。
2014年、Googleへの取材で話題に2014年8月13日に放送された『はに丸ジャーナル』では、はに丸がジャーナリストとなり、世界的なIT企業であるGoogleを取材しました。
番組の基本的な考え方は、子どものような純粋な疑問を大人や社会にぶつけることです。
大人が表面的な答えで済ませようとしても、はに丸は納得せず、さらに質問を重ねます。
この姿勢は、かつて『おーい!はに丸』で見せていた「知らない言葉をそのままにしない」という性格を引き継いだものでした。
当時の声優陣も続投し、はに丸役は田中真弓さん、ひんべえ役は安西正弘さんが担当しました。
2015年度以降も不定期に放送2015年度にはNHK総合で年6回の放送が予定され、特番としての展開が続きました。
取り上げるテーマも、子ども向けの言葉の学習から一歩進み、社会問題や時事的な話題へと広がっています。
2016年8月の放送では、リオデジャネイロ五輪を前に、スポーツ選手が感じるプレッシャーをテーマに取材。選手やスポーツ心理学の専門家などに話を聞く内容でした。
この変化は、はに丸というキャラクターの強みを生かしたものでした。
幼児向け番組では「言葉の意味が分からない」という疑問が出発点でしたが、大人向け番組では「社会の仕組みが分からない」「なぜ大人はそう考えるのか」という疑問に置き換わっています。
はに丸の魅力は、時代が変わっても疑問を持つことをやめない姿勢にあったのです。
【2025年の再放送と2026年現在】はに丸くんは今どこで見られる?

2025年には、NHK Eテレの懐かしい番組を再放送する『Eテレタイムマシン』で、『おーい!はに丸』が取り上げられました。
放送されたのは、次の2回です。
| 放送内容 | 初回放送 | 再放送 |
|---|---|---|
| おーい!はに丸(1) | 2025年4月8日(火)16:30~17:00 | 4月12日(土)12:00~12:30 |
| おーい!はに丸(2) | 2025年4月29日(火)16:30~17:00 | 5月3日(土)12:00~12:30 |
1回目では、1983年放送のはに丸とひんべえの登場エピソードが取り上げられました。
2回目では、埴輪の王子はに丸と忍者が時空を超えて対決する内容が紹介されています。
出演者には佐々木襄さん、相原愛さん、三波豊和さんが名を連ね、声の出演は田中真弓さんと安西正弘さん。ナレーションは後藤沙緒里さんでした。
ここで注意したいのは、2025年の放送が全211回の一挙再放送ではないことです。30分枠で2回に分けてアンコール放送されたもので、全エピソードを網羅する企画とは異なります。
2026年11月現在、再放送は予定されている?2026年度も『Eテレタイムマシン』は継続しています。
2026年11月3日更新の放送予定一覧では、4月から11月までのアンコール作品として、次のような番組が掲載されています。
- 『まちかどド・レ・ミ』
- 『ぼうけん!メカラッパ号』
- 『わいわいドンブリ』
- 『バケルノ小学校ヒュードロ組』
- 『ひとりでできるもん!』
- 『クインテット』
11月の放送予定は『クインテット(9)』で、11月10日(火)16時30分から、再放送は11月14日(土)12時からです。
この2026年度の掲載予定には、現時点では『おーい!はに丸』の名前はありません。したがって、2026年の新たな再放送日程は、現時点で発表されていない状況です。
なお、『Eテレタイムマシン』の基本的な放送枠は次のとおりです。
| 放送区分 | 基本時間 |
|---|---|
| 初回放送 | 第2・第5火曜日 16:30~ |
| 再放送 | 第2・第5土曜日 12:00~ |
今後の再放送を待つ場合は、NHKの番組表や『Eテレタイムマシン』の番組情報を確認するのが確実です。
今から『おーい!はに丸』を見る方法2026年現在、作品を楽しむ方法として押さえておきたいのが、2013年に発売されたDVD-BOXです。
DVD-BOXは、次の2商品で構成されています。
| 商品名 | 収録内容 |
|---|---|
| おーい!はに丸 はに丸BOX | 第1回~第106回 |
| おーい!はに丸 ひんべえBOX | 第107回~第211回 |
発売日は2013年11月27日。NHKエンタープライズが発売元となり、メディアファクトリーから販売されました。
つまり、2つのBOXをそろえることで、全211回を通して楽しめる構成です。
現在入手する場合は、中古品を含めた在庫や価格、付属品の状態を確認する必要があります。
また、NHKアーカイブスでは番組の概要や歴史的な位置付けを調べられます。NHK ONEなどの動画配信サービスについては、過去の再放送と現在視聴できる作品を区別し、作品ごとの配信状況を確認してください。
全話を順番に見たい人にはDVD-BOX、まず雰囲気を知りたい人にはNHKアーカイブスや今後のアンコール放送が適しています。
【よくある質問】はに丸くんに関するFAQ
Q1:はに丸くんは何のキャラクターですか?
はに丸くんは、NHK教育テレビの『おーい!はに丸』に登場した埴輪の王子です。古墳時代から現代にやって来て、相棒のひんべえとともに日本語や言葉の意味を学んでいきます。
Q2:はに丸くんの声優は誰ですか?
はに丸役は田中真弓さん、ひんべえ役は安西正弘さんです。安西さんは2021年3月に亡くなっていますが、2025年の再放送では当時の出演音声が放送されました。
Q3:『おーい!はに丸』はいつからいつまで放送されましたか?
1983年4月13日から1989年3月8日までです。6年間にわたり放送され、全211回が制作されました。
Q4:はに丸くんは2025年に再放送されましたか?
はい。2025年4月8日と4月29日に『Eテレタイムマシン』でアンコール放送されました。それぞれ4月12日、5月3日に再放送も実施されました。
Q5:はに丸くんは2026年も再放送されていますか?
2026年11月5日時点で確認できる2026年度の『Eテレタイムマシン』放送予定には、はに丸くんの再放送は掲載されていません。新しい放送日程の発表を待つ状況です。
Q6:『おーい!はに丸』全211回を見る方法はありますか?
2013年発売のDVD-BOXが全211回を収録しています。第1回から第106回までの「はに丸BOX」と、第107回から第211回までの「ひんべえBOX」の2巻構成です。
はに丸くんは、1983年から1989年までNHK教育テレビで放送された『おーい!はに丸』の主人公です。全211回という放送実績に加え、田中真弓さんと安西正弘さんによる声の演技、相棒ひんべえとの掛け合い、歌と踊りを取り入れた教育的な演出によって、長く記憶されるキャラクターになりました。
2014年の『はに丸ジャーナル』では、大人向けの時事番組にも活躍の場を広げ、2025年4月には『Eテレタイムマシン』で懐かしい姿が再放送されました。一方、2026年11月現在、新たな再放送日程は掲載されていません。
はに丸くんの魅力は、知らないことを素直に尋ね、納得するまで考える姿勢にあります。子どもにとっては言葉を学ぶ楽しい番組であり、大人にとっては当たり前を疑うきっかけにもなる作品です。
懐かしさだけで終わらせず、今の子どもたちと一緒に見ても楽しめる。そんな世代を超えた価値こそ、『おーい!はに丸』が長く愛されてきた理由です。