2026年現在、テレビアニメ『進撃の巨人』は全94話をもって正式に完結しています。2013年4月にSeason 1の放送が始まり、約10年にわたる物語が幕を閉じたのは、2023年11月4日(土)深夜。The Final Season完結編(後編)によって、エレン・イェーガーを中心とした壮絶な戦いが最後まで映像化されました。
一方、2024年11月には劇場版『進撃の巨人』完結編 THE LAST ATTACKが公開され、2026年にも劇場上映や関連企画が続いています。テレビシリーズの完結日、全94話の正しい放送順、WIT STUDIOからMAPPAへの制作会社の変更、劇場版との違い、そして続編の可能性まで、公式情報をもとに整理します。
【結論】進撃の巨人アニメ完結はいつ?最終回の放送日は2023年11月4日

『進撃の巨人』のテレビアニメ最終回が放送されたのは、2023年11月4日(土)24時です。
放送局はNHK総合。最終章にあたるThe Final Season完結編(後編)が85分のスペシャル番組として放送され、2013年から続いてきたエレンたちの物語が完結しました。
ただし、日付には少し注意が必要です。11月4日24時という表記は、通常の暦では11月5日午前0時を意味します。そのため、公式発表や作品情報では11月4日と11月5日の両方が見られますが、放送告知上の正式な表記は11月4日24時です。
10年間続いたアニメシリーズが迎えた最終章アニメの放送開始は2013年4月。諫山創による同名漫画を原作とし、壁の内側で暮らす人類と巨人の戦いを描く作品としてスタートしました。
当初は、巨大な壁に囲まれた世界で人類が生き残るために戦うサバイバルアクションという印象が強い作品でした。しかし、物語が進むにつれて巨人の正体、壁の外の世界、マーレとパラディ島の対立など、作品の構造そのものが大きく変化していきます。
最終章では、単純な人類対巨人という構図は崩れ、自由、差別、歴史、復讐、戦争といった重いテーマが前面に押し出されました。
2023年9月12日、公式サイトは完結編(後編)の放送日時を発表。2013年の放送開始から10年という節目に、ついにエレンたちの戦いが終わることを告知しました。
原作漫画もすでに完結しており、講談社から発売された最終34巻は2021年6月9日に刊行されています。テレビアニメは原作の最終局面まで映像化したため、単にアニメの放送が終了しただけではなく、作品の中心となる物語そのものが最後まで描かれたことになります。
【全94話の放送順】Season 1からThe Final Season完結編までの経緯
『進撃の巨人』のアニメは、全94話で構成されています。
ただし、94話という数字には少し特殊な事情があります。2023年の完結編は、通常の30分アニメを連続放送する形式ではなく、前編・後編の長時間スペシャルとして放送されました。その後、動画配信用に各話へ分割され、第88話から第94話までの7話が追加されています。
つまり、テレビ放送時のスペシャル版と、配信時の各話版では見え方が異なるのです。
シリーズ全体の放送順と話数一覧| シリーズ・放送時期 | 話数 | 制作・主な内容 |
|---|---|---|
| Season 1(2013年4月〜9月) | 第1〜25話 | WIT STUDIO/壁内の人類と巨人の戦い |
| Season 2(2017年4月〜6月) | 第26〜37話 | WIT STUDIO/知性を持つ巨人の秘密 |
| Season 3(2018年7月〜2019年7月) | 第38〜59話 | WIT STUDIO/王政編とウォール・マリア奪還作戦 |
| The Final Season Part 1(2020年12月〜2021年3月) | 第60〜75話 | MAPPA/マーレ編と新たな戦争 |
| The Final Season Part 2(2022年1月〜4月) | 第76〜87話 | MAPPA/地鳴らしへ向かう物語 |
| 完結編・前編(2023年3月) | 第88〜90話 | MAPPA/地鳴らしの開始と仲間たちの決断 |
| 完結編・後編(2023年11月) | 第91〜94話 | MAPPA/最終決戦とエレンの結末 |
各シーズンの話数は、公式ポータルサイトに掲載されている作品情報と、完結編の各話版の配信情報に基づいています。Season 1は25話、Season 2は12話、Season 3は22話で、ここまでの合計は59話です。The Final Seasonの通常シリーズ28話を加えると87話となり、完結編の7話を合わせて94話になります。
The Final Season完結編の前編・後編は何が違う?完結編の前編は、2023年3月3日(金)24時25分からNHK総合で1時間スペシャルとして放送されました。暦上は3月4日の午前0時25分です。
物語の中心となるのは、エレンが発動させた地鳴らしです。壁の中に眠っていた無数の超大型巨人が動き出し、世界を踏み潰していくという、人類にとって未曾有の危機が描かれます。
一方、後編は2023年11月4日(土)24時から85分スペシャルとして放送。ミカサ、アルミン、リヴァイ、ジャン、コニー、ライナーたちがエレンを止めるために最後の戦いに挑みます。
各話版では、前編が第88〜90話、後編が第91〜94話に分割されています。2023年11月5日から第88〜90話、同月19日から第91〜94話が順次配信されました。
ここで覚えておきたいのは、前編・後編と第88〜94話は別々のストーリーではないという点です。基本的には同じ完結編を、スペシャル形式と通常のエピソード形式で視聴できるようにしたものです。
【制作会社の変更】WIT STUDIOからMAPPAへ交代した理由と演出の変化
『進撃の巨人』のアニメを語るうえで、制作会社の変更は大きな転換点です。
Season 1からSeason 3までを担当したのはWIT STUDIO。そしてThe Final Seasonから最終回まではMAPPAが制作を引き継ぎました。
WIT STUDIOが担当したSeason 1〜32013年に始まったSeason 1は、WIT STUDIOの制作によって強烈な印象を残しました。
特に注目されたのは、立体機動装置を使った高速戦闘の映像表現です。建物の間を縦横無尽に飛び回る兵士たちの動きや、巨人の巨大さを生かした構図によって、原作漫画の緊張感をアニメならではの映像へと変換しました。
Season 2では巨人の正体に迫る展開、Season 3では王政の秘密やウォール・マリア奪還作戦が描かれ、WIT STUDIOが築いた映像表現は作品の大きな魅力となりました。
MAPPAが引き継いだThe Final Season2020年12月から始まったThe Final Seasonでは、制作会社がMAPPAへ変更されました。
MAPPAは、物語の舞台がパラディ島からマーレへ移る新章を担当。キャラクターデザインや色彩設計、撮影、CG表現などにも変化が見られます。
WIT STUDIO時代の鮮明でダイナミックな映像に対し、The Final Seasonでは落ち着いた色調や重厚な空気感が目立つようになりました。戦争の現実や登場人物の心理的な葛藤を表現するうえで、作品の世界観の変化と映像演出の変化が重なっています。
なお、制作会社の交代によって作品の原作や物語が変わったわけではありません。どちらも諫山創の原作を映像化した同じシリーズです。
公式ポータルサイトの制作情報でも、Season 1〜3はWIT STUDIO、The Final SeasonはMAPPAと明確に区分されています。
【最終回ネタバレ】エレン・イェーガーの最後の結末と物語が伝えたもの
※ここからは最終回の重大なネタバレを含みます。
『進撃の巨人』の最終回で描かれるのは、単純な主人公の勝利ではありません。エレン・イェーガーが選んだ道と、彼を止めようとする幼なじみたちの決断が交錯する、非常に複雑な結末です。
エレンが実行した地鳴らし物語の終盤、エレンは始祖の巨人の力を使い、地鳴らしを発動させます。
壁の中に封じられていた無数の超大型巨人を進軍させ、パラディ島以外の土地に住む人々を踏み潰していく計画です。
エレンの行動は、島の人々を守ろうとする意思と、自由を求め続けた彼自身の願望が複雑に絡み合ったものでした。しかし、その結果として世界中に甚大な犠牲を生み出すことになります。
ミカサとアルミンが迎える最後の選択エレンを止めるために立ち上がったのは、かつての仲間たちでした。
ミカサ、アルミンをはじめとする調査兵団の仲間たちは、エレンとの友情を抱えながらも、地鳴らしを止めるために戦います。
最後にエレンの命を絶つのはミカサです。愛する相手であっても、その行為を止めなければならないという選択は、作品を通じて描かれてきた彼女の感情に一つの決着をつけるものでした。
エレンの死後、巨人の力をめぐる長い歴史にも変化が訪れます。巨人化の力が失われ、長年続いてきた巨人の脅威は終わりを迎えます。
完全な平和では終わらなかったエンディング最終回が印象的なのは、エレンの死や巨人の力の消滅だけで物語を終わらせなかった点です。
その後の世界では、パラディ島の発展と、島の外との対立を示唆する描写が続きます。時間が経過しても争いの可能性は消えず、さらに遠い未来には、エレンの墓のそばにあった木が大きく成長した姿が描かれます。
その光景は、物語の冒頭に登場した巨木や、巨人の力の起源を連想させるものです。
人類が巨人という脅威から解放されても、争いそのものがなくなるわけではない。自由を求める行為が、別の誰かの自由を奪うこともある。
この矛盾こそ、『進撃の巨人』が最終回まで描き続けた重要なテーマです。
原作漫画の最終巻も、この物語の結末を収録した第34巻です。アニメは原作の最終局面まで映像化しており、続きにあたる未アニメ化の本編エピソードは残されていません。
【劇場版THE LAST ATTACK】テレビ版完結編との違いを比較
テレビアニメの完結後、2024年11月8日に公開されたのが、劇場版『進撃の巨人』完結編 THE LAST ATTACKです。
タイトルに「完結編」と入っているため、新しい物語が追加された続編映画だと考える人もいます。しかし、実際には2023年に放送されたThe Final Season完結編の前編・後編を一本の長編映画として再構築した作品です。
THE LAST ATTACKで変更されたポイント本作では、テレビ放送された完結編の映像をブラッシュアップし、5.1chサラウンド音響を採用。約145分の長編映画として再編集されています。
映像の一部がアップデートされているほか、劇場の大画面と音響設備を前提とした構成になっていることが特徴です。
監督はThe Final Seasonを手掛けた林祐一郎。主題歌には、完結編(後編)と同じLinked Horizonの「二千年… 若しくは… 二万年後の君へ・・・」が採用されています。
テレビ版と劇場版の比較- テレビ版:2023年に前編・後編のスペシャル番組として放送。
- 各話版:完結編を第88〜94話に分割した配信形式。
- 劇場版:前編・後編を再構築し、映像と音響を強化した長編映画。
したがって、物語の結末を知るためだけならテレビ版や各話版で十分です。一方、地鳴らしの迫力、音楽、映像の没入感を重視するなら劇場版を選ぶ価値があります。
2026年最新情報:劇場上映はさらに展開2026年11月5日現在、シリーズの劇場展開は続いています。
公式発表によると、2026年10月23日から、2014年公開の劇場版『進撃の巨人』前編〜紅蓮の弓矢〜がSCREENX、4DX、ULTRA 4DXで上映されています。
加えて、11月7日・8日には前編〜紅蓮の弓矢〜と後編〜自由の翼〜の4DX一挙上映も予定されています。これはテレビシリーズの新作ではなく、過去の劇場版を新しい上映形式で楽しむ企画です。
また、2026年9月9日には、劇場版THE LAST ATTACKも2027年にSCREENX、4DX、ULTRA 4DXで上映されることが公式発表されました。
つまり、2026年はアニメの物語が再開した年ではなく、完結した作品を劇場体験や新たな企画で楽しむ展開が進んでいる年です。
【2026年最新】完結編の配信サービスとアニメ続編の可能性
テレビアニメが完結した後も、配信サービスを利用すれば全94話を振り返ることができます。ただし、配信サービスによって前後編と各話版の取り扱いや、シリーズ全体の配信状況が異なる場合があります。
完結編の配信サービスはどこ?2023年の公式配信開始時には、以下のサービスでThe Final Season完結編が配信されました。
- Lemino
- dアニメストア
- Netflix
- TELASA
- U-NEXT
- Amazon Prime Video
- DMM TV
- ABEMA
公式発表では、各話版の第88〜90話が2023年11月5日から、第91〜94話が11月19日から順次配信されました。
ただし、これは当時の配信開始情報です。2026年現在の見放題対象やレンタル条件は各サービスで変更される可能性があるため、登録前に「進撃の巨人 The Final Season 完結編」と作品名を指定して確認するのが確実です。
また、テレビシリーズの完結編と劇場版THE LAST ATTACKは別作品として掲載される場合があります。劇場版も見たい場合は、映画版の配信ページも個別に確認してください。
進撃の巨人にアニメ続編はある?2026年11月5日現在、テレビアニメ本編の新シリーズや、エレンたちの物語を引き継ぐ続編アニメの制作決定は公式発表されていません。
その理由は、アニメが原作漫画の最終話まで映像化しているためです。
原作は諫山創による全34巻で完結しており、最終巻には物語の最後まで収録されています。アニメも第94話で同じ物語の結末に到達しているため、通常の意味での未アニメ化エピソードを待つ状況ではありません。
2026年には新しい関連展開も発表一方、シリーズそのものの展開が止まったわけではありません。
2026年6月19日には、コーエーテクモゲームスの新作ゲーム『進撃の巨人3』について、MAPPAがオープニングアニメーションを制作することが発表されました。
ここで注意したいのは、MAPPAが担当するのはゲームのオープニング映像であり、新作テレビアニメの制作発表ではないという点です。
さらに2026年9月には公式YouTubeチャンネルが開設され、Season 1の期間限定配信なども実施されました。劇場上映、ゲーム、公式映像企画といった形で、作品を新しい世代へ届ける取り組みが続いています。
今後、新しい映像作品や外伝アニメが制作される可能性を完全に否定することはできません。しかし、2026年現在、テレビシリーズの続編が決定したという公式情報はありません。
【進撃の巨人アニメ完結】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:進撃の巨人のアニメ最終回は何話ですか?
A1:配信版の各話形式では第94話「あの丘の木に向かって」が最終回です。テレビでは2023年11月4日24時からThe Final Season完結編(後編)が85分スペシャルとして放送されました。
Q2:進撃の巨人のアニメは全何話ありますか?
A2:全94話です。Season 1が25話、Season 2が12話、Season 3が22話、The Final SeasonのPart 1・Part 2が合計28話、完結編が7話という構成です。
Q3:劇場版THE LAST ATTACKは見ないと最終回の内容が分かりませんか?
A3:見る必要はありません。テレビ版の完結編ですでに物語は完結しています。THE LAST ATTACKは前編・後編を一本の映画として再構築し、映像と音響を強化した作品です。
Q4:進撃の巨人のアニメ続編は2026年に制作されていますか?
A4:2026年11月5日現在、新作テレビアニメシリーズの制作決定は公式発表されていません。ゲーム『進撃の巨人3』のオープニングアニメ制作や劇場版の上映企画は発表されていますが、テレビアニメの続編とは異なります。
Q5:原作漫画はアニメの最終回の先まで続いていますか?
A5:いいえ。原作漫画は全34巻で完結しており、アニメは原作の最終局面まで映像化しています。アニメの続きを読むために35巻以降を探す必要はありません。
『進撃の巨人』のテレビアニメは、2013年4月のSeason 1放送開始から約10年を経て、2023年11月4日深夜に完結しました。全94話を通して描かれたのは、巨人との戦いだけではなく、人類の自由、歴史、憎しみ、そして終わらない争いという壮大なテーマです。
Season 1〜3をWIT STUDIO、The Final SeasonをMAPPAが担当し、制作体制の変化を経ながらも原作の最後まで映像化したことは、シリーズの大きな成果です。
2024年公開の劇場版THE LAST ATTACKは、テレビ版の完結編を再構築した作品であり、続編ではありません。2026年には劇場上映やゲームの新規アニメーションなどの展開が続き、2027年にはTHE LAST ATTACKの新たな上映企画も予定されています。
これから作品を見始める人には、Season 1から第94話まで順番に視聴する方法がおすすめです。すでに完結編まで見た人には、劇場版で地鳴らしや最終決戦を改めて体験する楽しみがあります。
物語そのものは完結しても、エレン、ミカサ、アルミンたちが残した問いは今も色あせません。『進撃の巨人』は、最終回を見終えた後にも、自由とは何か、平和とは何かを考えさせる作品として、これからも語り継がれていくはずです。
主な情報確認先: TVアニメ『進撃の巨人』公式サイト・公式ポータルサイト、講談社、WIT STUDIO、MAPPA、コーエーテクモゲームス。特に2026年の劇場上映情報とゲーム関連情報は、2026年11月5日時点の公式発表を反映しています。